解説：ユキノ
陣営について
事実のみを述べましょう。デューンフォーク陣営には二つの弱点があります。一つは攻撃力に欠けること、そしてもう一つは防御力に欠けることです。即ちデューンフォーク陣営は村を奪うのも守るのも不得手で、その設計そのものに欠陥があったと言えるでしょう。
また、デューンフォーク陣営は公式入りしたものの、デフォルト陣営には含まれていません。貴方がこれより先の文章に目を通すなら、徒労の二文字を覚悟してください。
また、デューンフォーク陣営は公式入りしたものの、デフォルト陣営には含まれていません。貴方がこれより先の文章に目を通すなら、徒労の二文字を覚悟してください。
デューンの放浪者 - Dune Rover
15g HP32 Move6 XP 薄明
近接5*3斬撃 間接6*3刺突
近接5*3斬撃 間接6*3刺突
安価で、機動力が高く、近接・遠隔ともに扱える柔軟なユニットです。非常に優秀な性能であり、つけ入る隙が見つかりません。彼の所属する陣営を除けば、ですが。
デューンの騎兵 - Dune Rider
16g HP34 Move7 XP 薄明
近接5*2打撃 間接7*3刺突
近接5*2打撃 間接7*3刺突
デューンの騎兵はデューンの放浪者の万能性を切り返し適性に寄せたようなユニットです。すなわち戦士系ユニットを追い打ちしやすいよう遠隔攻撃に特化し、また機動力も兼ね備えています。彼もまた所属する陣営を間違えたと言えるでしょう。
デューンの兵士 - Dune Soldier
18g HP40 Move5 XP 秩序
近接9*2斬撃「精密」
近接9*2斬撃「精密」
かつて、精密は射撃と翻訳されていました。武器種に設定された、Marksman（狙撃の名手）という語への訳はそれが適切だと考えられていたからです。けれどご存知の通り、彼の”近接”攻撃には Marksman が設定されています。ええ、近接攻撃にです！ フレーバーよりもユニット性能を重視した結果、飛ぶ斬撃というコミカルな技の使い手が Wesnoth に生まれ落ちました。彼はまるでフランス人が数を数えるかのように気楽な調子で命名の規則性を失わせ、Wesnoth の世界設定を台無しにしたのです。日本においては長い議論の末に精密の語が当てられましたが、結局メイン陣営入りすることができなかったデューンフォーク陣営に対して、これほどの措置が必要だったのでしょうか。この点について、公式の命名担当は実に合理的な判断を下しています。すなわち Marksman の語に変更を加えていないのです！ まるでこのユニットの存在など眼中にないとでも言うように！
追記：反乱軍に対しては非常に有効なユニットです。
デューンの薬採り - Dune Herbalist
17g HP26 Move5 XP 薄明
近接7*2打撃
近接7*2打撃
Lv1ユニットにして8回復。極めて優秀な回復役だと、誰もがはじめはこう考えます。いえ、その評価にケチを付けるわけではありません。事実彼は優れた回復役でしょう。しかし、火力に欠けるデューンフォーク陣営が戦闘能力のないユニットに17gを支払うと前線が崩壊してしまうという……ただそれだけのことなのです。
それでも8回復という数字の大きさに、この評価では納得できない方もいらっしゃるでしょう。純真だった子供時代のように、空を浮かぶ綿雲にきっと乗れるはずだと信じ続けるのも貴方の自由です。もちろん、実践は推奨されません。
それでも8回復という数字の大きさに、この評価では納得できない方もいらっしゃるでしょう。純真だった子供時代のように、空を浮かぶ綿雲にきっと乗れるはずだと信じ続けるのも貴方の自由です。もちろん、実践は推奨されません。
デューンの火炎兵 - Dune Burner
19g HP31 Move5 XP 秩序
近接8*2火炎 間接6*3火炎
近接8*2火炎 間接6*3火炎
アンデッドに非常に有効。この評価を聞いた時、私は驚きのあまり声すら出せなかったのを覚えています。ええ、有効なのは確かでしょう、火炎属性なのですから。しかし私の目には魔術師や焼却者に比べて火力不足に映り、グールで難なく受けられるようにしか思えなかったのです。
話は変わりますが、「三角関数なんてどこで役に立つの！」という、今や発言者の手を離れ、大喜利化している有名な文句があります。万能選手の三角関数はさておき、一見使いどころの分からない知識がどこで役に立つのかなんて、案外誰にも分からないものです。この項を執筆するに至って、私は一つの後悔を覚えました。デューンフォーク対アンデッドの、実戦においての感想を真面目に聞いていなかったことに対してです。付け加えるならリプレイすら観ていません。ならば彼らの真価を問うには私自身が実戦で試す必要がありそうですが、しかしデューンフォークなど戯れにも使いたくはありません。よって私はこの評価の分かれるユニットに対して、エアプで結論を下さなくてはならないのです。
そこで私は一計を案じました。難しいことは他の誰かに丸投げしてしまえばいいのです。
話は変わりますが、「三角関数なんてどこで役に立つの！」という、今や発言者の手を離れ、大喜利化している有名な文句があります。万能選手の三角関数はさておき、一見使いどころの分からない知識がどこで役に立つのかなんて、案外誰にも分からないものです。この項を執筆するに至って、私は一つの後悔を覚えました。デューンフォーク対アンデッドの、実戦においての感想を真面目に聞いていなかったことに対してです。付け加えるならリプレイすら観ていません。ならば彼らの真価を問うには私自身が実戦で試す必要がありそうですが、しかしデューンフォークなど戯れにも使いたくはありません。よって私はこの評価の分かれるユニットに対して、エアプで結論を下さなくてはならないのです。
そこで私は一計を案じました。難しいことは他の誰かに丸投げしてしまえばいいのです。
（みんなの結論をここに書いてね！ みうちむけ）
- Cloax_9 -- 冷気-20％なので言うほどUに有効でもなかったｗ ちなみにこいつも強力なし
- ps7 -- 直間合計値は高いのだが、高コスト並HPで活かしにくいし、K()に求められてるのは 自ターンの瞬間火力なので猶更噛み合っていないという・・・
鷹 - Falcon
12g HP18 Move8 XP 中立
近接2*3斬撃 近接5*1刺突「突撃」
近接2*3斬撃 近接5*1刺突「突撃」
たとえ机上の空論の域を出ないエア・プレイヤーの考察だろうと、一つ確実に言えることがあります。あのヴァンパイア・バットより安価なLv0斥候ユニットが弱いはずがない、ということです。およそ索敵の面において、デューンフォーク陣営に弱点はありません。
デューンの刺突兵 - Dune Piercer
21g HP39 Move6 XP 秩序
近接20*1刺突 近接6*3打撃
近接20*1刺突 近接6*3打撃
よい時代になったものです。バージョン1.14は私たちに新たな選択肢をもたらしました。別にこのユニットを雇わなくても、メニューから降参を宣言することが可能となったのです。
