「こ・・・これは・・・」
ガリア王国のプチトロワ、この場所の主、イザベラ様が従姉妹のシャルロットの召喚した
使い魔の風竜を妬んで自分も召喚の儀式を行いました
父のガリア王ジョセフさんとカステルモールさんも立会いです
そして呼び出されたモノは・・・
ガリア王国のプチトロワ、この場所の主、イザベラ様が従姉妹のシャルロットの召喚した
使い魔の風竜を妬んで自分も召喚の儀式を行いました
父のガリア王ジョセフさんとカステルモールさんも立会いです
そして呼び出されたモノは・・・
ダンボール箱
「箱・・・だな」
流石に予想の斜め上のモノが召喚されて引きつり笑いのジョセフさん
「・・・・・・ぷっ(わ・・・笑っちゃいけないんだよな)」
必死に笑いを我慢するカステルモールさん
そしてイザベラ様は、
流石に予想の斜め上のモノが召喚されて引きつり笑いのジョセフさん
「・・・・・・ぷっ(わ・・・笑っちゃいけないんだよな)」
必死に笑いを我慢するカステルモールさん
そしてイザベラ様は、
「・・・・くれ・・・」
「「「は?」」」
「送れぇえええええええ!!」
「「「は?」」」
「送れぇえええええええ!!」
泣きつつ大絶叫しながら床をごろごろ
「お、送れって・・・家にか?」
あまりの事に怯えつつも聞く父 ジョゼフさん
「ちがーう!! もおどうでもいいよぉー 送ってくれよー」
さらにゴロゴロと床を転がるイザベラ様
「お、送れって・・・家にか?」
あまりの事に怯えつつも聞く父 ジョゼフさん
「ちがーう!! もおどうでもいいよぉー 送ってくれよー」
さらにゴロゴロと床を転がるイザベラ様
「ああああーーー もうわかったよ!!送ってやるよ!!」
ハルク級にいきなりカステルモールさんぶち切れ
そして・・・
ハルク級にいきなりカステルモールさんぶち切れ
そして・・・
箱の中にイザベラ様はすっかり納まっていました
「じゃあ、しめますよ」
流石に心配になってきたジョゼフさんが一緒に色々入れます
「待て、これおかし、お金と水も」
「よせっ!!まだわからねーのか!!イザベラ様は国なんかどーでもよくなったんだよ!!
どーでもいいってのは俺たちも含まれているんだよ!!」
そう言ってカステルモールさんは静かにダンボールを締め始めました
「じゃあな イザベラ様、俺たちよりも魅力のある国があるかその目で確かめて来い」
泣きつつ本当にいい顔でサムズアップしながらカステルモールさんは
とうとう段ボール箱を閉じてしましました
「じゃあ、しめますよ」
流石に心配になってきたジョゼフさんが一緒に色々入れます
「待て、これおかし、お金と水も」
「よせっ!!まだわからねーのか!!イザベラ様は国なんかどーでもよくなったんだよ!!
どーでもいいってのは俺たちも含まれているんだよ!!」
そう言ってカステルモールさんは静かにダンボールを締め始めました
「じゃあな イザベラ様、俺たちよりも魅力のある国があるかその目で確かめて来い」
泣きつつ本当にいい顔でサムズアップしながらカステルモールさんは
とうとう段ボール箱を閉じてしましました
「あの・・・それであて先は?」
恐る恐る侍女が聞くと
恐る恐る侍女が聞くと
「こーーんなかんじーー」
「うひゃーちょーてきとー」
「ねぇっ それ届くの?」
「届く届くーー」
「行ってみよーーー」
ノリノリで二人は段ボール箱を送りに行きました
「うひゃーちょーてきとー」
「ねぇっ それ届くの?」
「届く届くーー」
「行ってみよーーー」
ノリノリで二人は段ボール箱を送りに行きました
その時の侍女曰く
「完全に楽しんでますわ・・・」
「完全に楽しんでますわ・・・」
そして翌日・・・ヴァリエール領
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「貴方・・・誰かしら?」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「貴方・・・誰かしら?」
イザベラ様はヴァリエール家にいました
「手紙が入ってまわすね」
カリンさんがその手紙を読んでみると・・・
「私はイザベラです どっかテキトーに送ってください・・・(汗」
おもわず箱の中のイザベラ様を見返すカリンさん
「・・・どこでもいいのかしら?」
「どーでもいーよ」
その時、ぎゅるるるとイザベラ様のお腹がなりました
「貴方、お腹がすいているんでしょ 今日は泊まっていきなさい 明日送ってあげるから」
その日、ヴァリエール家では久々に明るい笑い声が聞こえてきました
そして次の日イザベラ様はヴァリエール家のみなさんと泣きながら別れたのです
「手紙が入ってまわすね」
カリンさんがその手紙を読んでみると・・・
「私はイザベラです どっかテキトーに送ってください・・・(汗」
おもわず箱の中のイザベラ様を見返すカリンさん
「・・・どこでもいいのかしら?」
「どーでもいーよ」
その時、ぎゅるるるとイザベラ様のお腹がなりました
「貴方、お腹がすいているんでしょ 今日は泊まっていきなさい 明日送ってあげるから」
その日、ヴァリエール家では久々に明るい笑い声が聞こえてきました
そして次の日イザベラ様はヴァリエール家のみなさんと泣きながら別れたのです
そしてまた翌日
「きゃあああ!!誰よ!!この子!!」
エレオノールさんの所にイザベラ様はいました
「どこでもいいから送るって・・・」
「きゃあああ!!誰よ!!この子!!」
エレオノールさんの所にイザベラ様はいました
「どこでもいいから送るって・・・」
その日の夕方
「どこでもいいからって勇気あるわねぇ」
酒場でエレオノールさんとイザベラ様は盛り上がってました
「よーし じゃあ今度は身内じゃないわよー 全く知らない所に送ってあげるわー」
「おやおやきついですなー」
あははははと笑い声が響きました
「どこでもいいからって勇気あるわねぇ」
酒場でエレオノールさんとイザベラ様は盛り上がってました
「よーし じゃあ今度は身内じゃないわよー 全く知らない所に送ってあげるわー」
「おやおやきついですなー」
あははははと笑い声が響きました
次の日
「・・・なんだ お前は?」
盲目のおっさんでした おっさんの命令でイザベラ様は掃除や洗濯をします
「よくやったな これをやろう」
おっさんからイザベラ様は毛糸の帽子を貰って次の場所へ送られます
「・・・なんだ お前は?」
盲目のおっさんでした おっさんの命令でイザベラ様は掃除や洗濯をします
「よくやったな これをやろう」
おっさんからイザベラ様は毛糸の帽子を貰って次の場所へ送られます
「妹が増えた気分です」
胸革命のハーフエルフ
胸革命のハーフエルフ
「これがタルブ産のワインで」
田舎のおっさんの家
田舎のおっさんの家
「あらぁん もう少し経ったらお店に出て欲しいわぁん」
オカマのお店
オカマのお店
「我慢してるんですけどねぇ・・・」
きつい性格の婚約者に泣く伯爵
きつい性格の婚約者に泣く伯爵
「でょお・・・そいつが言うのよ、鳥の骨って」
苦労人の枢機卿
苦労人の枢機卿
そして・・・
「あっ!!」
「なっ!!」
「・・・・・・何してるの? イザベラ」
「・・・・・・さぁ?」
従姉妹に送られてイザベラ様の旅は終わった・・・
「あっ!!」
「なっ!!」
「・・・・・・何してるの? イザベラ」
「・・・・・・さぁ?」
従姉妹に送られてイザベラ様の旅は終わった・・・
プチトロワ・・・イザベラ様はここに戻ってきました
「「「「あああああ!!」」」」
侍女や大臣、カステルモールさんが一斉にイザベラ様を取り囲みます
「一週間も大丈夫でしたか?」
「変な事されなかったですか?」
みんなが色々聞きます そして何よりも大事な事を聞きました
「・・・で直ったんですか?」
「やる気なし子」
その言葉にイザベラ様は深く頷き答えました
「私は私の出会ったやさしい人達のためにがんばる」
「「「「あああああ!!」」」」
侍女や大臣、カステルモールさんが一斉にイザベラ様を取り囲みます
「一週間も大丈夫でしたか?」
「変な事されなかったですか?」
みんなが色々聞きます そして何よりも大事な事を聞きました
「・・・で直ったんですか?」
「やる気なし子」
その言葉にイザベラ様は深く頷き答えました
「私は私の出会ったやさしい人達のためにがんばる」
「おーーイザベラ様がなんかカッコいいぞー!!」
「イザベラ様が大人になったー」
今日もガリア王国は平和のようです
「イザベラ様が大人になったー」
今日もガリア王国は平和のようです
イザベラ様が王宮に戻ったその頃
ジョゼフさんは・・・
ジョゼフさんは・・・
「やぁ、お世話になるよ」
「それ 流行ってるのかしら?」
箱に入ってヴァリエール家にいたそうな
「それ 流行ってるのかしら?」
箱に入ってヴァリエール家にいたそうな
イザベラ様が 行け!!稲中卓球部 から ダンボール箱を召喚