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黄金の使い魔-05-前篇


ようやく掃除が終わり二人は食道へ向かう
朝食時に言った通り、ルイズの隣にはもう1つ席が設けられ
他の貴族達と同じ食事が並んでいる

「いい!?これが当たり前だと思わないでよね!特例中の特例なんだから!!」
「そうか、感謝する」とわしわしとルイズの頭をなでるアイオリア
「わ、、わわ、、わかればいいのよ!」
なんという立場の逆転、これではどちらが使い魔かわからない
でも嫌な気はしないので、今回は大目に見てあげるんだから!掃除の手伝いのご褒美をあげただけなんだから!と自分を納得させる

黙々と食事をする二人
ただ違う点があるとすれば落ち着いて食べているアイオリアと
アイオリアの方をキョロキョロ見ながら食べているルイズ と言った点だろうか
実はアイオリアの方を見ている少女がもう一人居るのであるが、それは後ほど触れる事にしよう

アイオリアの方が早く食べ終わったのでルイズを待っていると
何やら大きな音や、騒がしい声が聞こえてくる
何事か、と目を向けるとそこには平謝りするメイドの姿があった

大方、何かを配膳中に落として、かかってしまった とかその程度だろう
貴族の方の度が過ぎるようなら 仲裁に入るか
と考え様子を見ようと思ったが「申し訳ありません!!貴族様、、、どうかお許しを!!」という
聞いた事のある声が聞こえてきた

まさか・・・!

人を押しのけ騒ぎの中心へ向かうアイオリア
そこには涙を流しながら必死に許しを乞うシエスタと
杖として使用している薔薇をチラつかせながら尊大且つ、傲慢に彼女を叱りつける金髪の男子生徒が一人

事の顛末はこうであった
デザートの配膳をしていたシエスタは金髪の男子生徒 ギーシュ・ド・グラモン の近くに香水の瓶が落ちているのを発見した
そこで彼女はビンを拾うとギーシュに差し出した、しかしギーシュはビンを受け取ろうとはしなかった
この場で香水が自分の物だと認めると、その香水を作った女子生徒との関係を認めることになり
二股がばれ、彼的に非常によろしくなかったのだ、
結局ギーシュはその香水により二股がばれ、二股をかけていた少女二人からビンタというおまけ付きでフラれてしまったのだが
ギーシュはその責任をシエスタに押し付けたのである

曰く「君が軽率に、香水の瓶なんかを拾い上げたおかげで、二人のレディの名誉が傷付いた!どうしてくれるんだね!」 との事である


「何があったか知らないが、ここは怒りを納めてもらえないだろか、このアイオリア、この女性には恩義がある」
「アイオリアさん!!」
突然割って入ったアイオリアにを縋るような眼でみるシエスタ
「人を許すのも男しての度量という物だ、ましてや女性が涙するまで甚振る等男のするべき事ではない」
「なんだい・・・?君も平民の癖に貴族に対する態度がなってないんじゃないか?ルイズの使い魔君」
「男である事に、貴族も平民も関係ないだろう」
「君には入院中のヴェルダンディの件もある事だし・・・、そうだ、君が彼女の代わりに罰を受けるかい?」
「この上更に彼女が罰を受けるというなら、このアイオリア、喜んで罰を変わって受けよう、だが言っておく、お前を俺は貴族として、上に立つ者として認めん!」
この言葉が決定的だった、ギーシュの貴族としての自尊心を傷つけるに十分すぎる一言だった
「貴族に向かってその不遜な態度!無礼者め!よかろう!貴族に対する礼儀を教えてやる!このギーシュ・ド・グラモンの名に賭けて君に決闘を申し込む!」
「俺も戦士である以上断る理由はない」
「ヴェストリ広場に来い! ここを平民の下賤な血で汚すわけにはいかないからな!」
そう言い捨てるとギーシュは食堂を出て行った

その声を聞いたルイズが人ごみをかき分け駆け寄ってきた
「何あんた主人の断りもなく決闘なんか受けてるのよ!!」
「申し訳ありません!ミス・ヴァリエール!私のせいでご迷惑を!」
「いや、あなたには恩義がある、それを返す機会をくれたあの少年に礼を言いたい位さ」
と涙を流すシエスタの頭に手を置きながら笑顔で言うアイオリア
「それにギーシュとかいう生徒の為にもここは叩きなおしてやる方がよかろう」

「何バカな事言ってんのよ!あんたがどれだけ腕に自信があるか知らないけどね、平民は貴族には敵わないの!怪我で済めばいい方なんだから!!」
「そうです!!アイオリアさん!殺されちゃいます!!」顔面蒼白で訴えるシエスタ

「ルイズ、これは君の使い魔の力量を見るにもいい機会だ、ここは私の好きなようにさせてくれないだろうか、このアイオリア、決して死なない事を約束しよう」

二人の警告を事もなさ気に一蹴するこの使い魔の自信はどこから来るのだろう、でも何故かそれを信用してしまいたくなる
それだけの何かがこの使い魔にはある

「しょうがないわね・・・着いてきなさい!でももうダメて思ったら止めるからね!!!」

ヴェストリ広場に向かう二人を、メイド服の少女は見送ることしかできなかった


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