ワルキューレの両拳がちょうど手首の位置で一護の左手で握り返される
凄まじいまでの威圧感が周囲を包み込む
凄まじいまでの威圧感が周囲を包み込む
Zero's DEATHberry ――ゼロの死神
『おいおい、勝手に殺されかけてんじゃねぇよ「一護」』
一護の声しかし妙なエコーがかかりまったくの別人のようである
「ワルキューレもう一度やれ!!」
しかしワルキューレは動かない
『無駄だぁ!!』
一瞬にしてワルキューレの腕が砕け散る
そして背後から近づいてきたもう一体、最後のワルキューレを
左手からの閃光『虚閃』が貫く
そして背後から近づいてきたもう一体、最後のワルキューレを
左手からの閃光『虚閃』が貫く
「ちょっと一護 ! 少しは手加減しなさいよ!!」
ルイズからの叱責が飛ぶ
それに反応して『一護』がゆっくりと貌をルイズに向けはじめる
その貌には仮面のようなモノが現れていた
その貌には仮面のようなモノが現れていた
『「手加減」だと?馬鹿言ってるんじゃねえよ、闘いは餓鬼の喧嘩じゃねえんだぜ。』
「わ、私の使い魔の癖して私の言うことが聞けないの!?」
『はっ「使い魔」だと?そんなの「一護」のヤロウが勝手に契約しただけだ ! 「俺」には無効だ・・・』
「わ、私の使い魔の癖して私の言うことが聞けないの!?」
『はっ「使い魔」だと?そんなの「一護」のヤロウが勝手に契約しただけだ ! 「俺」には無効だ・・・』
左手をかざすと『ルーン』が消えていた
『だからテメェの言うことなんざ聞く必要ねぇんだよ ! 』
ココに来てやっとギーシュが口を開く
「おまえは・・・」
『あ?』
「お前は一体誰だ?」
『あ?』
「お前は一体誰だ?」
その場に居た全員の心中を代弁するかのような言葉であった