Falcon4.0 AF マニュアル

ミッション4:過速度状態における最大G旋回

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
 ミッション4:過速度状態における最大G旋回

 このミッションでは、過速度状態で旋回を行った場合にどんな各種の影響が発生するかを学んでいきます。ミッション3ではコーナー速度での最大G旋回を行いましたが、このミッション4ではF-16のコーナー速度である330~440ノットを大幅に超過する650ノットから飛行が開始されます。前項でも述べましたが、コーナー速度とは戦闘機が最も素早くかつ急な旋回を行える速度のことです。


 ○トレーニングミッションの概要

 このミッションでは超コーナー速度からの最大G水平旋回の訓練飛行を行い、過速度状態での旋回がひき起こす各種の影響を解説していきます。速度が出すぎている状態では旋回率の低下と旋回半径の増大は著しくなり、結果的に旋回効率が暴落しいとも簡単に敵機にケツを掘られることになるのです。

 初期コンディション
 ・対気速度 :650ノット
 ・高  度 :20,000フィート
 ・スロットル:中程
 ・環境設定 :通常


 ○ミッションの手順

 このミッションでは、コーナー速度域330-440ノットを大幅にこえる機速700ノットの状態から始まります。9G旋回を早すぎる速度で行うと旋回半径が増大しそして旋回率が低下してしまうので、その点に注目しながら飛行を行ってください。操作自体はミッション3で行ったのと同様、以下の手順に従ってトレーニングを進めてください。

 1.トレーニングミッションの一覧から"04 Max Turn Above Corner"を選択してください。
 2.[ F ]を押してACMIを起動して、フライトの録画を開始します。
 3.10秒前後水平飛行を行って、現在の機首方位を確認してください。
 4.機体を75-85度ほどのバンク角までロールさせてください。図3‐2は操縦桿とそれに対応する翼の動きを示した図であり、操縦桿の左右の動きで機体をロールさせることがわかります。
 5.機体が十分に傾いたら操縦桿を最大Gになるまで引きます。図3-3が示すように操縦桿の前後の動作はピッチ、つまり機首の上下運動を制御します。このピッチ運動とGは本質的に同じものです。図4-1にはHUD上のフライトパスマーカと昇降計、また速度計及び高度計の状態が示されています。
 6.旋回中はパスマーカがレベルライン上に重なるように飛行してください。前回のミッションでも述べたように、パスマーカは機体の実際の進行方向を示しており、操縦桿を動かしてコントロールします。
 7.一度機体を75-85度までロールさせると、操縦桿操作によってパスマーカを動かすことができます。パスマーカがレベルライン上に重なっていれば機体は水平に旋回しますが、レベルラインより上下にずれていると機体が昇降して高度が変化してしまいます。旋回中の高度の修正の仕方については図3-5を参照してください。
 8.[ F ]を押してフライトの録画を止めます。
 9.[ Esc ]をおしてメニューから"End Mission"を選択してトレーニングミッションを終了します。


 ○ACMIデブリーフィング

 メインメニューから"ACMI"を選択して、リストから最新の飛行記録を選択後ロードボタンを押してください。ロードが完了したらオプションを設定してください。上から、カメラモード、表示ラベル、翼端軌跡、拡大率、の項目になります。

 ・Camera : Satellite
 ・Labels : Name, Airspeed, Turn Rate and Turn Radius,を選択
 ・Wing Trails : Maximum
 ・Vehicle Magnification : x8

 視点操作パネル(画面中央のちっこい緑色のF-16アイコン)をいじって直上視点から旋回の様子を確認し、そして旋回率と旋回半径に注目してみてください。するとおそらく360度旋回するまでに35秒ほどかかり、旋回半径は6500-7000フィートほどになる筈です。このように過速度状態ではコーナー速度に比べて逆に旋回効率が低下してしまう可能性があるのです。









o

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー