イスラエル国
State of Israel
1 基本情報
1.1 地理
首都:エルサレム?
約705万人(2006年 イスラエル中央統計局)※1)
1.2 経済情勢
1.3 水関連の行政機関
1.4 水道事業者
包括水法に基づいて水コミッショナーが監督。※2)
メロコット水道会社(National Water Carrierの運営会社)※2)
1.5 上下水道の普及状況
2 水供給の歴史
3 水に関する住民意識
4 水関連の政策・法規制・基準
4.1 政策
4.2 法規制
959年に包括水法が成立。水資源は公的な財産として位置づけられ、水資源の開発と分配、汚染と保護に関する規則が制定された。※2)
4.3 基準
5 上下水道事業への援助・民営化
5.1 援助実績
5.2 民営化
6 技術条件
6.1 水資源
年間降雨量は北部で1000mm、南部で30mmであり、ほとんどが11月から4月に集中している。水源は北部に集中しており、淡水資源の95%は開発済で、すでに限界まで水利用が進んでいる。ストーム(嵐)水は貯水池に引き込まれ、水道利用のほか帯水層の涵養に活用される。また、南部の水不足を解消するため、北部の水源地帯から南部に水を輸送するシステム(National Water Carrier)の構築が進められている。※2)
6.2 水需要
一人あたり使用水量は約250L/人日。家庭排水は95%が集水され、80%が適切に処理され、45%が灌漑に利用されている。人口はコンスタントに増加しており需要の伸びている。このため下水や塩水の利用が積極的に進められている。※2)
6.3 水技術
飲料水水質はWHOの基準を満たしており、EU及びアメリカの基準も満たす方向で計画が勧められている。下水量の増加に伴ない環境への影響が出てきたため、下水処理施設兼浄水場であるシャフダン浄水場が建設された。また、灌水(Brackish Water)の逆浸透膜処理が進められている。※2)
出典
最終更新:2010年07月26日 20:34