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「ZERONATORオーガン-1」(2008/10/27 (月) 05:39:32) の最新版変更点
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第一話「“もう一度”召喚された男」
「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!」
数百年の時間をかけて復活してから数週間後、私は突如として街に現れた「あの門」に吸い寄せられ、ハルケギニアに召喚された。
むむむ・・・、まさかまたこの地に呼ばれるとは…。
「ゼロのルイズ」がコモン・サーヴァントを一発で成功させた…!
周りが騒然とする中、ルイズだけは冷静に、それはもう冷静に歓喜していた。
呪文を一回で成功させただけでなく、これでもかと言うほどの力強い外観を有したゴーレム(本当は違う)を召喚できたからだ。
冷静に冷静にニヤけるルイズを見たゴーレムみたいなものは、こう言った。
「あの、早く契約の儀を済ませた方がいいと思いますが…」
『喋った!?』
周りが驚く中、ルイズはニヤけつつもそつなく契約の儀を始めた。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」
その言葉と共に、自分に頭(こうべ)をたれる様にしゃがんだゴーレムに口づけするルイズ。
直後、ルーンが刻まれる痛みに驚いたゴーレムがうめき声を上げ、心配したルイズは痙攣する彼の左手をその小さな両手で包んだ。
「ありがとうございます。ルーンの発生は終わりました」
礼を言うゴーレムの顔を見つめつつ、ルイズは次の言葉を発した。
「どういたしまして。ところで、貴方の名前は?」
「私の名はオーガンです。貴方のことは何とお呼びすればいいでしょうか?」
「好きなように呼んでいいわよ、オーガン」
「分かりました。それでは「御主人様」と呼ばせていただきます」
あまりにも流暢に言葉を発し、礼儀正しく接するオーガンの姿に、周りの動揺は更に広がった。
「御主人様、一つ申したい事があります」
「何?」
深呼吸をした後、オーガンは周りにも聞こえるようにこう言った。
「信じ難いかもしれませんが、私はゴーレムではありません。“イバリューダー”という生き物の一種です」
「そうなんだ…はいぃっ!!?」
『生き物ぉっ!?』
ルイズが素っ頓狂な声を上げた直後、今度は周りが驚愕し、次にコルベールが興奮しながら近づいてきた。
「凄い、凄すぎる! しかし信じがたい。本当に生き物なのですか?」
コルベールの疑問に答えるべく、オーガンは無言で胸部装甲と、内側にある隔壁を展開した。
内部で蠢く神経組織と、それらが付着した骨格を見たルイズとコルベールは眼を輝かせていた。
「おお……」
「本当に…、生き物なんだ…」
「はい」
力強く答えたオーガンは、今度は周りに声をかけた。
「皆様方も見てみますか?」
流石に首を縦に振ったのは極僅かだった。
それから他の生徒たちも召喚と契約を完了させ、解散と相成った。
生徒たちが『フライ』で学院へ飛んでいくなか、オーガンは黙ってしゃがみ、こう言った。
「御主人様、私の肩にお乗りください」
「……いいの?」
「使い魔として極めて当たり前の事です」
二人のやり取りを見ながら、コルベールは声をかけてきた。
「ミス・ヴァリエール、私もオーガン君の肩に乗せてもらえないかね?」
「オーガン、ミスタ・コルベールも乗せてあげて」
「かしこまりました」
というわけで、右肩にルイズを、左肩にコルベールを乗せ、オーガンは学院に向かって凄い速さで『歩いて』いった。
はしゃぐルイズとコルベール、唖然とする生徒たち、オーガンは彼らの飛行速度に合わせて歩く速度を落とそうとしたが、ルイズとコルベールに止められた。
道中、こんな会話も…。
「オーガン、貴方、どうやって気付いたの? 私が『飛べない』こと」
「私が召喚された直後と、『フライ』を使用した直後に彼らが御主人様に向けた言葉から、御主人様は『フライ』を使う事が出来ないと予測、確信しただけです」
「物凄く勘が鋭いわね。ねぇ、もう一つ聞くけど、何故『契約の儀』と『ルーン』のことを知っていたの?」
「以前、別のメイジの使い魔をしていたからです。契約の儀が終わった直後、彼女に教えてもらったのです」
「そう…」
「私の前の主がどのような方か聞かなくていいのですか?」
「本当は聞きたいけど、今は遠慮しとくわ」
二人の会話を他所に、コルベールは考えていた。
(オーガン君の左手のルーンの形状…。そしてゴーレムの如き姿…。あの本を調べなおす必要がありそうだ)
唐突に時は流れ、夜、女子寮にあるルイズの部屋。
ルイズはオーガンに洗濯を頼み、ベッドに横になっていた。
一方、オーガンは少し呆然としていた。
(前の主と似ているなぁ、新しい主は。考えても仕方が無い、洗い場に行くか)
洗い場に行く事を決めたオーガンの頭は、ルイズが脱いだ服(下着込み)ですっぽり隠れていた。
洗い場を探しつつ、いけないとは分かってはいたが、オーガンは頭に乗っているルイズの衣服の匂いをかいでみた。
(とっても甘い匂いだ…)
「あの…」
不意に話しかけられて我に返ったオーガンの目の前には、メイドがいた。
ルイズは夢を見ていた。
オーガンが怪物たちを引き連れ、街を蹂躙し、人を殺し、建物を破壊する夢を。
オーガンが赤ん坊を抱く母親を発見、殺そうとして…途中でやめた。
(私のこんな姿を見たら、主は何というだろうか? フレッシュ・オスマンや他のみんなもどう思うだろうか…)
オーガンはその場から立ち去ろうとした。
「オォーガンッ!」
自分を呼ぶ声に気付いたオーガンが振り向くと、巨大な建物の屋上にゴーレムみたいなものが腕を組んで仁王立ちしていた。
「ラング!」
「オーガン、虫けら相手に何をためらっている! 「全てを破壊せよ」、それが我らの指導者、ミーク様の御意思なのだっ!!」
「! …しかし」
「貴様に出来ぬというのなら…、私が手本を見せてやる」
その言葉と共に、ラングは非道にも母親と赤ん坊に狙いを定めたが、その直後、オーガンが照準に割り込む姿を見て奇声を発した。
「何ぃっ!?」
「ラング、たとえ貴方の命令でも、ここをどくわけにはいかない!!」
既にオーガンはラングとの交戦を覚悟していた。
動揺と怒りがラングに交錯した。
「オォーガン……、貴様ぁ―――っ!!」
しかし、一触即発の事態を壊すかのごとく、街の兵士が動かす兵器が姿を現した。
「何故出て来る。逃げるんだ!」
しかし、その声は兵士には届かなかった。
「オーガン、貴様ともあろう者が」
ラングに呼びかけられて振り向いた隙をつかれ、オーガンは兵器に弾き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
そしてそれと同時に…。
「オーガン、よく見ておけぇ! こぉうだぁっ!!!」
ラングが(腕に仕込んだ)銃で親子諸共、ゴーレムもどきを、撃った。
爆音と、あたり一面を覆う閃光と爆風がおきた。
閃光が収まった頃、腕を組んで宙に浮いているラングが、さっきより多少澄んだ声色で高笑いしていた。
嗚呼、強力若本。
そして、親子の死体を見たオーガンは低い声色で絶叫した。
「ウオオオ――ッ!!」
「アアア――ッ! ……あれ?」
悲鳴と共に、ルイズは眼を覚ました。
(オーガンの記憶…、彼が同じイバリューダーの仲間を裏切るきっかけになった出来事の記憶…)
うつろな目で考え事をするルイズに、声が掛けられた。
「おはよう御座います、御主人様」
その声に反応したルイズが、声がした方向に視線を向けると、そこには長身痩躯の秀麗な青年が立っていた…。
「えーっと…オーガン?」
「はい」
「その姿は…?」
「嫌な言い方になりますが、「人間に化けた」のです」
「化けたぁ!?」
「はい、詳細は分かりませんが、御主人様に召喚される数週間前、いつの間にかこの姿になる能力を習得していました」
「…何でもアリね」
「前の主と死別した後、色々ありましたから」
「そういえば、洗濯は?」
「昨日、洗い場を探していたらシエスタというメイドさんと会ったので、彼女に頼みました」
オーガンに服を着せてもらって身支度を整えたルイズは、朝食を食べるため、オーガンを連れて部屋を出た。
直後、自分同様、後ろに使い魔を連れて歩くキュルケと遭遇した。
「おはよう、ルイズ」
「おはよう、キュルケ」
二人の間に流れる嫌な空気を即座に察知したオーガンは、思わず引いてしまった。
その時の足音に反応したキュルケは、すぐさまオーガンに視線を移して、固まった。
当たり前だ、彼女の視界の中にいるオーガンは、昨日とは姿が全然違うのだから。
「ルイズ、この人、誰?」
「オーガンよ」
「バカにしてるの?」
「御主人様の言っていることは本当です」
一瞬疑ったが、目の前の秀麗な青年の声を聞いて、すぐに納得した。
声も口調も、雰囲気までも昨日ルイズが召喚したゴーレムもどきと同じだったから。
(この声…、確かにルイズの使い魔だわ…)
「信じるしかないようね…」
#navi(ZERONATORオーガン)
第一話「“もう一度”召喚された男」
「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!」
数百年の時間をかけて復活してから数週間後、私は突如として街に現れた「あの門」に吸い寄せられ、ハルケギニアに召喚された。
むむむ・・・、まさかまたこの地に呼ばれるとは…。
「ゼロのルイズ」がコモン・サーヴァントを一発で成功させた…!
周りが騒然とする中、ルイズだけは冷静に、それはもう冷静に歓喜していた。
呪文を一回で成功させただけでなく、これでもかと言うほどの力強い外観を有したゴーレム(本当は違う)を召喚できたからだ。
冷静に冷静にニヤけるルイズを見たゴーレムみたいなものは、こう言った。
「あの、早く契約の儀を済ませた方がいいと思いますが…」
『喋った!?』
周りが驚く中、ルイズはニヤけつつもそつなく契約の儀を始めた。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」
その言葉と共に、自分に頭(こうべ)をたれる様にしゃがんだゴーレムに口づけするルイズ。
直後、ルーンが刻まれる痛みに驚いたゴーレムがうめき声を上げ、心配したルイズは痙攣する彼の左手をその小さな両手で包んだ。
「ありがとうございます。ルーンの発生は終わりました」
礼を言うゴーレムの顔を見つめつつ、ルイズは次の言葉を発した。
「どういたしまして。ところで、貴方の名前は?」
「私の名はオーガンです。貴方のことは何とお呼びすればいいでしょうか?」
「好きなように呼んでいいわよ、オーガン」
「分かりました。それでは「御主人様」と呼ばせていただきます」
あまりにも流暢に言葉を発し、礼儀正しく接するオーガンの姿に、周りの動揺は更に広がった。
「御主人様、一つ申したい事があります」
「何?」
深呼吸をした後、オーガンは周りにも聞こえるようにこう言った。
「信じ難いかもしれませんが、私はゴーレムではありません。“イバリューダー”という生き物の一種です」
「そうなんだ…はいぃっ!!?」
『生き物ぉっ!?』
ルイズが素っ頓狂な声を上げた直後、今度は周りが驚愕し、次にコルベールが興奮しながら近づいてきた。
「凄い、凄すぎる! しかし信じがたい。本当に生き物なのですか?」
コルベールの疑問に答えるべく、オーガンは無言で胸部装甲と、内側にある隔壁を展開した。
内部で蠢く神経組織と、それらが付着した骨格を見たルイズとコルベールは眼を輝かせていた。
「おお……」
「本当に…、生き物なんだ…」
「はい」
力強く答えたオーガンは、今度は周りに声をかけた。
「皆様方も見てみますか?」
流石に首を縦に振ったのは極僅かだった。
それから他の生徒たちも召喚と契約を完了させ、解散と相成った。
生徒たちが『フライ』で学院へ飛んでいくなか、オーガンは黙ってしゃがみ、こう言った。
「御主人様、私の肩にお乗りください」
「……いいの?」
「使い魔として極めて当たり前の事です」
二人のやり取りを見ながら、コルベールは声をかけてきた。
「ミス・ヴァリエール、私もオーガン君の肩に乗せてもらえないかね?」
「オーガン、ミスタ・コルベールも乗せてあげて」
「かしこまりました」
というわけで、右肩にルイズを、左肩にコルベールを乗せ、オーガンは学院に向かって凄い速さで『歩いて』いった。
はしゃぐルイズとコルベール、唖然とする生徒たち、オーガンは彼らの飛行速度に合わせて歩く速度を落とそうとしたが、ルイズとコルベールに止められた。
道中、こんな会話も…。
「オーガン、貴方、どうやって気付いたの? 私が『飛べない』こと」
「私が召喚された直後と、『フライ』を使用した直後に彼らが御主人様に向けた言葉から、御主人様は『フライ』を使う事が出来ないと予測、確信しただけです」
「物凄く勘が鋭いわね。ねぇ、もう一つ聞くけど、何故『契約の儀』と『ルーン』のことを知っていたの?」
「以前、別のメイジの使い魔をしていたからです。契約の儀が終わった直後、彼女に教えてもらったのです」
「そう…」
「私の前の主がどのような方か聞かなくていいのですか?」
「本当は聞きたいけど、今は遠慮しとくわ」
二人の会話を他所に、コルベールは考えていた。
(オーガン君の左手のルーンの形状…。そしてゴーレムの如き姿…。あの本を調べなおす必要がありそうだ)
唐突に時は流れ、夜、女子寮にあるルイズの部屋。
ルイズはオーガンに洗濯を頼み、ベッドに横になっていた。
一方、オーガンは少し呆然としていた。
(前の主と似ているなぁ、新しい主は。考えても仕方が無い、洗い場に行くか)
洗い場に行く事を決めたオーガンの頭は、ルイズが脱いだ服(下着込み)ですっぽり隠れていた。
洗い場を探しつつ、いけないとは分かってはいたが、オーガンは頭に乗っているルイズの衣服の匂いをかいでみた。
(とっても甘い匂いだ…)
「あの…」
不意に話しかけられて我に返ったオーガンの目の前には、メイドがいた。
ルイズは夢を見ていた。
オーガンが怪物たちを引き連れ、街を蹂躙し、人を殺し、建物を破壊する夢を。
オーガンが赤ん坊を抱く母親を発見、殺そうとして…途中でやめた。
(私のこんな姿を見たら、主は何というだろうか? フレッシュ・オスマンや他のみんなもどう思うだろうか…)
オーガンはその場から立ち去ろうとした。
「オォーガンッ!」
自分を呼ぶ声に気付いたオーガンが振り向くと、巨大な建物の屋上にゴーレムみたいなものが腕を組んで仁王立ちしていた。
「ラング!」
「オーガン、虫けら相手に何をためらっている! 「全てを破壊せよ」、それが我らの指導者、ミーク様の御意思なのだっ!!」
「! …しかし」
「貴様に出来ぬというのなら…、私が手本を見せてやる」
その言葉と共に、ラングは非道にも母親と赤ん坊に狙いを定めたが、その直後、オーガンが照準に割り込む姿を見て奇声を発した。
「何ぃっ!?」
「ラング、たとえ貴方の命令でも、ここをどくわけにはいかない!!」
既にオーガンはラングとの交戦を覚悟していた。
動揺と怒りがラングに交錯した。
「オォーガン……、貴様ぁ―――っ!!」
しかし、一触即発の事態を壊すかのごとく、街の兵士が動かす兵器が姿を現した。
「何故出て来る。逃げるんだ!」
しかし、その声は兵士には届かなかった。
「オーガン、貴様ともあろう者が」
ラングに呼びかけられて振り向いた隙をつかれ、オーガンは兵器に弾き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
そしてそれと同時に…。
「オーガン、よく見ておけぇ! こぉうだぁっ!!!」
ラングが(腕に仕込んだ)銃で親子諸共、ゴーレムもどきを、撃った。
爆音と、あたり一面を覆う閃光と爆風がおきた。
閃光が収まった頃、腕を組んで宙に浮いているラングが、さっきより多少澄んだ声色で高笑いしていた。
嗚呼、強力若本。
そして、親子の死体を見たオーガンは低い声色で絶叫した。
「ウオオオ――ッ!!」
「アアア――ッ! ……あれ?」
悲鳴と共に、ルイズは眼を覚ました。
(オーガンの記憶…、彼が同じイバリューダーの仲間を裏切るきっかけになった出来事の記憶…)
うつろな目で考え事をするルイズに、声が掛けられた。
「おはよう御座います、御主人様」
その声に反応したルイズが、声がした方向に視線を向けると、そこには長身痩躯の秀麗な青年が立っていた…。
「えーっと…オーガン?」
「はい」
「その姿は…?」
「嫌な言い方になりますが、「人間に化けた」のです」
「化けたぁ!?」
「はい、詳細は分かりませんが、御主人様に召喚される数週間前、いつの間にかこの姿になる能力を習得していました」
「…何でもアリね」
「前の主と死別した後、色々ありましたから」
「そういえば、洗濯は?」
「昨日、洗い場を探していたらシエスタというメイドさんと会ったので、彼女に頼みました」
オーガンに服を着せてもらって身支度を整えたルイズは、朝食を食べるため、オーガンを連れて部屋を出た。
直後、自分同様、後ろに使い魔を連れて歩くキュルケと遭遇した。
「おはよう、ルイズ」
「おはよう、キュルケ」
二人の間に流れる嫌な空気を即座に察知したオーガンは、思わず引いてしまった。
その時の足音に反応したキュルケは、すぐさまオーガンに視線を移して、固まった。
当たり前だ、彼女の視界の中にいるオーガンは、昨日とは姿が全然違うのだから。
「ルイズ、この人、誰?」
「オーガンよ」
「バカにしてるの?」
「御主人様の言っていることは本当です」
一瞬疑ったが、目の前の秀麗な青年の声を聞いて、すぐに納得した。
声も口調も、雰囲気までも昨日ルイズが召喚したゴーレムもどきと同じだったから。
(この声…、確かにルイズの使い魔だわ…)
「信じるしかないようね…」
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