あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

檄・トリステイン華劇団!!-01b


   *

 物凄い勢いで学院内に入ってくる馬車。
 その日も大神は、ルイズの指導をしようと、彼女と一緒に学院内を歩いていた。しかし、
大神のすぐ近くで馬車が止まる。
「は!」
 馬車を見てルイズは立ち止った。見覚えがあるのだろうか。大神がそう思っていると、
馬車から髪の長い、少し背の高い女性が出てくる。
「ここにいたのねルイズ。まあちょうどいいわ」
 メガネをきらりと光らせた背の高い女性は隣にいる大神には見向きをせず、ルイズを
見つめてそう言い放った。
「誰?」
「エレオノールお姉さま。私の姉です」心なしかルイズの声が弱い。
「お姉さんか」
「さあ、何をやっているの。一緒に来なさい。学院長に最後の挨拶をするの」
「ええ?」
「さあ」
 そう言ってルイズの腕を引っ張りだすエレオノール。
 変だ。いつものルイズなら、そんな強引なやり方には反発するはずだが、この日の彼女
は大人しい、というか元気がない。
「待ってくれロベリア!」思わず大神は声を出した。
「ロベリア?」
「あ、すいません。知り合いに声が似てたもので」
「この人はイチロー・オオガミ。私の先生よ」大神に代わって紹介をしてくれるルイズ。先ほど
よりは、少し声に張りがある。
「先生?見たことないわね……。まあいいわ。とにかく邪魔しないでいただきたいわ。それ
では」
「だからちょっと待ってくれよ。彼女が何をしたっていうんだ」大神が食い下がる。
「何をしたですって?たとえ先生といえどもわが家のことには口出ししないでいただけますか」
「教え子を守るのは教師の務めです」インチキ教師だけど教師は教師だ、と大神は自分
に言い聞かせた。
「先生。あなたも教師なら、事情はご存じと思います。妹のルイズは使い魔の召喚に失敗し、
未だにまともな魔法を扱う事もできません。これ以上この学院にいたとしても意味がありま
せんわ。ゆえに、本日をもって学院をやめさせます。これはお父様、ラ・ヴァリエール公爵
の意思でもあるのです」
「しかしですね……」
 大神が何かを言おうとした次の瞬間、大地を揺らすような大きな爆発音が中庭から聞こえて
きた。
 その場にいる者が一斉にルイズを見る。
「わ、私は何もしていません!!」顔を真赤にして否定するルイズ。
「と、とにかく様子を見に行きましょう」
 そう言って大神とルイズは、爆発のした中庭に走りだす。


 中庭は、文字通り地獄絵図と化していた。
「なんだあのゴーレムは!!」
 ゴーレム、などという聞きなれない言葉に大神は立ち止る。
「え?」
 見覚えのある巨大な人型の機械。それはヨーロッパの巴里で見たあの蒸気獣たちであった。
それも一体や二体ではない。
 学院の警備兵が弓や槍などで応戦するも、とてもかなう相手ではない。
「生徒たちは下がっていなさい!!」そう言って教師陣が前に出て、杖を振り上げる。
 火炎や氷の矢が蒸気獣を狙うが、全く効いた様子がなかった。蒸気獣どもは、何かを探す
ように並木や周辺の建物を攻撃している。
「コルベールさん!」見知った者がいたので、大神は駆けつけ声をかけた。
「危ないですよオオガミさん。早く逃げてください。ミス・ヴァリエールも」
「そんなことより、何なんですかあれは」
「わかりません。正体不明のゴーレムが急に学院内に現れ、暴れ出したのです。私も戦い
ますので、あなた方は」
「待って下さいコルベールさん。あいつら相手に、普通の戦い方では無理です」

「どういうことです」
「俺は一度あいつらと戦ったことがあります。少なくとも普通の武器で連中を倒すことは
できません」
「驚いた。すると、あれらはこの世界のものでは……」
「おそらく」
「え? どういうこと」ルイズは事情がわからないようで戸惑っている。
 彼女には、まだ大神が異世界から来た人間である、ということを話していない。
「くそう、こんな時に光武が、霊子甲冑があれば」
「オオガミさん」不意にコルベールが大神の方を見つめて言う。
「はい?」
「ちょっとこっちに来てください」
「え、でも」
「いいから」
 コルベールに引っ張られるようにして動き出す大神。
「ルイズくん!」
「え?」
「キミもくるんだ」
 そう言って大神はルイズとともに、学院内にある地下室へと向かった。


 一体この地下で何をするのというのか。いや、危険なのでここで大人しくしていろ、という
意味だろうか。そんな事を考えつつ走っていると、ひとつの大きな扉の前に来た。
 コルベールが杖を振ると扉が開く。魔法で施錠しているらしい。
 部屋の中は真っ暗であったが、目が慣れてくると上の方から漏れるわずかな光で、部屋の
中の全容が見えた。
「こ、これは…!」
 コルベールが杖から炎を出すと、そこには帝劇で見た光武、霊子甲冑によく似た機体が
二体ほど立っていたのだ。
 一体は見覚えのある真っ白な機体。そしてもう一体は桃色の機体だ。
「コルベールさん。これは一体…」
「何十年か前に山で発見したものらしいのです。学者を色々と集めて研究したのですが、
その正体がわかりませんでした。我々は、もしかしてこれが伝説の『鋼鉄のゴーレム』かと
思っていたのですが……」
「鋼鉄のゴーレム?」
「ええ、伝説に出てくる、この世の災厄を取り払う神の使いです。もちろん、そんなことは誰も
信じていないんですけどね」
「しかしそれは」
「ただ、オオガミさんの話を聞いていると、あんたの世界にあった光武というものに近いのでは
ないかと思い……」
「近いというか、そのままですよ」
 そう言って大神は再び光武を見上げる。
「このゴーレムを動かすことはできますか?我々は今まで何をやっても動かすことができなかっ
たのですが」
「イチロー、あなた……」うるんだ目で大神を見つめるルイズ。
「ルイズくん、すまない。俺は本当は先生なんかじゃないんだ。こことは違う世界から来た住民
なんだよ」
「……・ううん、そんなの関係ない。別に異世界だろうがなんだろうが、あなたは私の先生だから」
「ありがとう」そう言うと大神はルイズの頭を軽く撫でた。
 その時、地下室にある光武が反応する。
「な! ゴーレムが動く姿、初めて見ました」驚がくの表情を浮かべるコルベール。
「光武が、反応している……?」
 光武は蒸気の力と霊力を併用して動くものだ。故に霊力の強いものが近くにいれば、それに
反応する。
 霊力=魔力とするならば、今まで反応しなかったのはおかしい。だとすれば、霊力と魔力はやはり
別モノ、ということになるのか。

 色々と考えているが迷っている暇はない。今はあの外にいる蒸気獣をなんとかすること
が先決だ。もしこの光武が動くのならば。そう思い大神は光武に手を伸ばす。
 すると、光武のメインモニタが光り、起動しはじめたではないか。
「やはり動くのか、お前は」
 大神がそう言うと、光武は彼を受け入れるかのようにコックピットのハッチを開いた。
 ふと横を見ると、桃色の光武も何かに反応している。
「ルイズくん!!」
「は、はい」
「もしよかったら、俺と一緒に光武(これ)で戦ってくれないか」
「え?私が」
「そうだ。恐らく、今これを動かせるのは君しかいない」
「でも、私そんなゴーレムの動かし方なんて」
「迷っている暇はない。君が無理なら俺一人で行く」
 そう言うと大神は光武に乗り込む。形としては、巴里で乗った光武Fに近いが、どことなく違い
もある。
 ハッチを閉めると、機器類は驚くほど正常に作動した。
「一体……」
 構造を知りたいところだが、今はそれどころではない。

   *

 タバサは肩で息をしていた。並のメイジが束になっても敵わないほど強力な魔力を持つ彼女
が疲労の色を露わにするほどの敵。
「いったい何なのよあいつら。魔法が全然効かないじゃないのよ!」さきほどから手応えのない
魔法をくり返すキュルケにも焦りの色が見える。
 もちろん全く効かないというわけではないが、これまでの幻獣やゴーレムなどと比べて、
明らかに強い装甲と攻撃力を持っている。
「お前たち、何をやっている。早く逃げるんだ」ローブをボロボロにした教師の一人が二人を見て叫ぶ。
「先生、あなたこそ逃げた方がよろしくて」キュルケはそう言って笑って見せた。笑顔を見せる
ほどの余裕があるわけもないけれど、彼女なりの誇りがそうさせているのだろう。
「え、あれは…?」
「ん」

《そこまでだ!!》

 大きな声が学院内に響く。聞き覚えのある声。
 土煙の中から、二体のゴーレムが姿を現した。
 しかし先ほどまで学院内を荒らし回っていたものとは、明らかに形が違う。

   *

 白色の光武は見慣れない二本の片刃の剣を、桃色の光武は大きな剣を武器にしている。
『ルイズくん、調子はどうだい?はじめての光武だけど』
「あ、はい。大丈夫です。なんか、乗馬よりもよっぽど簡単というか。それよりこの声が出る
のって、どんな魔法を使ってるの?」
 どこからともなく大神の声が聞こえる。
『その説明は後だ。まずは目の前の敵を倒すことから』
「りょ、了解」
 まるで自分の体を動かしているみたいに動くゴーレム、いや巨大な鎧と言ったほうがいい
だろうか。
 ルイズは目の前にいる蒸気獣に対して剣を振るった。相手も槍のようなもので対抗してくる。
 魔法が全く効かなかった相手。怖い。しかしその恐怖心を押さえなければ……。
 その時、大神とほぼ毎日やっていた剣の稽古を思い出す。
「見えた!」
 紙一重で敵の攻撃をかわしたルイズは、大剣を振り下ろす。剣は的に当たると同時に、
大きな稲光を発生させた。
「すごい……」大剣の破壊力に驚愕するルイズ。
『それがキミの力だルイズくん』と再び大神の声が聞こえる。
「これが、私の力?」
『そうだ、光武は乗り手の力を使って動くんだ。キミの力があるからこそ、敵を倒せる』
「はあ……」
『来るよ、ルイズくん』
「わかった」
 ルイズは精神を集中させる。この機体に乗っているためだろうか、その心は今までにない
くらい澄み渡っていた。
「Bliksem Zwaard(雷の剣)!!!」

   *

 まるで初めてとは思えない桃色の光武の動きに関心しつつ、大神も敵蒸気獣を次々に
斬り倒す。
 弱い相手ではないが決して強くもない。
「危ない!!」そう言って大神はルイズに迫る攻撃を防ぐ。
『あ、ありがとう』
「どんな時もキミを守るよ」
『イ、イチロー……』
「来るぞ、ルイズくん」
『了解!!』
 大神は気力を溜め、両手の刀を構えた。
「狼 虎 滅 却  刀 光 剣 影 !!!!」
 一瞬の閃光とともに吹き飛ぶ蒸気獣。
 中庭を見渡すと、先ほどまで暴れていた蒸気獣は軒並み倒したようだった。
《その程度でいい気にならないことね!》
「誰だ」
 どこからともなく声が聞こえる。
 と、思ったら中庭の地面が大きく盛り上がる。先ほどとは明らかに違う、巨大なゴーレム
が出現した。しかもゴーレムの手には学院長が握られている。
「ホッホッホ。この爺の命が惜しければ、その鋼鉄のゴーレムを渡しなさい」
 紫色のローブで顔を隠した魔術師のような女がゴーレムの肩に乗り、そう言う。
「やめろ! 学院長を離すんだ」と大神。
「ならばそいつを早く渡しなさい」
 巨大ゴーレムや、先ほどの蒸気獣の狙いはやはりこの光武。そう考えると、簡単に渡すわけ
にはいかない。
「オオガミくん!わしのことはいいから、こいつをやっつけてくれ」学院長は気丈に叫ぶ。
「しかし……」

「オオガミさーん! 学院長もああ言っていることですし、やっちゃってください。いや
もう、学院長ごとスッパリと!!」今までにないほど大声で叫ぶコルベール。
「コルベールさん……」
 学院長ごと、と言われてもそう簡単に倒せる相手ではない。何よりその巨大さだ。
ゆうに二十米(メートル)はあろうか。
 その時、

《Glace Hache(氷の斧)》

 氷の矢がゴーレムの指に当たったかと思うと、

《Der Holle Rache kocht im meinem Herzen》

 次いで激しい炎が腕を焼いた。
「ぬわ!!」
 一同がゴーレムの右腕に注目している中、そこには何も握っていないゴーレムの手が
あるだけであった。
「どういうことだ」
 周囲を見回すと、上空に青い竜が見えた。そこにはこの学院の制服を着ている二人の
少女と学院長の姿があった。
「うぬぬ、小娘どもが小癪なまねを」魔術師が悔しがっている。
 そのチャンスを大神が見逃すはずがなかった。
「今だ、ルイズくん!」
「はい!!」
 大神の刀、そしてルイズの大剣が一斉に斬りかかる。
「なに!」
 しかし先ほどの蒸気獣などと違って、巨大ゴーレムはそう簡単に斬れるものではない。
「ホホホ、無駄よ無駄。蒸気獣を倒したくらいでこのゴーレムを倒せると思って?」
 ゴーレムの拳がルイズの乗る桃色の光武に襲いかかる。
「危ない!!」とっさにルイズの前に出た大神はそのままルイズの機体ごと吹き飛ばされ
てしまった。
 金属製のバケツを頭にかぶり、それを思いっきり殴られたような衝撃が大神を襲う。
前が良く見えないのは、モニターの不具合だけでもなさそうだ。頭を横に振るときっと前を
見据える。
「ルイズくん!大丈夫か」
『な、なんとか。それよりイチローは』
「問題ない、と言いたいところだけど。かなりダメージを負っているようだ」
 光武のダメージ、というより大神の精神的なダメージの方が大きい。あのゴーレムもまた、
物理的な攻撃だけでなく何らかの魔法的な攻撃効果も有しているのだろう。
『イチロー、逃げよう。もう私たちは戦えない』
「ルイズくん。それはやりぬいてから言うものだ。俺はまだ戦える」
『でも……』
「ルイズくん。俺と心を一つにするんだ」
『え……』
「あいつを倒すためには、俺達が心を一つにして戦わなければ、倒せないと思う」
『それって』
「可能性は低いが、やってみる価値はあると思う。ここにいる全員を救うためにも」
『イチロー』
「俺を信じてくれ」
『……、はい。了解』
 大神は気力を振り絞って動き出す。恐らくこれが最後の攻撃になるだろう。怖くないと言えば
うそになるが、恐怖よりも彼自身の使命感がそれを優先させた。どんなことがあっても人を
助ける。それは帝都でも外国でも、そして異世界でも同じであった。

「イチロー!!」
「ルイズ!!」
 大神とルイズが手を取り合う。一瞬そんな光景が彼の脳裡を過った。

《 donderen zwaard storm (雷と剣の嵐)》

 巨大な光の柱がゴーレムを包み、そして天高くへと押し上げて行く。
「な、なんなんだこの力はあああああああああああ!!!!」
 雪のように舞う光の粒。
 それが大神とルイズの持つ霊力の残り火だとは、誰も気がつかなかった。

   *

 敵の消失を確認した大神は、すぐにコックピットのハッチを開けて、ルイズのいる桃色
の光武へと駆け寄った。
「ルイズくん!」
 大神が呼びかけると、彼女の光武もその声に呼応するようにハッチを開ける。
「大丈夫かい」
「え、ええ」力はないものの、はっきりとした口調で答えるルイズ。
「よかった」
「大丈夫ですかあああ」
そんな二人の元にコルベールが駆け寄ってきた。
「はあ、なんとか。さすがに疲れましたけど」
「私も、大丈夫です」とルイズ。
「いや、良かった。それにしても二人とも、凄い活躍でしたね。ほら、見てください」
 ふと周りを見ると、それまで避難していた学院の生徒や教師および職員が全員集まっていた。
「すごいぞルイズー!」
「やったわねー!!」
 拍手、そして称賛の声が聞こえる。それらがルイズを元気づけてくれるようで、彼女は目を
きらきらと輝かしている。
「ルイズくん。キミはよくやったよ」
「そんな、私なんてイチローに守られてばかりで」
「いや、キミがいなかったら勝てなかったよ」
「はあ」
「もうキミは、ゼロのルイズなんかじゃない」
「……うん」
 今までに見たことのないような満面の笑みであった。
そんなルイズを見た大神は、ふとあることを思い出す。
「ねえルイズくん。実は俺が元いた場所では、戦いに勝利するとあることをするんだ」
「え?あること」
「いいかい、こうやるんだよ。あ、コルベールさんもどうぞ」
「え、何をやるんですか」
「せーのっ」


「勝利のポーズ、決めっ!」


「……」
「……」
「なんだよ、二人とも、恥ずかしがっちゃダメだよ」
「は、はあ」
 と、次の瞬間ルイズはその場に崩れ落ちるように倒れた。
「ルイズくん、ルイズくん!」
「無理もありませんね、あのような巨大な魔力を使ったのでは、いくらミス・ヴァリエールでも」
「ルーイーズーくーん!」
 大神の腕で気を失ったルイズは、まるで赤子のような無邪気な顔をしていた。


エピローグ
 すっかり元通りになった広場で、ルイズは杖を振るった。
「Om in te trekken vertrouwd animo(召喚)」
 何度やっても成功しなかった召喚魔法。しかし今は、しっかりと成功している。
 召喚したのはもちろん、あの時共に戦った桃色の光武だ。
「どう、お姉さま。これが私の使い魔よ」
「うぬぬ……」
 目の前であんな戦いを見せられた以上、ルイズを全くの役立たずと断定するわけにもいかない。
「私はもう少しここで勉強したいの。いいでしょう」
「ええ、勝手になさい」そういうと、エレオノールは足早に、その場を離れる。
 大神はその様子をじっと見ていた。
 出会ったころのルイズとは違い、その表情は自信に満ちているようだ。
 姉を見送った彼女は、大神を見つけると、笑顔で親指を上に立てたので、大神も同じような仕草をした。




   お  わ  り








 おまけ

1位 ルイズ:やる気十分
2位 コルベール:やる気まあまあ
3位?????
4位?????
5位?????

大神一郎:熱血隊長


            ※予告です※

 帰ってきた大神さん。

 一部の要望に応え、キモカッコイイ大神さんが帰ってきます。
 今回のはなしはこんな感じで。

   あらすじ
 ルイズの指導係を外れた大神は、しばらくの間学院内でのんびりと過ごしていた。
そんなある日、学院長から伝説のゴーレム(つまり光武)、について書かれた古文書を
貰う。
 コルベールが読んだところによると、帝政ゲルマニア領内にある火の洞窟と呼ばれる
場所に、炎の衣という光武らしきものが封印されているという。
 その話を聞いた大神は、コルベールと二人でゲルマニア行きの相談をする。
その時、学院の生徒の一人、キュルケとタバサが部屋に乱入してきた。
 ゲルマニア出身のキュルケは、自分を連れていけば何かと便利だと申し出る。当初は
断る大神だったけれども、色々あった末に、結局大神、キュルケ、タバサの三人で火の
洞窟に行くこととなった。

 火の洞窟はゲルマニア屈指の火山地帯にあり、麓の町には温泉も出る。
 洞窟を前に、町で一泊する事を決めた三人。
 温泉を前に大神の取った行動とは?
 果たして火の洞窟には何があるのか。


       檄・トリステイン華劇団!!

      第二話 わが愛は炎よりも熱く



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