あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

GTA:LCS-0 13

★★★★☆☆
買い物の途上、実はキュルケと青い髪で短髪の眼鏡の姉ちゃんが後を尾行していたようだが、馬車を盗んだ時の騒動で見失ったようだ。
もっとも、ルイズの買い物の目的は察知していたようだが。後で聞いた話だが、町の人の話では『こんな豪胆な、しかも馬車のみを目的
とした盗み見た事ねぇ』等ともっぱらの評判だったそうだ。
「逃げ遂せたな」
「……死ぬかと思ったわ」
途中で憲兵と言うのだろうか此方の世界で言う所のサツに見つかり追いかけられたものの、『ドライブ・バイ』と呼ばれる技術で追い払うと
取り合えずペンキ屋に馬車を塗装させ、その後に洋服屋に入り、俺の持っている金貨でルイズに服を買いオーバーオールに着替えさせ、俺は
逆に貴族の格好をして立ち位置を入れ替えた。余談だがルイズにオーバーオールを着せるとこれがまた異常に似合っており、宛ら田舎に居そうな
女の子になったのは流石に吹いた。
「大丈夫だ、これなら見つからねぇよ」
「笑ってんじゃないわよ!!」
ルイズはオーバーオールの姿に吹いた俺を見ていきり立つ。無理も無いか。
「なんで行き成り馬車盗むのよ!」
「俺の街じゃ日常茶飯事だぜ」
リバティーシティでは、油断してると本当に呆気なく車を犯罪者に盗まれるんだよ。
「馬車の塗装を塗り替えたんだし、バレやしねぇさ」
「うう……どうして私にはこんなに変なのばかり……」
オーバーオールを纏ったルイズは、手綱を引きながら落胆する。おいおい、その変なのを呼び寄せたのはお前だぞルイズ・F・ヴァリエール。
「略すな!!」
「元気良いじゃないか。可愛いぜ、そのオーバーオール」

着替える事無く学院に戻ったものだから、当然貴族の格好の俺とオーバーオールのルイズ。学院は爆笑に包まれた。無表情のあの短髪の眼鏡を
掛けた姉ちゃんですら笑い堪えてたのには吹いたな。
「可愛い~!!御人形さんみたい!!」
キュルケ止めておけよからかうのは……気持ちは分かるがね。実際これはこれで可愛いからな。憎まれ口を叩かなければ尚良いのだが。俺は
何時もの様にマルトーに豪勢な食事を振舞われると入浴をして、隠れ家のルイズの部屋に戻る事にする。だがそこにはルイズの他にキュルケ、
先ほどの無表情の眼鏡を掛けた姉ちゃんが居た。何だかんだいっても、こいつら仲良いのか?だがこの後、俺はやっぱり魔法のある世界に居る
事を改めて実感させられた。

部屋に入るなり、キュルケは最初行ったあの武器屋で、ルイズがとんでもない額の対価を吹っかけられた金色の剣を俺にあげると手渡ししてきた。
値段的にはたいしたこと無いと思ったが、どうにもいけ好かないので触らなかったが、まさかこいつが買ってくるとは……まぁ、あそこまで
嬲られた後だから、キュルケの自慢の双丘に目が眩んで大安売りで売ったりしたんだろう……。
「これを俺にくれると言うのか?」
俺がこう言った瞬間、ルイズは予想通りのリアクションを見せてくれる。
「節操無いわね肉便器!!」
……俺はもう知らん!公衆便所ならまだ逃げ道もあるが、流石にそれは誰でも意味が分かるだろ!!と言うか、本当に誰から教わったんだ!?
俺たちの世界でも、本当に殺し合いが起きかねない程の暴言だぞ。
「にっ……肉便器……言ってくれるじゃない……食いつき様の無い性的魅力の感じられないガキ……」
始まったな。やれやれ、巻き込まれる此方の身にもなってもらいたいものだ。こんな状況でも、青い髪で短髪の眼鏡を掛けた姉ちゃんはさながら
『関係無いね』と言わんばかりに本に目を通している。ああ、これはもう慣れてるんだな。それだけ日常茶飯事なんだ。
「私ね、貴女の事がだいっ嫌いなの」
「へぇ…奇遇ねぇ、私も貴女の事がだいっ嫌いなの」

二人ともピクピクと頬を震わせながら言い置く。今回ばかりは殴り合いが見れるかもしれんな。
「姉ちゃん、こいつらいつもこうなのか」
「……日常茶飯事」
青い髪で短髪の眼鏡の姉ちゃんに思わず聞いてみると、ぼそっとこう返って来る。それじゃあ気にする必要もないんだなぁ……。
「「決闘よ!!」」
二人が声を合わせて正面切ってこう言い置く。なんだ、こいつら息合ってるなぁ……本当は仲いいんじゃないのか?今回は完全日和見で居るので
どうなっても構わんと思っていたものの、喧嘩が始まる一歩手前でこの青い髪で短髪の眼鏡の姉ちゃんが魔法を使って杖を取り上げる。
「…室内…」
杖を取り上げられた二人は本当にこのままキャットファイトに移行しようとした瞬間、何処からかとんでもない暴言が飛んできた。
『うるせえぞ馬鹿女共!!』
二人ともプライドが異様に高いのだが、そんな人間がバカと言われればどうだろう。只じゃすまんわな。声が発せられると一斉に俺のほうに視線が
向くが、この青い髪で短髪の眼鏡の姉ちゃんが一言『剣』と言ってルイズが買って来た剣を指差す。
『折角寝ていたのにまったくよぉ……『肉便器』だの『ヤリ〇ン』だの馬鹿じゃねぇのか?下品な女共だな……これじゃ起きるわなぁ……』
物が喋る……物語なのでは良く見かけたが、実際この眼で見ると感想に困るもんだな。ああ、これが魔法の世界の現実なのか……。
「インテリジェンスソード?」
「うう……どうして私にはこんなに変なのばかり……」
しかし、ルイズも可哀相だな。俺呼んでからケチが続いてるな。まぁ、この剣は俺自身は気に入ったので貰うけどな。
「ダーリンモテモテじゃん」
「うるせぇよ……」

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