あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの破壊大帝様

セイバートロン星

今、この星を基点に全宇宙を無機生命体・マシーンズに作り替え、真の平和を築こうとした一体の破壊大帝が有機生命体ビーストコンボイに敗れ。
オラクルの再生により、共に黄泉の旅路に就いた。


「あ~もしもし、ママ? 悪いんだけどさ。今夜行けそうにないのよ。
え、あ、いやそうじゃなくて今落っこちてるとこ。今度ばかりはやばいんじゃないかなぁ?
えっ? いや、だからマジでやばいんだってば!いくらビーストだからって洒落なんないくらいの高さなんだから。
ビーストでもやる時はやるんだよ!?お笑いばっかじゃないんだからそこんとこヨロシクゥ!
いやー、ビーストもあしがけ8年だよ。……まあ、役者としては楽しませてもらいましたよ。何たってね、世界初のフルCGロボットバトルアニメーションシリーズなんだから。
カナダで作ってんだよカナダで!ラブレター、フロムって半端じゃないんだから、でも今回のリターンズはきつかったな~!
衣装変えさせられちゃってさー。ミノムシでしょ、デカアタマに変なハエにしまいにゃコンボイの着ぐるみだからね!
あんの着ぐるみが使い回しでさ、コンボイの汗の臭いが染みついちゃって……しかもあいつ毛深いじゃない?
だから一回着るとあっちこっちにヤツの抜け毛が絡まっちゃってさー。これだぁから有機生命体はヤなんだよねぇ~。
えっ?今度はいつ来てくれるのって? いや、だから今度はないの!もう死んじゃうの!だからね、最後にママ。君に伝えようと思ってさ……。
俺、君のことずっと…………なんだよ!携帯切りやがったよ!ったくもー、もうこないと知ったらこれだからなー。いくら使ってやったと思ってんだまったく~!
はぁ、はぁ……

まあ、オモチャも売ったし映画にも出たし恥ずかしい話も言ったし、ものまねもやったし。期待には応えられたんじゃないかな、うん。
悔いが残るとしたら部下に恵まれなかったことくらいかなぁ?
最後に残ったのが『ぶ~ん、あーやられたー』じゃなぁ……。ま、どっかのゴリラと違って潔く散らせていただきますよええ。
待ってろよスコルポス!テラザウラー!インフェルノ!クイックストライク!ランページ!ランペー……あ、あら?
あと一人誰だったかなぁ。ほら、アイツだよアイツ。パラリラパラリラ言ってたあの…何だかなぁの阿藤さんじゃなくて…あーもうイライラすんなぁ!
ちょっと死ぬの中止!……ストップって言ってんじゃん!
ほー!?もう時間が無いよ無いよ!
あかさたなはまやらわ、あかさた……た?あ、そうだ!『た』だよ『た』!
『たかはし名人』?『たかじん』?……タラちゃん……あーそうだ!タランスだタランス!
あ、あ、アッーースッキリしたあぁぁぁぁぁ!」

しかし、彼がそのまま黄泉に旅立つことはなかった……。
それは、呼び寄せられたからだ。

「え、次の現場?今度こそ主役?マジ!?」


広大な草原が拡がる景色の中、白いシャツに黒いスカート、さらに黒いマントを羽織った桃色のブロンドヘアーの少女が目の前に現れた存在を見て。
信じられないという表情でいた。
「ウソ……。」


そう言いたいのは彼女だけではない。
彼女と同じような服装の少年、少女達が本当に信じられないといった表情でそのモノを見ていた……。

それは、美しく妖しい程に輝く赤色の金属の身体を持つドラゴンであった。
大きさはゆうに10メイル以上あろう。

「嘘だろ、ゼロのルイズが!?」
「何かの間違いよ!ゼロのルイズなのに。」

口々飛び交う、有り得ないという反応にルイズと呼ばれた少女は表情を険しくして彼等に叫ぶ。

「私が召喚したんだから間違いないわよ!!それにゼロって言うな!!」

「やかましい!さっきからペチャクチャペチャクチャうるせぇんだよ!!」

突然、機嫌の悪そうな中年男性のような声が辺りに響く。
発言したのは先程まで倒れていた輝くドラゴンからであった。が……それよりもルイズや回りの皆はドラゴンを食い入るように見ていた。


「しゃ……しゃべった……。あんた喋れるの!?私すごい!喋れるドラゴンを召喚できるなんて!!」

「喋れるに決まってんだろ!こちとらこの業界何年やってると思ってんだ!新人はな、アフレコ始まる前に先輩のことを調べておくものだぞ……って、なんだこの世界遺産に出てきそうな自然ー!!
それに俺様死んだはずだぞ!まったく、恥ずかしい話とモノマネ大会終わらせて爽やかスッキリに打ち上げに行こうとしたのになんで俺はお猿に囲まれてんだよ!
身体もメタルスに戻ってるし、俺様が日光猿軍団に入るとか浮くだろーよ普通!」
巨体を起こしながらまくし立てるようにいろいろなことを口走るドラゴン。『猿』と問題発言するも、ルイズを含めた回りの皆は感情豊かに喋り、キュイーンとかいう妙な音を立てて動き回る彼を興味津々と見ていた。



そこでルイズはどうにか頭を冷静に持って、ドラゴンに歩み寄って声をかける。
「ちょっとアンタ……」
「何だ?」

「私はルイズ・ラ・ヴァリエールよ。アンタの名前は?」

名前か……デストロン終わっちゃったしなぁ。まあ、名前だけで良いか。
「フン、人間が偉そうな態度だな。ま、知りたいなら、よく耳をかっぽじってちゃぶ台!あ、俺様はメガトロンよ!」

「メガトロン……分かったわ。アンタは私がこの春の使い魔召喚の儀式で召喚したの。」
「ヤ○ザキ春のパンまつりみたいなアレか。」
「そうよ白いお皿を当てるの。って違う!」


「いきなりフレームイン。こ、これは。驚きました……」
そこに男性に声をかけられ、メガトロンは振り向く。
自身を囲むように出来ていた人垣の一部がサッと身を引いて道を作り、興味津々そうに声の主が歩み寄ってくる。
「ふむ、自我をもって自立している……竜ならまだ解りますが身体が金属物質で出来ているとは今まで見たことがない……。」

興奮しているのかボディに触れる手を震わせながら男性は解析しはじめる。が、メガトロンにとっては少し嫌なものであった。

「おいハゲ!俺様の台詞読んでんじゃねえよ!しかもジロジロと見てきやがって……吹き飛ばされたいのか!」
苛立ちが募り、大きな口でメガトロンは男性を突き放す。
その行動にルイズはとたんに騒ぎはじめる。

「ミスター・コルベール!?め、メガトロンあんた何てことすんのよ!」

と食ってかかるが正直メガトロンには意味が解らなかった。
「やかましいわよ!お猿が俺様に命令するな!」
「な、さ、猿って……あたしはアンタのご主人様なのよ!?」
「なんだそっかー♪と大喜びして従うと思ったら大間違いだ!なんでもかんでもご主人様と言えば燃えさせれると思ってんじゃねーぞピンキー○モ!」
「カッチーン!それって色だけじゃない!」


そして、木陰で座っていた一人の青いショートヘアの少女がいた。名はタバサ。
彼女は赤い金属ドラゴンの姿を見て。読んでいた本を思わず閉じてしまっていた。

「破壊のドラゴン……」

セイバートロン星で役目を終えたはずの破壊大帝はかつての身体に戻り、異世界に降り立った。




次回予告

メガトロン「いやぁ、まさかオファーくるなんて思わなかったなぁ。」
ルイズ「フン、召喚した私に感謝しなさいよメガトロン。」

メガトロン「へーへー。それにしてもあれだね。君、良い演技してたよ。」
ルイズ「あ、本当ですか?あざーす!」
メガトロン「でも、主役は俺だよ?」
ルイズ「いや、私だから。」

メガトロン「次回、赤眼のシャ--
ルイズ「違うから、ゼロの使い魔だから!次回「使い魔はどこ?」」
メガトロン「それにしても君も光ってるモン持ってるよ、うん。」
タバサ「あはは、ありがとうございまーす♪」

メガトロン「でも、主役は俺だよ?」
タバサ「それはどうかな……。」
ルイズ「だから私だって。」
メガトロン「……てめぇら、事務所はどこだー!?」
ルイズ「ちょ、ベテランが虐めるー!」

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