あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

壺の使い魔

貴族の少女、ルイズは、使い魔召喚の儀式中にまーたいつも通り、失敗して爆発を起こしていた。
何回もやっている度にやっと召喚できたのは顔のような装飾が程された壺が一つだった。
壺といっても口は小さく花瓶くらいにしか利用できなさそうなものだった。顔の口は大きいが。
魚。
儀式で使い魔として現れたのだからただの壺ではないと思い、ルイズはこの壺と契約しようと試みる。
運よくこの壺には顔があり、契約のキスもできる。
「我が名はルイズ・フランソ(ry。」こんなみんな持っているような長い名前とセリフは以下略以下略。
しかしはっきり言って何も起こらなかった。
契約の証のルーンは壺に刻まれているが、壺におにぎりを保存しておくことも、全く無かったっていうか、穴が小さくて入らない。
逆さにしても何も出てこないただの壺だ。
よくよく見ると不細工な顔である。こんなのとキスしたと思うとルイズは・・・
しょうがないから花瓶に使おうと思ったルイズだった。皆はもはや嘲笑することもなく白い目でルイズを見るのだった。
ところで今の季節は春。色々な花も咲いており、もちろん花粉も飛んでいる。
皆が花をむずむずさせている。するとどうしたことか、壺が踊るように動き出した。
真っ先にくしゃみをしたのはいつも本を読んでいるメガネの少女、タバサであった。自分が今読んでいる本に、唾液がつかないよう口に手をあてて。
すると、突然ドグァーンという爆発音がした(ルイズの魔法ではない)
そして、壺の中から大道芸人としか思えない太った変な男が壺から飛び出したのだった。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」
「使い魔が平民の手品師ー!?」
「いくらルイズでも、あれはなぃよな・・・」
「・・・こんなのでも使い魔は使い魔よ、ねえ平み・・・」
その男はルイズを見向きもせず、タバサに話し掛けたのだった。
「お呼びでごじゃるかご主人様」
「ええっ!?何言ってるの?ご主人様は私でしょ!」
突然の出来事に戸惑いを隠せないルイズをはお構いなしに、タバサが質問をする。
「あなたは・・・だれ」
「吾輩でごじゃるか?吾輩はハクション大魔王でごじゃるよ。あなたの召使でごじゃる」
大魔王・・・!この言葉に皆は息を飲んだ。
よくみると壺にはともかくこの男にはルーン文字は刻まれてない。
「ルーンが・・・ない!」
「当たり前だろ・・・ゼロに大魔王と契約できるわけがないだろ、常識的に考えて・・・」
しかしタバサは動じることもなく質問を続けた。
「あなたは、何ができるの?」
「ご主人様の望みを何でもかなえて挙げられるでごじゃる」
「何でも?」
「何でも」
「・・・本がもっと読みたい」
「かしこまりましたでごじゃる!アラビンドビンハゲチャビ~ン!」
何ともコルベール先生をバカにした呪文であるが、空から本がドサドサと落ちてきた。
「…読めない」
タバサが読めないのも無理はない。この本は全部日本の文字なのだった。
「ももいい、壺に帰って」
「といわれましても、吾輩、今すぐに帰ることなどできないでごじゃる・・・」
…後ろから殺気。
「よくもこんな変な壺を押し付けてくれたわね・・・大事な使い魔を呼び出そうって時に・・・この豚ーっ!」
こんな間抜けな魔王になら勝てると思ったのか、ルイズは思いっきり杖を降り、ハクション大魔王の正面で大爆発を起こした。
「いきなり何をするでごじゃるか!アラビンドビンハゲチャビン!」
すると、ルイズの杖は蛇となって、ルイズにかみつこうと襲いかかってきた。
「き、きゃぁあぁああー」
「……」
タバサはB級映画をみるような目で二人をみていた。彼女がも一度くしゃみをすれば、魔王は壺の中に戻っていった。
…数時間後、ルイズは学院の自分の部屋でおちんこでいた。自分の部屋には他人の召使の入った壺。
こんな壺、割ってやろうかと思った。生き物の使い魔は死ねばまた新たに契約ができる。生き物出ないなら、壊せばそうなると思ったからだ。
しかし、壺の中には大魔王が入っている。そんなことをしたら今度はどんな魔法をかけられるか分からない。
外の空気をすって落ち着こうとルイズは窓をあけてみた、が、やはり春でも夜は寒い。思わずくしゃみをしてしまった。
ドカーン!
「お呼びでごじゃるかご主人様」
「えっ?」

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