絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」 > 2スレ目 > 05


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~安定飛行中~


滝壺 「……」

海原 (絹旗さんの手にある2枚、このどちらかがジョーカー……)

絹旗 「……引かないんですか?」

海原 「慎重派なものでしてね」

海原 (当然、ジョーカーを引けば不利。必然、もう1枚を引ければ……2位確定です)

絹旗 「……」

滝壺 (二人ともすごい真剣)←いち早くあがった人

海原 (右でしょうか……)スッ

絹旗 「(゚∀゚)」

海原 (? 左では……?)スッ

絹旗 「」
 

海原 「こっちにします」

絹旗 「あ」

海原 「はい、揃いました。2位ですね」パサッ

滝壺 「きぬはた、これで5連敗だね」

絹旗 「むむむ……なぜ勝てないのですか……」

海原 「まあまあ、勝負は時の運ですよ」

滝壺 (本当に運だけなのかな)←5回連続首位の人

絹旗 「もう一回! もう一回です!」

海原 「到着までまだ1時間弱ありますからね、やりましょうか」

滝壺 「負けない」
 

絹旗 (残り6枚……ですが、なんで私のところに超ジョーカーがあるんですか……)

絹旗 「…………」

海原 (ジョーカーはそこですか)

滝壺 (ジョーカー見つけた)

滝壺 「じゃ、私からね」

絹旗 「超望むところです」

滝壺 (どれにしようかな……これ?)

絹旗 「(゚∀゚)」

滝壺 「やっぱりこっちにする」

絹旗 「あ」

海原 (今回は勝たせてあげたいですが……滝壺さんが手強いですね)
 



~一方その頃~


結標 「」ソワソワ

番外個体 「Zzzz」


ガタンッ


結標 「! また揺れた。もう、なんなのよぉ……」

番外個体 「Zzzz」

結標 「ね、ちょっと起きて、ねえってば」ミュニー

番外個体 「……? い、いてっ、ほっぺつねるな。もう着いたの?」

結標 「着いてないけど。いいから起きてて」

番外個体 「?」

結標 「いいから!」
 

番外個体 「なに……怖いの?」

結標 「……」

番外個体 「怖いんだ」

結標 「ええそうよ怖いのよ悪い仕方ないじゃない初めてなんだから!」

番外個体 (こんな淡希は初めて見たよ)

番外個体 「とりあえず落ち着きなよ。周りの人に迷惑だから」

結標 「うー」

番外個体 「大丈夫だって。飛行機なんてたまにしか墜ちないから」

結標 「たまにでも墜ちるんじゃない!」

番外個体 「仕様です」キリッ

結標 「やだ、もう降りるー!」

番外個体 「待て待て待て! 高度10000メートルはあるんだよ!」

乗務員 「お客様、周りのお客様にご迷惑ですので、どうぞお静かに……その、事故の心配はございませんので」
 

結標個体 「「ごめんなさい」」

番外個体 「チッ、淡希のせいで怒られた……」

結標 「だってえ……」

番外個体 「アイマスクとヘッドフォン、略してアイフォン貸してあげるから寝ててよ」

結標 「むー……分かったわよ。変なことしないでよ」

番外個体 「するかバカっ」

結標 「……」モゾモゾ

番外個体 「はあ、世話の焼ける……PSPでもやってよ」カチ

結標 「!」ベチーン

番外個体 「いたいっ。今度はどうしたの?」

結標 「なんで稲川淳二なんて聞いてるのよ」

番外個体 「なに……怖いの?」ニヤニヤ

結標 「……」
 



~更にその頃~


白井 「婚后さん……その、飴さんが品切れなのですが」

婚后 「今は……落ち着いておりますので……」

白井 「着陸準備に入ったら危険なのでは?」

婚后 「……耐えるのみですわね」

白井 「では、せめて気が紛れるように……」ゴソゴソ

婚后 「?」

白井 「はい、どうぞですの」

婚后 「……新聞?」

白井 「記事を読み耽っていれば、気がついたら到着、ですの」
 

婚后 「は、はあ……お気持ちだけでも……」

白井 「お気に召しませんでしたか?」

婚后 「え、えと……折角の旅行中に小難しい物というのも」

白井 「……確かにそうですの。申し訳ございません、気が利きませんで」

婚后 「いえいえ、お気になさらず」

白井 「ではこちらなど……」ゴソゴソ

婚后 「……小説?」

白井 「わたくし的イチオシでございますの」フンス

婚后 「……」

白井 「伝統ある女子高を舞台に繰り広げられる愛憎劇でして……」

婚后 「あの……」
 

白井 「先輩と後輩という関係を超越したプラトニックな繋がりが……」

婚后 「し、白井さんっ」

白井 「はい?」

婚后 「あの……わたくしといたしましてはもう少しスタンダードな方が……」

白井 「困りましたの……持ち込んだ本はこのシリーズしか」

婚后 「お気持ちだけ……」

白井 「あっ、ではこちらなどいかがでしょうか」ゴソゴソ

婚后 「……クロスワードパズル?」

白井 「海原さんに勧めていただいたのですが、やってみると面白くて……」

婚后 「……白井さん……分かっててやってますわね?」

白井 「( ゚3゚)~♪」
 



~数十分後 那覇空港~


結標 「はー、やっぱ地上が一番ね」

番外個体 (やっと落ち着かせたのに、着陸のときにまたヒスりやがって)

結標 「? なんか貴女、疲れてない?」

番外個体 「誰のせいだと思ってるんだ!」ミュニー

結標 「いひゃいいひゃい!」

絹旗 「ううう、結局1度も勝てませんでした……」ガラガラ

海原 「そんな日もありますよ。ところで僕はいつまで押してればいいんですか」

絹旗 「目的地に着くまでです」

滝壺 「頑張れ、うなばら」ポンポン
 

番外固体 「……それにしてもあっついなぁ」

結標 「なんか太陽が近いわね。本当に同じ国なの?」

滝壺 「空の見た目がなんか違う」

絹旗 「……なんというか、高いですよね」

番外固体 (写真撮っとこ、次があるか……今は分からないしね)カシャ

白井 「ここからは……どうしますの?」

婚后 「迎えの者が来ている筈なのですが……」キョロキョロ


カツッ


?? 「皆様。遠路遥々、ようこそお越し下さいました」
 

婚后 「あら? 久しいですわね。迎えの者というのは貴方だったのですか」

執事 「お嬢様におかれましては、ご壮健なようでなにより」

絹旗 (ロマンスグレー、モノクル、オールバック……超パーフェクトです///)

婚后 「みなさんにも紹介しておきますわね。これは実家で執事を務めている者で、今回の旅行の世話役ですわ」

執事 「皆様、御用があればなんなりとお申し付け下さい」ペコリ

執事 「それではプライベートジェットの準備は出来ておりますので、出立致しましょう」

絹旗 「執事さんが運転するんですか?」

執事 「使用人たるもの、航空機や潜水艦ぐらいは操作できねば務まりません」

番外個体 「うーん、潜水艦はできないなぁ……」

結標 「なに、メイドにでもなるつもりなの?」

番外固体 「就職先は多いに越したことはないからね」
 



~移動中~


結標 「なんていうか、海の色が……日本とは思えないわね」

滝壺 「すごい綺麗」

白井 「エメラルドグリーンというのはこういった色ですのね」ハゥ

番外個体 「これから行くところって、どんなところなの?」

婚后 「お祖父様が静かに過ごすために買ったところだと聞いておりますわ。
今回使う別荘も、引きこもるために建てたのだとか」

絹旗 (引きこもるために島一つ入手するなんて……)

海原 「このまま飛び込んでしまいたいですね」

結標 「オーケー、任せて♪」

海原 「やめてくださいよ、能力の行使は厳禁でしょう」


<皆様、そろそろ到着なさいますよ。
 



~婚后さん私有地~


絹旗 「うはぁ……」

番外固体 「見事になんにもないね」

滝壺 「これ、飛行機が使えなかったら帰れないね」

結標 「よしてよ。そんなミステリーにありがちなことは誰も望んでないから」

海原 (ミステリーですか……あぁ、犯人あてクイズとか面白そうですね)

白井 「空間移動能力者がいると、ミステリーなぞ成り立たないと思いますの」

結標 「密室も、凶器を消すのも、もっと言うと死体を隠すのも簡単だものね」

海原 (ダメでしたか)

婚后 「みなさん、そろそろ参りましょう」

執事 「ひとまず別荘までご案内致します」
 

婚后 「ここに来るのも何年振りでしょうか……」

執事 「お嬢様が最後にこちらにいらしたのは5歳の頃ですので、およそ10年ぶりですね」

婚后 「変わりありませんわね」

結標 「とりあえず、荷物だけ置きましょうか」

絹旗 「そしたら海です! 海に行きましょう!」ピャー

番外固体 「落ち着け」ナデナデ

滝壺 「移動だけでも疲れちゃったしね、まず休憩しよう」

海原 「しかしいい別荘ですね。まさに絶景を拝めますよ」

婚后 「お祖父様も、この景色は大変気に入ってたとか……」

執事 「皆様、どうぞごゆっくり。ただいまお茶をご用意しましょう」
 



~1日目 婚后さん別荘~


絹旗 「海行かないんですかー?」ユッサユッサ

番外個体 「揺ーらーすーな。時間的に中途半端なんだよね。もう昼過ぎでしょ?」

結標 「そうね、なんだったら明日朝イチから行くほうがいいかもしれないわね」

白井 「まあ……泳ぎはしなくても、見るだけなら今からでもよろしいのでは?」

滝壺 「その前に、ユリコ出してあげたら?」

絹旗 「あ、それもそうですね。いつまでもここじゃ窮屈でしょうし」


【キャリーケース】<カパッ


絹旗 「ユリコー? 着きましたよー?」


【キャリーケース】ω・)
 

ユリコ 「(・ω・三・ω・)?」

婚后 「あらあら、初めて来た場所が珍しいのでしょうか」

絹旗 「まあ、最終的には私の頭上に落ち着くと思いますが」

ユリコ 「-=三( ・ω・)」ドタタタ

絹旗 「…………あれ?」

滝壺 「全速力でどっか行っちゃったね」

白井 「きっと、初めて来た場所だから探検に行ってしまわれたんですの」

海原 「ユリコさんは猫一倍好奇心が旺盛ですからね。借りてきた猫、とはいきませんか」

絹旗 「ちょ、ユリコ! 一応人の家なんですから、ダメですよ!」トタタタ

番外個体 「捕獲するまで1時間に1000ガバス」

結標 「じゃあ、私は2時間に1000ガバス」
 



~1時間半後~


絹旗 「」ゼェゼェ

ユリコ 「(*・ω・*)」←ご満悦

番外個体 「この場合は?」

結標 「イーブンね」

絹旗 「まさか外にまで出てしまうなんて……」

海原 「ユリコさん、水飲みます?」

ユリコ 「つ・ω・)つ」

海原 「はいどうぞ」

滝壺 「ゆりこが水飲み終わったら、外行ってみようよ」

執事 「少しですが、歩道もございます。散策に行かれるのもよろしいかもしれませんな」
 

結標 「じゃ、その間に日焼け止めを塗っておきましょうか」

白井 「あ、そうでしたの。忘れるところでした」

婚后 「こちらの日差しは強いですし、必需品ですわね」

滝壺 「みんな真剣だね。よし私も」ペタペタ

番外個体 「……それ、必要なの?」

結標 「相変わらず無頓着ね、貴女は……10年後に後悔するがいいわ」フンス

番外個体 「10年後ねぇ……」

海原 「まあまあ、日焼けするもしないも好みの問題ですよ」

絹旗 「えー、せっかくここまできたんですから、日焼けの一つや二つしましょうよ」

結標 「イヤよ。私は日焼けすると赤くなっちゃって、後が大変なんだもの」

番外個体 「そんなもんなのかなー」
 

 :



婚后 「じゃあ、ちょっと出てきますわね」

執事 「何卒お気をつけて。私は夕食の仕込みに取り掛かります」

絹旗 「……しまった。ユリコがいると帽子をかぶれません」

番外個体 「しょうがないな。特別に私のサンバイザーを貸してあげよう」

絹旗 「あ、ありがとうございます。ミサワさんはいいんですか?」

番外個体 「私は目さえ保護できればいいから、これで十分」スチャ

ユリコ 「(.. )?」チョンチョン

絹旗 「あ、ユリコ! サイバイザーに前足載せないで下さい! 超下がってきて前見えませんから!」

結標 「何やってんの、おいてくわよ」
 

滝壺 「あっちの方はちょっとした山になってるんだね」

番外個体 「山と言うより、丘って高さだね」

婚后 「あの向こう側はほぼ手付かずで残ってるとか」

結標 「あえて手を付けなかったのね、きっと」

婚后 「あくまで自分たちが過ごすスペースだけ開発した、と聞かされておりますわ」

白井 「自然との調和、なんとも素晴らしいですの」

婚后 (途中で飽きた、とも生前にお祖父様ご本人は仰ってましたが)

番外個体 「うん? 小路がわかれてるね。片方は丘で片方は海かな」

海原 「どちらにいきましょうか」

絹旗 「海です!」

結標 「ふふ、決まりね」
 



~砂浜~


番外個体 「へえ……砂浜ってのは白いんだね。お、砂サラサラだ」サラサラ

結標 「ここは格段に綺麗ね。普段人が使わないからかしら」

絹旗 「」

海原 「あまりの美しさにフリーズしてしまったようですよ」

白井 「こんな絵葉書に使われるような景色を間近にすれば、無理もございませんの」

滝壺 「あ、思ったよりも冷たいよ」チャプチャプ

絹旗 「む、滝壺さんばかりズルイです。私も超入りたいです」

結標 「ユリコ落とさないようにしなさいよ」

婚后 「喜んでいただけたようで、なによりですわ」クスクス

海原 (波間に戯れる二人の美少女……いい絵ですね)●REC

婚后 (ホームビデオでしょうか? 気を利かせておられるのですね)
 



ザザーン...
ザザーン...


番外個体 「……なんか、いいもんだな」

結標 「貴女も海に来るのは初めてだっけ」

番外個体 「うん。眺めてるだけでも楽しいね」

結標 「向こうに住んでると、一生に何回かしか見れない景色だしね。せいぜい楽しみましょ」

番外個体 「帰る前からこんなこと言うのもおかしいけど……また来たいもんだね」

結標 「……そうよね」

番外個体 「……いや、ホント、水平線って綺麗なんだなぁ」

結標 「あら? 貴女でもそんな感想を持つのね」

番外個体 「そりゃ私だって……そういう気分にもなるよ」

白井 「これで大きいお姉様が水着姿だったら言うことなしですのに」

番外個体 「人の気分をブチ壊さないでよ」

結標 (白井さんって空気読めるんだか、読めないんだか……)
 

絹旗 「うひゃぁ、浅瀬の砂を踏むとこんな感触なんですね」

滝壺 「なんか気持ちいいね」

絹旗 「海の水っていうのは超思ってたより冷たいんですね」

滝壺 「これだけ日が照ってるから、もっと暖かいと思ってたのに」

絹旗 「お、滝壺さん。貝ですよ、貝」ヒョイ

滝壺 「……これはなんだろう」

絹旗 「なんでしょう。少なくとも鮮魚コーナーでは見たことないですね」

滝壺 「食べれるのかな」

絹旗 「……どうでしょうか」

滝壺 「執事さんに渡せば料理してもらえるかも」

絹旗 「さすがにやめた方がよろしいかと……」

滝壺 「あ……」
 

絹旗 「?」

滝壺 「この貝、空っぽだよ」

絹旗 「ありゃ? 超抜け殻でしたか。……あ、じゃあ記念に持って帰りましょう!」

滝壺 「そうだね。もっと綺麗な貝もあるかも。もうちょっと向こうまで行ってみようよ」チャプチャプ

絹旗 「あっ、待ってくださいよ」



結標 「……滝壺さん達、大丈夫なの? 随分行ってるけど」

白井 「波は穏やかなように見えますが」

番外個体 「浅瀬でも急に深くなったりするらしいから、油断できないんだよね」


<タキツボサーン!


海原 「あ、転んでしまいましたね」

婚后 「あらあら……タオルを持ってくるように言っておきますわ」ピッピッ

番外個体 「携帯通じるの?」

婚后 「……不覚ですわ」
 

絹旗 「滝壺さん! 超大丈夫ですか!」ザブザブ

滝壺 「……やっちゃった」

絹旗 「あー、全身とまでは言いませんがびしょ濡れになっちゃいましたね」

滝壺 「はー」チャプ

絹旗 「た、滝壺さん、そんな仰向けになったら余計に……」

滝壺 「こうやってゆらゆら浮かびながら空を眺めるのもいいかな、って」ユラユラ

絹旗 「ですが……」

滝壺 「ここまで濡れちゃったら一緒だよ。ほら、空がすごく高い」

絹旗 「」ウズウズ

滝壺 「明日はずっとこうしてようかな」

絹旗 「うー、私も水死体ごっこ超したいです……」

滝壺 「その言い方はなんかヤダ」ユラユラ
 

 :



絹旗 「今日はこれぐらいにしといてやりましょう」フンス

滝壺 「気持ちよかった」

結標 「……滝壺さん、大丈夫なの? ワンピースびしょ濡れじゃない」

絹旗 「滝壺さん、途中から開き直って、この格好のまま浮かんでましたから……」

滝壺 「大丈夫だよ、これだけ日差しが強ければすぐ乾くから」ポタポタ

結標 「ならいいんだけど……(白だから下着が透けてるのよね……)」

絹旗 「明日来るときは、別荘から水着でもいいですね。そんなに離れてませんでしたし」

白井 「逆に、ここには着替えのできそうなスペースもございませんし」

番外個体 「砂しかないもんね」

婚后 「羽織るものを用意しておけば、それもよろしいかもしれませんね」

海原 (僕はまた荷物持ちなんでしょうか)
 

番外個体 「ところでさ」

絹旗 「?」

番外個体 「ユリコに何があったの?」

ユリコ 「ミ・ω・ミ」

絹旗 「海に落としました」タハー

海原 「大丈夫なんですか。猫は水を嫌がるものでしょう」

滝壺 「泳いでたよ」

白井 「溺れてた、のではなく?」

滝壺 「泳いでた」

ユリコ 「」ブルブルブルブル

結標 「水は水でも海水よ? どんだけスーパーキャットなのよ、貴女……」

ユリコ 「(`・ω・´)」
 



~林道~


絹旗 「というワケで、丘のほうにやってきました」

番外個体 「生えてる植物が亜熱帯特有だね。学園都市じゃ見られないよ」

結標 「真琴、ヘアピンにこれ着けておきなさいよ」プス

番外個体 「な、なに?」

海原 「これはハイビスカスですね」

滝壺 「似合うね」

白井 「///」ハゥ

番外個体 「いや……ヘンでしょ、私には」

婚后 「いえいえ、よくお似合いですわ」

番外個体 (さすがにミスマッチだよね……サングラスは外しとこ)コソコソ

結標 「絹旗さんにも着けてあげようか? サンバイザーのところに」プス
 

ユリコ 「(・ω・)」モシャモシャ

結標 「」

絹旗 「結標さん、無闇にユリコに食べ物を与えないでください」

結標 「あ、ご、ごめんなさい」

白井 「……食べて大丈夫なんですの?」

番外個体 「大丈夫じゃない? ハイビスカスには食用のもあるんだし」

滝壺 「それにしても、海もよかったけどここも気持ちいいね」

絹旗 「空気が超違うということをここまで実感できるとは」

婚后 「もう少し登れば開けたところに出るはずですわよ」

滝壺 「行ってみよう」キラキラ

海原 「きっといい眺めでしょうね」
 

番外個体 「下から見るとそうでもなかったのに、登ってみると結構あるんだね」

結標 「本格的に登山するよりはずっとマシよ」

絹旗 「汗が超止まらないのですが……」

白井 「絹旗さんの場合は頭にユリコを乗せてるから余計ですの」

海原 「おや、この先はいくらか拓けて……これはこれは」

絹旗 「」

結標 「またフリーズしちゃったけど……無理もないか」

番外個体 「フリーズした顔 (∵) が地味に可愛いよね」

滝壺 「……すごい綺麗」

婚后 「変わらず絶景ですわね」ハゥ

番外個体 「大きい島がかすかに見えるね。人住んでるのかな」

結標 「方角からして沖縄本島じゃないの?」

番外個体 「あー、そりゃ大きいワケだ」
 

白井 「この辺の海はこんなにも透明度が高いんですのね、上から眺めると余計に実感しますの」

滝壺 「浅いところであれば底まで見えるね」

婚后 「気をつけてくださいな。足を滑らせると危険ですわよ」

結標 「……あら? もうこんな時間になってたのね」

絹旗 「結標さん、超無粋ですね。こういうときは時計も携帯も置いてくるもんですよ」

結標 「そういうものなの?」

番外個体 「うん、一理あるなー」

海原 「ここはなんだか時間の流れが違うような気がしますね」

絹旗 「というワケで。その腕時計をここから大きく振りかぶってポイです!」

結標 「イヤよ! 高かったんだから」

滝壺 「ダメだよ、海が汚れちゃう」

白井 「ゴミはちゃんと分別して捨てませんと」

結標 「ゴミじゃないから!」
 



~婚后さん別荘~


執事 「おや、皆様。お帰りなさいませ」

婚后 「ただいま戻りましたわ。夕食にはまだ早いかしら?」

執事 「夕食は日没の頃に出来上がるようにしております。ささ、何か飲み物を用意致しましょう」

番外個体 「うーん……疲れたっ」

結標 「今日は移動もしたからね」

海原 「明日に備えて、早めに休んだほうがいいですね」

絹旗 「明日……明日は晴れるんでしょうか」

白井 「テレビで天気予報はやっておりませんの?」

婚后 「……申し訳ございませんが、この家にはテレビはございませんわ」

番外個体 「明日になりゃ分かるさ」

滝壺 「だね」
 



~さっさと就寝~


結標 「大部屋大人数で寝るなんて、何年振りかしらね」ポスポス

絹旗 「私の希望が超通ってよかったです。この方が修学旅行っぽくていいじゃないですか!」

滝壺 「きぬはた、人数分の布団を運んでくれた執事さんにお礼言うんだよ」

婚后 「なんだか新鮮ですわね、こういうのも」

番外個体 「白井さんの格好が雰囲気ブチ殺してるけどね」

白井 「まー、大きいお姉様ったら。わたくしは寝るときはいつもこの格好ですのよ?」

番外個体 「スケスケベビードールはここでは自粛してよね……」ハァ

婚后 「ま、まあまあ。気の置けない仲という証拠ですわよ」

海原 (自然な流れで来てしまいましたが、僕がいていいんですかね)

絹旗 「こういう時、やることといえば超決まってますよね?」ニヤー
 

番外個体 「? やることって(ドコォン)ぎゃふっ!」

絹旗 「超まくら投げです!」

結標 「あら、お見事。綺麗に顔面に入ったわね」

番外個体 「」ピヨピヨ

滝壺 「きぬはた、強く投げすぎ」

白井 「!? これは潜在一隅のチャンス! 大きいお姉様ー、この黒子が(バコンッ)」

結標 「させないわよ」

白井 「」

婚后 「どうすれば枕でこんな凶悪な威力が……」

滝壺 「とりゃっ」パスンッ

海原 「む、滝壺さんやりましたね。負けませんよ」ポスン
 

絹旗 「どぉぉりゃぁぁぁぁ!」ブォン

結標 「!? あ、あぶなっ……!」ガバッ

絹旗 「避けられた!?」

白井 「あいたた……油断してしま(ガスンッ)」

番外個体 「」ユラリ

結標 「あら、起きた……の……?」

番外個体 「……きーぬはたぁ! 不意打ちとは卑怯なりぃ!」

絹旗 「勝てば超官軍って言葉しってますか!?」

滝壺 「ていっ」ポスッ

海原 「お、やりますね」

婚后 「ちょ、ちょっと! どなたですの! ユリコを投げてきたのは!」

ユリコ 「( 。A。)」ピヨピヨ


~1日目 終了~
 

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