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デュエルモンスターズZERO-番外

唐突だが、少し過去の話をしよう。
最近町中を騒がせている一人の盗賊の話だ。

土くれのフーケ。
戦乱に人生を蹂躙され、心を闇に売ったメイジ。
そんな彼女がそれを手に入れたのは、トリステイン魔法学院に来る前のことだった。

当時、ゲルマニアで『闇の救い』なる新興宗教が起きた。
信者は大半が貴族――それも心を病んだ者達によるサバトのような過激な組織。
フーケは持ち前の術を使いその御神体とでも言うべき円環を盗み出したのである。
そして、フーケは強力な魔力に引き寄せられ、身も心も深淵に落ちた。
いや、彼女にとって見ればそれは救いだったのかもしれない。
生に絶望し、過去に還りたいという夢想も。
貴族に復讐を果たしたいというその願いも。
すべて、彼女の胸に輝く黄金の円環が叶えてくれるだろうから。

土くれのフーケ。
盗賊にして残虐非道なメイジ。
そのフーケから逃れられた者は極めて少ない。
きゃつは財宝を奪取し、そしてその場にいた者の命までも奪う。
奇跡的にその盗賊から助かった侍従の一人はこう語った。
曰く
「『罰ゲーム!』の声とともに、自分の主やその場にいた者達が見たことも無い巨大な怪物に捕食された……」と。

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