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XII-迷走する帝国-32・33・34 - (2010/08/10 (火) 23:50:38) のソース
#contents_line(sep=/) *アントニヌス勅令 **2ch [[塩野七生先生はカエサルに感情移入し過ぎwwww>http://mimizun.com/log/2ch/whis/academy6.2ch.net/whis/kako/1168/11688/1168866600.html]] #divid(nich){ 633 :世界@名無史さん:2007/06/06(水) 19:19:13 0 塩野本ではカラカラ帝のアントニヌス勅令を、税収と既得権益化という面から 分析していたが、この勅令がローマ帝国の衰退・専制化にどの程度つながったの かはもっと掘り下げて考えたほうがいいのでは。 カラカラ帝は帝国内の全自由人にローマ市民権を与えたが、これが専制君主の もと全市民がおしなべて「低い自由」に平均化されていく布石となる。 あと、ギリシア・ローマの市民権はもともと平民が重装歩兵として戦争に参加する ことによって獲得されたが、その伝統がここで途切れてしまった。 }