あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

カオスヒーローが使い魔-03


ルイズは授業が終わり、夜になっても帰ってこない魔人に怒りを感じていた。
「あのバカ!自由すぎるわよ!何で私のところに来ないのよ!」
契約をしていないとはいえ、ルイズは絶対に使い魔にするつもりである。だが、相手は決して許さないだろう。
「どうしたらいいかしら。」
そういえばあの魔人はこんな事を言っていた、え~っと確か

――ならねぇよ。少なくとも俺より弱い奴の使い魔にはな。――

ルイズは頭を抱えてしまった。結局難題である事には変わりなかった。あいつより強くなる。それが条件なんて
始祖は私に何か怨みでもあるんだろうか・・・。
考えていたら段々腹が立ってきたので何かに八つ当たりしそうなその時に、部屋のドアがノックされた。

「失礼します、ミス・ヴァリエール。ミスタ・カオスヒーローをお連れしました。」
メガネをかけたミス・ロングビルがドアを開けて一礼する。後にはあの魔人が立っていた。
部屋に入って彼が何か言おうとする前にルイズの怒りが爆発した。
「ちょっと!何でこんなに遅くなるのよ!先生達と話してきただけなんでしょ!?」
怒りで目が釣りあがっている。歯もむき出しで今にも噛み付いてきそうだ。
「道に迷ったついでに見物してただけだぜ。その前になんでお前に怒られなきゃなんねぇんだよ?」
「ミスタ、あれを見物とおっしゃいますか・・・。案内を頼まれ貴方を追いかけるはめになった、私から言
わせてもらうと走り回ってグルグルしていただけだと思います。」
オールドオスマンの部屋を出た後、せっかくだから学院の中を見物していた魔人。しかし傍から見れば、
風のように走り、そのまま壁を上って屋根の上に立ったかと思うと夜空に向かって大ジャンプ。追いかけていた
ロングビルは目を丸くしながら必死に追いかけていた。それを学院中で行っていたのだから追いかけるロング
ビルとしては災難以外の何物でもない。

「出来れば学院を走り回るのはやめて頂きたいものです。それではこれで。」
疲れきった表情で出て行くロングビル。
「何してんのよ。っていうかそんなことしてたの・・・。」
あきれてものが言えないルイズ。
「久しぶりに悪魔がいない夜を満喫したぜ。」
「当たり前でしょ!こっちはあんたの世界みたいに物騒じゃないわよ!」
「そのかわりロクな人間がいねぇな」
「何でアンタにそんなこと言われなきゃいけないのよ!」
「そのうちわかるぜ。ところで俺はどうやらこの部屋で過ごさなきゃいけないらしいが、お前はいいのか?」
そんな事を訪ねるとルイズは当然のように答えた。
「使い魔は主人のそばに居て常に守るものよ。あんたの役目なんだからこの部屋に居ても問題ないわ」
「そうかそうか。じゃあ俺は寝る。久しぶりのベットだ。ありがたく使わせてもらうぜ」
「何でアンタがベットなのよ!アンタは床に決まってるでしょ!」
「俺に勝ったら譲ってやってもいいぜ」
そういって魔人はルイズの目を睨み付ける。
「ふ、ふざけないで!」と言いつつも、やはりたじろいでしまう。
「お前よ、もっと強くなる努力したらどうだ?力が欲しいんだろ?偉そうにするのは自由だが
実力が伴ってないぜ」
「な、なんですって!?」
「弱い犬ほどよく吠えるってことだ」
そういって魔人はベットの上にドサッと身を投げてそのまま仰向けで寝てしまった。
「い、言わせておけば!」
ルイズは杖を手に取り魔人に向かって魔法を使おうとした。ベットに目を向けた時、横になっている魔人の姿
が消えていた。
「・・・?」
部屋のどこにも居ない。後ろを取られたかと思ったがやはり後にも居ない。不思議に思いつつ、首をかしげながら
独りになった部屋で就寝する事にした。いきなり戻ってきて脅かされるんじゃないかと少し警戒していたが、
魔人は結局現れる事はなかった。

「だめだな、久しぶりのベットは逆に体にあわねぇぜ」
彼はルイズが杖をとるため一瞬目を離したときに窓から屋根の上に飛び出していた。すでに人間ではない彼に
とって、もはやベットの上も岩の上も同じものだ。
「しかし、黙って泣き寝入りするかと思ったんだがな。さすが見込みは十分だ。元の世界に戻れるまで、
この世界をカオスに導いて見るのも悪くねぇかもな」
ルイズはその犠牲者となるのか、それとも・・・。

朝。本来なら新しい使い魔が主人を起こし、身の回りの世話をする。
主従関係を教える第一歩と言ったところだろう。が、
「ちょっと、何で起こしてくれないのよ!」
「頼まれてねぇし、聞くつもりもねぇな。目覚ましセットして自分で起きろよ」
「何よ目覚ましって!あぁ!早く着替えなきゃ!そこのクローゼットから着替えをだして!」
「自分でやりな。甘ったれてんじゃねぇ」
そういってさっさと魔人は出て行った。「使い魔のくせにー!」と叫び声が聞こえたが無視していく。
「さて、飯でも食いにいくか」
そういえばこっちの世界の飯は初めてだな、と思いながら廊下を歩いていると向こうから尻尾が炎に包まれている
トカゲ、サラマンダーが歩いてきた。
「こっちにもサラマンダーがいるのか。向こうだと悪魔合体で造るのに苦労するってアイツが言ってやがったな」
しゃがんでサラマンダーに向かって話しかける。
「よぉ、お前も召喚されたのか?」
返事をするかのようにきゅう、と鳴いたサラマンダー。
「やっぱりそうか。ところでお前らはマグネタイト無しでも生きていけるのか?」
首をかしげ、「何を言っているのかわからない」と態度で示す。
「なんでもねぇ、気にすんな。じゃあな」
そういって立ち上がると廊下の向こうからサラマンダーの主人が歩いてきた。キュルケである。
「あなた、今フレイムと喋ってなかった?」
「さぁな。それより飯食いてぇんだがどこで食えるんだ?」
「一応食堂があるけど・・・。あそこは貴族専用よ。いくら貴方でもあそこに行くのはお勧めできないわ」
その時ルイズが走りながら魔人を追いかけてきた。慌てていたのか、髪も服装も乱れたままの格好だ。
「待ちなさいよ!なんで私を置いていくの!それからその女と喋っちゃだめよ!」
「お前が寝坊したのが悪いんだろう。それから俺が誰と喋ろうと自由だ」
「そうよルイズ。それにまだ契約はしてないんでしょ?だったらいいじゃない。彼は使い魔じゃないんだし」
「うるさい!契約はしてないけど私が召喚したんだから私が主人なのよ!ほら、こっちきなさい!」
ルイズは魔人の腕をガシっと掴むとそのまま歩き出した。最後にキュルケを睨み付けてその場を去った。
「彼、カオスヒーローって言ったわね。最初は物凄く危険な気がしたのに、今ではそれがあまり感じないわ。
殺気だけで死にそうだった。意外といい奴なの・・・?」
困惑しているキュルケの足元でフレイムがきゅう、と鳴くとキュルケはフレイムを撫でて自分の部屋に戻っていった。

食堂の入り口についたルイズと魔人。すでに入るまでもなく、食欲をそそる香りが充満している。
「まともな飯も久しぶりだな、さっさと行こうぜ」
「ダメ」
ルイズはあっさりと宣言する。
「今朝私を起こさなかった罰よ。おまけに洗濯もしないしキュルケのバカと喋ってるし!私の言う事聞かないから
朝ごはん抜きよ。ここでまってなさい。いいわね!」
ドカドカ足音を立ててルイズは言ってしまった。
「・・・そんなこと言われても守るわけねーだろ」
そして堂々と正面入り口から食堂の中に入っていった。生徒達と教師達の視線が集まってくるのがよくわかる。
「おい、何で平民がいるんだ?」
「何者だ?」
「怪しい奴だ」
「誰かが仮装してるんじゃないの?」
ざわざわと辺りが騒がしくなっている。そんな事はお構い無しに空いてる席に座ってテーブルに用意された、でかい
肉の塊に手を伸ばす。「朝からこんなもん食うとは、こいつらどういう胃袋してやがるんだ」それが魔人の率直な
感想である。だが、彼も久しぶりにまともな食事にありつけるので、朝からお腹がもたれそうなメニューでも構わず
食べ始めていた。
「うめぇ!こんな美味い物生まれて初めてだぜ!」

大破壊後の東京では生きていくのに精一杯で食料など非常食のレーションを食べれればマシなほうである。彼の場合
大破壊前も家庭の事情でまともな食卓など一度もなかったのである。

そんなわけで彼が夢中になって食事していると、当然、
「何やってんのぉおおお!」
ルイズがやってくるわけである。
「外で待ってなさいって、言ったわよね!?」
「あぁ、そう言われたが俺はわかったとは返事してねぇぞ」
「屁理屈いうな!」
「まぁそういうな、こんな美味い物生まれて初めてなんだ。まったくお前らが羨ましいぜ」
「ここは貴族専用の食堂なのよ!貴族じゃなきゃ入っちゃいけないの、わかる!?」
「ギャーギャーうるせぇな。みんな見てるぞ。貴族ってのはそんなに騒がしいものなのか?」
「あんたを見てんのよ!」
ルイズに怒鳴られ口答えしながらも、食べる事は決してやめない。口に物が入っているのにどうして普通に話すことが
出来るのか、不思議なものである。
「これはリンゴか?味も形もそっくりだな。ほれ、お前も食えよ」
片手で差し出しながらガブリと噛み付く。しゃきしゃきした歯ごたえもリンゴだ。もうこいつに何言っても無駄た。
そう悟ったルイズは呆れて自分の席に戻っていった。
周りの生徒も「なんだかよくわかんねーけど、先生達もこの人止めないからいいんじゃない?」という意見で落ち着いた。
教師陣の食卓ではオールドオスマンとコルベールが
「絶対に彼に手を出すな。聞けないものはそれ相応の処罰を下す」と言ったので、訳がわからずも言う事を聞くし
かなかった。

朝食が終わり午前の授業が始まる。魔法学院の授業とはどんなものか、興味があったので魔人はルイズについていく
ことにした。無論、退屈だったらすぐに抜け出す算段だ。

生徒達が集まり、それぞれの席につく。みな使い魔を従えているのでやたら賑やかな気がする。サラマンダー、カエル、
モグラ、蛇、フクロウ、窓の外にはドラゴンもいる。
だが、だれも魔人を見ようとはしなかった。あの強烈な、触れば死ぬような殺気を浴びせられた経験からの判断だ。
「おはようございます、皆さんおそろいですね」
中年の女性の教師が入ってきて、教壇の前に立つ。
「春の使い魔召喚の儀。お疲れ様でした。このシュヴルーズ、毎年皆さんの使い魔を見るのがとても楽しみなのです」
ニコニコしながら話すシュヴルーズ。教室を見回し、後ろの壁に寄りかかる魔人に目がとまる。
「中には、変わった使い魔を召喚された方が、」
「そんな人いません!」
クラス全員の声が一致して響き渡る。生徒達はあの魔人の機嫌を損ねる真似だけはしてはならない。そう悟っている。
「そ、そうですね・・・。それでは授業を始めます。今日は錬金です」
教壇の上に握りこぶしぐらいの石の塊を置く。そしてなにやら呪文を唱え、杖を振ると、なんと石の塊が光り輝く
物質に変化した。
それを見た魔人は驚いた。錬金術は魔人のいた世界にもあった。しかし、結局石を金にする事は出来なかった。
その代わり、様々な副産物が生まれたり化学の元になった、と聞いた気がする。
「せ、先生!それは金ですか!?」
目の色を変えてキュルケが質問する。
「いいえ。これは真鍮です。私には金を錬金する事はできません。さて、それでは手本も見せた事ですし、
皆さんに挑戦してもらいましょう」
それから各自で錬金の実践がはじまった。石を銅に変えたりドロドロにしてしまったり、鉄にしたりと様々だ。
だが、ルイズは何もしないで教科書を読んでいた。そんな彼女を見てシュヴルーズは
「どうしました?貴女もやってごらんなさいな」
教室に緊張が走った。皆動かしていた手を止めて、ルイズを見る。シュヴルーズはそんな様子に首をかしげた。
「先生、やめたほうがいいと思います」
代表してキュルケが意見する。
「何故です?」
「危険だからです」
「何故、危険なのです?」
キュルケがごくりと息をのむ。この先生、なんにも知らないんだ・・・。これから起こるであろう現象を言っても
きっと信じてもらえないだろう。そう思っていた矢先、
「わかりました。やってみます」
ルイズが杖を手に取り立ち上がる。
「ルイズ、やめて」
キュルケがそれを止めようとする。
「大丈夫、彼女はきっとやり遂げます。物凄い努力家と言う事は有名ですよ」
呑気にシュヴルーズはルイズを応援する。

魔人は何となくその様子を眺めていた。他の連中はビクビクしているが、腕を組んで立ったままの姿勢を変えずに。
「おちついてイメージするのです。あなたが望むものを強くイメージして。そうすれば出来ます」
ルイズが呪文を唱える。それを見た途端生徒達は全員机の下か、教室の外に避難しはじめた。
さすがにそんな光景を見た魔人もおかしい事に気がつく。ルイズを観る。魔力が高まり目標物に狙いを定めている。
だが、それはどう見ても他の連中が行っていた錬金とは魔力の流れ方、質、量、どれをとっても違うものだ。
東京で敵対する悪魔が何度か使ってきたことがある魔法に似ている。それは最強の攻撃魔法。そんなものが今、目の前で
発動しようとしている。
「冗談じゃねぇぞ」
あんなものが発動すれば教室はもちろん、自分だって無傷じゃ済まない。魔人の身体をもってしてもあの魔法は喰らい
たくないのである。
ルイズが杖を石に向かって振り下ろす。その瞬間、目の前に魔人が飛び込んできた。右手で石を掴むと窓の外に向かって
思いっきり投げ飛ばした。窓の外に飛び出した石は強い閃光を放って大爆発を起こした。衝撃波で窓ガラスは粉々に
砕け散り教室は悲鳴に溢れかえる。幸い怪我人は誰一人いなかった。

手をパンパンと払いながらルイズの方を振り返る。
「まさかメギドを使えるとはな。それで気に食わない連中を吹き飛ばす気だったんだろ」
魔人が陽気に話しかける。弱い奴だと思っていたが、それは自分の思い違いだったようだ。
「そんな事するわけないでしょ!私は錬金がッ、錬金がしたかったのよッ!」
目から涙が溢れそうになるのを我慢して、唇を噛み締め、魔人を真っ直ぐ睨みつける。手は強く握り締められていて
身体はプルプルと震えていた。
「ゼロのルイズ・・・またやりやがった」
教室からそんな声がちらほら聞こえてくる。
「だからやめろって言ったんだよ」
「ルイズも意地張るのやめて欲しいわ」
「教室がメチャメチャだ。どうすんだよこれ」
聞こえてくるのはルイズに対する不満ばかり。シュヴルーズも驚きを隠せなかった。
「まさか爆発が起こるなんて・・・。残念ですが、失敗の責任は取ってもらいます。教室の掃除をあなたにしてもらいます。
よろしいですね?」
「はい」
震える声で返事をする。まただ。またやってしまった。どうして自分は魔法が使えないのだろう。召喚はできたが
結局契約は結べてないし。もう嫌だ・・・。流石に挫けそうになる。
魔人は適当な生徒をつかまえて気になる事を聞いていた。
「おい、あいつが魔法を使うといつもこうなるのか?」
「そ、そうです。あいつが魔法を使うといつも爆発して失敗するんです。だからついた二つ名がゼロなんです」
失敗ねぇ。見事な威力のメギドつかまえて失敗って事はねぇだろう。魔人はそう考えていたが、
「メギドしか使えないってのも確かに物騒だな」
と思い直した。

最後に残されたルイズは教室で掃除。他の生徒はとっくに食堂に行って昼食をとっている。
魔人は手伝うわけでもなく、一人で掃除しているルイズを見ていた。
「ちょっと、見てないで手伝ってよ」
「ごめんだね」
「じゃあ何でここにいるのよ!笑いに来たなら消えてちょうだい!」
それでも魔人は立っていた。
「俺のいた世界にメギドって魔法がある」
はぁ?何言ってんの?ルイズが首をかしげる。
「最強の攻撃魔法だ。あれを喰らって平気な奴はまずいねぇ。上位の悪魔でも無傷じゃすまねぇな」
「何の話をしているのよ?」
「おまえ、魔法が使えないと思っているようだが、しっかり使ってるぜ。それもかなり上級な魔法をな」
魔人がコツコツとルイズに歩み寄ってくる。
「それに俺を召喚したのはお前だろ?2つも使えてるんじゃねぇか。ゼロじゃないぜ」
ルイズはようやく気がついた。魔人は自分を励ましてくれているんだ。な、何よ。意外といい奴じゃないっ。
「だ、だったら使い魔の契約してよ」
「それとこれとは話が違うな」
この流れだったら契約してるれると思ったのに!やっぱり嫌な奴よこいつは!
「それと、お前ら勘違いしてるようだから言っておくぜ。俺は仲魔に危害を加えるつもりはねーよ」
それを聞いてルイズは疑問が解けた。どうして契約を拒否するのか。どうして学院に残ってくれているのか。
はじめてあった時のあの殺気を今はもう、何故出さないのか。その気になればここを飛び出してもとの世界に
帰る方法を自力で探しに行ったり出来る筈なのに。

仲魔だったのだ。召喚し、一緒についてきてくれたあの時から。彼はもう私の仲魔になっていたのだ。仲魔とは
対等な関係。主従の関係じゃない。そうか、そういう事だったんだ。
「少し、アンタのことがわかった気がする」
「そうか。ならお喋りはここまでだな。早く掃除しないと飯の時間がなくなるぜ」
「わかってるわよ」
そういって掃除の続きを開始する。
「ねぇ」と言いながらも手を止めないルイズ。
「なんだ」
「カオスヒーローって名前じゃ長くて呼びにくいわ。カオスって呼んでもいい?」
「好きにしろよ」
どっちみち、彼の本名ではないのだ。
「それじゃ、カオス。このゴミを捨てたら食堂に行くわよ」
「やれやれ、やっとか。廊下の向こうにいる奴らも腹ペコだってよ」
「え?」
誰かいたの?全然気がつかなかった!走ってドアを勢いよくあけるとそこに立っていたのは意外な人物だった。
「キュルケ?アンタ何してるのよ・・・。それに、タバサ?」
キュルケにはしょっちゅう絡まれているが、タバサと話したことはほとんどない。そんな二人が何のようだろう。

「あらルイズ、まだ終わってなかったの?まったく、遅いわね~。だから成長も遅いのよ」
「何ですってー!」
二人がいつもの様にいがみあう。そんな二人を尻目に青い髪にメガネをかけた少女タバサがカオスに近寄ってきた。
「何のようだ?」
「・・・あなた強い。憧れる。私も強くなりたい」
それを聞くとクククと笑いながら
「悪魔に魂でも売るんだな」
とだけ答えた。



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