【SnakeTales Z 蛇の使い魔】
―2010年 ニューヨーク州 マンハッタン某所 フィランソロピーアジト―
ソリッドスネークはオタコンの新型VRトレーニングを受けていた
「こちらスネーク。オタコン聞こえるか?」
『良好だよスネーク。じゃあ今回のミッション内容を伝えるね
今回のミッションはあの2009年の事件《ビッグ・シェル占拠事件》を体験してもらうよ』
「ビッグ・シェル?アレの復習をしろと?」
『違う、雷電の方を体験してもらおうと思ってね』
真っ暗な空間にVRのフィールドが構築されていく
一瞬で一年前の《ビッグ・シェル シェル1A脚海底ドッグ》が完成した
『じゃあ装備の説明をするね。今回はおまけとして無限バンダナだけ持たせておいたよ
後は現地調達だ。それじゃあがんばって!』
無線が切れる
スネークは潜入を開始した
ソリッドスネークはオタコンの新型VRトレーニングを受けていた
「こちらスネーク。オタコン聞こえるか?」
『良好だよスネーク。じゃあ今回のミッション内容を伝えるね
今回のミッションはあの2009年の事件《ビッグ・シェル占拠事件》を体験してもらうよ』
「ビッグ・シェル?アレの復習をしろと?」
『違う、雷電の方を体験してもらおうと思ってね』
真っ暗な空間にVRのフィールドが構築されていく
一瞬で一年前の《ビッグ・シェル シェル1A脚海底ドッグ》が完成した
『じゃあ装備の説明をするね。今回はおまけとして無限バンダナだけ持たせておいたよ
後は現地調達だ。それじゃあがんばって!』
無線が切れる
スネークは潜入を開始した
《シェル1 EF連絡橋》
PiPiPi
オタコンに無線をかける
『状況はどうだい?』
「ああ、さっき『俺』からソーコムとタバコを受け取った
あとM9、M4、AKS-74Uを手に入れたぞ」
『ふーん。システムの方はどうだい?何か不具合は?』
不具合…なのだろうか?
気になることはあった
「オタコン、F脚倉庫にステルス迷彩が落ちていたんだが、仕様か?」
『そんな馬鹿な!?』
なにやらぶつぶつ言っている
「…オタコン、俺に何か隠していないか?このプログラムはどこで手に入れた?」
『…実はこのプログラムはnyで手に入れたんだ』
よくそんなものを信用できたものだ
「まあ大丈夫だろう。任務を続ける」
『それじゃ、がんばって』
無線を切る
幸いここには敵がいないらしい
シェル1中央棟に潜入するべく橋を渡る
この橋が落ちるのは前の潜入で知っていた
走り抜ければ問題はない、と思っていたのだが
「!?」
目の前の透明な壁のようなものに激突した
「うぉおおおおおおおおお!!!!!!!」
その直後足元の床が抜け落ちスネークは海面へまっさかさまに落ちていった
PiPiPi
オタコンに無線をかける
『状況はどうだい?』
「ああ、さっき『俺』からソーコムとタバコを受け取った
あとM9、M4、AKS-74Uを手に入れたぞ」
『ふーん。システムの方はどうだい?何か不具合は?』
不具合…なのだろうか?
気になることはあった
「オタコン、F脚倉庫にステルス迷彩が落ちていたんだが、仕様か?」
『そんな馬鹿な!?』
なにやらぶつぶつ言っている
「…オタコン、俺に何か隠していないか?このプログラムはどこで手に入れた?」
『…実はこのプログラムはnyで手に入れたんだ』
よくそんなものを信用できたものだ
「まあ大丈夫だろう。任務を続ける」
『それじゃ、がんばって』
無線を切る
幸いここには敵がいないらしい
シェル1中央棟に潜入するべく橋を渡る
この橋が落ちるのは前の潜入で知っていた
走り抜ければ問題はない、と思っていたのだが
「!?」
目の前の透明な壁のようなものに激突した
「うぉおおおおおおおおお!!!!!!!」
その直後足元の床が抜け落ちスネークは海面へまっさかさまに落ちていった
「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ! 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!
私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに、応えなさい!!」
杖を振り下ろすと閃光と共に爆発が起きる
さてこれでこの行為をルイズがするのは何回目になったか
もはや誰も数えていないだろう
その場にいる誰もが今回も失敗かと思ったとき煙の中に人影が
もしやと思い駆け寄るルイズ
そこには―
「なに、これ?」
筋肉盛り盛りのマッチョマンが倒れていた
私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに、応えなさい!!」
杖を振り下ろすと閃光と共に爆発が起きる
さてこれでこの行為をルイズがするのは何回目になったか
もはや誰も数えていないだろう
その場にいる誰もが今回も失敗かと思ったとき煙の中に人影が
もしやと思い駆け寄るルイズ
そこには―
「なに、これ?」
筋肉盛り盛りのマッチョマンが倒れていた
「…ここは一体…?」
目を覚ますとそこは見知らぬ世界でしたといった光景が広がる
自分は確かに海に落ちたはずなのだが何故だか陸の上にいる
空は相変わらず青く晴れていたが、地面は人工物ではなく芝だ
「VRの故障か…?」
オタコンに連絡が付かない
目を覚ますとそこは見知らぬ世界でしたといった光景が広がる
自分は確かに海に落ちたはずなのだが何故だか陸の上にいる
空は相変わらず青く晴れていたが、地面は人工物ではなく芝だ
「VRの故障か…?」
オタコンに連絡が付かない
「ミスタ・コルベール!」
目の前の桃色の髪の少女が中年の男に捲し立てる
「もう一度召喚させてください!」
「それは出来ない」
「どうしてですか!?」
引き下がらない少女
「決まりなんだ。召喚した使い魔で今後の属性を固定しそれにより専門課程に進む
一度呼び出した使い魔は変更できない。なぜならこの儀式は神聖なものだからだ
好むとも好まざるにもかかわらず彼を使い魔にするしかない」
話についていけない
オタコンの見ていたアニメに似たようなものがあった気がするが忘れてしまった
「でも平民を使い魔にするなんて聞いたことがありません!」
「これは伝統なんだ、ミス・ヴァりエール。例外は認められない」
口を挟めそうにも無くスネークは置いてけぼりにされてしまった
目の前の桃色の髪の少女が中年の男に捲し立てる
「もう一度召喚させてください!」
「それは出来ない」
「どうしてですか!?」
引き下がらない少女
「決まりなんだ。召喚した使い魔で今後の属性を固定しそれにより専門課程に進む
一度呼び出した使い魔は変更できない。なぜならこの儀式は神聖なものだからだ
好むとも好まざるにもかかわらず彼を使い魔にするしかない」
話についていけない
オタコンの見ていたアニメに似たようなものがあった気がするが忘れてしまった
「でも平民を使い魔にするなんて聞いたことがありません!」
「これは伝統なんだ、ミス・ヴァりエール。例外は認められない」
口を挟めそうにも無くスネークは置いてけぼりにされてしまった
「そんな…」
私の使い魔がこんな…オヤジ?
私の使い魔がこんな…オヤジ?
「では、続きを」
「…はい」
オヤジに向き直る。…やだもう。帰りたい
「感謝しなさいよね。貴族にこんなことされるなんて普通は一生無いんだから」
さっさと済ませよう
呪文を唱える
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン……」
怪訝な顔でこちらを睨むオヤジ。ちょっと怖い
「この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
「…はい」
オヤジに向き直る。…やだもう。帰りたい
「感謝しなさいよね。貴族にこんなことされるなんて普通は一生無いんだから」
さっさと済ませよう
呪文を唱える
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン……」
怪訝な顔でこちらを睨むオヤジ。ちょっと怖い
「この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」