キプロス共和国
Republic of Cyprus
1 基本情報
1.1 地理・経済情勢
- 人口 約79万人(キプロス共和国政府統計局:2008年調査、トルコ人実行支配地域を除く)
- 首都 ニコシア
- GDP 約249億米ドル、一人当たり約32,744米ドル(2008年 IMF)
(その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記)
1.2 年表
(当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述)
2 水資源と水利用
2.1 水資源
(水資源の豊富さ、雨期と乾期、どのような水源が使われているか、等)
キプロスの年間降雨量は460mmと少なく、河川水があまり使用できない(水資源の約30%程度)ので地下水に依存している。地下水は鉄分を相当程度含有している。
2.2 水利用
(農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等)
2.3 家庭用水需要
(水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等)
全国的なパフォーマンスは不明だが、レメソス市では一人一日給水量は190Lとされている。
3 水に関する住民意識
3.1 徴収率
(水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等)
3.2 料金体系
(平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等)
レメソス市において、年間使用量200m3の家庭用水の対価は435ドルとのこと。
3.3 水に対する不満・クレーム
(平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等)
4 水関連の政策・法規制・基準
4.1 政策と計画(policy and plan)
(国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等)
4.2 法規制
(上水下水などの水関連の個別法、基準のうち環境基準や水質基準)
4.3 水行政機関
(法規制を執行する機関)
水道を管轄しているのは公共事業省(1896年に設置)を起源とする開発省である。水質の管理は国立一般試験所の管轄で、水法とEU指令の順守のためのモニタリングを行っている。
5 上下水道事業の実施状況
5.1 上下水道の普及状況
(上下事業の数、当該国における分布状況、普及率、安全な水アクセス率、等)
水道普及率は約100%だが下水道は50%程度。
5.2 その他パフォーマンス
(漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字)
6 上下水道への援助・民営化
6.1 国内援助
(中央政府から地方事業への援助等)
6.2 その他の援助
(外国からの援助等)
6.3 民営化
(民営化、公民連携の進行状況)
7 水技術
(どんな技術が使われているか、現場の技術レベルはどうか、技術基準は、その国発祥の技術は、その他おもしろネタ等)
出典
※1)世界の水事情 水道年鑑
※2)
※3)
最終更新:2010年10月08日 10:01