あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ときめき☆ぜろのけ女学園-11


(タバサに人間だって知られちゃったわ。このままじゃ他の妖怪にもバレて、襲われちゃうかもしれない。食べられちゃうかもしれない)
 そんな事を考えつつ、ルイズは布団に包まっている猫耳の少女を見据えていた。
(そんなの絶対に嫌!! そんな事になるくらいなら、私は、キリと同じ猫股になるわ!)
 決意を込めて布団をめくり上げるルイズ。
 そこでは、キリと同じ猫股だが別の少女が静かな寝息を立てていた。
(ま、間違えたああ!)
 ルイズは頭を抱え心中で絶叫する。
 その時、背後で襖が開く音がした。
「ひ……っ(誰か来たっ!!)」
 慌ててキリの掛け布団に潜り込む。
「……ル、ルイズ?」
 文字通り「頭隠して尻隠さず」という状態になっている何者かの正体を匂いで看(?)破し、キリはそう声をかけた。
「……キリ」
「ルイズ! そんなかっこで何してんの!?」
「これは~、その~」
 キリに尋ねられたルイズがしどろもどろになっていると、
「ううん……、うるさいな……」
 もう1人の猫股が寝ぼけ眼で体を起こした。
「キリ? どうかした?」
 ルイズはそれより一瞬早くキリの布団に潜り込み、キリは何事も無いように装って答える。
「あ……、暑くて水飲んできた。ごめん……、起こしちゃった?」
「あ……、そ」
 猫股はそう答えると即座に眠りについた。

 安堵の溜め息を吐いたキリは、
「ルイズ、今のうちに部屋戻ろう」
 と布団の上から声をかけるもルイズの反応は無い。
 代わりに自分の下半身に奇妙な違和感を覚え始めたため、布団をめくる。
「ちょ……、ルイズっ、何してるの!?」
「し……、下のお口っ!」
 そこではルイズがキリのスパッツを下着ごと脱がそうと引っ張っていた。
「は!? ええっ!? ええええええ?」
「下のお口……、下のお口ってどれ? どこ? どうしたらいいの!?」
「ルイズっ、どうしちゃったの? 落ち着いて!!」
 ルイズの突然の行動に混乱しつつも何とか落ち着かせようとするキリ。
 しかしそんな彼女にルイズは、
「私、猫股になるって決めたの……!!」
 と自分の決意を告白した。
「え?」
 呆気に取られたキリ。そこに、
「むにゃ……、うるさいな……」
 先程の猫股が目を擦りつつ再度体を起こした。
 2人は即座に布団を頭まで被って狸寝入りを決め込む。
「……あれ?」
 周囲を見回した猫股が三度眠りにつくと、
「………」
「………」
 しばらく息を潜めてからルイズ・キリは会話を再開した。
「ねえルイズ、自分の言ってる事わかってる?」
 キリからの問いかけにルイズは赤面しつつ頷く。
「猫股になったら、もう人間には戻れないんだよ? それでもルイズは本当に猫股になりたいの?」
(他の妖怪に襲われるくらいなら、猫股の方がいいに決まってる)
 心中でルイズはそう呟き、キリからの再度の問いかけに再び決意を口にする。
「キリ……、私を猫股にして」
 その言葉にキリはルイズをそっと抱きしめる。
「ありがとう、ルイズ。私凄く嬉しいよ」
「キ……、キリ」
 そして2人はそっと口づけ合う。
(だから……、だから……、これでいいのよね……)
 キリが優しく胸を揉む感触に耐えられず、ルイズの口から声が漏れる。
「ふ……っ、うん、キ……、キリ、どうして胸を触るの? 下のお口……でしょ?」
「だって気持ちいいでしょ。ほら……、下のお口も気持ちいいって言ってる」
「やんっ!」
 嬌声を上げたルイズの口を自分の口で塞ぐキリ。
「ふっ、んっ、やあ」
「ルイズ、声出したら駄目」
「んん」
 キリはそっとルイズの下半身に手を伸ばしていく。
(何これ何これ、こんなの初めてよーっ!! き……、気持ちいいよ~!)

 さらにキリの口がルイズの胸を攻める。
「はっ、キリ……、駄目、もう駄目。あ、お願い、早く猫股にしてっ!」
「ルイズ、可愛いな。無理なら今日はもうここまでにしよ?」
「だ……、駄目っ。だって……、だって、タバサに人間だって知られちゃったから、私早く猫股にならなきゃ!」
「……タバサに……、だからそれで突然……」
 そう呟いたキリはそっとルイズから離れ起き上がる。
「キリ……?」
「ルイズ、駄目だよ。そんなの駄目だよ」
「キリ……、駄目って……、どうして!? だって私猫股にならなきゃ他の妖怪に……っ」
「タバサには私から話をつけてくるから大丈夫」
「でも……」
「だからそんな理由で妖怪になるなんて言わないで!!」
 キリが荒げた声にまたも隣で寝ていた猫股が体を動かす。
「キリ……、声大きいよ……。うううん……」
 その声に一瞬沈黙した2人だったが、ルイズの方から声をかける。
「……何か怒ってる?」
「………」
 しかしキリはそれに答えず布団に潜り込んだ。
「もう寝よう。今日はここに泊まっていっていいから」
「キリ……」
 ルイズも仕方なく布団に潜り込む。
(タバサに知られちゃった事も、キリの様子がおかしかった事も心配なのに――)
 しかしルイズの頭の中は先程のキリとの事でいっぱいになっていた。
(あんなに気持ちいいなんて……。どうしよう、もっとしたい!)
 その夜、ルイズは一睡もできなかった。


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