トリステイン魔法学院。
ここに通う女子生徒の1人、モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシは変わり者として有名だ。
その日も1人女子寮の自室で香水を調合していた。ここ最近香水瓶とにらめっこしつつの徹夜続きだった。
するとそこに同級生ルイズ・ヴァリエールが召喚した使い魔マックスウェル・エジソンが、
「芝居を見に行かないか、モンモランシー」
と誘ってきた。
丁度新しい香水の開発が煮詰まっていた事もあり、モンモランシーは快諾する。
そして彼女が出かける支度をしていると、何者かが彼女の部屋の扉を叩いた。
扉を開けた彼女の目の前には、銀のハンマーを振りかざしたマックスウェルの姿が……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、モンモランシーの頭部に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、モンモランシーの命を奪った。
ここに通う女子生徒の1人、モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシは変わり者として有名だ。
その日も1人女子寮の自室で香水を調合していた。ここ最近香水瓶とにらめっこしつつの徹夜続きだった。
するとそこに同級生ルイズ・ヴァリエールが召喚した使い魔マックスウェル・エジソンが、
「芝居を見に行かないか、モンモランシー」
と誘ってきた。
丁度新しい香水の開発が煮詰まっていた事もあり、モンモランシーは快諾する。
そして彼女が出かける支度をしていると、何者かが彼女の部屋の扉を叩いた。
扉を開けた彼女の目の前には、銀のハンマーを振りかざしたマックスウェルの姿が……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、モンモランシーの頭部に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、モンモランシーの命を奪った。
翌日。
何食わぬ顔で登校したルイズ・マックスウェルは、ギトーの授業で好き放題にふざけた。
とうとう標的となったギトーの後頭部に紙飛行機が直撃するに至ってギトーは困惑のあまり、
(面倒が起きませんように……)
と心中で祈る以外不可能になった。
当然のように2人は放課後の居残りを命じられて、「もうしません」とそれぞれ50回書かされる羽目になった。
そして2人から50行の「もうしません」が書かれた紙を受け取ったギトーは、職員室に戻ろうと後ろを向いた。
だがその隙に、マックスウェルが背後から忍び寄り……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、ギトーの頭部に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、ギトーの命を奪った。
何食わぬ顔で登校したルイズ・マックスウェルは、ギトーの授業で好き放題にふざけた。
とうとう標的となったギトーの後頭部に紙飛行機が直撃するに至ってギトーは困惑のあまり、
(面倒が起きませんように……)
と心中で祈る以外不可能になった。
当然のように2人は放課後の居残りを命じられて、「もうしません」とそれぞれ50回書かされる羽目になった。
そして2人から50行の「もうしません」が書かれた紙を受け取ったギトーは、職員室に戻ろうと後ろを向いた。
だがその隙に、マックスウェルが背後から忍び寄り……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、ギトーの頭部に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、ギトーの命を奪った。
数日後。
トリスタニア衛兵隊31番隊は上司にこう報告した。
「汚い奴らを捕まえました」
連行されたルイズ・マックスウェルは被告席に立ち、証明画を描かれた。
2人の逮捕を聞きつけたキュルケ・タバサは、
「2人を釈放するべきよ」
と声を上げたものの、裁判官は同意しかねる旨を彼女達に伝えるのだった。
だが裁判官が判決を下す前に、背後で奇妙な音がして……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、裁判官の頭に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、裁判官の命を奪った。
トリスタニア衛兵隊31番隊は上司にこう報告した。
「汚い奴らを捕まえました」
連行されたルイズ・マックスウェルは被告席に立ち、証明画を描かれた。
2人の逮捕を聞きつけたキュルケ・タバサは、
「2人を釈放するべきよ」
と声を上げたものの、裁判官は同意しかねる旨を彼女達に伝えるのだった。
だが裁判官が判決を下す前に、背後で奇妙な音がして……。
――バンバン!
マックスウェルの銀のハンマーが、裁判官の頭に振り下ろされた。
――ガンガン!
マックスウェルの銀のハンマーが、裁判官の命を奪った。
その日以来、学院の生徒達は誰もルイズの事を「ゼロのルイズ」とは呼ばなくなった。
代わりに「銀鎚のルイズ(シルバー・ハンマー・ルイズ)」と呼び、恐れるようになったのだった。
代わりに「銀鎚のルイズ(シルバー・ハンマー・ルイズ)」と呼び、恐れるようになったのだった。