「日下公人 これからの日本 チャンネル桜 H22/7/1」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<目次>
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*参議院選の民主党敗北の感想「喜んでます」
-民主党は色々自分勝手なことをしてきたが、その理由を言っていない、理由を考える力が無い。
-自分が政権を獲りたい→政権をとって何に使いたいか→もっと多数を取りたい、ただそれだけ。
-政権をとって日本のために何をしたのか?自分の党を増やすだけ。その為にひどい事をするから国民は民主党に愛想を付かした。
**政治家は、理由を言うのが仕事。
-例えば、「御国のために死んでくれ」と言うのが政治の仕事。
-みんなが言いたくない事を代わって言ってくれるから政治家は尊敬される。
-国民が多数をくれたから何をしてもいいと、国民のせいにするのは違う。
**投票権を誰に与えるかは、政治の根幹。
-女性に投票権を与えた事で、国は変らないが、政治は変った。
-外人に投票権をやる前に、もっと若い人に投票権を与えろ。
-年を取って役に立たない年寄りの投票を半分にしたらどうだ。
-少子高齢化というなら、子供を抱えて日本の将来を考えている人には投票権を2票やれ。
-子供にも投票権をやれ。
-など中身を変えることで、国民投票の結果、内容が変ってくる。
-でもそんな事を言わないのは、みんな馬鹿ですね。
-新聞・評論家は「民主党は理由を言わない」と責めるだけ。
-これを言えと教えてやらなければいけない。でも、誰も言わない。意味がない。
**評論家のズルさ
-評論家は、人の矛盾点を突くだけで自分の意見を言わない。
-それは、相手の行動に対し、「相手に矛盾があるぞ」、「手続きがおかしいぞ」、「法令違反だぞ」などと非を唱えるが、自分の意見を言わない。
-水島さんは、論評するだけではない。
-自分の意見を言わない。
-水島さんは、NHKを批判するだけではなく行動しているので偉い。論評だけではない。
-私自身、NHKに対して何の行動もしていないので批判をするのではなく、矛盾があるぞと言ういい方になる。
*相撲の野球賭博で、NHK対応・・・「マスコミの論点はおかしい」
「暴力団と関わってたなんて…!!」みたいな報じ方してる。
**日下先生のあげる、NHKの矛盾点
+相撲が国技という理由をハッキリさせてくれ。
-相撲は昔から庶民が支えてきたものだ。昔から相撲はもっと儲けようと色々なものにくっついていた。(古くは大名、花街、明治天皇、戦時中は日本陸軍、戦後はNHK)
-国技の定義は無い。誰が国技と言ったというあたりから説明が欲しい。
-国民の多くがそう思っているのならそれでいいのだが、国技の定義もないままに、放送中止に何故なるのか?
-NHKは、自分で「公共放送です」言ったり「民間放送です」と言ったりハッキリしない。
-『国技』と『公共放送』と『野球賭博』が絡むと何故、放送中止になるんですか? 廃止ならまだ判るんですが・・・。
**「早く謝る」という対策
-『早く謝れば済むだろう』という『早く謝る対策』なのだ。
-謝らなければ、賭博のことは知っていたはずだと追及されると考えているようだ。
-知っていながらこれまで盛大に盛り上げてきた責任を問われる
-そこまで火が着かないうちに「中止だ」と言ってしまえば許して貰えるだろうという計算。
-それよりもっと立派な理由を言って欲しいと思っているのだが・・・。
-ヤクザが枡席にいるのをNHKはみんな知っていた。
それをとぼけて、今更賭博を責めるのはおかしい。
-水島さんの意見。
*今の日本の有り方は?「国家の根本を建てろという声がようやく出てきたことは喜ばしい」
-しかし、各論になったときに、すぐに「外国に対して恥ずかしい」という意見が出てくる→独立精神がないという事。
-外国のほうが恥ずかしい国なんだから、これは、日本が教えてやるから聞け、といろいろ主張することが大切で、外国に言われていることを考えるのではダメ。
-国際社会は困って漂流している状況。国際社会は「日本よ、何か言ってくれ。」という状況だ。
**なかなか言われないが、日本は世界最大の債権国、やれる事はいっぱいある。
-日本は、世界最大の債権国であることは、あまり言われない。
-債務国に対し、約束どおり返せとか、これをこうすれば貸してやるとか、貸さないとかといって、返せない国にはこうしろと言って指導する事。
-そうすれば、世界は相当に良くなる。
**日本がお金を世界に貸しているのは大無駄。
-25年の円借款が、年率1%の利息とかコンマ数%では、ほぼ無償提供。
-通産官僚の言い分「借款だから感謝されない」
-通産官僚の言い分「だからあげるほうが言うことを聞く」
***日下先生の「こうすればいい」
&italic(){世界が賛成するような当たり前の事を言えばいい(悪い事をしてない日本しか言えない事)}
-軍事費を増やしている国は駄目
-国内に言論の自由が無い国は駄目
-隣の国とけんかしている国は駄目
-日本に向かって恩を仇で返す国は駄目
-武器輸出をする国は駄目。
***官僚のいつもの言い訳
-官僚の言い訳①外務省は「相手を刺激する」、「言っても通らない」、「日本に何の徳も無い」と、初めからあきらめてダメ元で動く事もしない。
-通る通らないのが問題ではない拒否権を使わせればいい。
-官僚の言い訳②「どうせ拒否権を使われて実現しません。」
-使って恥をかくのは使った国だ。黙ってあきらめないで、正しい事を明言するのが重要。
-官僚の言い訳③「どうせ武器輸出をやめろと言ってもききません。」
-「止めないなら日本も武器輸出をするぞ」と逆に脅すくらいの外交が必要。
-日本は、やればやれる国だからこそ一言に信憑性がでる。
**日本の実力を生かす
-日本は世界を動かす力をもうすでに持っている。
-しかし、世界は、日本にその力を気づかせないように「謝れ」とか「反省しろ」と言う。
-冷静に考えれば、日本は凄い力を持っている国。
-金を持っている、軍事力もすぐできる(やろうとしてないから無いだけ)
-この力を世界の為にどうに生かしていくかを真剣に討議する必要がある。
日本の力は世界に徐々に認められている。
**中国は日本の力を気づかせないように責め立てて真実と矛盾してきたのがばれて困っている。
-胡錦濤は、すすんでも退いてもダメという最悪な状況にしてしまった。(これは政治家が一番してならない状況)
-中国国内に対して、日本を叩かないと行けない。でも、日本にこれ以上叩いても何も出てこない(日本人は気がつき始めた)
-されど、日本と仲良くすると国民に示しがつかない。
**小泉元総理のやり方はうまかった。
-靖国の時、最初は、国民の多数が反対して靖国には行かなかった。しかし現在は、国民の意見が半々になったので、決断が自由になった。
-しかし、中国は、深追いし過ぎて、首相を辞めろとしか言えない。困っているのは、中国だ。
-「中国は押すも引くもできない」という最悪な状況になっている。
**日下先生が見る中国の将来「中国は主役になりません」
-中国には「道徳」が無い。「大儀がない国」に誰がついてくる?
-金は出来た(自分の国民をこき使って稼いだ金)→しかし、そのお金を使うアイデアが無い→最近は、日本の国債を買っている→中国人は何のために働いているのか?
*ギリシャ危機とは?「アメリカの陰謀」
-ギリシャは陰謀・工作とも思っていない、当たり前のことやっているという認識。
-アメリカは、ギリシャにしつこく金を借りろと投資をさせた。
-ギリシャは、お金を借りまくって公務員の給与を上げて国民を喜ばせた(後の事は考えなかった)
-後の事を考えなかったから、破綻。
-結局、誰が助けた?ドイツとIMF(=日本)が尻拭いしなければならなくなった。
-アメリカは貸した金を取りもどして儲けて帰った。
**日本をギリシャと同じと煽るのは間違い
-菅さんやマスコミは、ギリシャ破綻と併せて煽る。
-ギリシャは海外からの借金。日本は国内の借金。
***日下先生の「こうすればいい」
+日本は、「IMFに頼まれても、もうお金を出さないよ。」と今から言う。
+「もしお金を出すなら、日本を大株主にして、IMFの理事長のポストをよこせ」と、とりあえず要求しなさい。
+断られたら「駄目ならお金は出しません。今の理事長がやりなさい」と言えばいい。
-ギリシャ危機の真実は政府や大蔵省は知っている。でも誰も動かないし言わない。