上条「第六位が帰ってきた……」 > 02


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~上条宅 十四時~




上条「……というわけでして、インデックスは家で保護しております。
   御坂さんに関しては第六位の能力でこの状態です」

上条(説明してる間に噛まれまくって、ビリビリされまくった。不幸だ)トホホ

イン「理由はわかったんだよ。とーまは結局とーまなんだね」

御坂「まったく、あんたはいつでもどこでもあんたなわけね」

上条「言っている意味が分からないんですが?」

イン&御坂「「 ああん? 」」

上条「……いえ、何でもございません」

イン「それよりもおなかすいたんだよ~」

上条「そういえば、話してたら大分時間経ったな。何か作るか」ヨイショ

御坂「」ヨイショ

上条「今からお昼を作ろうと思うのですが」

御坂「うん。作ればいいじゃない」

上条「キッチンまでご一緒してもらってもいいでしょうか?」

御坂「別にいいわよ。しょうがないでしょ」

イン「そうだよ。もとはと言えば、短髪がとーまに抱き着いたのが悪いんだから」

御坂「そこ、うるさいわよ」


~キッチン 十四時~




御坂「で、何作るの?」

上条「ゴージャスにそうめんでも作ろうと思う」

御坂「そうめんってゴージャスなの?」

上条「上条さん家ではゴージャスです」

上条(お湯を沸かして、そうめん入れてっと)

御坂「具は何入れるの?」

上条「そうだな、豆腐とねぎとかまぼこあたりかな」

御坂「豆腐とねぎとかまぼこね……はい」

上条「サンキュー」

上条「……」

御坂「どうしたの?」

上条「どうやって切ろう……」

御坂「え?」

上条「だって、左腕はお前が持ってるし」

御坂「あ、そうか。片手じゃ包丁使えないわね」

上条「どうしよう」

御坂「じゃあ、あんたが具材おさえてて、私が包丁で切るから」

上条「大丈夫か?」

御坂「でも、他に方法ないでしょ?」

上条「確かにな」

御坂「」トントントン

上条「……」

御坂「」トントントン

上条「意外と料理できるんだな」

御坂「意外とは何よ。それにこのくらいは普通でしょ」

上条(御坂の料理してる姿って結構……)ドキドキ

御坂「ふう~。かまぼこ終了。次はねぎね」

上条「ああ」

御坂「」トントントン

上条(あっ……)

御坂「」トントントン

上条(シャンプーのいい匂いが……)クンクン

イン「」ジー

御坂「ん?」

イン「」ジー

御坂「ちょっと待ってて。あと少しでできるから」トントントン

イン「なんか、新婚夫婦みたいなんだよ」

御坂「」ザクッ

上条「ぎゃあああ! 指がぁぁぁぁぁ!」プシュー

御坂「ちょ///」

イン「」ジー

御坂「何言ってるのよ! そんなわけないでしょ!」

上条「痛ぇ~」フーフー

イン「別にいいんだよ」スタスタ

御坂「まったく。あの子何言ってるのよ///」

上条「何たる不幸」

御坂「何やってるのあんた? さっさと作るわよ」

上条「……」


~上条宅 昼食後~




イン「ごちそう様なんだよ」

上条「はい、お粗末様です」

御坂「結構おいしかったわね」

上条「さて、片付けますか」ヨイショ

御坂「急に立たないでよ」ヨイショ

上条「ああ、悪い悪い」

御坂「……」

上条「それより、くっつぎすぎじゃねぇ?」

御坂「そ、そんなことないわよ///」

イン(なんか見てると、むかむかするんだよ)


~キッチン 片付け中~




御坂「ねえ」

上条「何だ?」

御坂「あの子は後片付けとか何もしないの?」

上条「……」

御坂「ん?」

上条「……しません。家事は一切しません」シクシク

御坂「そ、そうなの」

イン「ははは、この番組面白いんだよ!」

御坂「……」

上条「……」

御坂「私はちゃんと手伝うから」

上条「ありがとう」

御坂「そういえばさ、ちょっと頼みがあるんだけど」

上条「何だ?」

御坂「いつでもいいんだけどさ、自分の寮に行きたいんだけど」

上条「寮に?」

御坂「ほら、この状態ってまだ続くじゃない。着替えとかとってきたいんだけど」

上条「ああ、そうか。ていうか、やっぱ泊まりこむんだよな」

御坂「え/// いや、別に泊まるけど、その、そんな変な意味じゃないから///」

上条「変な意味?」

御坂「ば、馬鹿! だからそうじゃないって言ってるでしょ!」

上条「とにかく、わかった。片付け終わったら行くか」

御坂「うん///」

上条「インデックス。俺たちこの後、ちょっと出かけるけど留守番よろしくな」

イン「カナミンが、カナミンが!」

上条「聞けよ」


~女子寮に向かう道 十五時頃~




上条「歩く途中に、店がたくさんあるが、みんな空気椅子なんだな」

御坂「なかなか珍しい光景よね」

上条「日常茶飯事だったら困るがな」

麦野「あれ、超電磁砲」

滝壺「ほんとだ」

御坂「げっ」

麦野「なになに、彼氏とデート中なわけぇ~」ニヤニヤ

御坂「な、違うわよ! 彼氏とかじゃないし!」

麦野「慌てちゃって。ちょっとからかっただけじゃない」

浜面「ん、お前は?」

上条「あんたは……」

麦野「何、浜面知り合いなの?」

浜面「ああ、前に何度かな」

上条「確か二度ほどだったな」

浜面「そのくらいだったな」

麦野「な~に浜面~。私に内緒で何かしてたわけ?」ギュ~

浜面「うわっ、麦野近いって」

滝壺「」ピクッ

浜面「いや、違うんだ。滝壺!」

滝壺「知らない」プイ

浜面「うわぁぁぁ」

御坂「あんたこそ、彼氏とデート中だったんじゃないの」

麦野「え? 浜面のこと? 違うわよ。これは第六位の能力でこうなってるのよ」

御坂「あんたも?」

麦野「ん? そういえば、超電磁砲も対象になるわね」

御坂「まあね」

麦野「な~んだ。じゃあ、横のは彼氏じゃないのか」

御坂「だから、そう言ってるでしょ」

麦野「ふーん」ジー

滝壺「……」ジー

上条(めっちゃ、品定めされてるんですが)

麦野「なるほどね。これが超電磁砲のタイプってわけね」

御坂「ぶっ! な、何言ってるのよ! こんなのタイプなわけないでしょ!
   全然違うわよ」アセアセ

浜面(なんてわかりやすい奴なんだ)

滝壺(むぎの、それはからかいすぎ)

麦野「あっそ。ま、そういうことにしておくわ」

浜面「麦野。そろそろ、行かねぇと映画に間に合わねぇぞ」

麦野「え、もうそんな時間?」

浜面「絹旗が遅刻はするなって言ってただろ」

麦野「そうだったっけ? どうでもいいんだけどね、あんな映画なんて」

浜面「しょうがねぇだろ。俺は約束してたんだし」

麦野「はいはい、それじゃあ行くわよ」ムギュ

浜面「いや、だから麦野。なぜそんなに密着するんだ?」

麦野「気にしない気にしない」

浜面「いや、気にするよ」

滝壺「」ポカポカ

浜面「うお! 滝壺、叩くなよ!」

上条「……」

御坂「……」

浜面「あ、そうだ」

上条「何だ?」

浜面「番号交換しないとな」

上条「何で?」

浜面「え、だって、今日で会ったの三回目だろ。
   だったら、番号交換しないとあの力が働くだろ?」

上条「……」

浜面「???」

上条「……そ、そうだったな! じゃあ、早速交換だ」

浜面「ああ……(どうしたんだ?)」


ピッ


浜面「これでいいな。じゃあな」

上条「ああ」

上条「……」

御坂「……」

上条「あいつらも俺らと一緒らしいな」

御坂「そうみたいね」

上条(あっちは美人高校生二人か)

上条(いいな)

上条(……)

上条(もげちまえ)

御坂「そろそろ行くわよ」

上条「ああ」

御坂「」ギュッ

上条「ん?」

御坂「///」

上条「御坂さん。心なしか近づいてきてるような」

御坂「き、気のせいよ///」

上条「そうでしょうか」


~女子寮の玄関 十五時頃~




御坂「さてと、まず先に寮監に会って事情を説明しないと」

上条「う~ん」

御坂「どうしたの?」

上条「いや、前来た時と雰囲気が違うなと思ってな」

御坂「来たことあるの?」

上条「ああ、盛夏祭で来たことがある」

御坂「なるほどね。そりゃあ、盛夏祭の時と比べれば違うわよ」

寮監「そこで何をしている!」

御坂「あ、寮監」

寮監「ん? 御坂か」

上条「……」

寮監「……」ジー

御坂「あの、寮監。これはですね……」

寮監「御坂」

御坂「はい!」

寮監「よもや寮の中で逢い引きとは何の冗談だ?」ボキボキ

御坂「ち、違うんです! これにはわけが!」

上条(ケンシロウがいる)ガタガタ

寮監「ほ~、いいわけか。一応聞こうか?」

御坂「あの、第六位の能力のせいでこうなりました」

寮監「何? 第六位?」ピタッ

御坂「はい!」

寮監「そうだな。言われてみれば、御坂はそうなるな」

御坂「」ガタガタ

寮監「それならしょうがないな。なぜ、それをすぐに言わん」

上条(問答無用だったように見えたんだが)

寮監「それで? 横の奴を連れてきて、いったい何をしようとしていたんだ?」

御坂「はい! 今夜はこいつのアパートに泊まろうと思いまして、着替えを取りにきました」

寮監「今夜泊まる~? 寮の規則上で駄目に決まってるだろ」

御坂「え? でも、こいつとは離れられないですし」

寮監「そいつを寮に泊めろ。私が許可する」

御坂「え?」

上条「え?」

寮監「異論は認めない。解散」スタスタスタ

上条「……」

御坂「……」

上条「本気なのでしょうか?」

御坂「本気でしょ」

上条「まじで」

御坂「とにかく、寮監には逆らえないわ。あんた今日はこの寮に泊まるのよ」

上条「……」


~御坂の部屋 十六時~




御坂「ふう~」ドサ

上条「ベッドには座れるのな」

御坂「え? 何?」

上条「いや、こっちの話」

上条「……」

御坂「どうしたの?」

上条「ちょっとな」

御坂「ん? 別にそんな緊張しなくていいわよ」

上条「でも、女子寮にいるとなると若干緊張しますよ」

御坂「何言ってるのよ。私がいない間にこの部屋に来て、勝手に物色した奴がいまさら」

上条「……」

御坂「これからどうしようか? 夕食まで時間あるけど」

上条「そうだな……ん?」

御坂「どうしたの?」

上条「そういえば、お前夕食どうすんの?」

御坂「ん? 食堂で食べようかと思ってるけど……あっ」

上条「そうなんです。上条さんはどうしましょう」

御坂「でも、寮監の許可とってるし大丈夫なんじゃない?」

上条「そこは大丈夫だとしてももう一つ問題がありまして」

御坂「何よ」

上条「……高いよな。その食堂」

御坂「そうね。そこそこだと思うけど」

上条「却下」

御坂「即答!?」

上条「お前らの言うそこそこは一般市民には高い」

御坂「そうかしら? じゃあ、外で食べようか」

上条「そうしてもらえるとありがたいです」


~御坂の部屋 十六時~




御坂「……あ」

上条「どうした?」

御坂「ううん、何でもない」

上条「確か白井とルームメイトなんだよな」

御坂「う……ん」モジモジ

上条「白井はまだ風紀委員の仕事なのか?」

御坂「そう、じゃない……」モジモジ

上条「……」

御坂「……」モジモジ

上条「お前、さっきから何してんの?」

御坂「え?」

上条「さっきからもじもじしてるみたいだけど」

御坂「え……いや、その……」

上条「どうした?」

御坂「……」

御坂「……いれ」

上条「ん?」

御坂「……いれ、いき、たい」

上条「あー、何だ。もうちょっとはっきり言ってくれないか」

御坂「……」

上条「……」

御坂「……トイレ、いきたい///」

上条「ああ、そうか」

御坂「……」

上条「じゃあ、すぐに……」

御坂「ちょっと待ちなさいよ! なんであんたはそんな冷静なわけ!」

上条「え?」

御坂「"え?"じゃないわよ。女の子がトイレ行きたいって言ってるのよ」

上条「ああ、まあ、そうだが」

御坂「もう少し、こう、驚きなさいよ」

上条「驚くって言ったって、こうなった時から大体予測はついてただろ?」

御坂「え?」

上条「俺ん家の玄関の時、聞いただろ。そうしたら、だいたいわかるだろ。
   トイレも風呂も寝るのも当分は一緒って」

御坂「な……」

上条「え? もしかして、今気づいたの?」

御坂「……」

上条「まじで?」

御坂「もう少し……」

上条「???」

御坂「もう少し早く言いなさいよ!」バキ

上条「ぐはぁ!」

御坂「はぁはぁ」

上条「……」チーン

御坂「……ん? 気絶した?」

上条「……」チーン

御坂「もしかして、今のうち?」


~御坂の部屋 十八時~




上条「ん……んん」

御坂「あ、目が覚めた」

上条「いてて」

御坂「大丈夫? あんた急に倒れたのよ」

上条「いや、記憶はあるぞ。お前が殴ったんだよな」

御坂「ちっ」

上条(ごまかすつもりだったのか)

上条「ところで今何時だ?」

御坂「十八時よ」

上条「もうそんな時間か」

御坂「そろそろ何か食べに行く?」

上条「ああ……って」

御坂「どうしたの?」

上条「お前、腕組んでないけど大丈夫なの?」

御坂「え? ああ、大丈夫よ。腕を組んでから八時間したら手を繋いでるだけでいいのよ」

上条「そ、そうか」

御坂「……」

上条「何だ?」

御坂「まさか、知らなかったの?」

上条「え?」

御坂「こんな誰でも知ってるようなこと」

上条(まずい!)

上条「違う違う。八時間経ったことをすっかり忘れてたんだ。
   そういえば、十二時くらいだったな。腕組んだの」ハッハッハ

御坂「ふーん。まっいいわ。早く行きましょう」

上条「ああ、その前によ。もう一度、俺の家によってくれ。
   着替えとってくるのと、インデックスに事情を言いたいから」

御坂「わかったわ」


~上条宅 夕方~




上条「ただいま」ガチャ

上条「……」

上条(あれ? いつもならインデックスが来るのに?)

上条「」スタスタ

上条「インデックスがいないな」キョロキョロ

御坂「何か書置きがあるわよ」



書置き「とーまへ

    こもえのいえで、やきにくたべてくるんだよ。
    きょうは、かえらないんだよ。

                     いんでっくす」


上条「……」

御坂「……」

上条「なんて食べ物に弱い奴」

御坂「結果的には手間がなくなっていいじゃない」

上条「そうだな。今夜は小萌先生のところに泊まるって言ってるし問題ないだろ」

御坂「それよりも、早く準備してよ」

上条「ああ」


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