ミッション9:ファイナルアプローチ10マイルからの着陸


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 ミッション9:ファイナルアプローチ10マイルからの着陸

 このトレーニングミッションではどのように着陸作業を行うのか解説します。機体を適切に操縦し、グライドパスを約2.5度に保ち、速度をコントロールする、この3点(ともう1点)を実行してさえいればF-16の着陸は決して難しいものではありません。このミッションでは機体がファイナルアプローチ状態に入った時点から始まります。


 トレーニングミッションの概要

 ファイナルアプローチに正対した10マイル(海里)の地点からの着陸訓練を行います。


 初期コンディション
 ・対気速度 :200ノット
 ・高  度 :2,000フィート(海抜高度)
 ・スロットル:中程
 ・環境設定 :通常、ギアアップ状態
 ・位  置 :滑走路のセンターラインに正対した状態で10マイル離れた地点から
 ・兵装モード:NAV



 ○ミッションの手順

このミッションは、滑走路に正対した10nmの地点を飛行している状態で開始となります。機体はギア(降着装置)を格納した状態で、速度200ノットで水平飛行しています。以下の手順に従って着陸を行ってください。

 図9-1

 1.トレーニングミッションの一覧から"09 Landing Final Approach"を選択してください。
 2.HUD上でパスマーカーを水平ピッチ・ラインに合わせ、水平飛行してください。
 3.[ Shift + CTRL + ALT + S ]を押して、視界を広げるためにヘディングスケールを消します。
 4.タワーに着陸許可を要請します。ATC(航空交通管制)から通常の経路を指示されないようにするには、[ T ]を押してから"Declaring an emergency"(緊急事態を宣言する)を選択します。すると、ATCが緊急着陸用の滑走路を指示してくれます。指示された滑走路をよく覚えておいて、他機とのニアミスが起きないように着陸します。
 5.対気速度が300ノット以下であることを確認してください。
 6.[ G ]を押すか、あるいはレフト補助コンソールのギアハンドルを下ろしてランディングギアを展開します。レフト補助コンソールは画面の左端にあります。

 ギアハンドルを下の位置に移動すると共にハンドル内の赤いライトが点灯し、ギアが下りている最中であることを表わします。ギアが下りてロックされた時点でこの赤いライトは消えます。なお、ギアの1つまたは複数が正しい位置にない場合は常に赤いライトが点灯します。ハンドルが下の位置に移動している場合は、ギアが下りてロックされるまでライトは点灯します。また、ハンドルが上の位置に来ている場合はギアが格納され正しく格納されるまで赤いライトが点灯します。したがって、赤いライトが点灯し続けている場合は、降着装置に問題が発生していることになります。

 また、降着装置が下りてロックされている場合は、ギアハンドルの上にある3つの緑色のライトが点灯します。ハンドルが下の位置に来ている時にこれらのライトの1つが消えている場合は、そのギアに問題が発生していることになります。これらのライトは三角形を描いて配列されており、一番上のライトは前脚を、左右下側のライトは主脚をそれぞれ表わしています。

 ギアが展開しロックされると、HUD上に何やら怪しいラインが出てくることに注目してください。水平線よりやや下にある2.5度のラインです。理想的なフライトパスになるようにフライトパスマーカーをこのライン上に維持するようにしてみてください。もちろんこの補助表示は適切なコース上にいるときにのみ適用できます。

 ギアを展開したことで発生するもうひとつの影響としては、FLCSがランディングゲインモード(着陸モード)に切り替わることです。このモードになると入力に対する機体の反応が少しだけ小さくなります。また、降着装置によって僅かに機首が引き下げられることからくる追加抗力の発生にも気づく筈です。
 
 7.ギアが降りてロックされたのを確認したら、出力を絞って速度を160ノットまで落とし始めます。燃料流量を2300パウンド/時にセットするかあるいはエンジン回転数(PRM)を約75%に合わせます。いかなる場合でも実際の対気速度をチェックしてください。HUD左側にあるカラットを見てください。HUDにある横向きになったVマークはTOS対気速度(目的の時間にステアポイント上空に到達するために必要な速度)をあらわしています。なのでTOS対気速度にあわせて速度を調整してはいけません。 この段階では対気速度に注意ししながら、速度が落ちすぎないようにしてください。機体をグライドパスに乗せ、HUD上のAOAブラケットを確認し始めるまで速度が160ノットを下回ってはいけません。
 8.速度を落としている間は図9-3で示すようにパスマーカーがピッチ0度のライン上に重なるように維持してください。

 図9-2

 図9-3

 9.進入端(滑走路のアプローチ側の端)がHUD上で水平ピッチラインの下3度に入ったら[ B ]を押してエアブレーキ展開し、パスマーカーを進入端に合わせます。進入端とは滑走路のアプローチ側の端にある黒いエリアのことを指します。図9-4は水平飛行の状態で進入端が水平ピッチラインの下3°に入った様子を示しています。

 図9-4

 図9-5は適切な3°のグライドパスを示しています。機体が下降し燃料流量毎時2000パウンドでギアを下げ、エアブレーキを展開しながら約160ノットを維持しているならば大きな出力の変化は必要ないでしょう。HUD上にはギアが下がるとAOAブラケットが表示されます。これはパスマーカーとこのブラケットとの相対位置を確かめることで、容易に機体の迎え角を知ることができるスケールです。なおアプローチに適切な迎え角は11度となります。適切なアプローチ速度で飛行するには、パスマーカーを迎え角ブラケットの上のラインに合わせ続けてください。

 図9-5

 10.進入端を指したら、対気速度をコントロールするために出力を調整してフライトパスマーカーが滑走路の終端にくるようにします。AOAブラケットの一番上が迎え角11度であり、一番下が15度となるなのでよく覚えておいてください。出力を調節しつつ迎え角を11度に固定しながら飛行します。AOAブラケットについてつけ加えると、アプローチ中はパスマーカーがブラケットの中程(13度)まで下がってしまうくらいなら特に問題はありません。しかし下部(15度)までパスマーカが落ち込んでしまわないように注意してください。機体を迎え角15度でコントロールし、安全に着陸することは大変困難です。迎え角15度で滑走路に激しく接地してしまうと、スピードブレーキを地面に擦り付けてしまう可能性があります。
 11.機体が滑走路上を100フィートまで降下したら「フレア」と呼ばれる機動を行います。フレアは機体を接地させる際の衝撃をやわらげるために降下率を下げる機動であり、F-16にフレアをかけるにはゆっくりとパスマーカーを進入端から滑走路の終端まで移動させるように操縦桿を僅かに手前に引きます。操縦桿を少しずつ引き起こすに従って、フライトパスマーカーがゆっくりとあがっていく筈です。フレアを実施している間は滑走路の終端の下側にフライトパスマーカーが留まるようにしてください。タイヤが接地する音が聞こえるまで、対気速度を約130ノットに維持します。フレアをかけ始めたらスロットルは静かにアイドルに戻します。機体の対気速度が早すぎる、もしくはフレアをかけたときに出力をアイドルに戻さないと、機体が浮かびあがり再び上昇し始めまてしまいます。また、速度が遅すぎて機体が滑走路に落ちてしまうこともあるので注意してください。これらの事態が発生しそうになった場合は、ゴーアラウンド(再上昇)してもう一度着陸をやりなおします。また場合によっては、フレアをかけた後にさらに衝撃を和らげるためにほんの少しだけ出力をあげる必要がある場合もあります。

 図9-6

 12.タッチダウンしてタイヤが滑走路に接地する音を聞いたら、エアロブレーキがかかるようにゆっくりとガンクロスがHUDの10°のピッチラインに並ぶまで機首を引き起こします。このようにF-16では機体自体がスピードブレーキとして使われます。いったん着陸してしまうとフライトパスマーカーが使えないので、ガンクロスを目印にしまてください。機速が約100ノット以下になると、自然と機首が滑走路へ下がってきます。またスロットルの位置がアイドルの状態であるか再度確認してください。

 13.着陸の最終段階は、F-16を駐機してシャットダウンします。まず[ SHIFT + / ]を押してノーズホイールステアリングを起動させます。航空機をタキシングするのは多少練習が必要です。一度機体が完全に停止してしまうと、再度動き出すためにはそれなりの(静止摩擦を超えるだけの)出力が必要であることもわかるでしょう。さらに一度動き出したら今度は出力を素早く絞る必要があります。さもないと必要以上に機体が加速してしまうので注意してください。 速度に注意しながらゆっくりと滑走路の終端までタキシングします。誘導路が見えたら曲がって駐機する場所を見つけます。速度が早すぎる場合は[ K ]を押してホイールブレーキをかけることで速度を落とします。

 14.駐機したらシャットダウンチェックリストを確認していきます。
 ・エジェクションシートを解除
 ・スピードブレーキを閉じる
 ・正面コンソール左の"Master Arm"をSAFEにする
 ・右奥のコンソールのアビオニクス群の電源をオフ
 ・スロットルをアイドル状態にして、IDEL detentスイッチあるいは[ Shift + I ]を押してエンジンを停止する。
 ・そのままエンジンが止まるのを待ちます。この時メインジェネレーターワーニングライトがアクティブになります。
 ・"Master power"と"Engine Feed"をオフにする(右奥のコンソール上)
 ・キャノピーをあける(レフトコンソールの

 もしこれが初めて着陸作業で、補助が必要だと思った場合は[ ALT + H ]をおせば現在機体どこへ向かって飛行しているかを示すトラックラインが空中に表示されます。詳しくは Chapter 24 を参照してください。

 Falcon AFは本物のF-16を忠実に再現しているため、着陸を成功させるには多少の練習が必要となります。が、練習を重ねていけばいずれこつをつかめるで筈です。上記の手順をスタートラインとして繰り返し繰り返しアプローチの練習に励んでください。パイロットはそれぞれパスマーカやAOAブラケットを利用したり、あるいは自分の「感覚」を頼りにするなど様々な独自のテクニックを持っているものなので、練習しているうちにきっと自分独自のテクニックをつかめると思います。

 一度そのテクニックを自分のものにしてしまえば、鼻歌でも歌いながら簡単に着陸できるようになると思います。しかし、もしかしたら数回着陸を成功させた後になぜか突然着陸できなくなってしまうかもしれません。これは数回着陸を成功したパイロットがよく陥るものなので、さらに練習を重ねて克服してください。もし滑走路までうまくアプローチできなかった時は、迷わずに出力を最大にしてゴーアラウンドしてしまいましょう。多少燃料を消費したとしても新しいF-16を買うよりは安上がりですからね。
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