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ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐3


夜、タバサはルイズの部屋に来ていた。
正確にはキュルケに無理矢理連れて来られたのだが。
部屋には他に住人であるルイズと、その使い魔もいる。
部屋の中央で、ルイズ達は剣について言い争いをしている。
そんな彼らから離れ、タバサはベッドに座り今日購入した本を広げていた。





―― モスラヤ モスラ
 ドゥンガン カサクヤン インドゥムゥ
 ルスト ウィラードア
 ハンバ ハンバムヤン
 ランダ バンウンラダン
 トゥンジュカンラー
 カサクヤーンム ――



ふと、本から目を離すと、二人が杖に手をかけているのが見えた。

「言ってくれるわね、ヴァリエール」
「なによ、本当のことでしょ?」

タバサはすぐに杖を素早く振るった。
こんな場所であの爆発魔法を使えば危険である。
つむじ風が舞い上がり、キュルケとルイズの手から杖を吹き飛ばす。

「室内」

杖を飛ばされ、こちらへ視線を向けた二人に一言呟く。

「なによあんた。さっきからいるけど」
「あたしの友達のタバサよ」
「何であんたの友達が……タバサ?あのうるさい鳥の飼い主の?」

ルイズが忌々しげに呟く。
それを聞くと、タバサは本に向けようとしてい視線をルイズへ向け、睨みつける。

「鳥じゃない。みんな私の友達」
「何でもいいけど静かにさせなさい。こっちは夜中にあいつらが騒ぐせいで睡眠不足なのよ」
「それは無理。あの子達は夜行性。だから夜に活動する」
「うるさいうるさいうるさい!とにかく黙らせるなり逃がすなり殺すなりしなさいよ!」

ルイズはタバサの言葉に思わず叫んだ。



それを聞いた瞬間、タバサは勢いよく立ち上がり、ルイズに自分の身長よりも長い杖を向けた。
タバサの瞳の色は、氷のような青からギャオス達と同じような赤い色に染まっていた。
その様子に脅えながらも、ルイズは強がりながら尋ねる。

「な、何よ?言いたいことがあるなら言いなさいよ」

タバサは一言言い放つ。

「あなたに決闘を申し込む」

その様子を見て、才人は嫌な予感がしてきた。

「もちろん、使い魔同士で」

嫌な予感は的中してしまった。
タバサの言葉を聞くと、才人は慌ててルイズを説得し始めた。

「ルイズやめてくれ!俺がギャオスに勝てるわけないだろ!」

才人はギャオスの恐ろしさを知っている。
元の世界で何回か映画を見ているからだ。

「タバサもやめなさいよ。いくらゼロのルイズの使い魔でも、殺したらダ……」

キュルケも説得を試みるが、タバサに睨みつけられ何も言えなくなった。



そんな二人の様子を見ても、ルイズは頷いた。

「望むところよ。誰が逃げるもんですか!」

本心は逃げたい。自身などあるわけがない。
でも、こんな小さい子供?に決闘を挑まれては引き下がれない。
ルイズの返事を聞くと、タバサはすぐに窓を駆け寄り、口笛を吹いた。
口笛が辺りに響き、窓の外が一瞬で漆黒に染まり、叫びが聞こえてくる。

「この子達の力、見せてあげる」



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