垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」


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ヘッドギア「……」

心理定規「……以上、これが『スクール』の決起内容よ」

砂皿「学園都市を敵に回すか……思い切った事を考えるな、最近の若造は」

垣根「まぁな、いつまでも統括理事会に踊らされてるタマじゃねぇってわけだ……高っけぇ金払ってんだ、しっかり頼むぜ?」

砂皿「フ、言われなくとも報酬に見合った活躍はするつもりだ」

心理定規「時にリーダー、少しの間だけど……アナタには風紀委員(ジャッジメント)になってもらうわね?」

垣根「はぁ?何でだよ」

ヘッドギア「プッ」

垣根「……オイ、何が可笑しい」

ヘッドギア「……」

心理定規「勿論アナタも知っているでしょ?風紀委員になった一方通行(アクセラレータ)の噂は」

垣根「第一位……そいつがどうした?」

心理定規「今回の作戦、ほぼ間違いなく彼は邪魔してくるでしょうね」

垣根「……成る程な、俺に野郎の見張りをさせようってのか……心理定規(メジャーハート)、どっちかっつーとそれってお前の役じゃねーの?」

心理定規「嫌よ、何かアイツとは相性悪そうだし」

垣根「俺だって嫌に決まってんだろ、何で今更学園生活を謳歌しないといけねぇんだ」

ヘッドギア「……」

心理定規「文句言わないで、彼を足止めできるのはアナタだけなんだから」

垣根「足止め……ね、倒せとは言わないんだな」

心理定規「ちなみにコレが……現在の彼のスペック表よ」バサッ

垣根「風紀委員第一七七支部所属、長点上機学園に在学、身長・体重は平均的……ってオイ、アイツって確かモヤシ野郎じゃなかったか?」

心理定規「そうね、つい最近までは」

垣根「……風紀委員の恩恵か」チッ

心理定規「えぇ、相変わらず能力の使用に制限はあるんだけど……身体の障害もリハビリしちゃったみたいだし、何より戦闘スキルを身につけた彼は以前に増して厄介かもね」

垣根「どうって事ねぇよ、『未元物質(ダークマター)』にかかりゃあ……」

心理定規「ねぇ、できると思う?」

砂皿「無理だな」

ヘッドギア「残念だ」

垣根「……一応言っとくがな、俺はお前達のリーダーなんだぜ?」

ヘッドギア「……残念だ」クッ

垣根「輪っか野郎、テメェは黙っとけ」

心理定規「とにかく学校の編入手続き、風紀委員の工作活動は済んでるから頑張ってね、頼りにしてるわよ?」クスッ

垣根「最初っからさせる気マンマンじゃねぇの……しゃあねぇ、やるか」ポリポリ

ヘッドギア「垣根」

垣根「あん?」

ヘッドギア「残念だ」

垣根「……わかった、お前それ言いたいだけだろ」

 

―――風紀委員第一七七支部

初春「お茶淹れましたよー」コトッ

固法「ん、ありがと」

一方通行「学校つまンねェンだけど」

初春「ほぇ?」

黒子「ぶっ」

一方通行「……っつーか何で俺にはダチができねェンだァ!?教師も生徒も妙にヘコヘコしやがってよォォ!!」ダンッ!

固法「だって口悪いし」

初春「顔怖いですし」

黒子「ロリコンですの」

一方通行「チィ……」

固法「この話題も一体いつまで続けるの……」ズズーッ

一方通行「俺にダチができるまで……スかねェ」

黒子「では半永久的に解決しそうにありませんわね」

初春「一通さんガンバですー」

 

 

打ち止め「皆さんこんにちわ~!ってミサカはミサカは元気に挨拶してみたり!」ヒョコ

初春「あ、アホ毛ちゃんいらっしゃいです~」

打ち止め「アホ毛じゃないもん!ってミサカはミサカは憤慨してみる!」プンプン

初春「その一本角は立派なアホ毛ですよー」

黒子「むひょひょひょひょ!やっと来ましたわね……さぁ黒子の胸にダイブしてきなさいな打ち止めちゃん!」ンバッ

打ち止め「わーい固法お姉ちゃ~ん!ってミサカはミサカは笑顔で抱き付いてみたりー!」ムギュッ

固法「よしよし♪ケガしなかった?」ナデナデ

黒子「……」

打ち止め「大丈夫だよーミサカは一人でできるもん!ってミサカはミサカは胸を張って言い放ってみたり」フンス

固法「一通くん……ちょっと」チョイチョイ

一方通行「ェ……何スかァ?」ガタッ

固法「フー……」

一方通行「?」

固法「アホかあああぁぁッッ!!!」ブンッ

グワラガキイィンッ!

一方通行「ねぼしィッ!?」

打ち止め「わわっ」

初春「殴った!?」

黒子「あー」

固法「何度言わせるの?こんな小さな子を一人で出歩かせたらダメじゃない!」

一方通行「痛ッ……ち、治安良くなったンだから大丈夫っスよォ…」ヒリヒリ

固法「そういう問題じゃないでしょ……」フゥ

初春「確かに前よりは良くなりましたけど……ここは不良大国学園都市ですよ?」

黒子「な、何なら私が打ち止めちゃんを迎えに行きましょうか……?」エヘヘ

固法「……」

初春「……」

一方通行「……」

打ち止め「……」

黒子「……へ?」

一方通行「明日から俺が責任持って連れて来まァす」

打ち止め「ミサカもそれがいいなってミサカはミサカは希望してみたり」

黒子「チィ……」

 

 

 

―――翌日

生徒「でさー」

生徒「へー」

  ワイワイガヤガヤ

……ガラッ

一方通行(あー……今日も学校かァ…)トコトコ

生徒「あっ」

  シ―――ン……

一方通行(何だよ……俺がオマエらに何やったってンだよ……)ガタッ

  ガラッ

教師「皆さんおはようございます」

一方通行(さっそく帰りてェ……)

教師「えー……き、今日からこの長点上機に転入し、このクラスの一員となる生徒を紹介します」

  ざわ……

一方通行(転入生……だと?)

教師「は、入ってきなさい……」

……ガララッ

  カツカツカツ……

一方通行「あァ……?」ピクッ

教師「えー……紹介します、転入生のかき―――」

垣根「垣根……垣根帝督です」ザッ

教師「……」コホン

  ざわ……

一方通行(へっ……成る程ねェ、さっきから教員が妙にキョドりやがるワケじゃねェか)

垣根「ヨ~ロ~シ~クゥ~ね♪」ニィッ

一方通行(相手がLv5第二位……垣根帝督だってンなら仕方ねェな)ニヤニヤ

垣根(……アイツだな)ジー

一方通行(さっきから俺ばっかりガン見しやがって……ホモヤローが)チッ

教師「じ、じゃあ垣根くんの席は……一方通行くんの後ろで良い……かな?」オドオド

一方通行「……あ?」ギロッ

教師「ひっ!?」ビクッ

垣根「オーケーオーケー、構いませんよー?」カツカツ…

一方通行「チィ……」

垣根「『未元物質』の垣根帝督だ、仲良くしようぜ?第一位『一方通行』さんよ」ザッ

一方通行「……あァ、こちらこそだぜクソ野郎」ギロッ

垣根「ははっ、初対面の相手にクソ野郎たぁご挨拶だな……えぇ?」

一方通行「だからその挨拶をしてやってンだろォがボケ、理解できる脳ミソを持ち合わせていねェのかよ垣根くゥン?」

垣根「くくっ、流石は第一位…大したムカつきぶりだ」

一方通行「おォ?」

生徒(オ……)

生徒(オイオイオイオイオイオイオイ!!?何でだよ!?何でいきなり衝突してんだ意味わかんねぇ!)ガクガク

生徒(何でLv5が二人も同じクラスなんだよ!?クラス崩壊即崩壊!!)ブルブル

教師「ゴ、ゴホンッ!」

垣根「……」

一方通行「……」

垣根「……フン」ガタッ

一方通行「ケッ」プイッ

教師「で、ででででは一時間目のHRを―――」ガタガタガタ

生徒(先生カワイソー)

 

 

キンコンカンコーン

―――屋上

一方通行「……で、だァ……」

垣根「よぉ」モグモグ

一方通行「オマエ、人様の聖域(サンクチャアリ)に何勝手に脚踏み入れてやがンだコラ今すぐ出てけブン殴るぞ」

垣根「うるせーよ、俺が何処でメシ食おうが勝手だろうが」ムシャムシャ

一方通行「チィ……」

垣根「まぁ何だ、お近づきの印に一緒にメシでも食うか?」

一方通行「……いつの間に俺はオマエとお近づきになったンだァ?」ストン

垣根「と、言いつつ前に座るのね」

一方通行「やかましいわ」

垣根「そんな汚ねぇ言葉ばっか使ってっからテメェは友達の一人もできねぇんだよ」モグモグ

一方通行「何で今日知り合ったばっかのオマエに指摘されねェといけねンだ?」

垣根「此処だってテメェが居座ってるから誰も寄り付かねぇんだろうなぁ……なぁ、ぶっちゃけマジで独りだろ?」

一方通行「独りだとォ……!?と、ととと友達くらいいるに決まってンだろォがァ!?」アセアセ

垣根「……へぇ、何処にだよ?」

一方通行「ジ、風紀委員の支部に……」

垣根「……」

一方通行「……三人ほど」ボソッ

垣根「他校じゃねぇか」

一方通行「悪りィかよ」

垣根「笑えねぇぜ」モグモグ

一方通行「まったくだ」グビッ

垣根「コーヒー牛乳だぁ?ははっ、意外と可愛いじゃねぇの」ニヤニヤ

一方通行「うるせェよ、ブラックよりこっちのが健康的だって眼鏡先輩がやたらと推してくンだ」

垣根「眼鏡先輩?」

一方通行「オマエにゃ関係ねェ、風紀委員の先輩だァ」グビグビ

垣根「……ふーん」

一方通行「それより……だ、何で此処に来やがった?」

垣根「しっつけぇな……屋上は誰のモンでもねぇだろーがよ?」

一方通行「違げェっつの」コトッ

垣根「あ?」

一方通行「どォして長点上機へ来やがったって聞いてンだ……」ギロッ

垣根「……くくっ、知りたいか?」ニィッ

一方通行「気持ち悪りィ笑み浮かべてンじゃねェぞタコ」

垣根「と、に、か、く……良い席に着けた」

一方通行「……何だと?」ピクッ

垣根「一方通行、いつでもテメェを真後ろから攻撃できるんだからなぁ……?」ニヤッ

一方通行「オマエ……ッ!?」

垣根「バッカ冗談、テメェまさか自分が狙われてるだとか思ってんのか?自意識過剰なんじゃねーの?」ハハッ

一方通行「……だったら何だってンだァ?」

垣根「俺が此処に来た理由はな……」

一方通行「……」ゴクリ

垣根「な~いしょっ♪」キャピ

一方通行「……」ヒクッ

垣根「しっかしここの売店のメシ美味いよなー、流石は天下の長点上機」モグモグ

一方通行「ブ チ 殺 す」カチッ

垣根「いちいちキレんなよ一方通行、コーヒー牛乳ぐらいじゃカルシウム足りねぇんじゃね?」トントン

一方通行「……オイ」

垣根「あん?」シュボッ!

  轟ッッ!!!

垣根「あ……」

一方通行「オマエ……風紀委員の目の前で堂々タバコたァ良い度胸してンじゃねェかチンピラが」

垣根「ヒュ~ッ♪今のが大気を操るベクトル変換……それより良いのか?タバコ、ゴミになっちまったぜ?」

一方通行「問題ねェな、風のベクトルでバラバラに引き裂いた」

垣根「……はっ、テメェに正義は似合わねぇよ一方通行……この世の誰もが思ってる」

一方通行「心配すンなよ……自覚はある」




一方通行「―――で、いつまで尾いて来やがるホモ野郎」トコトコ

垣根「誰がホモだぶっ殺すぞ」トコトコ

一方通行「授業は終わってンだろ、真っ直ぐテメェの部屋にでも帰ってシコって寝ろ」

垣根「悪いが俺もこっち方面なんでな」

一方通行「おいおいマジかよ?フザけンなよ……」チッ

垣根「うっせーボケ、それより今日は風紀委員の支部行かねぇの?」

一方通行「オマエにゃ関係ねェ」

垣根「何だ何だ、遂に風紀委員にも嫌気が差したのか?」

一方通行「カアァァンケェエエねェェンだよォォオオオオ!!!」

垣根「だからいちいちキレんなっての……じゃ、またな」トコトコ

一方通行「お、おゥ」

一方通行「……」

一方通行(……何なんだよアイツ……)チッ

打ち止め「ねぇねぇ」クイクイ

一方通行「あン?」

打ち止め「こんなトコで何してるのかな?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」

一方通行「……その言葉、そっくりそのままベクトル変換」ビシッ

打ち止め「アナタがいつまで経っても帰って来ないから支部に行こうとしてたの~っ!ってミサカはミサカは待ちくたびれたーっ!」プンスカ

一方通行「……せっかくケータイ持たせてやってンだから電話すりゃ済む話だろが」

打ち止め「うぅ~ん、ミサカからすれば一人で何でもやってみたい年頃なのかもってミサカはミサカは腕を組んでウンウンしてみたり」ウンウン

一方通行「オマエが勝手したら誰が顔面フルスイング喰らうのか理解しての行動かソレは?」

打ち止め「そんな事より支部にちょっこ~う!ってミサカはミサカは先陣を切ってみる!」トテトテ

一方通行「聞けやコラ」

 

 

―――第一七七支部

打ち止め「ドーナツ美味しいねーっ!ってミサカはミサカは同意を求めてみたり!」モグモグ

初春「そーでふねーっ」モギュモギュ

黒子「ではセロリさん、それが終わりましたら次はこちらの書類を…」ズシッ

一方通行「何だ何だよ何ですかァ?今日はやけに仕事が多いじゃねェか……どォなってンだよクソババァ」

黒子「はぁ……セロリさん、明日が何の日か知ってのご質問ですの?」ヤレヤレ

一方通行「一〇月九日ァ……?確か学園都市の独立記念日……」

固法「そ、演説や盛大なパレードも行われるみたいだから……」

一方通行「あー……、言われれば確かに出店願いの書類がチラホラあったよォな気が……」

打ち止め「お祭り?ミサカも行きたいな!ってミサカはミサカは可愛いくおねだりしてみるんだけど……」ネーネー

一方通行「何でせっかくの休日に外出しねェといけねンだよ……初春さン達と一緒に行きゃ良いだろが」

初春「一通さん、さりげなく子供のお守りを押し付けないでくださーい」

黒子「何を言ってますのセロリさん」

一方通行「あァ?」

固法「風紀委員は全員駆り出されるのよ?警備員(アンチスキル)だけじゃ手薄だからってね」

一方通行「チッ、なーンなンですかァー」

打ち止め「わーい!おっ祭っりおっ祭っり♪」

黒子「遊びに行くわけではありませんのよ打ち止めちゃん?」

  ガチャ

黄泉川「お前らちゃんとやってるかーっ」

ミサカ「あーっ、ヨミカワだぁ」

固法「どうしたんです?」

黄泉川「単刀直入に言う、今日はお前らの新しい仲間を連れて来たじゃんよ」

一方通行「新入りだァ……?ケケケ、たっぷりコキ使ってやろォじゃねェか」

初春「一通さんも遂に先輩ですねー」

黒子「こんな時期にですの?それは新人と言うより……」

黄泉川「そうだな、学校が変わったから支部の配属も変更になっただけじゃんよ」

一方通行「ンだァ?最近は転校生キャラってのがブームなのかよ?」

固法「何の話?」

一方通行「何でもねっス」

黄泉川「まぁいい紹介するじゃん、入れ入れ」

  ガチャ

黄泉川「えーっと、第二九六支部より転属された……」

一方通行「~~~~~~ッッ!!?」



垣根「よぉ、一方通行」ザッ

黄泉川「垣―――……って何だ、お前ら知り合いじゃん?」

垣根「まぁ、同じクラスなもんで」ニコニコ

一方通行「待 て コ ラ」グイッ

垣根「……何だよ?」

黒子「あらま」

固法「い、一通くんっ!?」ガタッ

初春「ひいぃぃぃぃ!!喧嘩ですぅ!!!」

垣根「……ホラ、怖がってんじゃねーか」

一方通行「すンませンねェ皆さン、ちょっと二人でパトロール行って来ンぜェ」グイグイ

垣根「あー俺、垣根帝督ってんだ!皆よろし―――」ズルズル

  バタン

初春「どうしてまたあんなに怖そうな人がぁ……」クスン

黒子「これはまた……何かワケアリなのでしょうか?」フム

固法(垣根……帝督……?)

打ち止め「ドーナツ美味しいよーってミサカはミサカは……」モグモグ

黄泉川「おっ、一つもらうじゃん」ヒョイ

 

 

―――とあるコンビニ前

一方通行「こいつァ一体何の冗談だァァ!!?」

垣根「うるせぇウゼェ喋んな離れろ」サッサッ

一方通行「何考えてやがンだマジで……オマエが風紀委員だなンて聞いてねェぞ」

垣根「あれ、言ってなかったか?」

一方通行「殴るぞテメェ……」ヒクッ

垣根「……ってか、何で俺達はコンビニの前掃除させられてんだあァ!?」サッサッ

一方通行「風紀委員なンだから当たり前だろ」サッサッ

垣根「Lv5が掃除……シュールな光景だよな」

一方通行「しかも悪人面ときたモンだ」

垣根「テメェはともかく俺は違うだろ、訂正しろ」

一方通行「知ってるか?そォいうの目糞鼻糞ってンだ」サッサッ

垣根「あーそうかい」サッサッ
(風紀委員って面倒くせぇなぁ……)




  カタカタカタ……

初春「えーっと、垣、根、帝、督……出ましたっ!」タンッ

固法「ハイ説明お願いね」

初春「垣根帝督さん……Lv5の第二位、能力はこの世に存在しない物質を生み出す『未元物質』……??良くわからない能力ですね」

固法「やっぱりLv5の……」

黒子「……ヤレヤレ、また厄介払いですのね」フゥ

初春「固法先輩ドンマイですー」

固法「ぐぐ……」

黒子「それよりLv5の風紀委員の存在を今まで存じなかった我々も些かどうかと」

初春「それなんですが……どうやら垣根さん、一通さんが風紀委員になった次の公募で推薦を貰ってるみたいでして……」

固法「対抗心メラメラね、良い事じゃない」

黒子「しかしセロリさんが目立ちすぎて光を浴びなかったみたいですわね、二番目なだけに」

初春「まぁ一通さん一人でスキルアウト壊滅させるとかメチャクチャやってましたからねー」カタカタ

固法「……ホント、誰かさんも一緒にねー?」

初春「タハハ……」

黒子「で、あの二人は今何処に?まさか殴り合いでもしているのでしょうか」

固法「それくらいならまだマシよ、能力使った喧嘩なら……」

初春「学園都市が崩壊します」




  アー、イッツーニイチャンダー

  セロリサーン

垣根「何だ何だどういうこった、学校以外なら人望あるんだな」

一方通行「ンな事ねェよ、俺をヒーローか何かと勘違いしてンのはそれこそ何も知らねェヤツらばっかりだ」

垣根「だろうな、Lv5で最強で風紀委員で白髪で短気な社会不適合者ときたモンだ、常人なら近寄ろうとも思わねぇ」

一方通行「……オマエ、さっきからババァ並みに腹立つよなァ……」イライラ

垣根「なぁ、テメェは何で風紀委員なんかやってんの?」

一方通行「あ?」

垣根「テメェだって今まで学園都市に散々非人道的な扱い受けて来たんだろ?」

一方通行(テメェ……『も』だと?
垣根「おかしいだろ、何で学園都市の犬に成り下がってんだよ……」

湾内「ア、アノ……」ボソボソ

一方通行「だったらオマエはどォなンだ?」

垣根「うるせぇぞ、今質問してんのは俺だろうが一方通行」

一方通行「どォしてオマエに話さなきゃならねンだっつ―――」

湾内「あ、ああああのっ!」ワタワタ

一通・垣「あ゛あァァ!!?」ギロッ

湾内「ごごごごめんなさぁぁいっ!!!」ビクッ



泡浮(湾内さん頑張って!我々は文字通り陰ながら応援してますわっ!!)ガッツ!

婚后(湾内さんもあんな不良のどこが良いのやら……)コソコソ

湾内「あうぅぅ……」ビクビク

垣根「ホレ見ろ……テメェが怒鳴るから」ボソッ

一方通行「オ、俺のせいだってのかよォォ!?」ボソボソ

垣根「……どうかしましたか、お嬢さん?」キラキラ

一方通行「……」

湾内「え、えと、その、あの……」オドオド

垣根「大丈夫、怖がらずに落ち着いて息を吸って……?」ニッコリ

一方通行「」ゾワッ

湾内「は、はいっ////」



泡浮(一方通行様も素敵ですが……隣の殿方はもっとステキですわぁ……////)ハァハァ

婚后(あ、泡浮さんっ!?)

湾内「あ、アアアッアアア一方通行様ぁっ////」

一方通行「あン?」

湾内「わわわ私、湾内絹保と申しますの!以前、一方通行様に救って頂いた事がありまして……!お、お礼を言う事もできずに……その……////」モジモジ

垣根「だってさ」クルッ

一方通行「ぜーンぜン覚えてねェな」ホジホジ

垣根「うわ最悪」

湾内「わっわわわ私の想いを手紙にしました!よよよ読んでくださぁいっ!!」スッ

一方通行「あァ……?お、おゥ」パシッ

垣根「テメェも隅に置けねぇな一方通行」ニヤニヤ

一方通行「うるせー馬鹿」

婚后(や、やった!受け取りましたわよっ!?)

泡浮(嗚呼……御名前は何と呼ばれるのでしょうか……////)ウットリ



垣根「ははっ、お前らこのまま付き合っちゃえば?」

湾内「ひぇっ!!?」ビクッ

一方通行「はァ、コイツと……?」ジー

湾内「////」カアァァ…

一方通行(中学生か……ねェな)

湾内「さ、ささささささようならあぁぁぁぁっっ!!!」ダッ

垣根「またねーっ♪常盤台のお嬢サ~ン」フリフリ

一方通行「オマエ……マジで何なの?」

ドドドドドドドドドドドドドド……

婚后「わ、湾内さんっ!?どちらへ!?」

湾内「うわああああぁぁぁぁぁん!!嬉し恥ずかしー!!!////」ドドドド

泡浮「し、白井さんに後日情報提供をー!」タタタ




  ガチャ

初春「あ、やっとこさ帰って来ましたよー」

固法「お帰りなさい、あんまり遅いから打ち止めちゃん眠っちゃったわよ?」ナデナデ

打ち止め「すぴー……」ムニャムニャ

黒子「ぐひひ!何という無邪気な寝顔……今夜はコレでご飯三杯はイケますのっ!はあぁ~んシャッターチャンスシャッターチャンスゥゥ!!」パシャパシャ

一方通行「あー……とにかく紹介しとくわ、この馬鹿がLv5の第二位……」

垣根「『未元物質』の垣根帝督、皆さん改めてお見知り置きを」キリッ

固法「ん!私は固法美偉、よろしくねっ」ニコッ

黒子「おっと、少々お見苦しい場面を見せてしまいましたわね……白井黒子ですの」クルッ

初春「う、初春飾利ですー!」タハハ
(明るく明るく……悪い人じゃないですよ!きっと)

一方通行「チッ……」

固法「で、このアホ毛をピコピコさせてるのが打ち止め(ラストオーダー)ちゃん♪」

打ち止め「うぅ~ん、アホ毛じゃにゃいも~ん……」ムニャムニャ

垣根(打ち止め……能力名か?)

固法「じゃ、ていとくんも帰って来た事だし恒例の……」

垣根「て、ていとくん……?」

一方通行「ぎィィやァははははははははは!!!イイねイイね最っっ高だねェェ!?ていとクゥゥウウウウウウン!!?」

初春「……何がそんなに楽しいんでしょうか?」

黒子「アホですの」

垣根(ていとくん……ていとくん……)ポクポクポク

一方通行「ひゃはははっははははははははは」ゲラゲラ

垣根「!!」チーン

垣根「気 に 入 っ た」

一方通行「は……ァ?」ヒクッ

垣根「そしてアンタも気に入った、確か固法さん……と言ったか」ズイッ

固法「えっ……?」

垣根「成る程、アンタが例の眼鏡先輩か……Lv5を前にして臆さねぇその態度、顔も悪くねぇしオマケにスタイルも抜群だ……」ジロジロ

固法「あ、あの~……」タジ…

初春「はわわ……」オロオロ

垣根「よし決めた、アンタを俺の女にしてや―――」

一方通行「ちょっと待てやテメェ垣根コラ」グイッ

垣根「あ?」

一方通行「何ソッコーで眼鏡先輩に手ェ出してやがンだオマエ……着こなしがホスト流ならやってる事もホスト気取りってかァ?」

垣根「オイオイ何だよ一方通行、まさかテメェも固法さんにホの字なのか?」

初春「えっ、ちょ……ええぇっ!!?」

一方通行「冗談キツイぜ、ていとくンよォ……高校生なンてババァ通り越してホトケさンじゃねェか」

固法(ホ、ホトケ……?)

初春「ホッ」

黒子「セロリさんもていとさんも、いい加減にしなさいな」

打ち止め「うにゅ……どうかしたの?ってミサカはミサカは目をゴシゴシしながら聞いてみるんだけど……」ウトウト

固法「打ち止めちゃん、お腹空いた?」

打ち止め「お腹いっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな!」

初春「ででででしたら早く行きましょうっ!ていとさんの歓迎会にーっ!!」ワタワタ

一通・垣「歓迎会だァ?」

黒子「セロリさんの時もしたでしょう?さっさと準備してくださいな二人とも」

 

 

―――とあるレストラン

  ケッキョクサバカンガキテルワケヨー(゚∀゚)

  サバヨリシャケデショーガシャケサイコー

  ハマヅラ、ミナサンノドリンクチョウカラッポデスヨ-

  …シンゴウガキテル…

黒子「……では、殿方二人がドリンクバーに行って来てくださるかしら?」

一方通行「ああァ!?」

打ち止め「ミサカはカルピスソーダ!7:3で割ってねってミサカはミサカは所望してみたり」

垣根「はいよ」ガタッ

一方通行「何で俺まで行かなきゃなンねンだよ……垣根一人に行かせときゃイイじゃねェか」

固法「文句言わないの、人数多いんだから……」

一方通行「チィ……」ガタッ

初春「今度は喧嘩しないでくださいねー」フリフリ



垣根「女だらけの職場ってのもアレだな、今まで大変だったろ?」トコトコ

一方通行「あァ、オマエが思ってる以上にな」トコトコ

浜面(どうしてこうなった……)カチャカチャ

浜面(くそっ、俺はスキルアウトを束ねていたリーダーだったんだぞ……)コポコポ

浜面(それが今は暗部組織『アイテム』の雑用係、何だよこの大暴落は)コポコポ

一方通行「……ウゼェな、前の野郎……一体何杯入れる気だァ?」イライラ

垣根「俺達と同じ『パシリ』なんだろ、まぁウゼぇのは否定できねぇがな」

浜面(聞こえてんだよコンチクショー!!)コポコポ

浜面(それもこれもアイツが悪い!スキルアウトを粛正しやがった風紀委員……一方通行ァ!!)コポコポ

浜面(憎い憎いっ!一方通行が憎いぃっ!!)トコトコ

一方通行「チッ、やっと行きやがったか……」カチャカチャ

垣根「なぁ……一つ聞いて良いか?」

一方通行「あン?」コポコポ

垣根「ロリコンってマジなの?」

一方通行「だーれがロリコンだってェェ!?」

垣根「白井……だっけか?『セロリさんは国宝級のホワイトロリータですから打ち止めちゃんに変な事しないよう見張ってて欲しいですのー』ってな」

一方通行「言ってくれンじゃねェかあのババァ……お礼に塩をくれてやる」パサパサ

垣根「中学生はババァで高校生はホトケさん、それ以上は肉骨粉ってか?第一位様は大層な性癖をお持ちのようで」ハハハ

一方通行「このボケが、だからロリコンじゃねェっつの」コポコポ

垣根「話を戻すか、何で風紀委員になろうと思ったんだ?」

一方通行「こりゃまた大分巻き戻しやがったなァ……」

垣根「それくらい教えてくれても良いんじゃねぇか?減るモンでもねぇんだし」ニヤニヤ

一方通行「チッ、半ば強制的に入れられたよォなモンだよ……まさか俺みてェな野郎が自分から志願するとでも思ってやがンのか?」

垣根「ん……だったら何で続けてんだよ?」

一方通行「ある事件がきっかけでよ……ブッ壊すしか能がなかった俺でも、やっと何かを守れるってのに気付いたンだ」

垣根(計画が頓挫した『絶対能力進化実験(レベル6シフト)』……か?内容は極秘にされてるが……)

一方通行「風紀委員に入って……そこで仲間が出来た、守る対象が増えた、俺の大事なモンはこの腕で守るって決めたンだ」

垣根「……で?」

一方通行「それだけだよ」

垣根「……はぁ?」

一方通行「分かったら残り分はオマエが持って来い」トコトコ

垣根「……」

垣根(風紀委員であり続ければ……最強のヒーローであり続ければ……)

垣根「……は」

垣根「笑えるな、犬野郎……弱者を守るために戦ってりゃ善人になれるとでも?」ククッ




打ち止め「ねぇねぇ」

一方通行「ンだよ?」ムッシャムッシャ

打ち止め「お肉ばっかり食べてたら凶暴になっちゃうよーってミサカはミサカは忠告してみるんだけど……」

一方通行「結構じゃねェか、漢は多少ワイルドじゃないとなァ!」

垣根「馬鹿になるって言ってんだよ」

黒子「ですの」

一方通行「ンだとォォ!!?」ガタッ

初春「ひっ!?」

固法「やめなさい、また暴れる気?」ギラリ

一方通行「ぐっ……」

垣根「はっ、そんなに食いてぇなら俺の『未元物質』を腹いっぱい食わせてやるよ」

一方通行「上等じゃねェかていとくン、もォ出せねェくらいヒーヒー鳴かせてやっからさっさと差し出せやコラ」

初春「け、結局ていとさんの能力ってどうなんですか?」ビクビク
(また喧嘩ですうぅぅ!!)

垣根「ん?」

黒子「イマイチ実感が湧きませんのよね」

垣根「この世の全てはな……素粒子によって作られている」

初春「そ、素粒子……?」キョトン

黒子「素粒子というのは物質を構成する最小の単位ですの」

垣根「大雑把に言えば今、お前が食ってるスパゲティ…それは茹で上がった麺にほぐした明太子を合えているんだが……そこにハチミツという未元物質を混入するとどうなる?」

初春「上等な料理にハチミツをブチ撒けるがごとき思想ッッ!!」

固法「初春さん、何を言ってるの?」

垣根「すると別のメニューになっちまうわけだな、只の明太子スパゲティから何だかワケわかんねぇグチャグチャの物体に」

打ち止め「えっ、この場面でもコーヒー牛乳?それはちょっと合わないんじゃないかなーってミサカはミサカは議論してみる」

一方通行「うるへー、晩飯にコイツが合わねェなンざ誰が決めた?」グビッ

垣根「他の物質と結びつく事でまったく新しい物質を生み出しちまう……異物ってのはそういうもんだ、たった一つ混じっただけで世界をガラリと変えちまうんだよ」

初春「つ、つまり……どういう事ですか??」

黒子「ふむ……つまり初春の頭のお花畑が今、急激に成長を遂げているのも……何かと結びついた『未元物質』の影響を受けているからですのね」ジー

初春「……へ?」ワシャワシャ

固法「ぎゃああああっ!!育ってるうぅぅっ!!?」ガタッ

打ち止め「ジュラ紀だジュラ紀だぁー」

黒子「巨大ゼンマイですのー」

一方通行「ぎゃはははははは!!似合ってンじゃねェか初春さンよォォ!!!」ゲラゲラ

初春「ひいぃぃぃぃぃ!!元に戻してくださぁぁい!」ワシャワシャ

打ち止め「あっ、実ができてるよ!ってミサカはミサカは真っ赤な果実を摘んでみる!」ブチッ

初春「痛いですっ!><」




初春「はうぅ……酷いですぅ」クスン

固法「随分遅くなっちゃったわね……」トコトコ

垣根「あ、何なら俺……送って行こうか?」

固法「だいじょーぶっ!私の寮この近くだからねっ」ニコッ

一方通行「くかこきくけかかか」ケラケラ

垣根(ガードが堅いお姉さんでいらっしゃる)チッ

打ち止め「今日は固法お姉ちゃんのお家にお泊まりしたいかもってミサカはミサカはお姉ちゃんのスカートを軽く引っ張ってお願いしてみる」クイクイ

打ち止め「やだやだやだーっ!お姉ちゃんともっと一緒にいたいよー!ってミサカはミサカは駄々っ子交渉術を行使してみたりっ!!」ジタバタ

垣根「えらい固法さんに懐いてんのな、あのチビガキ」

一方通行「あの人やたら面倒見イイからなァ……過保護だ過保護」

初春「そのお陰で支部の人員構成がドえらい事になってるんですけどねー」タハハ

固法「むっ、私は別に構わないけど?どうせ明日また会うわけだし……ねーっ?」

打ち止め「ねーっ♪」ニコニコ

一方通行「チッ……しゃあねェなァ、行儀良くすンだぞクソガキ」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは元気にお返事してみたり!」

黒子「一人では色々と大変でしょう……仕方ありませんわね先輩、ここは私もご一緒しますの」キリッ



一方通行「馬鹿言え、眼鏡先輩に迷惑だろォが」

黒子「そうですのよっ!外泊したいなら私と二人でホテ―――」

初春「言わせねぇよ!!?」

初春「白井さんは常盤台なんで色々厳しいでしょーっ!さっさと帰りますよっ!」グイグイ

黒子「あぁーん!邪魔するなですの初春もといジュラ春ぅ~!」ズリズリ

初春「だ、誰がジュラ春ですかっ!!?」

固法「じゃ、私達も帰ろっか?」キュッ

打ち止め「うん、背中流しっこしようねお姉ちゃん!ってミサカはミサカは手を握ってスキップしてみたり!」

黒子「打ち止めああぁぁぁぁぁぁぁ……!!!」ズリズリ

垣根「俺達はどうするよ、もう一杯行っとくか?」

一方通行「アホか、こっちは一分一秒でも早くオマエと離れてェっつの」ザッ

垣根「あれ?テメェは学生寮じゃねぇの?」

一方通行「寮みてェな甘ったるいセキュリティじゃ安心して眠れねンだよ、じゃあな」トコトコ

垣根「おーおー流石第一位様は言う事が違―――」

垣根「……って、行っちまったよ釣れねぇなぁ」

ピロピロピロピ~♪

垣根「……」ピッ

垣根「チョリーッス!あー俺俺、俺だよ垣根帝督!!こっちはマジ余裕っつーか?」

垣根「……あん?ふざけるなって?悪い悪いそんな怒んなよ、ちゃんと仕事やってんだからよ」

垣根「……で、例のブツは回収できたのか?心理定規さんよ」

垣根「……あぁ?やっぱ他のヤツらも噛み付いて来やがるわけか……面倒くせぇ」

垣根「了解だ、予定通り品は明日受け取る……任せとけ」

垣根「グッナ~イ♪」ピッ

垣根(さぁて……そろそろ動くぞ、俺達『スクール』もな……)ニィッ

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