上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」9


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―とある高校・保健室―

AM08:52

一方「…………あァ?」パチッ

上条「よお、目は覚めたか?」

一方「三下かァ? 俺は…確か……あのデコ助に…」ムクッ

上条「ビックリしたぜ? まさか気絶するなんてなー」

一方「ちっ……まだ頭がガンガンしやがる…」クラクラ

上条「ははは…吹寄の頭突きは効くだろ?」

一方「ありゃ既に鈍器だろ。強能力者(レベル3)程度の相手ならやり様によっては勝てるンじゃねェの?」

上条「や、やだなぁ…怖い事言うなよー」タラリ

一方「………………」ニタァ

上条「無言で笑わないでくれます!?」

一方「なァにビビってンだよ。テメェならあのデコ助押さえ付ける事くらい朝飯前だろォが」

上条「いやいや、上条さんは紳士ですよ!? 女の子に乱暴なんてしません!」

一方「ほゥ……」

上条「……ぃゃ…例外もいますけど……それでも普通の子に…乱暴は…………してないよね?」

一方「知るか。俺に聞くンじゃねェよ」

上条「えー! そっちから話し振って来たのにー!?」

一方「あンま声あげンな。頭に響くンだよ」

上条「……な、ぐ………はぁ。わかったよ…」



一方「……………」チックタック チックタック

上条「……………」チックタック チックタック

一方「…………」チックタック チックタック

上条「…………」チックタック チックタック ボーンボーン

一方「………」チックタック チックタック

上条「………」チックタック チックタック

一方「……」チックタック チックタック

上条「……」チックタック チックタック



一方「………おい三下」

上条「うん? どうした? 喉が渇いたか?」

一方「ちげェっつの。最後まで人の話し聞け…」

上条「わかったから早く話せよ」

一方「超電磁砲との逢瀬は楽しかったかよ?」

上条「…………は?」

一方「……悪ィ、テメェのポンコツ頭に合わせて言ってやるンだったな。要はデートだよ、デ・ェ・ト」

上条「……誰が?」

一方「テメェ」

上条「………誰と?」

一方「超電磁砲」

上条「…………なにしてたって?」

一方「なンべンも言わすンじゃねェよ……テメェが超電磁砲とデートしてたっつってンですよォ」

上条「………わ、悪い。言ってる事が良くわかんねえんだけど……え?」

上条(デート? 俺と御坂が?)

上条「な、なんか勘違いしてないか? 俺と御坂は別にそう言う関係じゃ…」

一方「ここまで来るといっそ清々しィなオイ」

上条「だ、だいたいな。俺と御坂がいつデートしたって言うんだよ! 偽のデートだったらあるけどよ…」

一方「はァ…テメェは一昨日の事もスッキリ忘れる程の鳥頭かよ…」

上条「は? 一昨日……? 一昨日ってーと……」

上条(御坂の買い物に付き合った日だよな………………あ、あれ…? て事は…)



――美琴『ご、ごめん…ホントは…こういう風に遊びたかったの…』

――美琴『こうやって…アンタとショッピングしたり…とか…』



上条(あ…な………!)








上条(あ れ っ て デ ー ト だ っ た の か ! ?)











一方「…………」

上条(い、いや本当に俺と買い物をしたかっただけかも知れないだろ…?)

一方「おい」

上条(あれ? だけどそれって一般的にはデートって言うような言わないような…あれ? あれー?)

一方「おい三下」

上条「はいぃ!」ビクゥン!

一方「なァにどもってやがンだよォ…」

上条「う…… お、お前が急にデートとか言うから…」

一方(……あァ? 意識してンのか? ハッ………やりゃァ出来ンじゃねェか、超電磁砲)ニヤッ

上条「は、はい、おしまい! この話しはココで終わりです!」パンッ

一方「へいへい………おい、それよりいま何時だ?」

上条「ん? あ、ああ。もう1限目の授業始まってるな。ま、上条さんも1限目はサボりますよ。お前が心配だしな」

一方「サボりとか悪党みてェなマネすンじゃねェよ、テメェは」

上条「いくらなんでも拡大表現し過ぎじゃありませんか?」

一方「うるせェ………俺の目の前でテメェ(ヒーロー)がサボリ(悪党のマネごと)とか許さねェぞ…」ユラリ

上条「なに言ってんの、お前!?」

一方「うるァ! さっさと教室戻ってシコシコと勉学に勤しんでこいやァァァァァッ!!」カチッ

上条「わ、わかったよ! わかったから保健室で能力使うなよ! …………それじゃあ、行くけどあんま無理すんなよ?」

一方「わァってるっつゥの。2限目から出っから安心しろォ」フリフリ

上条「おう、それじゃ先に行ってるな」


ガラッ  ピシャンッ


一方「………さァてと…朝早くにガキに起こされたかンなァ。ちィっと寝るか…」



一方「…………」Zzz…

一方「………」Zzz…

一方「……」ピタッ

一方(……誰か来ンな…)


スタスタ


一方(…にしても誰だ? この足運び…一般人じゃねェのは明白だ)


ガラッ


土御門「やっほー、元気かにゃー?」

一方「……テメェの面見たら吐き気してきた」

土御門「開口一番に出るセリフがそれかよ」

一方「これでもまだ言葉に気ィ使ってるつもりだぜ?」

土御門「もう良いにゃー。……しかし驚いたぜい。まさかお前が転校してくるとは夢にも思わなかったぜよ」

一方「奇遇だなァ。俺もだ」

土御門「…で、どうだったかにゃー? うちのクラスの連中は」

一方「糞みてェにうるせェ連中ばかりだな」

土御門「素直じゃないにゃー。聞いたぜい? 女子の注目の的だったそうじゃないかにゃー」

一方「うるさくて敵わねェンだよ…こっちは静かにさせて欲しいンだっつゥの」

土御門「そんな事言ってー。本当は女子を独り占め出来て嬉しかったんじゃないかにゃー!? コノコノー!」ツンツン

一方「うわァ…まじうぜェ」イラッ

土御門「けど悪い気はしなかっただろ?」

一方「……………まァな」

土御門「やっぱ女子達とくんずほぐれつの大乱交でお楽しみか、コノヤロー!!」ツンツンツンツン

一方「オーケィ……校庭に生えてる程よい高さの木に突き刺してモズの早贄みてェにしてやる」

土御門「落ち着くぜよ一方通行。あ、いまは一方って言った方が良かったかにゃー?」

一方「…………好きに呼べ」

土御門「じゃあセロr」 カチッ 「……一方通行。こう言う学校ってのも中々楽しいだろ? 特別クラス(研究施設)とはまた違ってな」

一方「にしては濃すぎンだよ。テメェと三下が同じクラスなンて聞いてねェぞ」

土御門「言ってないからにゃー。それに俺もお前とカミやんがあそこまで仲良いなんて予想外だったぜい」

一方「テメェは眼科に行って来い。アレのどこが仲良しこよしに見えンだよ」

土御門「お前はそう思ってなくても、カミやんはお前の事も友達だと思ってると思うけどにゃー」

一方「……アホくせェ」

土御門「ほんと素直じゃないにゃー」

一方「………おィ、土御門」

土御門「なにかにゃー?」

一方「ここは、本当に三流のガッコーか?」

土御門「突然なにを言い出すにゃー。うちの高校は最高でもレベル2の能力者しか集まらない三流も三流のド三流学校だぜい。あ、第一位のお前がいるからランク上がってるかにゃー?」

土御門(他にも元・霧が丘の生徒や親船最中の親族なんかもいるけどにゃー)

一方「にしては不自然すぎンだろォが。テメェと三下、果ては俺まで同じクラスだァ?

    レベル5の転校手続きは上層部の連中の許可申請が必要なンだろォ? なンだって俺をこンな三流ガッコーに入れる事を許可したンだよ?」

土御門「詳しい事はわからないけどにゃー…多分お前とカミやんの2人を監視する為なンじゃないかにゃー?」

一方「……監視だァ?」ピクン

土御門「お前もカミやんもロシアじゃ大活躍だったからにゃー。

     上の連中も野放しに出来ないと考えてお前をこの学校に放り込んで、カミやんと一緒に監視しやすくしたんじゃないかにゃー?」


一方「つーと、アレかァ? 俺はまたしても上層部のクソッタレ共の思惑通りに動いてたってことですかァ?」

土御門「ま、そういう事になるか?」

一方「…笑えねェなァ…クソが。今頃ベッドの上で女に向かって腰振りながらほくそ笑ンでンだろォぜェ…!!」ビキビキ

土御門「落ち着け、一方通行。これはあくまで推測だ」

一方「推測だろォが知ったこっちゃねェよ。こっちはあのクソ共に良い様に引っ掻き回されてイラついてンだ…皮剥いで吊し上げるだけじゃ気がすまねェンだっつの」

土御門「おいおい。ここは神聖な学び舎だぜい? 物騒な事言わn」


ガラガラ


小萌「一方ちゃーん。具合はどうですかー?」

小萌「………って、土御門ちゃん? こんな所でなにしてるんですかー? 授業はとっくに始まってるですよー」キョトン

土御門「か、カミやんから一方くんが保健室に運ばれたって聞いたもんで心配して見に来たとこだぜい」タハハー

小萌「むむ。友達を気遣うのは良い事ですがいまは授業中なのですー。担当の先生に怒られますよー?」

土御門「すぐに戻るから大丈夫ぜよ。それより先生はなんで一方がここにいるって知ってるのかにゃー?」

小萌「えへへ………実は先生もさっき上条ちゃんに聞いたんですよー」

一方(三下ァ… 余計な事言ってンじゃねえェェェェェェェッ!!!)

土御門「そ、それでなにしに一方くんに合いに?」

小萌「一方ちゃんの教科書が揃ったのでそれを伝えに来たのですー」

一方「教科書だァ? ンなモン、ケツ拭く以外に使い道ねェだろ? いらねェよ」

土御門(腐っても学園都市第一位だからにゃー。いまさら勉強なんてする必要ないってか)

小萌「むー。ダメなのですー。先生の生徒になった以上は特例は許しませーん!」

一方「ちっ……わかりましたよォ。受け取りに行きますよォ…」ムクッ

小萌「あ、一方ちゃんはまだ休んでてください。教科書は先生が運んでおきますからー」

土御門「いやいや! 小萌先生にそんな重たい物持たせられないぜい。 ここはこの土御門が!」

小萌「土御門ちゃん、頼んでも良いんですかー?」

土御門「任せて欲しいぜよ。それじゃ行ってくるぜい!」

一方「待てよ。俺も行く」スクッ

小萌「ひ、一方ちゃん? 杖ついてるのに、教科書持ったら危ないですよー」アワアワ

一方「甘ったれてばかりは性に合わねェンでな、コレが」

小萌「…わかりました。でも先生も手伝いますからね? 生徒だけに任せる訳にはいかないのです!」

一方「どォぞ御勝手に」ヒラヒラ

土御門「ヒューヒュー! 一方くんカッコいいにゃー」

一方「次に下ンねェ事喋ったらその口、針金で縫い付けンぞ」

土御門「一方くんはおっかないにゃー、ツッチー悲しいぜい…シクシク」

一方「ツッチーくゥゥン。日本語理解してンのかなァ? それともその耳って飾り? その不良品の耳引き千切って新しい耳を捻じ込ンでやろォかァ!?」

小萌「コラー! 2人共、早く行きますよー。1時限目の授業が終わっちゃいますー」

土御門「はーい、だにゃー☆」タタタッ

一方「チィッ…」スタスタ



―第7学区・とあるアパート―

AM11:22

絹旗「あー暇ですねー」ダラダラ

浜面「…………」カタログ ペラペラ

滝壺「…………」ウトウト

絹旗「ひーまー。ひまひまひまひま、超暇でーす」ダラダラダラダラ

浜面「…………」カタログ ペラペラ

滝壺「…………」Zzz…

絹旗「はまづらー、超暇ー」アタマ ゲシゲシ

浜面「昨日借りて来たDVDでも見れば良いじゃねえか。あと、滝壺寝てんだから騒ぐな」

絹旗「それは昨日の内に見ちゃいましたよ。超大した事ない作品でガッカリですよ」ゲシゲシゲシゲシ

浜面「痛ぇ! て、てめぇ絹旗! 人の頭をなんだと思ってんだ!? 蹴る為にあるんじゃねえぞ!」

絹旗「怒鳴らないで下さい。超うるさいです。滝壺さんが起きちゃいますよ」

浜面「…………おっと」

滝壺「…………」Zzz…

浜面「……ほっ」

絹旗「なに柄にもない顔してんですか。超キモイですよ。それとなんか面白いことして下さい」

浜面「………俺になにしろってんだよ」

絹旗「ここに包丁があります」ゴソゴソ シャキーン

浜面「待て!」

絹旗「話しの腰を超折られました……なんですかバカ面」

浜面「まさか投げた包丁を俺に口でキャッチしろとか曲芸師みたいな事をさせるんじゃないだろうな?」

絹旗「まさか。浜面にそんなマネ出来るなんて超思ってませんよ」ヤレヤレ

浜面「若干引っかかる所もあるがその通りだ。ははは……いやー、心配しすぎだよな」


絹旗「今からこの包丁を超投げますから、お尻で挟むようにキャッチして下さい」


浜面「無理いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」


絹旗「やる前から無理とかさすがは浜面。超チキンですね」

浜面「て言うかなに!? お前は俺ならケツでその凶器止められると思ってんの!?」

絹旗「出来る出来ないよりも、超面白そうですので」ワクワク

浜面「面白くねえよ! 下手したらケツの割れ目が増えるぞ! あれか? 括約筋を活躍させてどうにかしろとか、そんなのか!?」

絹旗「うわ……超寒いギャグまで織り交ぜて来ましたよ。超シラケました」

滝壺「う………ん?」ムク

絹旗「あーあ……浜面が超大声出すから滝壺さん起きちゃったじゃないですか…」

浜面「俺のせい? ねえ今のって俺のせいなの!?」

滝壺「むー……?」ボケー

浜面「あ、ごめんな滝壺。起こしちまったか?」

滝壺「大丈夫だよ、はまづら。少し寝たらスッキリした」スッキリ

浜面「そ、そうか? なら良いんだけどよ」

絹旗「あー……それにしても暇ですね」ダラダラ

浜面「お前はそればっかだな」

絹旗「浜面は結局真剣尻刃取りしてくれませんし」

浜面「しねえよ! ………ったく。仕方ねえなあ」ヨッコイショ

滝壺「はまづら? 上着、着てるけどどっか出掛けるの?」

浜面「おお。絹旗が暇だ暇だとうるせえからな。映画観につれてく」

絹旗「さすが浜面です。でも表通りの超流行の映画は絶対に観ません」

浜面「はいはーい。いつもの映画館な。………滝壺も来るか?」

滝壺「ついて行っても良いの?」キョトン

絹旗「ええ、むしろ一緒に来てください。2人でいると浜面にナニされるか超わかりませんから」

浜面「ナニもしねえよ! 俺は滝壺一筋なの! 浮気なんてしないの!」

絹旗「…と、言う男には気を付けて下さいね。影でコソコソ別の女と会ってるかも……」

浜面「滝壺に変な事を吹き込むんじゃねえ!」

滝壺「はまづら」

浜面「滝壺、お前からも絹旗に言ってやってくれよ。俺は浮気なんてしない硬派な男だ、って」

滝壺「大丈夫。私はそんなはまづらを信じてるから」

浜面「お、おう! 大船に乗ったつもりでいてくれ!」

滝壺「うん。わかった」

絹旗「滝壺さーん、浜面ー。超早くー」ブンブン

滝壺「きぬはたが呼んでる。はまづら、いこ?」

浜面「そうだな。絹旗の奴、ほっとくとドンドン先行っちまうからな」

滝壺「ねえ、はまづら……手、繋ご?」

浜面「あ、ああ。そうだな///」テヲ ギュ

滝壺「はまづらの手、暖かいね」テヲ ギュ

浜面「///」テレテレ

絹旗「むー…なんか超蚊帳の外って感じがします」ムスー

浜面「き、絹旗! 先に行ってたんじゃないのかよ!」

絹旗「浜面ばかりずるいです。私も滝壺さんと超手を繋ぎたいんです」ムッスー テヲ ギュッ

浜面「ばっ…! それだと滝壺の両手塞がっちまうだろ!」

絹旗「じゃあ浜面がその手を超離して下さい」テヲ ギュー

浜面「バカ言え。離すのはお前だ」テヲ ギュー


浜面、絹旗『(超)ぐぬぬぬぬぬ………!!』ヒバナ バチバチ


滝壺「私ははまづらときぬはたの2人と手を繋いで歩きたいな」

浜面「そ、そうか…?」

絹旗「滝壺さんがそう言うのでしたらそうします」

滝壺「いこ? 2人共。お昼になっちゃうよ?」

浜面「そうだな。うん。どこかで昼を買ってから行くか」

絹旗「映画館の近くに超コンビニがあります。そこが良いでしょう」

浜面「よし、それじゃ行くか」

滝壺、絹旗「おー」



―黄泉川のアパート―


AM12:00


いいんだよ美少年隊『おひーる休みはドキドキウォッチン、あっちこっちそっちどっちいいんだーよー』テレッテッテッテ


芳川「……ふう。少し寝すぎたかしら?」クビ コキコキ

打ち止め「あー! ヨシカワ、やっと起きたの!? ってミサカはミサカは『いいんだよ』見ながら憤慨してみる!」

芳川「おはよう、打ち止め」

打ち止め「もうこんにちわの時間だよってミサカはミサカは訂正してみる」

芳川「もうそんな時間なの。それじゃお昼にしようかしら」

打ち止め「もうお昼の準備はしてあるのってミサカはミサカは立派な主婦を演じてみたり!」

芳川「ありがとうね。あら……? 今日はいつものお昼に比べて可愛らしい作りの料理が多いわね」

打ち止め「今日はね! ミサカもご飯作るの手伝ったんだよ! ってミサカはミサカは胸を張る!」エッヘン

芳川「あら、偉いじゃないの。なにを作ったのかしら?」

打ち止め「このニンジンと肉団子! あと玉子焼きだよ!」

芳川「凄いじゃないの、打ち止め。良く出来たわね」アタマ ナデナデ

打ち止め「えへへ…ってミサカはミサカは褒められてちょっとこそばゆかったり。

      あ! それとあの人のお弁当にはもう1つ、とっておきのモノ入れてあるんだ!」

芳川「そう言えば一方通行は今日から学校だったわね」

打ち止め「ねえねえヨシカワ。学校のお昼の時間って何時ごろなの?」

芳川「そうね……30分頃からじゃないかしら? なにを入れて上げたの?」

打ち止め「だめだめ、教えな~い。ってミサカはミサカは黙秘権を行使してみる!」ムフフン

打ち止め(あの人、ビックリするだろうな~ってミサカはミサカは少しドキドキしてみる)



―第7学区・地下街―

AM12:08

禁書「ふふんふふーん♪」スタスタ

禁書「なに食べようかなー。 2000円しかないから慎重に使わないと…」キョロキョロ


ザワザワ


禁書「―――なんかあそこの人だかりから美味しそうな匂いがするんだよ」クンクン トコトコ




挑戦者「もっくもっく……ごくん、おかわり!」ガチャン

観客1「すげー…4杯も食っちまったぞ」

観客2「けどペース遅いんじゃないか?」

禁書「ねえねえ。何してるのかな?」

観客1「うん? 気になるのかい? お譲ちゃん」

禁書「凄く美味しそうな匂いなんだよ! 私も食べたいかも!」

観客2「ははは! いまやってるのは大食いだよ! お譲ちゃんは止めときな!」ハハハッ

禁書「大食い?」キョトン

観客1「ああ、カツ丼10杯を30分で完食したら1万円進呈っていう大食いチャレンジ企画だ」

禁書「い、1万円!? 1万円ってあの1万円!? ラーメンだっていっぱい食べられる、あの1万円!?」

観客2「おお! ラーメン以外にもステーキだって食えるあの1万円だ!」

禁書「ご飯を食べられる上にお金まで貰えるなんて……コレは凄いんだよ!」ゴキュン…

観客1「お、おい。見ろ!」

観客2「ああ!」

挑戦者「ごふー…ごふー…」プルプル

禁書「おはしが止まっちゃったんだよ!」

観客1「こりゃ無理かー?」

観客2「顔も脂汗でスゲー事になってるぞ」

挑戦者「ぐ、ぐおおおおお~~~~!!!」ガツガツ ゴクゴク タベカス ボトボト

禁書(き、汚い食べ方なんだよ! あれじゃ料理が可哀そうかも!)

挑戦者「お、おひゃわり……」フーフー

観客1「おおー! やるなあの柔道部!」

観客2「けどよ………」

挑戦者「ふーふー……」ゴトッ


Pipipipipipipipi!


おやぢ「ほい時間切れです。……全部で5杯、結構頑張りましたねーお客さん」ニヤニヤ

挑戦者「ぐ……ほら、代金だ!」パシンッ

おやぢ「へい、確かに!」ニヤニヤ

挑戦者「ううう…は、腹が……」フラフラ

禁書「………」

おやぢ「さあさあ! カツ丼10杯、他に誰か挑戦する学生はいないのかい!?」ニヤニヤ

観客1「そんなにいる訳ねーだろ。あの店主、調子に乗りやがって…」

観客2「なんでも学生の苦しむ顔を見るのが生き甲斐なんだってよ…」

おやぢ「ほらほら! 文句言ってないで誰か名乗り出たらどうですか!」ニヤニヤ


禁書「私! 私が食べるんだよ!」テノバシ ピョンピョン


観客1「な、お譲ちゃんがか!?」

おやぢ「ほほう…勇敢なお嬢さんだ」ニヤニヤ

観客2「止めときなって! あの店主の思う壺だよ…?」

禁書「大丈夫なんだよ!」スタスタ

おやぢ「良いのかい? べそ掻いても知らないよー? 食べれなかったら、食べた分だけの料金貰うからねー?」ニヤニヤ

禁書「くどいんだよ! 早く用意して欲しいかも!」キッ

おやぢ「良ーし、わかった! ちょっと待ってな」ニヤニヤ ジュ~ シュワワ

禁書「………お、美味しそうなんだよ」ゴキュン

おやぢ「うちは味も自慢だからね。良し出来た!」ゴトッ

禁書「うわぁ……」

おやぢ「それじゃ行くよ? 準備は良いかい?」ニヤニヤ

禁書「いつでも良いんだよ」

おやぢ「よーい……始め!」カチッ



(数十分後)

観客1「ば、バカな……」

観客2「う、ウソだろ…?」

ゴトンッ

禁書「ぷぅ……これで10杯なんだよ」

おやぢ「に……24分で…10杯完食……?」ガタガタ

観客1「しかもなんて綺麗な喰い方なんだ…ご飯粒一つ残ってねぇ…」

観客2「ああ…その上、ペースを落とさずに喰べちまった…」

おやぢ「………負けたぜ、譲ちゃん」フッ

禁書「オジサンのカツ丼美味しかったかも!」ニッコリ

おやぢ「へ……お譲ちゃんには敵わねえな……ほら、1万円だ! 持ってけ!」バンッ


禁書「ありがとうなんだよ!!」


観衆「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


禁書「あ、ねえねえオジサン」クイクイ

おやぢ「うん? どうした? お譲ちゃん」

禁書「このお金でてんどん、いっぱい喰べさせてくれると嬉しいな!」ニッコリ




おやぢ、観客1、観客2『が……な……』








         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i
          おやぢ                観客1          観客2   





―とある高校―

AM12:30

キーンコーンカーンコーン

小萌「はーい。授業はここまでなのですー」トントン

青ピ「飯や! 飯の時間やー!」ガターンッ

一方「やァ……っとメシかぁ…あァ、だりィ」クビ ゴキゴキ

上条「お前授業中、ずっと寝てたじゃねえか」

一方「暇だったンでな」アクビ クァー

上条「……テストで赤点とっても知らねえぞ?」

一方「誰の心配してンだテメェ。あンな問題、小坊ン時にやったっつの」

上条「上条さんのオツムは小学生の一方以下ですか…」ハハハ…

一方「………」

上条「………」ハ、ハハ…

一方「まァお前にゃその右手があンだろ? それで良いじゃねェか」ポンッ

上条「そこは否定してくれると嬉しかったです、ハイ」ドヨーン

一方「ウダウダ言っても仕方ねェ。テメェは前向きに生きろよ。あァそれが良い。そうしろ」

上条「なんかもうマトモに相手するのメンドーになってきてねえか?」

一方「察しが良くて助かるぜ、合格点だ三下」

上条「やっほー! 合格とか言われるの久しぶりなのに全然嬉しくねえ不思議!」

一方「それよりメシ食おうぜ。適当な時間にメシ食えねェってのも結構つれェンだな」イソイソ

上条「もう聞いてねえし。………はぁ…なんか買って来る…………」ガタ

一方「ンだよ、三下。飯持って来なかったンかよォ?」ゲラゲラ

上条「朝飯を作ってる余裕なくてな。一方は弁当持ってきたのか?」

一方「クソガキが無理矢理持たせやがってよォ…」ブツブツ

上条「クソガキ…? ああ打ち止めか。へ~、良いな~。弁当作ってくれる人がいて」

一方「あのシスターに作ってもらえよォ」

上条「インデックスに? ああ……もう少し料理を教えてからだな、うん」ダラダラ

上条(今朝の目玉焼きを見るに難しい料理もそうとう練習しないと無理っぽかったもんなぁ)

一方「あのガキでも出来ンだ。どォって事ねェと思うけどなァ…」パカ


――ビッガアァァァァァァ!


上条「……こ、これは!」

一方「あ、あンのガキィ……!」ビキィ


青ピ「なんやの? ヒーくんの弁当、美味そ   ヒョコッ   うな、ん……か」

土御門「どうしたにゃー? なんか面白  ヒョコッ  い…事で、も…………」

吹寄「ほう。ムグムグ。一方は弁当持   ヒョコッ  …………」

姫神「……。  ヒョコッ  …………!!」


上青土吹姫『弁当がハートマーク、…だと!?』


一方「うぜェ……ハモンな」

吹寄「このニンジン… 花の形してるわ!」

姫神「この肉団子。大きさも程よくてタレもちゃんと絡まってる。」

青ピ「ぢぐじょぉぉぉぉぉっ! ヒーくんはすでに弁当作ってくれる彼女持ちかいな!」

土御門「ふ、ふん! 舞夏の作ってくれた弁当の方が凄いんだにゃー!」ババーン

上条「そのお粥しか入ってないタッパーが?」

土御門「うるさいぜい、カミやん。これには事情があるんだにゃー」

上条「昨日なにか騒いでたけど、それが原因か?」

土御門「ぐず…! うるさいぜよ! ちくしょう……せっかく手に入れた高品質のメイド服がぁ…」メソメソ

上条(ああ……また馬鹿な事したんだな)

一方「うっせェンだよ、テメェ等! 飯食う邪魔だ!」ヒョイ パクッ


青ピ、土御門「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


青ピ「な、なんてことするんやー!」

土御門「ひ、一口でハートマークを半分も食いやがったぜい!」

一方「………」モグモグ

一方「……」ゴクン


一方「…甘。…マズゥ…」ウゲェ…


ブチッ


青ピ「あー、あかんわぁ。こりゃ久々にキレちまったわぁ」ゴゴゴ

土御門「気が合うにゃー。俺もだ」ゴゴゴ

上条「2人とも落ち着けって。なにをそんなに怒ってんだよ」


土御門「その余裕な態度が余計にムカつくぜよ!」

青ピ「この際や! カミやんも一緒に砂にしたる!」


ポカポカポカポカ


上条「ば…なにしやがる! 醜い嫉妬を俺にぶつけるんじゃねえ!!」

土御門「問答無用だにゃー! 食らえ、メイドロップキック!」キュゴッ

上条「そんなただのドロップキックを食らう上条さんではありませんの事よー!」ヒョイ

一方「……ゥォッ!」ゴスン


ドグワシャァ~ンッ


上条、青ピ、土御門「あ」




一方「………」ヨロヨロ

上条「えーっと……一方?」ダラダラ









一方「……………………死ンでも、文句はねェよなァ?」ビキリッ










青ピ「い、いややな~。本の遊びやないか~」

一方「あァ…そうだァ。俺がする事も遊びだから気にすンな」

土御門「お、落ち着くにゃー。新聞沙汰は勘弁にゃー」




一方「…………」





一方「一面に載るぐれェに愉快な死体(オブジェ)にしてやンよォ、クッソ野郎共がァッッ!!!」カチ





ゴッバアァァァァァァァァッ!!!


上条「ぎゃああああああああ! よ、止せ! ここは教室ですよー!?」

青ピ「うぎゃあああああ! 机や教科書が吹っ飛んでるー!?」

土御門「ば、止めろ一方! せめてこのタッパーだけでも安全な場所に置かせてくれにゃー!」

一方「ンな暇を与えると思ってンですかァ!? ノゥに決まってンだろォがよォォォォ!」

青ピ「なんか吹っ飛んでる! なんかロッカーとかボクとか吹っ飛んでるー!」

土御門「ぎにゃーーー! 舞夏のお粥がー!? て、テメェ、コロス!!」

一方「くかかきけかかかくくくこかかか! 来いよォ、ハグしてやンぜェ!? つゥゥゥち御門くゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!」



ドッバアァァァァァァァァァァッ!!!




上条「て、テメェ! 大概にしろよこの野郎! 」

一方「そりゃァお互い様だろォが、クッソ野郎がァ!」

上条「その腐った性根を殴り直してやる! 熱血スポ根ドラマの如くー!」キエー

一方「げひゃひゃひゃひゃひゃっ! 三度目の正直だァ! 今度こそグチャグチャの肉塊にトランスフォームさせてやっからよォ!」チェリャー

上条「二度あることは三度あるんだよ! もっかい派手に転がりやがれ!」



ドッバアァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!






姫神「……バカ。プラス1。」

吹寄「結局は一方もあっち(3バカ)側だったか。うーん……これからはスクエアフォース(4バカ)って呼んだ方がいいのかしら」
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