絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」 > 1スレ目 > 10


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寮監 『……ということだ。婚后にも伝えてあげてくれないか?』

白井 「はい、かしこまりましたの」

寮監 『では失礼する。何か困ることがあれば私に連絡してくれ』

白井 「はい、わかりました。わざわざありがとうございました。……はい、失礼致します」ピッ

滝壺 「お母さんから?」

白井 「いいえ、寮監ですの」

絹旗 「りょうかん? 三国志の武将ですか」

白井 「それぐらいの実力はお持ちの方ですわね。わたくし達を監督する立場の方ですの」

絹旗 「日常生活まで監督されるんですか。超息が詰まりそうですね」

白井 「まあ、そういう校風ですし、慣れればどうということもありませんの」
白井 (おや? そういえば絹旗さんも常盤台の生徒では……)

婚后 「それで、寮監はなんと仰られていたので?」

白井 「それが……寮が改修されるのが大分延びてしまったらしくて」

婚后 「あら、いったい何がありましたの?」

白井 「なんでも――」

~~~~~

常盤台理事長 「だいぶ古かったし、いい機会だから全部建て直そうず!」

~~~~~

白井 「と、いうことらしいですの」

婚后 「あら、まあ……確かに老朽化は進んでましたが、急なお話ですわね」

絹旗 (安価で決めたとかじゃないですかね)
白井 「そういうことになりましたので、もうしばらくはここでお世話になりますの」

婚后 「もうしばらく、よろしくお願い致します」

滝壺 「全然大丈夫だよ、好きなだけ居ていいから」

絹旗 「そうですとも。なんだかんだで超上手くやってるじゃないですか」

婚后 (……もうしばらく……ですか)


<ただいまー x2


滝壺 「あ、帰ってきた」

絹旗 「あれ、今日の夕食は誰でしたっけ」

滝壺 「きぬはただよ」

絹旗 「マジで番外個体 「ほら、頼まれたもの買ってきたよー」

結標 「こっちに持っていってどうするの、冷蔵庫に入れないとダメでしょ」ガシッ

番外個体 「わっ、ちょっと引っ張らないでよ、ちょ」ズルズル

絹旗 「さてさて、早速準備にとりかかりますかね」トテトテ

ユリコ 「( ( ( ( ・ω・)」ポテポテ


<引っ張るなー、伸びるから
<今更そんなこと気にする仲でもないじゃない
<ユリコ、つまみ食いは超ダメですよ
<フミィ


滝壺 「仲良しだね」

白井 「結標さん……羨ましすぎですの」

婚后 「……」
すか、すっかり忘れてました」

 

 

~同日夜 白井個室~

 


白井 「さて、明日の準備もこれで終わり、と」

婚后 「白井さん、つかぬことを伺いますが」

白井 「? どうしましたの?」

婚后 「白井さんは、寮が完成したら戻るおつもりですか?」

白井 「……どうでしょうか、分かりませんの」

婚后 「そうですか……そうですわね」

白井 「なぜそのようなことを?」

婚后 「わたくし、正直ここでの生活が気に入ってしまいまして……」

白井 「……」

婚后 「いざ離れなければならないときが来たとき、決断できる自信がございませんの」
白井 「確かに、ここの皆さんとは仲良くして頂いておりますし……」

白井 (お姉様成分も補給できますし)

婚后 「すっかり馴染んでしまいましたわね」

白井 「まあ、その時はその時ですの」

婚后 「と申されますと?」

白井 「戻れと言われれば戻りますし、言われなければそのまま……ですの」

白井 「そしてそれは、今の段階からあれこれ言って決まるものじゃありませし」

白井 「でしたら、その時が来るまでは今の生活を満喫しておいた方がお得というものですの」

婚后 「そういうものですか……」

白井 「それに、どのような結果であれ、ここの皆さんなら受け入れてくれますの」

婚后 「そうですわね……少々考えすぎてしまったようですわ」
白井 「いつもの婚后さんなら"わたくしと住めることに感謝して頂きたいですわ!"」

白井 「ぐらいは言ってますの」

婚后 「そ、そこまで不貞不貞しくはありませんわ!」

白井 「まあまあ、そろそろ明日に備えて休みますの」

婚后 「あ、あら……もうこんな時間でしたか」

白井 「こんな時間でも寮監の雷が落ちないのは気楽ですわね」

婚后 「遅くまで付き合わせてしまいまして……わたくしも部屋に戻りますわ」

白井 「話したいことがあれば、いつでも来てくださって結構ですの」

婚后 「ありがとうございます。ではお休みなさいませ」キィ パタン

白井 「お休みなさいませ……ってもういないですの」

 

~一方その頃~

 


一方通行 「おィ、いったいどォいうことだァ!」

電話男 『一方通行、自分がしでかしたことをお忘れですか?』

一方通行 「あァ、確かに俺は常盤台の寮の"一部"を吹っ飛ばしたよ」

電話男 『お分かりのようで安心しました』

一方通行 「ンで、老朽化してたし丁度いいから全部建て直すってンだろォ」

電話男 『はい、ご認識の通りです』

一方通行 「なンで建替え費用が全部俺の借金に乗っかってきてンだよォ! おかしいだろォが!」

電話男 『一方通行、自分がしでかしたことをお忘れですか?』

一方通行 「だからなァ! 俺が吹っ飛ばした部分の修理費用と、生徒への保証金までならまだ分かる」

電話男 『今回の金額にはそれも含まれていますよ』
一方通行 「含まれているじゃねェ! 丸ごと建替えはテメェらの意思だろォが! ンで全額俺もちなンだァ!」

電話男 『敢えて言うなら、折角だから?』

一方通行 「」プルプル

電話男 『わかって下さい、一方通行。学園都市もお金を湯水のように使える訳ではないのです』

一方通行 「俺の知ったことかァ!」

電話男 『それにね、貴方の借金残高を考慮すると、常盤台の寮ごとき修正誤差程度ですよ』

一方通行 「……嫌なこと思い出させないでくれ」

電話男 『まあ、でも今のペースで減らし続ければ再来年には完済できそうですね』

一方通行 「あーあー、そォですねェー」

電話男 『借金完済したら、ちゃんとちび超電磁砲さんを迎えに行ってあげてくださいね』

一方通行 「ンでそォなるんだァ! 用件は済ンだなァ!? 切ンぞ!!」ピッ

一方通行 「……どォしてこうなった?」

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