モザンビーク共和国
Republic of Mozambique
1 基本情報
1.1 地理・経済情勢
- 人口:約2,289万人、人口増加率2.26%(2009年:世銀)※1
- 首都:マプト(人口約188.8万人、2010年:EIU)
- 主要産業:(農林)とうもろこし、砂糖、カシューナッツ、綿花、たばこ、砂糖、丸太・木材、(漁)エビ、(工鉱)アルミ、石炭、天然ガス ※1
- GNI:97億ドル(2009年:世銀)※1
- 一人当たりGNI:440ドル(2009年:世銀)※1
- 経済成長率:6.3%(2009年:世銀)※1
- 成人識字率(1999~2007年、15歳以上の割合):44.4% ※2
- 総就学率(2007年):54.8% ※2
(その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記)
1.2 年表
(当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述)
2 水資源と水利用
2.1 水資源
(水資源の豊富さ、雨期と乾期、どのような水源が使われているか、等)
年平均降水量 1032mm/年 ※4
一人あたり水資源賦存量 10353m3/年/人 ※4
一人あたり水使用量 32.9m3/年/人 ※4
2.2 水利用
(農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等)
用途別水利用 農業87%、工業1%、家庭用11% ※4
2.3 家庭用水需要
(水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等)
3 水に関する住民意識
3.1 徴収率
(水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等)
3.2 料金体系
(平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等)
3.3 水に対する不満・クレーム
(平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等)
4 水関連の政策・法規制・基準
4.1 政策と計画(policy and plan)
(国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等)
モザンビーク共和国は1981年には水道普及率が48%であったが、1974年から20年間にわたる内戦により1995年には35%まで落ち込んだ。そこで、1995年に「モザンビーク第一次水開発計画」がスタートし、民活も導入して都市部の水道が整備されてきた。※5
2005年には「モザンビーク第二次水開発計画」が世界銀行の傘下でスタートしてきている。※5
4.2 法規制
(上水下水などの水関連の個別法、基準のうち環境基準や水質基準)
4.3 水行政機関
(法規制を執行する機関)
水道統括官庁
- 国立水評議会(National Water Council: CWN)
5 上下水道事業の実施状況
5.1 上下水道の普及状況
(上下事業の数、当該国における分布状況、普及率、安全な水アクセス率、等)
改善された水供給へのアクセス率(2006年) 42%(都市:71%、村落:26%)※3
改善された衛生施設へのアクセス率(2006年) 31%(都市:53%、村落:19%)※3
現在水道普及率は約43%であるが、水道がない多くの住民は汚染された浅井戸からくみ上げている。※5
5.2 その他パフォーマンス
(漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字)
6 上下水道への援助・民営化
6.1 国内援助
(中央政府から地方事業への援助等)
6.2 その他の援助
(外国からの援助等)
6.3 民営化
(民営化、公民連携の進行状況)
民活は1998年から始まり、SAUR(38.5%)、IPE-Aguas de Portual(31.5%)、Mazi-Mozambique(30%)からなるコンソーシアム会社、Aguas de Mozambique(ADM)がMaputo市とMatola市で15年間、Beira、Dondo、Quelimane、Nampula、Pembaの各市では5年間のBOT契約をしてきて、更に契約更新してきている。※5
7 水技術
(どんな技術が使われているか、現場の技術レベルはどうか、技術基準は、その国発祥の技術は、その他おもしろネタ等)
出典
最終更新:2011年07月29日 21:12