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Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia-57


「きゅいきゅい! お姉さま、すごい!」

「うん。タバ―― お姉ちゃんは、なんでも上手だね!」

シルフィードとディーキンが、タバサのサイコロ賭博の様子を見て喜んでいた。
3つのサイコロを振って目の大小を当てる単純なゲームなのだが、タバサは今のところ大勝ちしている。

タバサは最初、慎重に一枚ずつチップを張って、シューターの癖をじっくりと観察していた。
シルフィードはタバサが負けるたびに毎回大げさに心配していたが、ディーキンは興味深そうに見守り続けた。

彼女はやがて、ときおり高額のチップを張るようになった。
そしてそういう時には、毎回必ず勝った。

とはいえ、タバサは仲間たちから褒めそやされても無表情なまま、淡々としていた。

「……それほどでもない」

そういって、謙虚なナイトのような姿勢を崩さない。
実際、先だってはイザベラに大負けしたのを内緒にしているので、彼女としてはあまり褒められるとかえって少し後ろめたかった。

大体にして、なんでも上手だというなら当のディーキンのほうがよっぽどそうじゃないかとタバサは思っている。
呪文ひとつで妖精やエルフにも似た驚くような生き物を召喚し、竜に化け、恐ろしく速い馬を作り、立派な衣装まで仕立てられるのだから。

彼の、自分自身の能力に対する評価が低すぎるのだ。
そう考えると、タバサはなんだか、ひどく歯痒いような思いがした。

(どうしてあなたは、いつも私を尊敬したような目で見てくるの……)

私の心を、こんなにも打ちのめしたくせに。

私はあなたから、そんな目で見られたいんじゃない。
あなた自身に、もっと自分はすごい人なんだと、わからせてあげたい。
きっと、あなたこそは、私の……。

そこまで考えて、タバサははっと我に返った。

これではいけない。
今は、勝負に集中しなくては。



一方ディーキンは、彼女の才覚に素直に感嘆していた。

自分にはぜんぜんわからなかったが、彼女はきっと、この短時間でなんらかのシューターの癖を見つけたのだろう。
その癖が出て目を読めるときを狙って、大きく張って稼いでいるのだ。
それにしても、貴族である彼女が一体いつ、どうやって、本職のシューターをも出し抜けるような賭博の技術を身につけたのだろうか?

(タバサが嫌そうじゃなかったら、今度聞いてみようかな……)

そんなことを考えている間にも、タバサはどんどんと勝ちを積もらせてゆく。

小負けと大勝ちを繰り返し、いつの間にか当初の軍資金を百倍以上にも増やしていた。
彼女の前には今や数千エキュー分のチップが積み上げられ、周囲には大勢のギャラリーが集まっている。

ディーキンはそれをみて少し考えると、そっとその場を離れた。

今回の仕事は、この賭場が儲ける仕組みに不正がないかどうかを確かめることだ。
タバサの活躍を見て感心しているだけ、というわけにはいかない。

ディーキンは、博打に関しては大して詳しくもない。
見たところ、タバサの方がずっと上手のようだ。
ここでゲーム自体に不正があるかどうかを見抜くのは彼女に任せることにして、自分はそれ以外の面から検討してみるほうがよいだろう。

もちろん、博打というのはすべからく胴元が儲かるようにできているもので、それ自体は別に不正ではない。
博打は慈善事業ではないのだ、胴元に金が入らなければ賭場は潰れる。
その通常の範囲を明らかに超える、不当としかいいようのない行為があるかどうかが問題なのである。

さておき、普通にゲームを提供していても無難に問題なく儲けられる胴元には、普通はイカサマを試みる必要などないはずだ。
店の側がイカサマを行って荒稼ぎをすれば、じきに負けの込んだ客から不正を疑われ始めるのは避けられない。
それでは、たとえどのようなイカサマかまでは露見しなかったとしても、遠からず客は離れていってしまうことだろう。
無論万が一にも露見してしまったなら、その時点でアウトである。
ゆえに通常、危険を冒してまでイカサマをするほどのメリットがないのだ。

イカサマをするのは、大抵は客の側である。
確率的に不利な立場である以上、真正直にゲームをやっていては、長期的には勝ちの目はないからだ。

それでもあえて、店の側が不正行為をするとしたら……。

店が相当切羽詰った状況に追い込まれていて、とにかく当座の金を大至急掻き集めねばならない場合などだろうか?
しかし、見たところこの店はかなり繁盛しているようで、そんな状況には見えない。

あるいは、始めから長期間の経営を考えずに、短期間のうちに稼げるだけ稼いで姿をくらますつもりでいるのだろうか?
それならば、ありえるかもしれない。

いや、それ以前に、話によると多くの客が負け続けで不正を疑われるレベルなのにもかかわらず、客は通い続けているのだという。
だとしたら、単にイカサマをしているというだけでは説明が付きにくいが……。

まあ何にせよ、推測だけでは埒があかない。
まずは何かしらの手掛かりを探し出してそれを手繰り、実際の証拠を掴むことだろう。

「ンー……、」

ディーキンはあちこちをゆっくりと歩きながら、人々の様子や場の雰囲気などを、ひそかに観察していった。

あちこちの卓に熱くなっている客がいて、舌打ち、文句、罵声、怒号等が、頻繁に飛び交っていた。
カードを床に叩きつけたり、地団太を踏んだり、自棄になって酒を煽ったりする者たち。
床は散乱した破れかけのカードやこぼれた酒で、ところどころ汚れている。

時折、ちょっとした諍いが起こって掴み合いの喧嘩をしそうになる客などもいた。
切れ長の目と銀の長髪を持つ、目端の利きそうな美男子の店員が素早く仲裁に入って、引き離す。

まあ、こういった博打の場ではよく見られる光景だともいえようが……。
ディーキンは、奇妙な違和感を覚えた。

ここは本来ならば、貴族や金持ちの商人などが出入りしている、かなり客層のよい高級カジノのはずだ。
それにしては、なんというか、こう……、雰囲気が、“混沌とし過ぎている”のだ。
これではまるで、ごろつきどもがたむろする、場末の賭場のようだ。

さらに注意深く客の様子を伺うと、一部の客の奇妙な動向が目に留まった。

大勝ちした一部の客が、悔しげな他の客を尻目に、ふらふらと店の奥へ向かっていくのである。
それらの客の中には、男もいれば女もいた。若い淑女もいれば、初老の紳士もいた。
だが、みな一様に、夢見るようにうっとりとして、上気した顔をしていた。

(やっぱり、あの女の人なのかな……?)

ディーキンの頭には、最初にこの店に入った時に声を掛けてきた、あの異様に蠱惑的な雰囲気を纏った女性のことが思い浮かんだ。
仮に、あの女性が何らかの方法で、客を虜にして勝ち分を巻き上げているのだとすれば?

もちろん、異性ないしは同性を誘惑して金を貢がせること自体は、倫理的な是非はさておいても、不正な行為であるとまではいえない。
しかし、普通ならいくら魅力的な相手であっても、勝ち分を毎回すべて貢いでしまうとは考え難い。
もしも魔法的な手段を用いて人々を虜にしたのだとすれば、それはあきらかに不当な手段での稼ぎといえよう。

十分な証拠もなく早々に容疑をかけて取り調べるのは憚られたので、先程は何もしなかった。
だが、こうして調べてみると、やはりあの女性が疑わしいと言わざるを得ない。

こうなれば、彼らが向かって行く扉の先、この店の奥の方の部屋に何があるのかを、確認してみなくてはなるまい……。

「失礼いたします」

ディーキンがそんな風に思案していると、突然声を掛けられた。

顔を上げてみると、声の主は先程喧嘩を仲裁していた給仕の男であった。
香水のよい匂いを漂わせ、整った魅力的な顔に愛想笑いを浮かべている。

「お客様のお相手がかりを務めさせていただいている、トマと申します。どうぞお見知りおきを。
 何かお飲みになりますか、ディーキンス様?」

長い銀髪をかきあげると、切れ長の目が現れた。まるでナイフのような鋭い視線だが、同時に人懐っこい光をも含んでいる。
先程の女性には遥かに及ばないものの、なかなかに魅力的な雰囲気の男であった。

なお、ディーキンスというのは、もちろんディーキンが先程カジノ側に伝えた偽名である。
ディーキンでは今ひとつ貴族っぽくないので、ちょっとだけ長めの名前に変えたのだ。

ちなみにタバサは、ド・サリヴァン伯爵家の次女、マルグリットと名乗っている。
ディーキンスは、彼女の弟という設定だ。

シルフィードはというと、伯爵家の侍女、シルフィと名乗っている。
少しだけ短く縮めたのは、ディーキンとは逆に平民風の名前にするためだ。

「オオ、ありがとうなの。
 ウーン、じゃあ、お兄さんのお勧めをもらえる?」

「かしこまりました、少々お待ちを……」

トマと名乗った給仕は、頭を下げてカウンターの向こうに行くと、ややあってお盆に飲食物を乗せて戻ってきた。

暖めたミルクに、柔らかめのビスケットが2枚。それと、氷砂糖の欠片がいくつか添えてある。
相手が小さな子どもに見えるので、それに合いそうなものを見繕って来たのであろう。
本当はスパークリング・ワインでも試してみたかったのだが、そんなことを言っては疑われるので、口には出さないでおいた。

ディーキンはお礼を言って受け取ると、傍の席に座って行儀よく食べ始める。
トマは、隣の席に腰かけてその様子をじっと見守りながら、小さな声で話しかけてきた。

「その、失礼とは存じますが。
 ディーキンス様とご一緒にいらっしゃった、あちらのお嬢様は……」

「ン? マルグリットお姉ちゃんのこと?」

「ええ。その……、ディーキンス様とは、髪の色などが違っておられるようですね。
 もしや、他所から養子に来られたのですか?」

ディーキンは、その質問を聞いてちょっと首を傾げた。

こういった類の質問は、人間の間では確か、かなり不躾な部類にはいるものだったような気がする。
おそらくディーキンがほんの小さな子どもなので、非礼を咎められることもあるまいと考えたのだろうが……。

だがそれにしても、平民が、それも接客係ともあろう者が、貴族に対してそんな質問をするものだろうか?

見れば、目の前のトマという男は申し訳なさそうな、居心地悪そうな様子を見せている。
今の質問がいささか不躾なものだとは、自分でも思っているらしい。

ならば、それでもあえて聞かねばならないほど、その質問が大事だということなのだろうか。
もしや今回の任務とも、何か関係が……?

(ウーン……)

ディーキンは、何と答えてよいものか迷った。

しかし、もし仮に任務の内容とも関係のある事であれば、あまり長々と考え込んで不自然に思われるのも拙いかもしれない。
とにかく何か答えようと口を開き掛けた、ちょうどその時。

「ええい、これで今日はもう三百エキューも負けた!
 イカサマではないのかッ!?」

少し離れたテーブルで、顔を真っ赤にした中年の貴族が、拳を振り上げて騒ぎ始めた。

マントの作りから見て、領地を持たない貴族のようだ。
おそらくは下級の官吏かなにかだろうと、ディーキンは最近学んだ知識に照らし合わせて判断した。

「お、お客様……。このテーブルは、最低賭け金五エキューからの、高額ルーレットでございます。
 お気の毒ではございますが、運が向かなければそう言うこともあるかと……」

担当のシューターがしどろもどろになりながらも、理を解いて宥めようとする。
が、その貴族はなかなか納得しない。

「やかましい、わしはこの間も百エキュー近く負けたのだ!
 貴様では話にならん、支配人を呼べッ!」

トマは顔をしかめ、ディーキンに向かって頭を下げると、席を立ってそちらの方へ仲裁に向かおうとする。
しかし、奥の扉が開いたのを見て、その足が止まった。

そこから出てきたのは、支配人……ではなく。
カジノで最初に出会った、あのひどく蠱惑的な女性であったのだ。

「あらあら、お客様。私どもの店に、何か御不満でも?
 支配人は、今とてもお忙しいので……。私が、お話を伺いますわよ」

女性は目を細めて、騒ぎを起こした貴族の方へ歩み寄っていく。

「何をぬかすか、この平民ふぜ――――」

貴族はいきり立って怒鳴り付けようと振り向いたが、彼女の姿を見た途端に呆然として動きを止めた。
女性は、そんな貴族に媚びるような目を向けながら、甘えるようにもたれかかって、耳元で囁く。

「まだお話があるのなら、さあ……。
 どうぞ、奥の部屋で、私と御一緒に――」

「……あ? あ、あ――――」

貴族はまるで腑抜けのようになり、女性に支えられるようにして、一緒にふらふらと奥の間へ向かっていく。
多くの客から妬ましげな視線を浴びているが、そんな事には気付きもしない。

「――あら、先程のお嬢様。
 随分と、勝っておられるようですわね……」

女性は去り際にタバサに目を止めると、にっこりと妖しげに微笑んだ。
それから、そのテーブルのシューターの耳元で何事か囁いて、彼を奥に去らせる。

「申し訳ありませんが、このテーブルはシューターが疲れている様子ですし、もうお開きとさせていただきますわね。
 そろそろ小さな賭け額にも飽きた頃でしょうし、この方の後ででも、私がお相手いたしますわ。
 夜は、まだこれからですものね。そうでしょう……?」

また、あのねっとりと絡み付くような目でタバサ見ながら、そう提案する。

オーナーの意向を伺いもせず、一介の接客係が勝手にシューターに指示を出し、そんなことを取り決める。
越権行為とも思われる振る舞いだったが、誰も咎め立てをするものはいなかった。

「……続ける」

タバサは、彼女の顔を魅入られたようにじっと見つめたまま、そう言って頷いた。

シルフィードも、傍でぽかんと口を開いている。
どうやら、この女性の魅力は、種族を問わず通じるものであるらしい。

(ふうん……)

ディーキンは一人平然として、そんな周囲の様子を観察しながら、ちらりと横のトマに視線を走らせた。

彼もまた、件の女性の虜になっている様子だった。
しかし一方で、タバサの方をちらちらと、何やら心配げに伺っているのも見て取れた。

「それでは、しばらく寛いでお待ちくださいな。
 トマ。この方たちに、休むための席を用意して差し上げなさい」

女性はトマにそう命じると、腑抜けのようになった貴族を伴って、再び奥の方へと消えていく。

ディーキンは周囲の目を気にしながら、懐から何やら宝石らしきものを取り出して顔のあたりに持って来ると、その後ろ姿を見送った。
やがて、彼女の姿が完全に見えなくなると宝石を懐へしまい直し、俯いてじっと何事かを考え始める。

その顔つきは、普段の彼からは想像できないほどに深刻そうで、険しかった。


休憩するために一行に用意されたのは、非常に豪奢な寝室であった。

入り口の扉は、美しい半裸の妖精達の姿が精緻に彫り込まれた、薔薇色の大理石でできていた。
中には紫の天蓋を備えた大きなベッドがあり、退廃的なほど美しい装飾の施された、各種の調度品類が備えられている。
床には、官能的なほどに心地よい肌触りの絨毯が敷かれ、壁には、何やら艶やかな場面を描いた美しい絵画やタペストリが飾られている。

タバサはカジノ側の人間が立ち去ったのを確認すると、早速ディーキンと意見の交換を始めた。
ちなみに、シルフィードはこの部屋の豪奢な内装に興味津々の様子で、きゅいきゅいとはしゃぎながらあちこちを見て回っている。

「……あの女性は、確かに怪しい。
 でも、ただ誘惑するだけで、誰からでも勝ち分をぜんぶ巻き上げられるとは思えない」

「うーん……、そうかもね」

ディーキンは実のところ、必ずしもそうでもないだろうとは思っていた。
しかし、あえてタバサにはまだ自分の考えや気付きを伝えないことにして、首肯しておく。

「それでタバサは、何か手がかりを見つけたの?」

タバサは、首を横に振った。

「まだ、何も。でも、あの人はこれから私と博打をするといっている。
 絶対に勝つ自信があるのなら、そこに何か仕掛けがあるはず。それを、見破ればいい」

おそらく、その仕組みと彼女自身の魅力を用いた誘惑とを組み合わせて客から金を搾り取っているのだろうと、タバサは推測していた。
自分の考えを話し終えると、ディーキンの意見を伺うように、じっと彼の顔を見つめる。

内心、彼からもっと良い提案か有用な助言でも出てこないだろうかと、少し期待しているのだ。
正直なところ、今言ったとおりにうまくやれるかどうかについて、彼女自身もそこまで自信を持っているわけではなかった。

先ほどのサイコロ賭博での大勝は、シューターの癖を見切ったのと、運とが半分ずつだ。
おそらく、普段からはイカサマはしていないのであろう。
一応、文句を言い出した客は一人いたが、おそらくは単に本人の運が悪かっただけなのかもしれない。

あの女性は、賭け金を上げてこれから自分と勝負をしようと言っていた。
おそらくは、その勝負で勝つための『仕組み』を解禁してくるはず。次からが、いよいよ本番となる。

だが、いったいどのような手を使ってくるのかについては、まだ何の手掛かりもないのだ。
いささか自信が持てず、不安を覚えるのも、無理はなかった。
心理的にいえば、亜人なり幻獣なりを相手にただ死力を尽くして戦えばよい普段の任務の方が、ずっとやりやすくて楽に感じられる。

「やっぱり、人間の最大の敵は人間……」

タバサが物思いに耽りながらそう呟くのを聞いて、ディーキンは内心で少し苦笑した。
いかにも人間らしい物言いだなあ、と思ったからである。

人間は、疑いようもなく、自分たちこそがもっとも優れた種族だと考えているだろう。
彼らは、エルフやドラゴンや、天使や悪魔などの強さ、優秀さを認めるはするかもしれない。
だが、それでも間違いなく、人間こそが世界の主人公だと考えている。
タバサの今の発言は、無意識のうちに人間の優位性を信じているからこそ出てきた言葉だ、とディーキンには思えたのだ。

まあ、別に人間に限らず、大方の知的種族はそうなのだろうが。
自分たちの上に異種族であるドラゴンを置く、コボルドのような種族の方が変わっているのだということは、ディーキンにもわかっていた。

それにしても、彼女の今の発言は、別の意味でも皮肉なものだといえよう。
だって、今回の敵は……。

そこまで考えて、ディーキンは思考を打ち切った。

それをタバサに伝えるのは、まだ早い。
彼女には、しばらく普通に勝負をしていてもらおう。
自分にはその間に、やっておかなければならないことがあるのだから。

「わかったの。じゃあタバサは、休憩が済んだらあのお姉さんと勝負をしていて。
 ディーキンはその間に、ちょっとあのトマっていうお兄さんと、お話とか勝負とかをしてみたいからね―――」


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