「SFCのゲーム制覇しましょ」まとめ

バズー!魔法世界

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匿名ユーザー

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クリア条件:EDを見る
開始時間:2020/01/12(日) 21:25:04.93
終了時間:2020/01/19(日) 00:46:39.38
参加人数:1

ホットビィが送り出した最後にして最高のRPG。(別の意味で)
こんなの 出しているので期待通り。(もちろん別の意味で)

●ストーリー
魔法の支配する世界 イアルティス
そこでかつて 壮麗な魔法文明を誇った ガゼルファン帝国は
突如としておそった大災厄の前に なすすべもなく滅亡した・・

偉大な魔法は失われ 封印は破られた

闇の民ベラニードと 他界より召還されし 魔王オルヘス率いる
魔物の軍団は ともに死と破壊をもたらし
平和をとりもどすまでには おおくの騎士たちの命と
長い年月を必要とした

戦乱の時より500年
再び繁栄の時を迎えた イアルティスにとって
いまわしい記憶は とおいものになりつつあった
しかし、時の歯車は 動きを止めたわけではない

神秘的な予知能力を持つ パルの鏡は預言する

魔王オルヘスの復活と 闇の民ベラニード族の 大侵攻を・・・


物語はラルファン北部の小さな村ラルファスから始ります。

16歳の誕生日を迎えた主人公は、今日まで母と二人で平和に暮らしていました。そこへ父親の友人と名乗る魔術士ナッシュが突然現れたのです。ナッシュは、同様する母親のクレアには気づかず、父親の紳士な姿を主人公に伝えます。

「きみのお父さん、リカルドは高名な魔術士だったのだよ。不幸にして探索の途中でいのちをおとされたが…。リカルドは、きみがあとをついで魔術士になってくれることをのぞんでいたのだ。」ナッシュは、主人公が16歳の誕生日を迎えた今日にこそこの遺言を伝えるべきだと思い、ここにやってきたのだといいます。子供の頃から魔術士になることを夢見ていた主人公は、思いがけないこの話に大変感動しました。しかし返事をしようとしたその時、クレアがさえぎりました。「私たち二人だけにしていただけませんか…。」

ナッシュが外に出ていき二人きりになると、クレアは、リカルドがあまりに優秀な魔術師であったがために、危険な仕事に就く機会も多く、そして命を落としたことを語りました。『魔術師になる』ということは、それだけ『死に近づく』ということでもあったのです。父親の姿を秘密にしていたのは、すべて主人公の身を案じてのことでした。主人公には、そう語る母の気持が痛いほど伝わってきましたが、子供の頃からの夢は帰られません。
「かあさんの気持はわかるけど…ぼくは、魔術師になりたいんだ。」
その子供の力強い眼差しを見て、クレアはすべてを悟りました。
「…そう…いつかはこうなるとわかっていたわ。…さあ。ハイブレスへお行きなさい。魔術学校へ入学するには、ハイブレスの領主、ブレス伯爵の紹介状が必要なのです。」

立派な魔術師にあるためでは帰ってこないという約束をし、主人公は、夢に向って「ハイブレス」へと旅立ったのでした…。
(http://touakio.cool.ne.jp/bazo/bazoe!.html様より引用)


●コマンド
まほう/せってい
アイテム/とくぎ
そうび/つよさ
全体MAP、またはエリアMAPでコマンドボタンを押すと上図のようなウィンドゥがオープンします。
○まほう:
巻物を使うか、すでに身に付けているものを使用できます。ただし、戦闘魔法は移動中に使用できません。
<巻物について>
魔法はすべて”巻物”によって入手しますので、魔法を使えない戦士なども、巻物を持っていることによって使用できます。しかし、巻物はアイテムとして使うと無くなってしまいますので、なるべく魔法を使える魔術師などが、巻物屋で儀式を行い呪文を身につけるようにした方がいいでしょう。
○アイテム:
持っている持ち物に関して(つかう/すてる)を行ないます。
○そうび:
武器や防具に関して(つける/はずす)を行ないます。
○せってい:
メッセージ表示速度などを設定できます。
○とくぎ:
主人公のみ使用でき、その時持っている特技によって、様々な情報を得る事ことができます。
(ゲームスタート時に選択した職業によってかわります。)

職業/特技/内容
農夫/農耕/土地や植物に関する知識
船乗り/海の知恵/天や海流、船の扱いに関する知識
薬草師/薬草/薬や毒に関する知識
修道士/伝承/民間伝承や神話に関する知識
例)農夫で”農耕”の特技を持っている場合
「ここの土地では、やくそうがとれるよ。」 などの表示が出ます。
○つよさ:
全員の状態/パラメーター/魔法/装備アイテムを表示します。
(http://touakio.cool.ne.jp/bazo/bazoe!.html様より引用)

エンディングは2回見る機会があるが、1回目でENDの文字が出るので、制覇的には1回目でクリアとして良いと思われる。
エンディングを見たからといってオートセーブされないので、セーブするまで電源を切らないように!

某動画サイトだが取扱説明書の動画
nico.ms/sm20974347



「!」に謎の勢いを感じるタイトル画面
タイトルが示す通り「魔法」の存在が物語の大きなテーマ

魔導士を志す主人公「クレイブ」は紆余曲折を経て魔術学校に入学
従兄弟であり親友の「ロマール」と共に成長を重ねていきます

物語後半、神託によってクレイブの出自が発覚
太古に滅びた「ガゼルファン帝国」皇帝の末裔であったとのこと

そうこうしているうちに師匠からも全ての魔法を伝授され晴れて魔導士に
故郷の母親も大喜びです

父「リカルド」の友人でもある魔術師長「ナルメア・シェン」こと「ナッシュ」と再会
最強の魔剣「グランイストール」の原料である「バズー!のかけら」を託されます
その後エルフの王「シュレール」と交渉の末、グランイストールを入手

グランイストールを引っ提げ闇の民「ベラニード」の根城である地下帝国に潜入
仲間は自由に選択出来ますが、ロマールは拒否しても異様なポジティブシンキングで無理矢理ついてくるので外せませんw
オススメは気絶効果のある必殺技がやたらと強力な「バイセン」
残りの枠は魔法系キャラを1名入れておけばバランスが取れると思います

地下帝国は闇に包まれている為、「たいまつ」若しくは魔法「サンブラスト」が必須
また神殿都市「ベラン」では人間たちによって地下に追いやられたというベラニードの歴史が語られます
どうやら地上で伝えられている人間の歴史とは大きく異なるようですが…

女王「イネス」を撃破するとベラニードとの盟約により召喚された魔王「オルヘス」との決戦へ
今回のプレイでは事前にレベリングしていたので楽勝でしたが育成不足だと苦戦するかも?
(この戦闘に限った話ではありませんが)バイセンがいれば気絶攻撃が有効なので是非活用したい所

オルヘス撃破後に「かみのめ」を使用しないと復活し再戦となってしまいます
再度撃破した場合にはロマールのアドバイスにより強制使用


崩壊する地下帝国にて女王イネスの本体及び「クロイゼル」との再戦が待っています
両者ともベラニード族の矜持をかけて向かってくる正真正銘最後の戦い
初戦のイネス(の影)から数えて何とボス4連戦(オルヘスと再戦した場合は5連戦…)となる最大の山場

辛うじて地下帝国からは脱出を果たすものの、ベランの人々の悲鳴と共に何とも言えない後味の悪さが広がるED

仲間たちの後日談とスタッフロール

以下補完
スタッフロール終了後、電源を切らずに暫く放置していると…

舞台は突如10年後に移り隠しシナリオが開始
世界を覆う異変の元凶である「バズー!」を求め「ウルの島」に向かう所から物語は再開します
パーティについてはロマールとバイセンが固定であり自由枠は一つ
なお魔物の犠牲となった「ロット」らを始めとする一部キャラクターは選択出来ません



失われた都「パメラ」にて過去の幻影を目にするクレイブ一行
バズー!の正体とパメラ崩壊の真実が明らかになっていきます
幻影の中にはクレイブの父「リカルド」とナッシュの姿も

最奥ではバズー!の創造者である「フェスター」の名を名乗るロットの姿が
ベラニード族が遺した「テリスの書」によって真実を知ったロットは人間に絶望
バズー!の力を用いて理想世界を実現すべく戦闘を仕掛けてきます

制御不能となったバズー!によって異形と化したロットこと「グルカベル」とのラストバトル

死にゆくロットの言葉からバズー!の破壊を決意するクレイブ
バズ―!を破壊したことによって全ての魔法が消え去っていき…

バズー!によって生み出された存在であるバイセンも消滅
同時に支える力を失って崩壊するパメラからの脱出を図りますが…

クレイブたちの生死は不明
かくして世界から魔法は失われ、新たな時代の幕開けを予感させる終幕
結局「!」の意味は最後までわかりませんでしたw

オマケ
幼馴染「マリア」の婚約にショックを隠しきれず空元気のクレイブ君
女主人公(シャーリィ)ならこんな思いをしなくても済んだのに…

・雑感

星をみるひと でお馴染みホット・ビィ最後の作品。
本作発売直前に会社が銀行取引停止となり事実上の倒産を迎えたという逸話を始め、何かと曰くのある作品とのこと。

著名なイラストレーター(山田章博氏)を起用しているだけあってキャラデザは上質であり、グラフィック全般は然程目を惹くものではないのですが顔グラフィック等についてはこれを反映して比較的注力されている印象を受けます。
物語の骨格はかなり重厚な世界観のファンタジー路線なのですが、色物っぽい奇抜なタイトルからはこうした面がイマイチ見えてこない為、何となくイメージ的に損をしているのではないか?などと思ったりもしました。
そしてこのストーリー部分こそが正に本作の肝であって、舞台設定がやたらと細かい割には説明不足だったりする感も否めないものの、人間とベラニードの対立にまつわる真実とその結末、更にはバズー!の謎を巡って衝撃の展開を見せてくるED後の追加シナリオなどが秀逸で、当時のSFCRPGとしてはかなりの意欲作と言えるのでは。

その一方でゲームシステムについては粗が目立ち、大きな欠点としては戦闘周りの作りの甘さ、中でもテンポの劣悪さが一際顕著であり、一見FF風のサイドビュー戦闘に敵との距離という独自の概念を取り入れているのは良いのですが、その分移動によって時間が費やされることに加えキャラクターのアクションやエフェクト等もスムーズではなく戦闘に要する時間は長め。
元来エンカウント率は極端に高いというわけではないところ、戦闘が極めて億劫であることから実態以上にエンカウントしているような錯覚すら起きてしまうのが困りもの。
戦闘バランスそのものも決して良いとは言い難いのですが、難易度云々というより総じて面倒臭いという感想を持ちました。
作り込み次第では良ゲーに化けたかも知れない可能性を感じさせる作品ではあり、その点は惜しまれる所だと思います。

なお攻略に於けるワンポイントとしては、仲間キャラの加入レベル(再加入含む)が主人公のレベルと連動しており、更に経験値はパーティメンバーで頭割りという仕様から、主人公1人になったタイミングで集中的に経験値稼ぎを行うことで効率的に全体をレベルアップすることが可能。
また物語終盤のある時点から行動範囲が制限されてしまう為、装備や魔法のアップデートはこまめに行っておいた方が良いでしょう。

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