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あなたって本当に最低の悪魔(メフィスト)だわ ◆2XEqsKa.CM




ウェイン邸から外に繋がる公道はなかった。
ゴッサム郊外に位置し、多くの社交人に足を運ばせた豪邸は、今や森と丘に囲まれて孤立している。
ウェイン邸の所有者……このゲームに『バットマン』として参加している男の名はブルース・ウェイン。
その協力者にして、ゴッサムの治安を守るゴッサム市警本部長、それがこのジェームズ・ゴードン。
彼は木々を薙ぎ倒して進むジョーカーモービルの中から、その光景を引きつった笑みを浮かべて眺めている。
ゴードンが先刻探索したウェイン邸は、細部にいたるまで本物としか思えない出来だった。
生活臭すら残っている、今にも廊下の角からあの老執事(バトラー)が顔を出しそうなリアリティ。
あれほどの贋作を作れるこのゲームの主催者のバックグラウンドはゴードンには想像もつかない。
最も、ゴードンは今も昔も頭で戦うタイプの警察官ではない。

「だが足を使うにしても、その足がこいつではな……」

手元のリモコンを操作しながら、ぼやくゴードンの額には汗。
もしバットマンに遭遇しても、この悪党のお手製マシーンに乗っていては気まずい。
あの男も自分と同じように、よく知る場所に向かうだろうか、とゴードンが意識を回す。
アーカムアサイラムとゴッサムタワー(これらも完全に再現されているのだろうか?)、
そして自分が出立したウェイン邸。やはり、ウェイン邸に来る可能性が一番高いのだろうが……。

「バットマンが、安息の為に旧知の場所に向かうだろうか? 一応ルンゲにメモは渡しておいたが……」

ウェイン邸から出る直前、ゴードンはルンゲにバットマンへの"繋ぎ"となる署名を渡しておいた。
どれ程の数の犯罪者が集められたのか分からないのだ、自分が死ぬ事も予測しての行動であった。
車体前面に備えられた道化の顔の意匠が、折れた木から毀れる葉に覆われる。
ゴードンの見る限りでは、この辺りに群生している植物はゴッサムのそれとは違う。
建物を似せて作ることは出来るかもしれないが、このゲームの為に島の環境を操作する事など出来る筈がない。
つまり、これらの木々はこの島固有の物だと推測できるということだ。
脱出後にこの島に捜査の手を伸ばす為に、採取しておいた方がいいかもしれない。

「まあそれはいつでも出来るか。……む!?」

ふらり、とジョーカーモービルの進行方向に人影が現れる。
場所が森林であり、スピードがほとんど出ていない事が幸いして接触前に機体停止に成功する。
とはいえ、ここまで接近したなら木々を薙ぎ倒してモービルが進む音は聞こえていたはずだ。
ゴードンが険しい顔で、現れた人影に眼を向ける。
……少女だった。年は16,7といったところだろうか?
外見からは危険は察知できないが、容易く用心を解くゴードンではない。
スピーカーを操作して、少女に問いかける。

『何をしている? 何故この車に近づいてきたんだ!?』

「あ……足を……」

呻くように言う少女を見ると、左足を引きずっている。
挫いたのか、それとも骨折しているのか。
ともかく窮地に陥って、助けを求めてきたということなのだろうか。ゴードンは、少女を注意深く観察する。
制服と思われる服装には誰かと争ったような形跡はない。
両手を出しているので、銃を隠し持ってこちらが出てくるのを待ち構えているわけでもなさそうだ。
ディバッグに何かを潜めているのかと見てみるが、身体から少し離れた場所に取り落としている。
疑わしい点はない。そう判断すると、ゴードンは素早くモービルから降りて少女に手を差し伸べた。

「済まない、お嬢さん。待たせてしまっただろうか。なにしろこんな状況だからね。
 私はジェームズ・ゴードン。ゴッサム市警に努めている」

「いえ……当然の事でしょうし……ゴッサム? あの、何処の国の……」

「アメリカだよ。ああ、警察手帳もある。確認してくれ」

警察手帳を取り出したゴードンは、懐にテイザーガンを忍ばせている。
少女が何か敵対行動をとれば、すぐさま取り押さえる準備は出来ているのだ。
その警戒を知ってか知らずか、少女は大人しくゴードンの手を握って立ち上がり、まじまじと手帳を見つめる。
幼さを残すその物腰がゴードンの警戒を和らげ、重々しく引きずる足が庇護心をくすぐる。
ゴードンはとりあえず名前を聞き、"七瀬美雪"と称した少女をモービルに乗せた。

「とんだとんぼ返りだが……あそこには確か医療品も十分にあったはずだ。やむを得んな」

「ごめんなさいね、迷惑をおかけして。でも見ず知らずの私に優しくしてくれるなんて、嬉しいです」

「君はゴッサム市民ではないようだが……市警官としては見捨てるわけにはいかんからな」

「おじさまは警察の方なんですか?」

「ああ。 ……一応聞くが、銃など持っていないだろうな? 君のような子は使い方も知らんだろうし、
 この状況で取り上げるつもりもないが、あんな物は使わんに越したことはないぞ」

「ええ……鉄砲なんて、怖くて私にはとても……私が持っている武器は、あの丸太だけです」

(それにしてもナナセくんは何故丸太を……)

美雪は、護身用に拾ったと言って丸太を持ち運んでいた。
先程は余りに自然に転がっていた為、ゴードンには武器として認識できなかったのだ。
運転席の半分を占領する丸太に眼をやり、ゴードンが冷や汗を流す。
このような持ち運びの不便な物を武器として選ぶなど、かなり精神が衰弱しているに違いない。
一刻も早い治療とメンタルケアが必要だ。ゴードンは無線機を取り出して、ルンゲに通信を飛ばした。





「私はブルース・ウェインだ。この館の所有者だ」

ドイツ連邦捜査局警部、ハインリッヒ・ルンゲは鏡を見ながらつぶやく。
ウェイン邸の一室、様々な美術品が並べられているそこには、人間の全身を映せる鏡が設置されていた。
ルンゲ得意の捜査法……対象になりきってその思考を読み、行動を推察するテクニック。
彼はそれをこのゲームの主催者ではなく、ウェイン邸の持ち主『ブルース・ウェイン』に対して使用していた。
ゴードンから得た、彼についての情報は既に脳髄にインプット済みだ。
虚空でキーボードを打つような仕草をしながら、鏡に映った自分の姿を大富豪に置き換える。

「金は掃いて捨てるほどある。会社の経営は優秀な部下に任せている。間違っても赤字は出ない」

ルンゲの手には、ブルースが経営するというウェイン社の帳簿が握られている。
この館を探索している途中、無造作に机の上に放られていたのを発見したのだ。
ブルース自身がこの帳簿をあんなところに置いて放置していたのだとすれば、
彼は会社の経営……あるいは発展に対して興味がないと考えられる。
会社は部下に任せて遊び人を気取っているという事はゴードンから聞いている。
なるほど、彼は仕事をするタイプの人間ではないらしい。

「……株式や役員報酬などを駆使すれば、金は増えるだけ、女も美術品もかき集め放題。不自由など何もない」

そう、ブルースは金に困ってなどいない。だが。
ルンゲの手にする帳簿には、見る者が見ればすぐに横領だと分かる、使途不明金が乗せられている。
会計収支報告書の項に計上された、数億ドルの“在庫処分費”。どんな人間でも気にする、怪しい金だ。
経営者であるブルースが気付かない筈もないのに、数ヶ月に渡って数億ドルは消え続けている。
ならば、これはブルース自身が行っている事なのだろう。社内上層部に共犯がいれば不可能でない。
何せ、訴える者がいないのだから、警察が介入する可能性もゼロだ。

「自分の会社から横領してまで、人間一人の楽しみには充分すぎる莫大な金を集める理由は……」


もう一度、美術品を眺めるルンゲ。
それら多様な遺物には、展示性も、関連性すらもない。
ただ、高い物をかき集めたというだけだ。
成金が集める美術品なら、そういう事もあるだろう。彼らは美術品の値段以外に興味を持たない。
だがブルースは、街の名士であり、慈善事業に大金を寄付する、洗練されたセレブだ。
そういった社交的ステータスを求めるに相応しい人間が、巨万の富を使ってこんな無秩序な美術品を集めるか?
美術品を集めるセレブは、そのコレクターとしてのセンスをひけらかす事をも目的としている。
同格の人間に見られれば、ブルースのコレクションは質の低いものと看做され、あるいは嘲笑されかねない。
ならば……ブルースの狙いは……。

「……無駄金を使っている遊び人だという"評価"こそが欲しかった。美術品自体に興味はない」

金を湯水のように使い、本当の目的の為により大きな額の金を得ている事を隠す。
能ある鷹は爪を隠す、という事だ。ブルースは何らかの目的の為に、道化を演じている。
地位も名誉も金も手に入れている彼が他人を欺いてまで欲するのは何だ? 権力だろうか?
いや、ブルースは権力を求めるような、他人を積極的に下に置きたがる性質の人間ではないはずだ。
もしそうならば、経営する会社を他人に任せることなどしない。
これ程の規模の屋敷に住んでいるのが、彼と執事一人だというゴードンの言葉が成り立たない。

「私には世間からの評価を歪める必要と、莫大な金を得て何かをする必要があった」

屋敷は全て見回ったが、美術品以外に何か金のかかりそうな物など何もなかった。
例えば重い病気にかかっている知り合いがいるとしても、彼が隠し持つ金の一厘でも使えば
最高の名医と最高の技術で治療に取り組む事ができるだろう。
この規模の額なら、何か画期的な発明開発、あるいは大コストの産業に手を出している可能性が最も高い。
それには巨大な施設が不可欠だろう。ニューヨークのどこかに、彼はそういった工場を所有しているのだろうか。
そこまで考えたルンゲの耳に、無線機の受信音が響く。

「まあいい。これから先は、"友人"に聞くとしよう」

ルンゲはブルースの思考のトレースを切って、無線機を耳に当てた。




「彼女は?」

「ナナセミユキ……日本人らしい」

美雪とゴードンを迎え入れたルンゲは、値踏みするように初対面の少女を見つめる。
うら若き乙女の香水とも体臭ともつかぬ匂いに眉を顰めながらも、危険度がないと判断。
その香りをモービルの中で堪能しただろうゴードンに視線を回し、脅されているような雰囲気がない事も確認。

「ドーモ」

「? ど、どうも……」

日本人に対する礼儀と認識しているお辞儀をしてから、ルンゲはゴードンに向き直った。
頭に浮かんだ疑問を解決する必要があった。なぜ七瀬美雪は丸太を抱えているのか、ではない。

「ゴードン君。お前の親友、ブルース氏は何の隠し事をしている?」

「!? な、なんだ藪から棒に。この館で何か見つけたのか?」

「これだ」

「む、これは……彼が横領をしていると? 彼の会社……ウェイン社からは被害届けも出ていないし、
 そもそもよからぬ企みに大金をつぎ込むような男ではないと私から断言できる男だ、ブルースは。
 仮にこの帳簿操作の犯人が奴だとしても、きっと何か子供のための新しいテーマパークでも建てるんだろうさ。
 そもそもここが本物のブルース邸だという確証もない。彼の人柄を疑わせる為の罠かもしれないじゃないか」

ルンゲが、ゴードンにウェイン社の帳簿を投げ渡す。
受け取るゴードンは一瞬ホッとしたような表情を見せて、帳簿を流し読みして懐に入れた。
テーマパーク云々はジョークだろう。そんな冗談が言えるほどに、ブルースはこの刑事から信頼されているのだ。
それら一連の様子を見たルンゲが、ブルースとゴードンに何か共通の秘密があることを察する。
今の会話と観察で得られた新情報が、指の特徴的な動きによってルンゲの脳に記憶されていく。
『ゴードンはブルースがこの館に何か見つかるとマズイ物を隠匿していると知っている』
『それは裏金を操作している証拠ではない』『市警に所属するゴードンが共に隠す事で何か双方に利益が出る物』
これ以上突っ込んでも、ゴードンは何も話さないだろう。ルンゲはいったん引いて、美雪に興味を移す。

「そうだな。どうも刑事をやっていると他人を疑う事から始めてしまってよくないな。
 ……ナナセくんも彼に疑われなかったかね?」

「はい。でも、刑事さんのような優しい人たちに出会えてよかったですわ。
 あの……差し支えなければ、私の知り合いの事を聞いても構わないでしょうか?」

美雪がそう言うと、ルンゲの目が光る。
人間の人となりを知るには、その者の交友関係を洗うのが基本だ。
名簿を取り出して、美雪がつらつらと挙げていく名前に丸をつけていく。
同時にゴードンとルンゲは頭の中で、美雪が語る人物を先程二人で語った三色に分けている。
"A、、法の執行者"。"B、一般市民"。"C、犯罪者"。
出来すぎている程、美雪の言う人物はそれに当てはまる者たちばかりであった。

「はじめちゃん……金田一一っていう子は私の幼馴染で、あの金田一耕助の孫なんです。
 日本の警察と協力して、いくつもの事件を解決してきた探偵で……あ、普段は学生なんですけどね」

(B。見方によってはA。……金田一耕助? 日本で有名な人物なのか? 聞いた事がないな)

「剣持警部、剣持勇さんは警察官です。私はよく知りませんけど……はじめちゃんとは仲がいいみたいです」

(A、だな。日本からも警察官が呼ばれているという事は、ルンゲの推察にも真実味が出てくる……)

「高遠遥一は日本では有名な殺人犯です。たくさんの人を殺していて、とても危険な人……だそうです」

(C。……やはり聞き覚えがない。あの国でそんな異常な人物が出ればこちらにも噂が届きそうなものだが)

美雪はそこでいったん言葉を区切り、二人の刑事の顔を眺めた。
二人からは、美雪の知り合いを知っているという反応は見えない。
ディバッグから地図を取り出して、美雪は更に続ける。

「他には、そうだ、この島に来てから結城美知夫さんという方にお会いしましたわ。
 彼にえっと……そう、この場所……B-6で、はじめちゃんを見たって聞いて、このあたりを歩いていたんです」

「どんな人物だったかね?」

「……誠実なかたでしたけど、他人を信用できないって言って、私と一緒に行動するのは拒否したんです。
 なんでもお友達の賀来巌という神父様に裏切られたとかで、引き止める間もなくどこかへ走って行かれました」

「酷い男だな。名前からすると君と同じ国の人間だろう? それもこんなお嬢さんを見捨てるとは……けしからん」

「無理もあるまい。この状況ではそれが普通の反応だ。……悪いが、我々は君の言う人物を一人も見ていない。
 これから出会う事も考えて、出来ればもっと詳しい人物像が聞きたいのだが」

「はい……ッ痛……」

ルンゲの質問に答えようとした美雪が、蹲って足を押さえる。
ゴードンが慌てて駆け寄り、治療を失念していた事を恥じて、ルンゲに医務室へ向かう了解を求めた。

「私もこの館の調査の途中だったし、構わないが……見たところ擦り剥いているだけに見えるが?
 恐らく捻挫も骨折もしていないだろう。消毒を済ませたらまた玄関の辺りに戻っていてくれ」

「この状況に巻き込まれている善良な一般人に無理はさせられんのでな。
 お国柄、そっちにはそういう意識はないのだろうが……まあ、あまり荒らさないでくれよ。
 偽物とはいえ、友人の家を物色されるのは余りいい気はせんからな」

「警官らしくもない台詞だ。よほどブルース氏を信用しているようだな」

ルンゲの言葉を最後まで聞かず、ゴードンは美雪に肩を貸して歩き去った。
カタカタと虚空を切る、ルンゲの指が止まる。ブルース・ウェインという人間の推察に必要な情報は全て揃った。
これからは彼になり切って、思考をトレースすることで真実を暴く時間の再開だ。
まず、ゴードンの言葉の一つ、「これは彼を疑わせる罠かもしれない」と言う物に注目する。
この言い方だと、まるでブルースがこのゲームに参加しているようにも感じられる。
ブルースが主催者たちに与していると誤解されている、と感じたゴードンが、それを否定しただけかも知れない。
だがその他にも、バットマンという探偵が収容所でも町の象徴の塔でもなくここに来ると推測したゴードンの判断、
そしてたった今見た、ゴードンのバットマンに対する信頼と、それに酷似したブルースへの信頼。

(仮面で顔を隠す探偵……正体不明のヒーロー……ブルースは自分への評価を歪めていた……。
 それは、何を隠すためだ? ……人の目を欺き、大金を使ってやっている事はなんだ?)

「私、ブルース・ウェインは、バットマンだ」

ルンゲが、結論に辿りつく。
あのジョーカーモービルという高性能の機体は、バットマンの所有物に対抗して犯罪者が作ったものだという。
少し見ただけでもかかる値段が分かるあんな怪物を、金持ち以外に誰が作れる?
バットマンという探偵の正体は犯罪を交えながら、犯罪者を私刑に処するヒーロー気取りの大金持ち。
まともな警察機関なら利用するはずもないが、ゴードンの国ならそんな見世物(ショー)じみた事をやるかも知れない。
だからこそ、ゴードンはバットマンの正体を隠していたのだろう。彼らの正義に従って。
だが、ドイツのルンゲと、アメリカのゴードンの正義は別物だ。ルンゲにはそれがよく理解できている。

「善良な一般人、など存在しない。我々が追うべき者は犯罪を犯した人間。
 守るべき者はまだ犯罪を犯していない人間だ。全ての人間は常に善と悪の二面性を持つのだから」

例えば、あのテンマのように、とルンゲが呟く。ルンゲの正義は、懐疑心を捨てないタイプの物だ。
きっとあのゴードンは、人間の本質は全て善だと考え———性善説主義で行動しているのだろう。
バットマンはゴードンにとっては正義の味方かもしれないが、ルンゲにとっては……?

(バットマンが私の推察どおりの、悪人を自分の了見で裁く、ヒーローを気取るだけの人間であれば……
 管轄を遥かに超える相手であろうと関係ない。横領と公序良俗違反の容疑者として確保する)

まだ見ぬ蝙蝠男に、ルンゲが静かな炎を燃やし始めた。





消毒措置を終え、ゴードンが美雪の足に絆創膏を貼る。
幸いにも骨に異常は見られず、気を取り直せばすぐにでも普通に歩けるだろう、とゴードンは言う。
タフな彼ならばなんとも思わない傷であっても、少女にとっては辛いものだろう、と理解した上で。

「よし、これで大丈夫だろう。痛みは残るだろうが、少し休めばそれも治まるさ」

「ありがとうございます、おじさま……ところであのルンゲって刑事さん、なんだか怖いわ。
 すごくピリピリしてて、まるで猟犬みたいだと思いませんこと?」

「ハハ、きっとストイックな生活を送っているんだろう。信用できない男じゃあないと思うがね」

「そうかしら……あら。おじさまのお知り合いはまだ聞いていませんでしたわね」

ゴードンが、美雪に自分の知る人物と、ルンゲが語った人物評を教える。
ジョーカーが口が耳まで裂けた怪人だと聞かされると、美雪は顔を真っ青にして怯え、
医者の皮を被った連続殺人犯がうろついていると聞かされるとめまいを起こしたように首をしな垂れた。

「大丈夫か? 安心しろ、君も君の幼馴染も、必ず私たちが保護してやる。正義は必ず勝つんだ、
 君達一般人はただ待っていればいい……と言っても、じっとはしていられないだろうな」

「はい……はじめちゃん達と早く合流したくはあります……でも、ゴードンのおじさまが待てというなら、
 わたし待ってみせますわ。だっておじさま、とっても頼りがいがあるんですもの」

縋り付くように、震える指でゴードンの手を握る美雪。
白魚のように滑らかなその感触に、ゴードンが顔を赤らめる。
息もつかせず、美雪はゴードンの鍛え上げられた胸板に飛び込んだ。
むせるような汗の臭いに上気した顔で、美雪が視線だけを上げてゴードンを見つめる。

「ご、ごめんなさい……でも、怖くて、立っていられないの。おじさま、少しだけでいいから、
 このまま寄り添わせて……お願い、します」

「むう! ナナセ君、落ち着きたまえ。君は恐怖心で正常な判断力を失っている!
 吊り橋効果と言う奴だ……毛布を探してきてあげるから、しばらく眠るといい、そうすれば……」

「この気持ちもおさまるって言うの? でも、これは一時の気の迷いなんかじゃないわ!」

「大人をからかうもんじゃな……ムーーッ!」

悪さをした子供を叱るように口を開いたゴードンの口内に、美雪の小さい舌が滑り込む。
蝶のように飛び回るその悪戯な端子は、ゴッサム市警本部長の鉄の意志をも揺るがす程に手練れていた。
日本という国はこんな子供がこれほどのテクニックを身に付ける程性にオープンな国だっただろうか?
ゴードンは天上の快感を甘受しながらも、理性を引き起こして自分にしなだれる美雪を引き剥がす。
美雪は不満げに頬を膨らませると、唇が離れる間際にゴードンの口ひげを一本、歯で引き抜いていった。

「おじさまのお髭、美味しいですわ……もっと戴いてよろしいかしら?」

「いい加減にしないかナナセ君! 私には妻も子供もいるんだぞ!? こんな事をして懐柔しなくても、
 私はしっかりと君を守る! 見損なわないでもらいたい、まったく……」

「まだそんなことを言っていますの? 私は打算なんてちいとも考えてません。
 おじさまに奥さんがいても、あなたへの気持ちは変えられそうにないのです。あなたが好きです」

「と、ともかく……君と道ならぬ関係になるつもりはな……うおっ!?」

蠱惑的に唇に付着したゴードンの唾液を指でなぞり、泣き出しそうな目をする美雪。
そんな美雪に動揺を見透かされぬよう、一歩下がったゴードンが何かに躓き、転ぶ。
美雪が床に転がしていた丸太であった。顔を赤くしながら立ち上がろうとするゴードンに、美雪が圧し掛かる。
ゴードンの胸板を露出させ、もっさりと生えた胸毛を掻き分けるように撫でる。
篭った汗の臭いと女の香ばしい匂いが混ざり合い、ゴードンの鼻腔をくすぐる。
やがて美雪は男には使う機会がほとんどない、二つの突起を探り当てた。
片方の腕はその乳首を揉み解し、ゴードンの引き締まったヒップに伸びたもう片方の指は、排泄口を刺激する。

「あ……お……おお……」

「おじさま、気持ちいいですか? うまく声も出せませんか? 身動きも取れませんか?」

「く……ぐ……」
 .................
「じゃあ、薬が回ったんですね」

美雪の猥乱な攻勢に、餓体で遥かに勝るゴードンが一切の抵抗が出来ない理由。
ゴードンはそれを、性的な期待ではなく、薬物による弛緩、否、痙攣だと看破していた。
先の口付けのときに、何かを仕込まれたのだろうか?
美雪が懐から、水溶性と思われるカプセルを取り出し、ゴードンに示す。

「これ……ピクロトキシンって言います。安心してくださいね。致死量は盛っていませんから……」

「な……何、のつも、りだ……」

「おじさまのお口があんまり熱かったから……私も少し、効いてきちゃいました」

美雪が官能的に身を捩じらせ、ビクビクと腰を震わす。
何たることか、ゴードンの生殺与奪権は、今やこの少女に完全に握られていた。
全てはこのための芝居だったと言うのか。ゴードンは驚愕し、自身のズボンを下ろす美雪の動きを見ているしかない。
露出したゴードンのゴッサムタワーは薬物による影響だろうか、すっかり萎えてしまっていた。
美雪が懸命に勃たせようと奉仕するが、まるで反応する様子がない。
仕方なく、美雪は懐からもう一つの薬物カプセルを取り出してゴードンの菊座に捻りこむ。
薬学的に異常な速度で、ゴードンの逸物は下半身の血液の急激な流れに乗って逞しさを取り戻す。

「な……何を……」

「なに、死ぬ前にあんたにもいい思いをさせてあげようって思ってのことさ」

美雪の口調が変わる。男勝り、というにも乱暴すぎるその振る舞いはとてもではないが、
ゴードンが今まで見ていた可憐で清楚な少女と同一人物のものには見えなかった。
美雪はそう相手をした事のない領域のサイズの"それ"にも怯まず、激しくゴードンを蹂躙する。
やがてゴードンという雄雄しい花から湧き出していた蜜も枯れ、今にも絶頂を迎えそうに茎が、花が揺れる。
服薬の影響か、ゴードンには一切の性的感覚がなかった。

「お、お前は……何のために、わたしを、殺すと言うのだ……犯罪者なのか……」

「さっき、足を擦り剥いた時。わたし、その傷に唾をつけてね。知ってますか、このおまじない?」

「……?」

「そうすると消毒になって怪我が治るっておまじないなんだがね……ご存知の通り効き目は薄くて、
 歩くのがすっごく遅くなっちゃってねえ。でも、別にそのおまじないを恨んだりはしないよ。駄目元、って奴さ」

「……」

「さて、ここに不治の病に犯された、命がそう長くない男がいたとする。人類が今何億人いるかは知らんが……
 それらを一人殺すごとにね、一秒間だけその病人の寿命が延びるんだ。今考えたおまじないだよ。
 何人殺せば、まともな寿命になるだろうね? 最後までやり遂げて、おまじないの効果がなくても、
 所詮は迷信。吐いた唾と同じように、殺した人間についてもいちいち後悔なんてしないだろう?
 私にとっての殺人とはね、そういう事なんだよ。恨みとかじゃあないんだ。夢……そう、夢のためだよ」

「……」

「喋らなくなったねえ。下の方はこんなに元気なのに。……ああそう、わたしの夢は人類全部を
 私の死の道連れにすることでねぇ。自分が死ぬのに地球と人類が残ってたって仕方ないだろう?
 ……頭がおかしい奴を見るような目で見ないでくれよな。寿命が残っているのに戦争やらなんやらで
 自分から死んでいくような人間より、よっぽどわたしは正常だよ。悪徳と虚栄しかない人類の歴史を
 肯定して、そのくせ正義はこの世にあるだのと のたまう連中よりもよっぽど、ね」


美雪がつらつらと、狂った思想を垂れ流す。
ゴードンはその思考を一切理解できないが、言葉から彼女が本気だという事は思い知った。
恐ろしいのは、この少女はこのように狂っていながらも、悪魔じみた知性を手放していないという事。
ゴッサムの異常犯罪者達のようにケレン味のない、背景のないおぞましさのような物がある。
死の恐怖から異常な行動に走っている、と明言していながらまるで死を恐れていない。
そう、この少女、七瀬美雪は悪魔なのだ。メフィストフェレスとしか言いようのない、悪意そのもの……。
ゴードンが恐怖に支配されはじめた時、彼のスパームが迸る。快感の一切ない、生理現象だった。
子供のような無邪気な顔でその勢いに驚きながら、美雪はゴードンの警察手帳をクスねとる。

「おほっ、出た出た……これで目的は一つ達成。さて、こっちは……むう、流石に住所は書いていないか」

「住、所?」

「うん……このゲームにカタがついたら、君の奥さんと子供をもっと惨く殺そうと思ってね……本気だよ」

「な……!」

「理由? ないよ、人を殺す時はなるべく残酷にやる悪癖がついてしまっているだけでねぇ。
 そうするとね、人間は皆醜い本性を現すんだ。自分をこんな目に合わせたこいつを許せない! 殺してやる!
 ってな具合にね。悪人や汚れた人間ほど、自分のやったことを棚に上げてそういう目をするから面白い。
 おじさまのような真面目な、正義の側の人は、どうなのかな? と思って、試してみるだけさ」

美雪が、平然とそんなことを口にする。
つまり、彼女はこう言いたいのだ。
自分がこのゲームに生き残れば、ゴードンの家族を探し出して皆殺しにする。
それが嫌ならば、これから訪れる死までの短い間、美雪がここで死ぬように呪いかけろ。
運がよければ美雪はここで死に、家族は無事で済むだろう、と。
命乞いは……ゴードンへの物も、家族への物も一切通じないと、美雪は暗に告げている。
ゴードンは、そんな美雪にどう返答するのか? 悪魔を呪い、殺意をぶつけるか? 諦めて、心安らかに眠るのか?

「さあ、わたしを恨んでくれ。憎んでくれ。呪ってくれ。あんたの目が正義とは程遠い色に染まるのがみたいんだ」

「……う」

「うん?」

「違う、と言っ、たのだ、ナナセミユキ。お前は世、界が汚れてい、ると言っ……た。それが、違うと言うんだ」

「……」


「悪、徳と虚栄に、人類の全てが呑ま、れている? ハ……ハハハハハ! 狂人め!
 狂っ、ているのは、いつもお前達だけだ! 壊れた、窓から世の中を見て、いるクズが、偉そうに何を語る!?
 お前は真実を見て、悟りを開いたつもりにでもなっているのだろうが、人の本質はお前などとは関わりないッ!
 人は必ず最後には正義に、正しい道に辿りつく! お前もいずれ必ず、バットマンに捕らえられる!
 取るに足らない、アサイラムの一患者として、神でも悪魔でもなく、人間として死んでいくのだ!」

薬の効果さえも超越し、ゴードンが自らの正義を叫ぶ。
ゴードンは、悪に屈して悪になる事も、悪に屈して善を諦めることもしない。
正義を貫き———そして、眉間に歪な刀身のナイフを打ち込まれ、絶命した。
美雪の表情には、うっすらと笑みが張り付いている。
彼女にとって、その表情こそが悪意の最大の発現。それをさせる程に、刑事の言葉には迷いがなかった。

「言ってくれたね、おじさま。あんたの家族を殺すのが本当に楽しみだよ……」

「っと、忘れちゃいけない。美雪の処女の血をこいつのイチモツに垂らして、と」

「この殺し方はちょっとやりすぎたかな……まあ、処女を奪われた乙女なら、これくらいはやるだろう。
 ナイフは……抜いていかない方がいいか。その方が自然だろう」

美雪は、テキパキと作業を行う。
保存しておいた処女の血をゴードンの亡骸にこぼし、とある状況を作り上げていく。
いずれこの惨状を目の当たりにしたもう一人の刑事が、残酷な勘違いをするように。
そしてその後、この小さな波紋が大きく広がって、このゲームを促進させることを願って。

「さっさとこんなお遊びは終わらせて、新しい計画を練らなきゃいけないんでね……美雪の事を悪く思うなよ、おじさま」

美雪は、その場を去る。
僅かな服の切れ端と、異形のナイフだけを残して。

ゴードンの正義は、今消滅した。
だが、彼の正義は未だ敗北していない。
同じ正義を掲げる者に引き継がれ、そしていつか……。



【ジェームズ・ゴードン@バットマン 死亡確認】
【残り 53人】



美雪の変装用具を取って、結城美知夫が正体を現した。
ウェイン邸を窓から脱出し、調子を取り戻した足でB-4の砂漠に踏み入っている。
ゴードンとルンゲとの出会いは、結城が思っていたより多くの収穫を彼にもたらした。
特に、自分の名前をあの国の警官でさえ知らなかったという事実。
これは、絶対に有り得ないことだ。あれほどあの国をコケにした自分の名前が、
その国の軍部、引いては警察権力に所属する者に知られていないなど有り得ない。
その上、美雪の語った金田一耕助を二人は知らず、そのルンゲとゴードンの間でも、
なにか認識が食い違っているような印象を受けた。
やはり最初に感じたように、このゲームに招かれている者の大半は別の世界から呼び寄せられた者らしい。
もともと、結城美知夫は世界との心的繋がりが薄い男である故に、難なくその考えを信じる事が出来たともいえる。
そういうわけで今暫くは素顔と名前を晒して行動し、他の参加者の反応を見てみようと変装を解いているのだ。

「あのふざけた車は欲しかったが……脱出時にあまり目立ってルンゲに見つかっても困っていただろうしな」

夜の砂漠は寒い。肩を震わせながら、結城はとぼとぼと歩き続ける。
結城がこちら側に来た理由は二つ。
一つは、ルンゲの行動を予測しているから。
ルンゲには、自分がB-6……本物の美雪の死体が転がっている場所に向かうと伝えてある。
脱出する際には、こちらに移動したのが分かるような痕跡は一切残していない。
信頼していた警官に強姦され、その警官を殺して逃げる少女が縋るものが幼馴染の目撃情報だけだと、
あの賢そうな刑事なら簡単に推測できるだろう。ゴードンのような正義の塊のような男が劣情に駆られて
犯罪を犯したと知れば、同じ刑事であれば疑問に思うかも知れない。
だが疑問を抱くからこそ、少女を追いかけて詳細を聞きたがるのは当然だろう。
そしてルンゲは、変わり果てた美雪の死体を見つけるだろう。これで、あの事件の加被害者は全て闇に葬られる。
ルンゲの心には法を守るべき自分の仲間が狂気に駆られたという事実だけが残るのだ。

「そうすればこちらの物……彼は恐怖に駆られ、このゲームを手早く済ます手助けになってくれるかもしれない」

そこまでは望めないにしても、彼が今後出会う人物に警戒を強めることは間違いない。
結城はゴードンがあそこまで信じ、自分の代わりに結城を捕らえてくれると言ったバットマンに、興味を抱いている。
それほどの素晴らしい人物が、友であり刑事でもあるゴードンが少女をレイプして死に追い込んだと聞けば、
どんな表情をするだろう?そして、そんなスーパーマンを殺せば自分はどれだけの快感を得られるのだろうか。
手に僅かに残ったゴードンの精液を舐め取って、他人の不幸と絶望に胸を躍らせる結城。

「ウフフ……まあ、そんなおっかない奴にホイホイ近づくほど余裕があるわけじゃないがね。
 おっと、オアシスが見えてきた。あそこでチョイと休みたくもあるが、そんな余裕もないときた」

砂漠を進む二つ目の理由、それは美雪に支給されていたアイテムの一つが原因だ。
ピラミッドに隠してあるという何らかの乗り物の在り処と、その鍵。
美雪は遠すぎるのと、砂漠を徒歩で横断する自信がなかった事から諦めたようだ。
行きたいところに素早く移動するには、足となる物が欲しい。
結城はそれを手に入れる為に、肌寒い砂漠を静々と歩き続けている。

「ピラミッドってのも一度見てみたいしねぇ。女神像といいカジノといい、
 このゲームの主催者はまったく旅行好きの日本人のツボを心得てるじゃあないか」

自分が死ぬ日に人類の歴史も終わらせると決めている結城にも、
娯楽を楽しむ程度の人間性は残されている。先程猟奇的にゴードンを殺害した事ですら、
結城にとっては娯楽のレベルでしかない。自分と因縁のある人間には、もっとじっくりと甚振る事を好む男なのだ。

「因縁と言えば、俺がこの島で知っているのは神父だけ……だからといってうちの世界から
 来ているのが俺と神父だけだなんて短絡的に考える事は出来ないが、もしそうなら楽なんだが」

結城は、神父……賀来巌に対してだけは、執着らしき感情を持っている。
そして、その感情は神父からも向けられていると自負していた。
彼は本当に、結城の悪事を触れ回って陥れるようなことが出来るだろうか?
結城としては、そう簡単には神父は自分と決別できないと思いたいところだったが、
既に神父と結城の関係は行くところまで行き着いてしまっている。
早めに見つけて、始末してしまった方がいいだろう。

「問題は、この俺が神父を殺せるか、だな……まあ、なるようになるさ、ケセラセラ……」

オアシスを素通りして、結城は砂漠に消えていった。



【B-5/ウェイン邸:黎明】
※ウェイン邸の医務室(医療品が多く保管してある部屋)にルールブレイカー@Fate/stay night
  とゴードンの荷物が全て放置。

【ハインリッヒ・ルンゲ@MONSTER】
 [属性]:その他(Isi)
 [状態]:健康
 [装備]:
 [道具]:基本支給品一式、『黒の船』のコミック@ウォッチメン、小型無線機B、不明支給品0〜2
 [思考・状況]
 基本行動方針: ケンゾー・テンマを捕まえ、また今回の事件を仕組んだ犯人も捕まえる。
 1:ウェイン邸をもう少し探索して、手がかりを探す。
 2:ブルース・ウェイン(=バットマン?)に不信感。
[備考]
ヨハンの実在と、テンマの無実を知る以前より参戦。
ゴードンより、バットマン、ジョーカー、ポイズンアイビーに関して情報を得る。
美雪(結城)より、金田一一、剣持勇、高遠遥一、結城美知夫、賀来巌に関して情報を得る。
犯人のグループ分けを、[法の執行者]、[一般市民]、[犯罪者] ではないかと推論。
朝6時に、正午にそれぞれ、ゴードンとウェイン邸かそのほか何処かで落ち合う約束。



【B-4/オアシス前:黎明】

【結城美知夫@MW】
 [属性]:悪(Set)
 [状態]:健康 左足に擦過傷(処置済み)
 [装備]:丸太 
 [道具]:基本支給品
      カツラ三点セット(栗色のツインテール、ピンク色のセミロング 黒髪のカツラ )
      私立不動高校制服 薬物入りカプセル三点セット(精力増強剤・痙攣誘発剤・???)
      乗り物の鍵と隠し場所の地図
 [思考・状況]
 基本行動方針:生き延びて、世界滅亡の計画を築き直す
 1:しばらく本名と素顔で行動してみて、自分と神父以外に自分の世界から来た人間を探してみる。
 2:ピラミッドに向かい、乗り物を調達する。
 3:バットマンに興味。
 [備考]
 ※原作終了後からの参戦。
 ※薬物入りカプセルの最後の一つの内容は、後の書き手氏にお任せします。
 ※ピラミッドに隠されている乗り物は、後の書き手氏にお任せします。

【支給品解説】

【薬物入りカプセル三点セット@現実】
三種の薬物が入った水溶性のカプセルが5〜20粒づつ収められた徳用アイテム。
現実出典だからといって侮ってはいけない。
全身ブルーレイことDr.マンハッタンの手によって即効性などを大幅に強化されているぞ。

【ルールブレイカー@Fate/stay night】
正式名称は「破戒すべき全ての符」。サーヴァントの一体、キャスターが使用する宝具。
歪な形をした短剣であり、その効果はあらゆる魔術効果の無効化。
武器としての威力は普通のナイフくらい。

【乗り物の鍵と隠し場所の地図@オリジナル】
ピラミッドに隠された乗り物の鍵と隠し場所の地図。



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TAILS OF THE BLACK FREIGHTER ハインリッヒ・ルンゲ :ウェイン邸殺人事件 ~ゴッサムタワーは見ていた~
ジェームズ・ゴードン 死亡
悪夢のプレリュード 結城美知夫 混沌の落とし子たちに捧ぐ僕からの鎮魂歌








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