あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!!-06



次回予告
「ベアールVやで。ルイズが出会った言葉を喋る魔剣。えーっ、もしかしてこいつを蛮機獣に!? どないする、みんな!?
 GP-06 魔剣バンキ!?
 ――GO ON!!」

 何だかんだで過ぎていった最初の虚無の曜日の夜、ルイズ達4人はヘルガイユ宮殿の広間に集合していた。
「そうそう、ルイズの魔法はなかなか役に立ちそうでおじゃるよ」
「ふむ、それは心強いぞよ」
「ケガレシア、この前も聞いたけどただ爆発するだけの魔法があなた達にどう役立つの?」
「爆発する『だけ』? それは間違いなり。これを見るなり」
 そう言うとヨゴシュタインは機械を操作し画面に何やら映像を映し出した。映っているのはどうやら都市のようだった。建ち並ぶ無数の四角い塔。
『ハッパ61! ハッパッパー!』
 無数の棒を背負ったり棒をベルト状に繋げた帯を持つ蛮機獣が、束ねた棒をあちこちに放り投げていた。
「まるで『遠見の鏡』ね。それにしてもここはどこなの?」
「ヒューマンワールドでおじゃる。こいつはヨゴシュタイン配下・ハッパバンキ」
 若干無機質に見えるものの洗練された雰囲気を持つヒューマンワールドの都市風景にルイズが見とれていたのも束の間、
画面内のハッパバンキは立て膝を突き、
『ダイナマイトドンドン!』
 言葉と共に膝のスイッチを押す。
 次の瞬間激しい爆発が都市の各所で発生し、塔は無残に破壊されていった。
『ハーッパッパッパー! ハーッパッパッパー!』
 その光景にハッパバンキは満足げな笑い声を上げ、後方に控えるウガッツ達も小躍りしていた。
『待ちやがれ、ガイアーク!』
 声のした方向に振り向いたハッパバンキの視線を追うように画面が切り替わり、赤・青・黄・緑・黒の奇妙な衣服を纏った5人組がハッパバンキの方に駆け寄ってきた。
『邪魔するな、ゴーオンジャー』

 ――GP-06 魔剣バンキ!?――

「何なの、こいつら?」
「炎神戦隊ゴーオンジャー。わらわ達とヒューマンワールドで敵対していたにっくき奴らでおじゃる」
『ハッパバンキ様からのプレゼントだっパー』
 ハッパバンキは例によってダイナマイトをゴーオンジャーの足元に投げつけ、
『ダイナマイトドンドン!』
 再度スイッチを押してゴーオンジャーを爆炎の中に飲み込ませた。
『うわあーっ!!』
 たまらず吹き飛ばされて地面に転がるゴーオンジャー。
『ハッパッパッパッパッパッパー!!』
 苦しみながらも立ち上がろうとするゴーオンジャーの側から、愉快痛快という表情でその様子を眺めているハッパバンキ・ウガッツ達が映し出されたところでヨゴシュタインは映像を消した。
「あんた達あんな相手と戦ってたの!? あんな爆発を受けても痛がるだけなんて……あ!」
 そこまで言ったところでルイズは、ケガレシアが自分の魔法が役立つと言った理由を悟った。
「もうわかったでおじゃろう? 攻撃・破壊……、魔法を使おうとして発生させた爆発そのものは失敗と見られても、その爆発自体が十分に役立つでおじゃる。そしてそれはルイズが成長すればより強力になるでおじゃる。ルイズは『爆発しか起こせないメイジ』ではないでおじゃる。『誰にも負けない爆発が起こせるメイジ』でおじゃるよ」
「……誰にも負けない……? それは本当なの……? 『ゼロ』って言われてた私でも強くなれる……、ケガレシア達の役に立てるの……?」
「もちろんでおじゃる」
「ルイズ、そのためにもしっかり学業に励み訓練を積む事なり」
「あ、当たり前じゃないの!」

「おっと、忘れていたでおじゃる。強力といえばデルフリンガー、そろそろお前を強力にしてやるでおじゃる」
 そう言うとケガレシアは、広間の隅にあった小部屋の中にデルフリガーを入れる。
「うわなにをするやめ――」
 デルフリンガーの悲痛な叫びは扉が閉ざされた音に遮られた。
「ルイズ、ここはひとつルイズにやらせるでおじゃる」
「私? っていうか、いったい何をするつもりなの?」
「このデルフリンガーにビックリウムエナジーを注入して、改造するでおじゃる。成功すればデルフリンガーの潜在能力(曖昧)は100倍にもなるでおじゃる」
「面白そうね」
「……や、やめろ! やめてくれ!!」
「ふふふ、まあ信用するでおじゃるよ……。ルイズ、まずここのボタンを押してレバーを右に動かすでおじゃる」
「こうかしら?」
「そうそう、次にそこの画面に出ているカウントダウンの数字が80を切ったら……」
 ケガレシアの指示に従い作業工程を進めていくルイズ。とその時、
「うわあああ!? 何じゃこりゃあああああ!?」
 激しく放電していた扉の隙間から白煙が噴出し、デルフリンガーの悲鳴が響いた。
「ん~……? 間違ったでおじゃるか~?」
 軽い口調ながらも急ぎコンソールを操作するケガレシアだったが、やがて小部屋の室内で火花が散り始め小規模な爆発も数回発生した。
「◎△$♪×¥●&%#!!」
 デルフリンガーの絶叫と重なるように一際大きな爆発音が轟き、その勢いで小部屋の扉が開く。

「これ……、どうなってるの?」
 おっかなびっくり小部屋の中を覗き込んだルイズは思わず声を上げた。
 小部屋の中にあったのは1本の剣。しかし簡素な造作のデルフリンガーとは大きく異なり、全長はルイズの身長程で、複雑な形状のつばには飾りなのだろうかつり上がった目が彫り込まれていた。さらには柄からつばにかけて蠢く触手が生えている。
 明らかに尋常な剣ではなく、外見は普通の剣であるデルフリンガーでもなかった。
「これがケガレシアのいってた『強力にする』って事?」
「いや、わらわはデルフリンガーを蛮機獣に改造するつもりだったでおじゃる。どうしてこうなったのやら……」
 ルイズが何の気無しに大剣を握ろうとした時、大剣は数かな金属音を立てた。
「む!? 離れるぞよ!」
 キタネイダスの言葉にルイズが飛び退いた一瞬後、大剣はガチャガチャ音を立てて部分鎧を纏い金属質の肌を持ったゴーレムへと変形した。
「……おでれーた」
「もしやデルフリンガーなりか!?」
「おうよ」
「ケガレシア、やっぱりこれって失敗してこんな姿になったのよね? 決闘の時のセンプウバンキとか、さっき見たハッパバンキとは全然違うもの」
「失敗したのは確かでおじゃるが……。それにしてもこのエネルギー量は半端でないでおじゃる。元々高いエネルギーを持っていたところにビックリウムエナジーを注入したのが、こうなった原因でおじゃるか……? これは蛮機獣と呼ぶには勿体無いでおじゃる。機士……そう、機士でおじゃる」
「どういう事?」
「蛮機族の名門・アレルンブラ家にニゴールという変態王子がおるでおじゃるが、その配下に害水機士ウズマキホーテというやつがいるでおじゃる。そいつをデルフリンガーの新たな姿から連想したでおじゃる」
「でもデルフリンガーは絶対水属性じゃないわよね?」
「そこなのでおじゃる。しかも害地とも害気とも言えないでおじゃるし……、うーむ……」
 しばし沈思黙考するケガレシア。
 ポク……ポク……ピーン!
「ひらめいたでおじゃる!」
「おおっ!?」
「ここはマジックワールド、魔法の属性を持つ蛮機獣を作ってもおかしくないでおじゃる。しかも作製したのはメイジであるルイズ。決定! お前の名前は害魔機士デルフリンガーでおじゃる」
「害魔機士か、何かかっこいいじゃねえか! それにさっきみてえなばかでっかい剣になれるのもな!」
「でも普段からあんなの持ち歩くわけにはいかないわよ?」
「心配すんな、お嬢。自分の体いじくられたからわかるんだが、元の剣にも戻れるんだぜ? もちろん錆はしっかり落ちてるがな。それにいじくられる前から持ってた能力も幾つか思い出したんだ!」
「あんた、つくづくとんでもないのになったわね……」


害魔機士デルフリンガー
【分類】害魔目(仮)
【役割】ヴァリエール家害魔機士(仮)
【武装】刀身状の鉤爪・剣形態になった自分自身
【口癖】「おでれーた!」
【身長】213cm
【体重】240kg
 三大臣を召喚したルイズによって、魔剣デルフリンガーがビックリウムエナジー注入改造を受けて生まれ変わった姿です。
 魔剣本来の能力により、魔法のエネルギーを吸収し自分の力とする事ができます。
 他にも各種特殊能力を持っていますが、本人が忘れているため大半が活用できません。
注)口が悪いので武器屋の店頭に置かないでください。



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