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過去と今(エルヴェ)





寒空の下 雪が舞い散る午後。

ここは、誰もが見慣れた家族のような

安心感溢れる村人たちが集う、ちいさな村。


森や林に囲まれて、今までも安全にくらして行けた。

安全に、くらして 行けていた。


なのに なのに、なんで






なんでみんなが血だらけなの?






 過 去 と 今 







いつも居る、みんなが居ない。

残っているのは、私。だけ。


暢気に雪かきをしているおじさん。

意地悪ばっかりの男の子。

いつも子供を怒鳴りつけている隣のお母さん。


みんなが居ない。誰1人。

      . .
そこにあるのは、


薄紅色の奇妙な雪と、

捻り潰されたような大きな木々。

逆さまに引っ繰り返っている家、


真っ赤な村人。



ただ、居ると言えるのは、

私と 白い布きれのような服をかぶっている


返り血を浴びた子供。



私には、何が起こったか解らなかった。




私とほぼ同じ年頃の子供が、自分より何倍もの大きさの村人を、殺せるわけがない。



『本当だよ。』




『!』




子供のの1人が発言した。この声は、多分女の子の声だろう。

それにしても何が本当なんだろう。もちろん。私には、何もわかならない。



『薄紅色の奇妙な雪も、捻り潰されたような大きな木々も。

 逆さまに引っ繰り返っていうる家も。 真っ赤な村人も。

 全部ぜんぶ、僕達がやったの。 ・・・僕達の仕業だよ。』




驚くしかなかった。


この子には、私の心が読めるというのだろうか。・・・有り得無い──

──読めるのなら、何故。

何故 殺されるのに恐怖を感じた、村人達の心奥底の叫びが聞こえなかったの・・。


村人たちの気持ちは、小さいことだ と


無視 されたの?




『そう・・。当たり前。これが現実。 僕達は強い・・

  だから 弱い者たちは、必要ないのー・・・。』



『必要ないなんて・・ そんなこと・・! 

  貴方たちはは誰なの!なんで・・なんのためにそこに居る・・』



恐怖のあまりに叫んだ言葉は、最後の方がかすれて消えかかっていた。


言葉が終わった直後、話していた少女が 一気にこちらに詰め寄ってきた。

鳶の様にすばやく、音もたてずに。

まるで、地面に足が付いていないかと思うほど。

一瞬の出来事に、叫びも言葉にならなかったほど。



『・・誰? 僕達に名前なんてもの、無いよ・・。

 なんのため?・・教えてあげる。 僕達はね。この世を支配する者なの・・。』




『おい、・・ それ以上は・・。』


突然 向こう側の少年が、こちらの少女に声をかけた。


しかし、少女はそれを聞かぬフリをするように 私の前で話を続けたのだ。



『・・そのためには、仲間がたくさん必要なの・・。

 そう、例えば── 伝説に残るような、たくましいポケモン・・。

 でもね。やっぱりやるからには、下準備をしなきゃあいけないんだぁー・・。

 それはね。小さな メザトイ村を、  子供の僕達が 壊すこと・・。

 つまり、君の村・・ みたいなところにね・・・!』



─────────ザ クンッ




突然、頭部に激しい痛みが襲いかかってきた。


『うああ・・・ あああああ!!!!』


叫ぶ。膝を付く。まるでそれしか出来ないように。

私に涙さえも流れない衝撃が走る。


人生で耳を失った日。私に精神的、肉体的な痛みを与える。


真っ白な雪が、私の顔をつたう血によって また汚される。

みんなと同じ、薄紅色。




『復讐したかったらテンガン山へおいで・・。

                     今度はどこを貰おうかなぁ・・!』








恐い。






その一言の気持ちで、私の肉体は「逃げる」という行動をとっていた。


全部ぜんぶ。私から離れていく。

私の育った村。村人。家族。


だけど私は振り向きもしない。

全力で走って、今度は涙と言う水滴が頬をつたうのだ。











   私は  強くなるから。  絶対に  強くなるから。

   いつしか この思いを、打ち明ける人が 居る限り。


   だから 絶対に 生きてみせるから。  絶対に  私は  生きてみせるよ。



















『・・・父さん・・! ・・・母さん・・・!! みんな・・・!!!』















─────大事なモノを 失った者は いずれ 大きな幸せを 自分の手で 掴むだろう───────


















 7 年 後 









「うぅー。やっぱり私が一番最初なのぉ? 敵のドラピオン、いつ見てもすっごく恐いよ!?不気味だよ!?」



「ったく、んな事言って! 羽京はいつも四天王の虫使いバンバン倒してるじゃないのさ!」



「羽京ちゃんは強いから絶対勝てるよー! 頑張りなよう! 殿堂入り30回目はドカンとド派手に暴れちゃおうぜ☆」



「そだよー!羽京ちゃん! 鵬枝ちゃんの代わりとして今までやって来たじゃないのさ!」



「そう・・。私の出番削ってるんだから・・。自信持ちなさいよ・・。」



「鵬枝さん?アレ?何か目が恐いぞ?結構気にしてるんじゃないですか出番無いのぉおおっ! プ、ププ、プレッシャー;」








「おーい。エルヴェちゃん! 早く行かないと置いていっちゃうよー!


























私を拾ってくれた。私と共に行動してくれた 大切な仲間。

今度は 見てるだけじゃなくて────


────守りたいと、心から思う。
















「・・・・・・・今、行く。」
















一言:うわーーーー(ぁ) HAZIMETEの小説なんです。広い心で見てください(ローマ字に何の意味が)

   ええっとすみません。7年後の台詞言った人、誰だろうね(ぇ)

   上から 羽京、マリィ、稀瀬留、羅帝、鵬枝、羽京、羅帝、エルヴェ という感じです。

   繊細はまたのち程! こいつらは良く使ってるくせに繊細まだなんですよ!(待)

   ついでに殿堂入り30回制覇はモノホンです。ゲームの中がマジです。(謎)そして何気にプチ自慢です(死)

   本当はこの話、漫画で描きたかったんですけど、凄いことになりそうなので・・(←)

   漫画の知識が欲しいです・・。 orz



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