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Zero ed una bambola   ゼロと人形-11


若干の性描写がございます。注意して下さい。
なお、気分を害したとしても当方は一切責任を取りません。





「良いじゃねぇか……! どうせ誰も来やしねぇよ」

 夜食を運んだメイドを抱きすくめて、衛兵は耳元で囁いた。
 メイドも満更ではないらしく、顔を朱に染めはするが激しい抵抗はない。その薄い唇を割って、衛兵の舌がメイドの口内に差し込まれる。
 やわやわと胸をいじる手は止まることを知らず、いやいやと身体をよじるメイド に官能の火をともしていく。

「交代まであと一時間はある……へへ」
「あ・・・んっ、だめ、子供が見ているわ」
「子供?」
「ほら後ろにいるじゃない」

 そうはいうものの、相手に身を委ねるメイド、スカートがたくし上げられる。されるがままに、だがその瞬間、メイドの眼前に赤く濡れた剣が突き出される。
 突然の出来事に何が起きたのか理解できない。理解できるのは一つの命の華が散ってしまったということだけだ。
 剣は男の背中から、下から突き上げるような形で心臓を貫かれていた。その剣がいまゆっくりと引き抜かれ、崩れ行く男の背後から現れたのはあの少女だった。
 少女の手には男の命を絶った凶器が握られている。一瞬、少女と目が会った。少女はにこりと微笑む。


 屋敷を巡回していた二人の衛兵はある音に気づく。

「おい、聞こえたか」
「ああ聞こえるぜ。どうせまたあいつだよ」

 二人の衛兵は毒づきながらも部屋の扉に手をかける。ドカドカと何かをぶつける音が響いている。

 扉を開けた瞬間、男たちは声を詰まらせ剣を引き抜いた。

 目にした光景は異様だった。小さな黒髪のメイドの少女、アンジェリカが左手で同じメイドの女性の頭をつかみ、壁に何度も打ち付けている。壁は真っ赤に染まり、打ち付けられているメイドの頭はもはや原型を留めていない、もはや生きてはいないだろう。
 メイドを打ち付ける手が止まり、こちらに振り返り笑いかけてくる。

「うぉあー!」

 よく分からない、恐怖にも似た感情に突き動かされるように叫びだし、剣を大きく振りかぶる。
 アンジェリカは左手に掴んだメイドを投げ捨てると、優美に右手に持つものを構える。
 あまりにも緩慢な男の動作。剣が振り下ろされるのよりも早く、アンジェリカは引き金を引いた。
 小気味よい破裂音と共に数発の死が男を貫く。崩れ行く男、銃口から立ち上る硝煙、アンジェリカはまた一つ、命の蝋燭を吹き消す。

「ひぃっ」

 その光景を見たもう一人の衛兵は小さく悲鳴をあげた。手に持つ剣が細かく震える。
 アンジェリカはその様子を一瞥すると、引き金を引く。
 銃口から放たれた2発の弾丸は衛兵の右手を抉る。カランという剣の落ちる硬い音と共に落ちた二本の 指、吹き出る血。アンジェリカは能面の表情でそれを見詰める。

「モ、モット伯様ぁー!」

 恐怖に負けた衛兵は血の吹き出る手を押さえながら走り出す。アンジェリカの標的たるモット伯のところへと。


 天使の姿をした暗殺者が迫る中、当のモット伯はといえば、シエスタをベットに引きずり倒し、今まさに襲わんとしていた。

 ベットに押し倒されたシエスタに抵抗する手段はない。モット伯の太い指が彼女の体を這いずり回るのに身を任す。
 シエスタは息を飲み込んだ。まるで虫が這っているかのような、おぞましい感触が身体を強ばらせる。 何も言わぬシエスタに気をよくしてか、まさぐる手つきはより大胆になっていった。
 レースをあしらったメイド服に手を差し入れ、奥に隠された柔らかな双丘を撫でる。
 ぐい、と引かれて、そのメイド服はあっけなく破り取られた。

「ひ……っ!」

 押さえきることもできず、声が漏れた。恐怖感が足先から身体を震わせていく。そして気がつけばポロポロと涙を零していた。
 涙を流すその表情を見て愉悦に顔を歪ませ、涙を舐めとる。シエスタの美しい顔を汚す。そしてシエスタのスカートの中にその手を入れる。

 その瞬間、激しく扉が開かれた。



Episodio 11

Una marea di battaglia
戦闘潮流


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