あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

使い魔オーフェン-1

(一体何が起きた?)

黒髪黒ずくめの目つきの悪い20歳くらいの男は心の中で一人ごちた。
胸には剣に絡みついた一本足のドラゴンのペンダントがかかっている。

(そうだ、今日の朝は桃缶特売日で早めに起きて市場に向かったんだ)
(そして途中で阿呆執事キースが現れて・・・・・・そっから記憶が途切れてる)

空を見上げると既に陽は真南に位置し昼を回ってる頃だろう。

「ったく・・・とっととキースの野郎を見つけて桃缶の恨みを晴らさないとな」

そこでようやく現実に引き戻された。否、砂煙が晴れて自分が現在置かれている状況が見えたからだ。

「ど・・・どうして・・私が平民なんか・・・」

目の前の桃色の神をした少女が呟いていた。ああ、桃缶食いたい。

「アンタどこの平民」
「は?」
そう言うと同時に周囲から笑い声が聞こえてきた。

「ははは、さすがゼロのルイズだなぁ」
「くく、平民が使い魔かよ」

(とりあえず状況を把握しよう・・・見知らぬ奴らに囲まれて、周囲の建物にも見覚えは・・・)
(ローブ・・それに塔・・・・?まさか牙の塔か?いや、似てるようだが違う)

「ちょっと聞いてるの!」
「ん?」
「どこの平民かって聞いてるのよ!」
「どこの平民かと聞かれてもなぁ・・・」
(第一声が「どこの平民」とは・・・状況がいまいち把握できない)
(手っ取り早く聞いてみるのが最善か)

「ミスタ・コルベール、やり直しを要求します」
桃色髪の少女は教師風の男にやり直し請求をしているようだ・・・なんのこっちゃ

(状況を整理しよう、牙の塔ではないが魔術士の養成所みたいな雰囲気だ
 まさか王都か・・・・?いやそれにしても不自然だ)

そうこうしている内に桃色髪の少女はこちらへと近づいてきた

「感謝しなさいよね、貴族にこんなことされるなんて普通は一生ないんだから」
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ルブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 五つの力を司るペンダゴン、この者に祝福を与え我の使い魔と為せ」

(この少女の名前はルイズって言うのか・・・ん)
不意に近づき接した唇にオーフェンは反応できなかった

「んなっ!いきなりなにをするんだ!俺は年下には興味ない・・ってそうじゃなくて!」

「うるさいわね!」
その言葉の後に発せられた呪文と同時に、耳をつんざくような爆音が鳴った
(魔術?・・・構成が見えなかったな)そんなことを思いながらオーフェンの意識は闇に落ちた

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