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虚無の使い魔だよ!ドクロちゃん!-01

僕の名前はギーシュ・グラモン。
自慢じゃないが、成績優秀、眉目秀麗、完全無欠で将来有望な学園生徒なのだよ。
さあ、僕を殴って!(もっと)
そんな僕の唯一の悩みといったらこの溢れ出る魅力。
僕は何もしていないのに遠乗りに誘われたりするのだよ。全く困った物だよね。
でも、いまではまったくそんな気にならないんだ。
何故なら、僕の部屋にはとても奇妙な使い魔が住み着いたから。

今日も僕は、自分の部屋にノックをせずに入ってしまった。
少し前まで一人部屋だったのだからしょうがないよね。
そして、部屋の中では僕より少し年下ぐらいの女の子が服を着替えていたのさ。
しかも、素敵な物体が見えるアングルで。
僕は絶句した。
「……いやああああああ!!」
「ドクロちゃん、キミ結構大きいん、うわあああああ……」
僕の叫びは、少女の突き出したトゲトゲの付いた鋼鉄バットで中断された。
彼女が、僕の左脇腹から右上腕にかけて振り抜いたからさ。
〈じゅばあああ!!〉という音がして僕の内臓や右腕が飛び散る。
そして僕の上半身(といっても、頭と左腕と右肩しかないけど)が後ろに倒れて転がったのだよ。
彼女はとても恥ずかしがりやのようだね。
「きゃ、ごめんなさぁいギーシュ君!」
彼女は可愛らしい声で言う。そして鋼鉄のバットをくるくると回しだしたのさ。


ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪


赤黒い僕の肉塊は、キラキラした魔法をまといながら、元に戻っていく。
僕は治ったお腹を触りながら言う。
「いきなり撲殺するなんて、酷いじゃないか!」
ドクロちゃんは、ほっぺを膨らませる。
「いきなり部屋に入ってくるギーシュ君が悪いんだよッ!」
僕はため息をついた。

実は彼女、未来からやってきた天使なのだよ。
名前はドクロちゃん。
召喚した時に彼女は言った。
「ギーシュ君、キミはこれから虚無に目覚めるんだよ。虚無は危険なんだよ、人がいっぱい死ぬんだから。だからボクは天界から来たんだよ!」
僕は驚いた。
「ほ、本当なのかい?」
ドクロちゃんは僕を見ずに。
「きっと目覚めるよ……多分」と言った。
なんてことだ。僕のほうを見れもしないなんて……なんて重い話なんだ。
少し(きっと)(多分)に引っ掛かりを感じるけど。
「だから、これから魔法を勉強したり、使ったらダメ!」
と、言われたのだった。

――これはヒストリー、虚無のヒストリー。(二回言う意味は無し)
僕とドクロちゃんの日常を描いた愛と涙と血みどろの物語。

ちなみに同級生の皆は普通に使い魔を召喚した。ただし、ゼロのルイズは平民を召喚したようだね。
まったく、虚無は辛いよ。

次回予告
昼食中に僕が落とした物は……パンツ?
何で! 何でパンツなの!!
次回
決闘だよ!ドクロちゃん!
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪

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