上条「第六位が帰ってきた……」 > 03


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~街中 十八時半~




ワイワイ
ガヤガヤ


御坂「しまったわね」

上条「ああ、忘れてたな」

御坂「外で食べるのはいいけど、空気椅子で食べなきゃいけないのよね」

上条「どうする?」

御坂「どうするって、学食なら部屋に持って行って、座って食べれるけど。
   学食は嫌なんでしょ?」

上条「ああ」

御坂「……」

上条「……」

御坂「そうだ。お座敷で食べれるところにしようか!」

上条「ああ、そうか! それなら座って食べれるな」

御坂「どこがいいかな?」

上条「あそこはどうだ?」



『お好み焼き』



御坂「うん、いいわよ」

上条「よし、じゃあ行くか」タタタ


~店 十八時半~




ワイワイ
ガヤガヤ
ワイワイ
ガヤガヤ


上条「……」

御坂「……」

上条「みんな考えることは一緒か」

御坂「すっごい繁盛してるわね」

店員「すいません。今、混雑しておりまして、相席でよければすぐに通せますが」

上条「どうする?」

御坂「私は別にいいけど」

上条「じゃあ、相席で」

店員「ありがとうございます。二名様通します!」


~席 通した後~




店員「この席になります」

黒子「お姉様!」

御坂「黒子」

佐天&初春「「 御坂さん! 」」

御坂「佐天さんに初春さんまで」

佐天「御坂さんもお好み焼きですか?」

御坂「ええ、座れる場所がよかったから」

初春「考えることはみんな一緒ですね」

黒子「ささ、お姉様。そんなところに立っておらずにお座りになって下さいな」

御坂「ええ。ほら、あんたも座りなさい」

上条「ああ」

佐天「……」

初春「……」

佐天&初春 *1

黒子「やはり、その方と一緒ですのね」

御坂「しょうがないでしょ」

黒子「しょうがないのですが、なぜか納得できませんの」

御坂「それより、あんたはそれ以上近づいちゃ駄目よ」

黒子「く~~~、なんたることですの。忌々しい第六位の能力がぁぁ!」

初春「そういえば、御坂さんたちは注文まだですね。メニュー表です」サッ

御坂「ありがとう。何にしようかな~」

上条「どれどれ」

御坂「あんたは何が食べたい? 好きなものとかあるの?」

上条「そうだな……」

佐天「……」

初春「……」

黒子(何で仲良く一緒に見てますの)イライラ

佐天「……あの、御坂さんに質問があるんですが」

御坂「何?」

佐天「隣の男性の方は誰でしょうか?」

御坂「あ、そういえば、まだ紹介してなかったわね。ほら、自己紹介」

上条「上条当麻です。よろしく」

佐天「あ、はい」

初春「よろしくお願いします」

御坂「こっちが佐天さん。そっちが初春さんね」

上条「ああ」

初春「あの~」

御坂「何?」

初春「ちなみにどういったご関係なのでしょうか?」

御坂「え?」

初春「いえ、なんか親しそうだったので」

御坂「え? 親しいって……こいつと?」

初春「ええ。ですので、ただの知り合いには見えないのですが」

御坂「え?」

初春「表現が難しいんですが、こうなんて言うか」

御坂「いや、別に。こいつとは何も……」

佐天「ていうか、ぶっちゃけてしまえば"彼氏"なんですか?」

初春(さすが、佐天さん。直球ですね)

御坂「ちょ、な、何言ってるの、佐天さん! 全然違うわよ!」アセアセ

初春&佐天 *2

黒子「」イライラ

御坂「ほら! あんたも何か言いなさいよ」ガタガタ

上条「おいおい、体を揺するな」ガタガタ

御坂「あ、ごめん」

上条「……」

上条「あ~、俺たちはこうして腕を組んではいるが、それは第六位の能力のせいなんだ。
   この後も風呂に入ったり、寝たりと、ずっと一緒なわけだが、
   それはまったくの勘違いで特別な関係ではないんだ。オーケー?」

全員「「 …… 」」

上条「ん?」

初春「ずっと一緒……」

佐天「ちょっと、これって!」

御坂「あ、あんた! 何言ってるのよ!」

上条「は? どういうこと?」

御坂「そんなこと言ったら、余計怪しいでしょうが!」

上条「でも、真実だし」

御坂「あほか!」

佐天「初春、私なんか今日興奮して眠れないかも」プププ

初春「何言ってるんですか、佐天さん」プププ

黒子「」イライラ

上条「でも、それならどうやって言えばよかったんだ?」

御坂「別に、特別な関係じゃないって言えばいいだけでしょうが!」

佐天「そうですよ。"まだ"特別な関係じゃないって言えばよかったんですよ」

御坂「ちょっと、なにその"まだ"って。将来的には特別な関係なるような日本語」

初春「え? そうですよね?」

御坂「ち、違うって!」

上条「将来的に御坂とね~」ハァー

御坂「あんたにそう言われるとなんかムカツクわ」

黒子「だああああ!」

全員「「」」ビクッ

黒子「そんな話ばっかりしてないで、さっさと注文をしてくださいまし!」

御坂「……」

上条「……」

御坂「そ、そうね」

上条「じゃあ、俺は豚玉で」

御坂「私はデラックス」

佐天(白井さん完全にやつあたりですね)


~店 注文来た~




黒子「それでは焼きますわ」ジュ~

御坂「私も」ジュ~

佐天「じゃあ、私も」ジュジュ~

初春「あ! 佐天さん場所とりすぎですよ」

佐天「そう?」

初春「これじゃあ、私が焼けませんよ」

佐天「え、でもあるじゃん。そこ」

初春「狭いですよ」

佐天「大丈夫よ。初春なら」

初春「何ですか、その根拠のない大丈夫」

佐天「ふんふん♪ はやく焼けないかな~」

初春「……」

初春「それ」ジュ~

佐天「ちょっと初春! 私のと合体してるじゃない」

初春「しょうがないじゃないですか。場所が狭いんですし」

上条「……」

御坂「どうしたの?」

上条「いや、別に」

御坂「言いなさいよ」

上条「上条さんの焼くところが全然ないなと思いまして」

御坂「あんた焼かなくてもいいでしょ」

上条「ん? 何言ってるんだ?」

御坂「え、だってあんたの場合、あの力のせいで焼かずに食べなきゃいけないでしょ」

上条「……え?」

御坂「知らなかったの?」

上条「……そ、そういえばそうだった! ははは!」

御坂「しっかりしてよ」

上条「ははは……」

上条「……」

上条(マジかよ。何たる不幸)ハァ~

上条(まさか、お好み焼きを焼かずにそのまま食べる日が来るとは)

上条(いや、この場合は飲むと言ったほうが正しいのか?)

上条「あれ、っていうか。豚入ってるじゃん」

御坂「え、豚玉でしょ?」

上条「あ、そうなんだけど、これも生でいくの?」

御坂「あ、そうか。これは無理ね」

上条「こんなの生でいったら腹壊すぞ」

御坂「じゃあ、もらうわ」ヒョイ

上条「げっ」

御坂「ほら、みんなもこいつの豚あげるわ」ヒョイヒョイヒョイ

初春「え、いいんですか!」

佐天「ありがとうございます」

黒子「たまには役に立ちますわね」

上条「……不幸だ」


~店 焼けた~




御坂「そういえば、初春さんたちは風紀委員の仕事じゃないの?」パクパク

初春「はい。ですけど、今は休憩中です」パクパク

御坂「そうなんだ」

佐天「今日は第六位の件で支部に泊まりがけなんだよね」パクパク

上条「そうなのか。大変だな」ゴクゴク

御坂「え、じゃあ、黒子も?」

黒子「そうですの」パクパク

佐天&初春「「」」ピクッ

全員「「 …… 」」

御坂「……何よ、この沈黙」

全員「「 …… 」」

御坂「何? 何か言いたいわけ?」

全員「「 …… 」」

初春「あ……佐天さん。そろそろひっくり返したほうがよくないですか?」

佐天「そ、そうだね。そろそろかな」ゴソゴソ

佐天「せーの……」

黒子「お姉様は今夜、その殿方と特別な夜をお過ごしになりますの?」

御坂「なっ!?」

佐天「ぶっ!」フラ

お好み焼き「」バチャッ

御坂「な、何言ってるの! そんなわけないでしょ!」

黒子「そうですの。それを聞いて安心しましたわ」

佐天「ぷぷぷ」

初春「あー! 佐天さん何やってるんですか! 私のお好み焼きにダイブしてますよ」

佐天「ごめん、初春」

初春「も~、苦手なら言ってくれればよかったんですよ。私が代わりにやってあげたのに」

佐天「だって、白井さんが意表をついてきたんだもん」

黒子「え? 私ですの?」

佐天「そうですよ、ちょうどタイミングよくあんなこと言うんだもん」

黒子「そうでしたの。それは失礼しましたの」

初春「けど、見事に重なってますね」

佐天「ごめんごめん、うまくずらすから」

佐天「」ズイ

佐天「ほら、きれいにできたでしょ」

初春「本当ですね。じゃあ、次は私がひっくり返します。へらを貸して下さい」

佐天「はい」スッ

初春「ありがとうございます」

佐天「失敗しないでよ」

初春「大丈夫ですよ。私得意なんです」

佐天「ふーん」

初春「」ゴソゴソ

佐天「ところで初春」

初春「何ですか?」カチャカチャ

佐天「さっきの重なったお好み焼きさ。初春のが御坂さんだとしたら、私のは上条さんだよね?」

初春「ぶっ!」ヒョイ

お好み焼き「」バチャッ

佐天「ちょっと、初春も駄目じゃん」ハハハ

初春「い、今のは佐天さんが笑わせるからですよ!」

佐天「当たり前じゃない。同じ状況じゃないとフェアじゃないもん」

初春「何で勝負になってるんですか!」

黒子「あなた方はさっきから何をやってますの」

佐天「ははは、別に遊んでたわけじゃないんだけど」

初春「もうこのお好み焼き、いろんなのが混ざってて何焼きかわかりませんよ」

佐天「たくさん混ざってるからね。デラックスの上のスーパーデラックスってことで」

御坂「そのカテゴライズは正しいの?」

初春「まったく、ずらしますよ」

佐天「私がやってあげようか?」

初春「いいです」

上条「……」ジー

初春「どうしたんですか、上条さん。いくら見ても、上条さんは食べれませんよ」

上条「いや、そうじゃなくて」

初春「???」

上条「御坂が俺を襲ってる……」

佐天&初春「「 ぶっ! 」」


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