あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ユリアゼロ式-TYPE2


TYPE2「つっぱしるユリア」

朝、先に目覚めたのはルイズであった。
「まったく……いつまで寝てるのかしら。」
ルイズは隣で寝息を立てているユリアを見て、ゆうべ二度目の爆発で吹き飛ばされた後いつのまにか戻ってきて、
今度は寝込みを襲われそうになり三度目の虚無の魔法で爆発させて皆の安眠を妨害したことを思い出した。
「くかー………」
「しかし、可愛い寝顔ね。起きてたら襲ってきちゃうのが玉に瑕だけど。
や、やだっ私ったらそんな趣味はないのに……そんな…」
ルイズがひとり顔を真っ赤にさせてくねくねしていると
「る、ルイズさぁん……もうおなかいっぱい……これ以上入らないよぉ……」
(何か美味しい物をたらふく食べた夢でも見てるのかしら…)
そんなことをルイズが思っていると
「お、お腹はルイズさんのでいっぱいだから、バイブはお尻のほうにお願いします………」
『ユリア100式マニュアル
ダッチワイフであるユリア100式にとってアナルは別腹なのだ!』
「………」
そう寝言を言ってユリアはお尻をルイズのほうに向けた。
「ど、どんな夢を見てるのよ! この馬鹿!」
「ひゃうっ!」
ルイズはとりあえず尻を思いっきり蹴飛ばした。
(なっ、思わず蹴飛ばしちゃったけどなんだか罪悪感よりもこの気持ち……)
(なっ、いきなり寝起きをルイズさんに蹴り起こされちゃったけどどこから沸いてくるこの気持ち……)
「「カイカン?」」
『ユリア100式マニュアル
ダッチワイフであるユリア100式はMっ気が強く設定されているのだ!』
「じゃ、じゃあ朝ごはんを食べに行くわよ。」
「はっ、はい。」
とりあえずこの胸に生じた気持ちは今はしまっておいたほうがいいのではないかと思う二人であった。

「あら、その娘があなたの使い魔なのかしら?ルイズ」
部屋を出るとそこでクラスメイトのキュルケがいた。
「はっ、はい。わたし、ルイズさんの使い魔をやっているユリアといいま…きゃぁ!」
「うんうん。しってるわよ。昨日はルイズと情熱的なキスをしちゃって……ってフレイム!」
見ると、発情したキュルケの使い魔がユリアに襲い掛かっていた。
『ユリア100式マニュアル
ダッチワイフであるユリア100式には催淫フェロモンが含まれているのだ!』
「ハァハァハァハッ」
「ちょ、あ……あん! ちょっとこらぁ!」
発情したフレイムは周りのことがまったく見えずただ、色気を放つ牝にのみ視線が向けられていた。
そして彼女は嫌がるような声を出しつつも、どこか両手を広げて来るのを待っているようにも見えて―――
「あんたも興奮するんじゃないわよ!」
キュルケとルイズは慌ててユリアからフレイムを引き剥がした。

「まさか私の使い魔が女の子を見て襲い掛かるド変態だったなんて……」
「まぁまぁ、でもあの子可愛かったですね。ペットみたいで。」
「あの子は私の使い魔よっ!」
朝食の時は彼女に床に座って食べてもらったが彼女は嫌な顔一つせずに食べていた。
しかし、使い魔は床に座って食べるのが当然だと思っていたのに彼女が嫌な顔一つせずに食べている表情を見ているとどこか心が痛むのはなぜだろうか?
ああ、出来ることなら彼女と恋に落ちてみたい………
と思いつつ恋人であるモンモラシーと一緒に朝食を食べているギーシュであった。
『ユリア100式マニュアル
ユリア100式はダッチワイフです。』
「今度私がとろろ料理を作りましょうか?」
「……とろろって何?」
そんな事をユリアとルイズは知る由も無かったのであった。

「はじめまして。私、この学院の食堂で給仕をしているシエスタという者です。」
「わぁ~ 本物のメイドさんだぁー」
昼休み。ルイズは顔見知りであったメイドのシエスタの元を訪れた
シエスタがかしこまった礼をするとユリアは嬉しそうに手をぱちぱちとしている。
「えっと……この方がミス・ヴァリエールの使い魔のユリアさんですね。」
「ええ。この娘が本物のメイドさんを見てみたいっていうから。」
「よろしくお願いします!」
「え、ええよろしくお願いします……」
メイドに本物も偽者もあるのだろうか…と思わず苦笑してしまったシエスタなのであった。
「実は、ユリアさんは昨日の真夜中こちらで姿を見かけたのですよ。」
「なんですって?」
それに反応したルイズがすっとんきょんな声をあげた。
「なな、なんでユリアがま、真夜中にこんなところに来たのよ!」
「やっぱり見られてたんですね………ごめんなさい。」
「あんな真夜中に一人であんな事をされて……上手く出来ましたか?」
「はい! とっても気持ちよかったですよ!」
「ちょちょちょっと待って! あ、あんた、私が寝た後ここで何をしてたのよ?
ちょっと聞くのが怖いけど。い、言いなさいよ!」
ルイズの顔が真っ赤になっているのをユリアは不思議に思ってたがその質問にはシエスタが答えた。
「ユリアさんは昨夜、ここのドラム缶風呂でお風呂に入っていたんです。」

ユリアの話によると三度目の爆発の後に無傷で部屋に戻ってきたユリアは、
ルイズから洗濯物のことを頼まれてたことを思い出してルイズの下着を持ちながらあちこちをうろうろしていたらしい。
「…それで、ここを見つけて下着を洗ってたまたま湯が入ってたこのドラム缶風呂に入ったと。
でも、なんでシエスタはそれを陰から見ていたのよ?」
今度はシエスタが赤くなる番であった。
「えっ、え~っと……それは……その……」
「えへへ……ちょっと……」
ユリアも顔を真っ赤にして答えない。それに苛立ったルイズが顔を近づけてもう一度シエスタに詰め寄った
「答えなさい。ユリアはお風呂で何をしていたの?」
「えっと……必死な声でミス・ヴァリエールの名前を呼んで………ぶっ」
『ユリア100式マニュアル
ダッチワイフであるユリア100式の電気系統の充電は自家発電によってまかなわれているのだ!』
ルイズはシエスタを思い切り突き飛ばして背にあるドラム缶に激突させた。
「それって毎晩必要なことなのかしら、ユリア?」
ルイズはこめかみに青筋を立てながらユリアに聞いた。
「はっ、はい。できれば………毎日………」
「………そう。まあいいわ。お風呂に入るぐらいなら許してあげてもいいわ。ただし…」
「ただし?」
「その後で私に襲い掛かるのはやめることね。」
「えぇ~そんなぁ~~~~」
ユリアは心底残念そうな声を出した。とそこでいきなり名案を思いついたような顔になり、
「一緒にお風呂に入ればいいんですね!」
「ばっ、ばか! 何言ってるのよ! わっ、私が使い魔なんかと一緒にお風呂に入るわけ無いじゃない!!」
とか言いながら身体をくねくねさせているルイズ。
それを見たユリアはなぜかスイッチが入り
「じゃあ今すぐ一緒にお風呂に入りましょう!」
「って何いきなり服を脱ぎだすのよ! それに"じゃあ"って何よじゃあって!
接続詞の基本に立ち返りなさい!」
「いいじゃないですか。一緒にお風呂くらい入りましょうよ~」
「あんた一人で入ればいいでしょ……って服を脱がしにかかるなー!」
「あっ、あれ………私は、何を………」
ようやくシエスタが意識を取り戻した瞬間
「そんなの…ダメーーーーっ!」
またしても爆発。半脱ぎの状態にされたルイズは虚無の魔法でユリアを吹き飛ばした。
このことがきっかけで「ゼロのルイズ」と呼ぶ者はいなくなったという。
ただ、その代わりに「攻めのユリア、受けのルイズ」という呼び名がマリコルヌによって学院中に広められたそうだ。
しかし、ルイズは「私は女に走ったりはしない!」と
ユリアは「私は攻めじゃなくて受けです!」と
両者ともにその呼び名を否定したのであった。


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