-----風紀委員(ジャッジメント)177支部-----
ご存知の通り、白井黒子、初春飾利が所属する
学園都市の治安維持組織ジャッジメントの支部である
固法「今日から助っ人が派遣されてくるみたいよ」
白井「助っ人……ですの？」
固法「ええ、何でも白井さんと同系統の能力者だそうよ」
初春「ほへー、ただでさえ珍しい空間移動系が二人ですかー！」
初春「ま、それだけ変わり者ってことなんでしょうけどね」ﾎﾞｿ
白井「う～い～は～るぅ～？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
初春「痛いです！痛いです白井さん！」
固法「ハイハイ！そろそろ助っ人さんが来る頃よー」
白井「ふんっ、どんな方が来ようと負けるつもりは無いですの」ﾌﾝｽ
初春「確かに、結標淡希でも来ない限り白井さんに勝る空間移動能力者なんてそうそういｎ……」
ｶﾞﾁｬ
結標「こんにちはー、今日からお世話になりまーす淡標結希(あわじめ むすき)でぇーす」
白井「」
初春「」
結標「」
白井「あなたは……」
結標「奇遇じゃない……白井黒子さん？」
初春「」gkbr
白井「奇遇じゃないじゃないですの！どういうことですの！」
結標「きゅ、急に正義に目覚めたのよ……」ｱｾｱｾ
白井「怪しいですの…」
結標「と、とにかく宜しくーじゃ、じゃあ警邏に行ってきます！」ｼｭﾝ
固法「あー……えーっと白井さん？」
白井「ふふ…ふふふ…こりゃぁチャンスですの…ドジこいて涙目な姿が目に浮かびますの」ｸﾞﾌﾌ
固法「(だ、大丈夫かしら白井さん)」
初春「」gkbr
時は遡り一週間前のグループアジト……
結標「私が……風紀委員？」
土御門「そうだにゃー、風紀委員の情報を集めるっつーのが今回の仕事だにゃー」
結標「……何で私なの？」
土御門「さぁ？依頼者の御指名ぜよ」
土御門「(舞夏と一緒に旅行に行くから押し付けたなんて言えないにゃー)」
海原「いやー残念です、依頼者の御指名なら仕方ないですね」
海原「(御坂さんを盗撮した動画を編集するから缶詰になるなんて言えません)」
一方「まァ依頼者の依頼なら仕方ねェな」
一方「(打ち止めと温泉旅行なんて口が裂けても言えねェ)」
結標「(何か皆挙動不審なのは気のせいかしら……)」
土御門「ま、頼んだにゃー、ほいこれ地図」
土御門「偽名は……淡標結希(あわじめ むすき)とでも名乗ればいいにゃーｗｗ」
