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ゼロの社長-02





アテムと遊戯の戦いの儀より数ヶ月





天を貫かんが如く、天高くそびえ立つ高層ビル、海馬コーポレーション本社ビル
突風が吹きすさぶこのビルの屋上で、対峙する二人の決闘者(デュエリスト)がいた。


「僕のターン!手札より、レッドガジェットを召喚!レッドガジェットの効果により、
手札にイエローガジェットを加える!」

歯車から手足が生えた機械の戦士が対峙する決闘者の一人、武藤遊戯の前に召還
される。
今はいない、彼自身であり最大のライバルであるもうひとりの自分 『アテム』と
戦った時に、ともに闘った3色の歯車の戦士の一人、レッドガジェット。

「さらに、僕はカードを2枚伏せ、ターンエンド」

ガジェットの後ろに、2枚の伏せカードが現れる。
そして、遊戯に対峙するのは、このビルの主であり現在世界で屈指のデュエリストとなった、
海馬瀬人であった。

「俺のターン!ドロー!手札より、魔法カード大嵐を発動する!」

ソリッドビジョンにより現れた大きな竜巻が、遊戯の場の伏せカード2枚を破壊していく。
破壊されたカードは、聖なるバリア-ミラーフォース-、そして、起動砦ストロングホールド。

「しまった!!」


「ふん!雑魚モンスターをあえて攻撃表示で残す事で、こちらの攻撃を誘い、
罠カードで反撃する目論見だったようだが、甘いぞ遊戯!
その程度の戦略でこの俺を倒せると思うな!
手札より、古のルールを発動!」

デュエルディスクにカードを挿入すると、フィールド上に巻物が現れ消える。
そして、後に現れる強大な力を秘めたモンスターの登場を恐れるかのように、
場を嵐が吹きすさぶ。

「このカードの効果により、手札からモンスターを生け贄無しで通常召喚することができる。」

海馬の手札が輝いたように見えたのは、決して気のせいではないだろう。
デュエルモンスターズの世界にいまや3枚しか存在しない究極のレアカード、
そして、海馬瀬人の最も信頼するモンスターがフィールドに召喚される。

「出でよ、青眼の白龍!」

フィールドに咆哮を放ち、全身純白にして美しい蒼き瞳を持つ龍がフィールドへと召喚される。

「青眼の…白龍!海馬君の最強のモンスターが、1ターンで出てくるなんて…」

遊戯は自分の予想の甘さを反省した。
こんなにも早く、相手の最強のモンスターを場に出させてしまうなんて。

「己の愚昧な策略を呪うがいい!青眼の白龍の攻撃!滅びのバーストストリーム!!!」

攻撃力3000を誇る青眼の白龍の必殺技が、遊戯の場のレッドガジェットを
塵も残さず粉砕した。もっとも、青眼の白龍の攻撃を受けて倒れないモンスターなど、
殆ど存在しないが。



「うわぁぁぁぁぁ!」LP4000→2300

あっという間に遊戯のライフが半分近くまで削られる。
それほどまでに、青眼の白龍の攻撃は強靭であり、最強であり、そして無敵であった。
しかし、もくもくと上がる煙が晴れようとしたそのとき、異変は起こった。

「ぬっ!?何だこれは?」

海馬の目前に、今までそこには無かった"光る鏡"が現れたのだ。
あまりにも突然の出現に、海馬だけでなく、向かい側にいた遊戯までも思わず身構える。
ソリッドビジョンではありえないそこにあるという感覚。
だが、糸もなしに鏡がふわふわと浮かぶなど現実にはありえない。
海馬が思わず手を伸ばし、その鏡に触れた瞬間、その場は閃光に包まれた。

「なにぃっ!?ぬああああああ!!」

まばゆい光の中で、遊戯は海馬の声を聞いた。しかし、目の前は閃光で埋め尽くされ
海馬の姿はおろか、周りを見ることすら出来ない。

「!?海馬君!?いったいなにが!?」

閃光が収まり、辺りが元通りになったとき、遊戯はすぐに気が付いた。
いきなり現れた不思議な鏡とともに、今まで目の前にいた、海馬瀬人の姿がなくなっていることに。


こうして、ゲートをくぐりぬけた海馬瀬人は、世界を越えてハルキゲニアの土を踏む事となった。




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