「何これ…?」
ネズミと白い………犬?
ドラゴンやグリフォンのような幻獣を期待していたルイズは少しがっかりした。
寸胴のような体型に太くて短い足大きい鼻の穴、どう見てもかっこよくない。
ドラゴンやグリフォンのような幻獣を期待していたルイズは少しがっかりした。
寸胴のような体型に太くて短い足大きい鼻の穴、どう見てもかっこよくない。
チュウ兵衛は眩しい日射しと回りの騒ぎ声で目を覚ました。
「ん…、あ?何だこりゃ!?おい起きろたれ蔵!」
「ん…、あ?何だこりゃ!?おい起きろたれ蔵!」
ネズミが喋った。
「んあ~何なのね親分、こんな夜中に…」
犬が喋った。
人間以外で一部の生き物が喋ることはハルケギニアの世界では常識だがネズミと犬が喋るなんて聞いた事が無い。
生徒達は驚きどよめく。
人間以外で一部の生き物が喋ることはハルケギニアの世界では常識だがネズミと犬が喋るなんて聞いた事が無い。
生徒達は驚きどよめく。
チュウ兵衛はうつ伏せで目を閉じたままのマキバオーに言葉を浴びせる。
「だから夜中じゃなくなったから起こしてんだよ!いいから起きろ!」
マキバオーは上半身を起こし目をこすった。
「んあ~?んあ!ホントに夜じゃないのね!おかしいのね!僕さっき寝たばかりなのよ!全然寝たりないのね!詐欺なのね!訴えるのね!」
マキバオーは勢い余ってうんこを漏らした。
「誰を訴えるってんだ!それにただ昼になったって訳じゃねー、どこだここは?それに何だこいつら?」
辺りを見回してみると大勢の人間が自分達を見ていた。
「し、知らない人達が僕達を見てるのね。きっと僕達誘拐されたのね。身代金目的の組織的な犯行なのね。
用が済んだら東京湾に捨てられるのね」
マキバオーはパニックを起こし更にうんこを漏らした。
「だから夜中じゃなくなったから起こしてんだよ!いいから起きろ!」
マキバオーは上半身を起こし目をこすった。
「んあ~?んあ!ホントに夜じゃないのね!おかしいのね!僕さっき寝たばかりなのよ!全然寝たりないのね!詐欺なのね!訴えるのね!」
マキバオーは勢い余ってうんこを漏らした。
「誰を訴えるってんだ!それにただ昼になったって訳じゃねー、どこだここは?それに何だこいつら?」
辺りを見回してみると大勢の人間が自分達を見ていた。
「し、知らない人達が僕達を見てるのね。きっと僕達誘拐されたのね。身代金目的の組織的な犯行なのね。
用が済んだら東京湾に捨てられるのね」
マキバオーはパニックを起こし更にうんこを漏らした。
コルベールは立ち尽くしているルイズの側まで来てチュウ兵衛とマキバオーを見つめる。
「ふむ、言葉を話すネズミと犬か。これは珍しい。どっちが使い魔として召喚されたのか…あるいは両方なのか…
とにかく両方とコントラクト・サーヴァントをすれば分かるだろう」
コルベールはルイズに顔を向けて言った。
「え、これとですか…」
ルイズはチュウ兵衛とマキバオーを指差す。
ネズミの方はまだいい、問題は犬の方だ。この犬鼻水とよだれを垂らしてついでに糞まで垂らしてる。
正直キスなんてしたくない。
「ふむ、言葉を話すネズミと犬か。これは珍しい。どっちが使い魔として召喚されたのか…あるいは両方なのか…
とにかく両方とコントラクト・サーヴァントをすれば分かるだろう」
コルベールはルイズに顔を向けて言った。
「え、これとですか…」
ルイズはチュウ兵衛とマキバオーを指差す。
ネズミの方はまだいい、問題は犬の方だ。この犬鼻水とよだれを垂らしてついでに糞まで垂らしてる。
正直キスなんてしたくない。
「どうした。早く契約したまえ。次の授業に間に合わなくなってしまうぞ」
そうだそうだと、野次が飛ぶ。コルベールとまわりがせかす。
ルイズは覚悟は決めてまずはネズミの方に顔を近づけキスをした。
「な、何しやがるテメエ!」
チュウ兵衛は頬を染めて言った。
「うるさいわね私だって好きでやってるんじゃないわよ」
「え?え?何されたのね親分?どうしたのよ?」
そうだそうだと、野次が飛ぶ。コルベールとまわりがせかす。
ルイズは覚悟は決めてまずはネズミの方に顔を近づけキスをした。
「な、何しやがるテメエ!」
チュウ兵衛は頬を染めて言った。
「うるさいわね私だって好きでやってるんじゃないわよ」
「え?え?何されたのね親分?どうしたのよ?」
マキバオーには頭の上で起こった出来事が見えなかった。
「ああもう、うるさいわね!喋らないで!」
「は、はいなのね」
マキバオーはルイズの叱咤で口を閉じる。ルイズはマキバオーの大きい口にもキスをした。
「い、いきなりキスするなんて凄い積極的なのよ。親分この人達たぶん誘拐犯じゃなくてちょっと行動的なファンなのね」
「ちょっと行動的なファンが誘拐何てするか馬鹿!」
「ああもう、うるさいわね!喋らないで!」
「は、はいなのね」
マキバオーはルイズの叱咤で口を閉じる。ルイズはマキバオーの大きい口にもキスをした。
「い、いきなりキスするなんて凄い積極的なのよ。親分この人達たぶん誘拐犯じゃなくてちょっと行動的なファンなのね」
「ちょっと行動的なファンが誘拐何てするか馬鹿!」
ルイズはコルベールにコントラクト・サーヴァントが終了したことを告げる。
「『サモン・サーヴァント』は何回も失敗したが、『コントラクト・サーヴァント』はきちんとできたね」
コルベールが、嬉しそうに
「『サモン・サーヴァント』は何回も失敗したが、『コントラクト・サーヴァント』はきちんとできたね」
コルベールが、嬉しそうに
(略)
「よくも言ってくれたわね!ゼロのルイズ!ゼロのくせになによ!」
ルイズとモンモランシーの言い合いにマキバオーが仲裁に入る。
「け、ケンカはいけないのよ。僕のファンならファン同士仲良くしなくちゃ駄目なのね」
マキバオーが勘違いしながら二人をなだめようとした時、マキバオーの体が妙に熱くなった。
「んあああ!な、何なのねこれ!」
マキバオーは仰向けになり苦しそうに転がる。
「お、おいどうしたたれ蔵!?」
「どうやら使い魔として召喚されたのは犬の方だったようですね」コルベールが冷静に喋る。
「体中が熱いのね!死んじゃうのね!親分助けてなのね!んあ~~~!」
マキバオーはそうわめきながらうんこを撒き散らかす。
「大丈夫かたれ蔵!しっかりしろ!テメエたれ蔵に何しやがった!!」
「すぐ終わるわよ。待ってなさいよ。『使い魔のルーン』が刻まれているだけよ」
使い魔のルーン?何を言ってんだこの女?危ねえな…チュウ兵衛はそう思った。
ルイズとモンモランシーの言い合いにマキバオーが仲裁に入る。
「け、ケンカはいけないのよ。僕のファンならファン同士仲良くしなくちゃ駄目なのね」
マキバオーが勘違いしながら二人をなだめようとした時、マキバオーの体が妙に熱くなった。
「んあああ!な、何なのねこれ!」
マキバオーは仰向けになり苦しそうに転がる。
「お、おいどうしたたれ蔵!?」
「どうやら使い魔として召喚されたのは犬の方だったようですね」コルベールが冷静に喋る。
「体中が熱いのね!死んじゃうのね!親分助けてなのね!んあ~~~!」
マキバオーはそうわめきながらうんこを撒き散らかす。
「大丈夫かたれ蔵!しっかりしろ!テメエたれ蔵に何しやがった!!」
「すぐ終わるわよ。待ってなさいよ。『使い魔のルーン』が刻まれているだけよ」
使い魔のルーン?何を言ってんだこの女?危ねえな…チュウ兵衛はそう思った。
「んあっ…ハァハァ…し、死ぬかと思ったのね…」
マキバオーが暴れなくなると同時にうんこもストップした。その左前足のヒヅメには変な文字が刻まれていた。
「平気かたれ蔵!?」
コルベールがマキバオーのルーンを見つめる。
「珍しいルーンだな」
「ちくしょう!なんなんだテメーらは!!」
チュウ兵衛は怒鳴ったが誰も相手にしてくれない。
「さてと、じゃあ皆教室に戻るぞ」
コルベールはきびすを返すと宙に浮いた。口をあんぐりとあけて、チュウ兵衛とマキバオーはその様子を見つめた。
と、飛んだ?嘘だろ?ありえない。
他の生徒達もコルベールの後を追って飛んで行く。生徒達はルイズに何やら言葉を残しながら消え去っていった。
マキバオーが暴れなくなると同時にうんこもストップした。その左前足のヒヅメには変な文字が刻まれていた。
「平気かたれ蔵!?」
コルベールがマキバオーのルーンを見つめる。
「珍しいルーンだな」
「ちくしょう!なんなんだテメーらは!!」
チュウ兵衛は怒鳴ったが誰も相手にしてくれない。
「さてと、じゃあ皆教室に戻るぞ」
コルベールはきびすを返すと宙に浮いた。口をあんぐりとあけて、チュウ兵衛とマキバオーはその様子を見つめた。
と、飛んだ?嘘だろ?ありえない。
他の生徒達もコルベールの後を追って飛んで行く。生徒達はルイズに何やら言葉を残しながら消え去っていった。
残されたのはルイズとネズミ一匹と馬一頭だった。
「お、親分何なのねあれ!人が飛んでたのよ!凄いのよ!舞空術なのね!」
マキバオーは興奮しながらうんこを漏らした。ルイズはマキバオー達の方を向いて大声で怒鳴る。
「うるさい、静かにして!何なのよあんた達!」
チュウ兵衛はルイズの言葉にキレた。
「何なのはオメーらだ!どこだここは!説明しやがれ!」
「そうよそうよ!僕のファンだからってやって良い事と悪い事があるのね!」
「お前はちょっと黙ってろたれ蔵!」
ルイズはやる気の無いように答える。
「何で私がネズミと犬に説明しなくちゃいけないのよ」
「僕は犬じゃないのね、馬なのね!立派な競走馬、サラブレッドなのよ!」
マキバオーはルイズの発言に抗議した。
「あんたが馬?競走馬?嘘言わないでよ、馬ってのは体がもっとスラっとしてて脚が長くてカッコイイ生き物なのよ。あんたみたいなのとは全然違うわ」
「ぼ、僕の気にしてること言わないで欲しいのね…」
痛いところをつかれたマキバオーは悔しいが一言も言い返せなかった。
マキバオーは興奮しながらうんこを漏らした。ルイズはマキバオー達の方を向いて大声で怒鳴る。
「うるさい、静かにして!何なのよあんた達!」
チュウ兵衛はルイズの言葉にキレた。
「何なのはオメーらだ!どこだここは!説明しやがれ!」
「そうよそうよ!僕のファンだからってやって良い事と悪い事があるのね!」
「お前はちょっと黙ってろたれ蔵!」
ルイズはやる気の無いように答える。
「何で私がネズミと犬に説明しなくちゃいけないのよ」
「僕は犬じゃないのね、馬なのね!立派な競走馬、サラブレッドなのよ!」
マキバオーはルイズの発言に抗議した。
「あんたが馬?競走馬?嘘言わないでよ、馬ってのは体がもっとスラっとしてて脚が長くてカッコイイ生き物なのよ。あんたみたいなのとは全然違うわ」
「ぼ、僕の気にしてること言わないで欲しいのね…」
痛いところをつかれたマキバオーは悔しいが一言も言い返せなかった。
「たれ蔵が馬か犬かロバか豚かだなんて今はどうでもいいんだよ!ここはどこなんだ、説明しやがれってんだ!」
「お、親分…」
ルイズはため息をついてチュウ兵衛に答える。
「ここはトリステイン魔法学院、そして私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール。今日からあんた達のご主人様よ。覚えておきなさい」
「魔法学院だ?嘘つくんじゃねー!」
「で、でも親分さっきの人達空飛んでたのね。あれきっと魔法なのよ。僕ジャンプで見たことあるのね」
「ケッ、俺は信じねーぜ。あんなもんワイヤーを使ったマジックか何かだ。」
「んあ?あれ魔法じゃなかったのね?危ない危ない危うく騙される所だったのよ。さすが親分なのね」
「何よ。あなた達メイジを馬鹿にする気?」
「うるせー!ルイズだか三杯酢だか知らねーがお前も魔法使いなら何か今この場で魔法をやってみろってんだ」
ルイズは弱々しく答える。
「それは…」
「親分あまりイジメちゃ可哀想なのね。君も今なら許してあげるのよ」
ルイズにも貴族としての誇りがある。自分の使い魔にそこまで言われたらやるしかない。
「わかったわ!!今魔法を唱えてあげるから目ひんむいて見てなさいよ。」
「お、親分…」
ルイズはため息をついてチュウ兵衛に答える。
「ここはトリステイン魔法学院、そして私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール。今日からあんた達のご主人様よ。覚えておきなさい」
「魔法学院だ?嘘つくんじゃねー!」
「で、でも親分さっきの人達空飛んでたのね。あれきっと魔法なのよ。僕ジャンプで見たことあるのね」
「ケッ、俺は信じねーぜ。あんなもんワイヤーを使ったマジックか何かだ。」
「んあ?あれ魔法じゃなかったのね?危ない危ない危うく騙される所だったのよ。さすが親分なのね」
「何よ。あなた達メイジを馬鹿にする気?」
「うるせー!ルイズだか三杯酢だか知らねーがお前も魔法使いなら何か今この場で魔法をやってみろってんだ」
ルイズは弱々しく答える。
「それは…」
「親分あまりイジメちゃ可哀想なのね。君も今なら許してあげるのよ」
ルイズにも貴族としての誇りがある。自分の使い魔にそこまで言われたらやるしかない。
「わかったわ!!今魔法を唱えてあげるから目ひんむいて見てなさいよ。」
ルイズは力強くそう言うといつになく集中してルーンを唱える。
瞬間、大爆発が起こりチュウ兵衛とマキバオーは気絶した。
瞬間、大爆発が起こりチュウ兵衛とマキバオーは気絶した。
「おいたれ蔵!おい起きろたれ蔵!」
「んあ~あと10分は寝かして欲しいのね…」
大きい鼻ちょうちんをふくらませて眠り続けるマキバオーに頭に来たチュウ兵衛はマキバオーの耳に噛みついた。マキバオーは跳ね起きる。鼻ちょうちんが割れた。
「な、何するのよ親分!痛いじゃないのよ」
「うるせー!こんな時に気持ち良さそうに寝やがって!」
「んあ~あと10分は寝かして欲しいのね…」
大きい鼻ちょうちんをふくらませて眠り続けるマキバオーに頭に来たチュウ兵衛はマキバオーの耳に噛みついた。マキバオーは跳ね起きる。鼻ちょうちんが割れた。
「な、何するのよ親分!痛いじゃないのよ」
「うるせー!こんな時に気持ち良さそうに寝やがって!」
マキバオーが目覚めたのは魔法学院の厩舎の中だった。その内容は日本とそう変わらない
「あ、あれ?馬房の中なのね。何だ、さっきのは夢だったのね」
「良く見ろ!俺達がいた美浦の厩舎とは違うだろ!」
マキバオーは辺りを見回す。自分の他にもたくさんの馬がいた。
「んーそう言えばそんな気もするのね。でも細かいことは気にしないのね」
「この野郎!どこまで楽観的な奴なんだ!窓の外を見てみろ!」
マキバオーはそう言われめんどくさそうに窓の外を覗き込んだ。
「あ、あれ?馬房の中なのね。何だ、さっきのは夢だったのね」
「良く見ろ!俺達がいた美浦の厩舎とは違うだろ!」
マキバオーは辺りを見回す。自分の他にもたくさんの馬がいた。
「んーそう言えばそんな気もするのね。でも細かいことは気にしないのね」
「この野郎!どこまで楽観的な奴なんだ!窓の外を見てみろ!」
マキバオーはそう言われめんどくさそうに窓の外を覗き込んだ。
「んあ~今日も夜空がとっても綺麗なのね」
「その綺麗な夜空におかしなもんがあるだろ!丸くて大きいのが!」
チュウ兵衛はマキバオーの頭の上に乗り耳を引っ張ってある方向に目線を向かせた。
「つ、月が2つに増えてるのね!んあ~何だか凄い得した気分なのね!」
「月が2つに増える訳ねーだろ!」
「じゃあ親分これは一体…」
「その綺麗な夜空におかしなもんがあるだろ!丸くて大きいのが!」
チュウ兵衛はマキバオーの頭の上に乗り耳を引っ張ってある方向に目線を向かせた。
「つ、月が2つに増えてるのね!んあ~何だか凄い得した気分なのね!」
「月が2つに増える訳ねーだろ!」
「じゃあ親分これは一体…」
チュウ兵衛はマキバオーの頭から降りて腕組みをした。
「これは異世界って奴だな」
「いせかい?」
「ああ、ここはどこか地球とは違った星。俺たちがいた世界とは別の世界ってことだ。
どうやらあのルイズって女が言ってたことは本当だったみてーだな。」
「え?僕達そんな世界にどうやって来たっていうのね?」
「あのハゲと女が使い魔が召喚うんぬん言ってたとこ見ると俺たちはルイズって方に魔法で連れて来られたみてーだ」
「ふ~ん」
マキバオーはチュウ兵衛の難しそうな話にとりあえず相づちをうつ。
「これは異世界って奴だな」
「いせかい?」
「ああ、ここはどこか地球とは違った星。俺たちがいた世界とは別の世界ってことだ。
どうやらあのルイズって女が言ってたことは本当だったみてーだな。」
「え?僕達そんな世界にどうやって来たっていうのね?」
「あのハゲと女が使い魔が召喚うんぬん言ってたとこ見ると俺たちはルイズって方に魔法で連れて来られたみてーだ」
「ふ~ん」
マキバオーはチュウ兵衛の難しそうな話にとりあえず相づちをうつ。
「しかし困ったな、これはかなり重大な問題だぞ。…そうは思わんか?」
「確かに困るのね。こんなプレステもジャンプも無さそうな世界生きていく自信無いのね」
「そういう問題じゃねえ!!もうすぐ皐月賞だろ!このまま元の世界に帰れなかったらあのカスケードとも決着がつけられねーんだぞ!」
「そ、それは絶対に嫌なのね…何の為にモンゴルまで行って狼に襲われたのかわからないのね」
「確かに困るのね。こんなプレステもジャンプも無さそうな世界生きていく自信無いのね」
「そういう問題じゃねえ!!もうすぐ皐月賞だろ!このまま元の世界に帰れなかったらあのカスケードとも決着がつけられねーんだぞ!」
「そ、それは絶対に嫌なのね…何の為にモンゴルまで行って狼に襲われたのかわからないのね」
「早く元の世界に帰る方法見つけねーとな。とにかくあのルイズって女だ、俺達はあの女に連れてこられたんだ。あいつなら帰る方法知ってるだろう」
マキバオーは眠たそうに答える。
「んあーでももう夜なのね。今日のところは寝るとするのね」
「寝るってお前さっきまでずっと寝てたじゃねーかこのやろう!」
マキバオーは眠たそうに答える。
「んあーでももう夜なのね。今日のところは寝るとするのね」
「寝るってお前さっきまでずっと寝てたじゃねーかこのやろう!」
その時向かいの馬房から声が飛んだ。
「さっきからうるせーぞお前ら!今何時だと思ってるんだ!」
「さっきからうるせーぞお前ら!今何時だと思ってるんだ!」
「ほら、騒ぐと他の馬達に迷惑なのね」
「チッ、わかったよ。今日のところは寝るとするか」
「チッ、わかったよ。今日のところは寝るとするか」
チュウ兵衛とマキバオーは見知らぬ世界で長い一日を終えることにした。