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始まりの二人

作者:philoさん


SRC学園を象徴する自警団組織、姫士組誕生のエピソードを描く短編シナリオ。
主人公、守泉始信は姫士組の設定者、凪波さんによる未投稿キャラクター。

「魔神王の娘」では集団によるドラマを展開させている作者さんですが、
今回は登場キャラが搾られていて、ひとりひとりの個性がしっかり描かれていました。
登場人物たちは後の姫士組、騎士団の重要人物ということもあり、
終始、緊張感のある関係であるものの、行き過ぎた発言があればそれを認める冷静さもあったりして、
基本的に話せば分かる彼らが、ほんの少しのズレからすれ違い、
対立しなければならない状況に陥ってしまう正統派な展開が気持ちいい。
後編の二人の対決は清しいんですよ。グッときました。

エピローグ部分は少し長いかな、と感じました。
最初の聖域のシーンで終わりかなと思っていたら、そこから後にもけっこう続いたので。
いえ平行世界の観測者とか大好きなネタなんですけど。

姫士組の誕生、そして明かされる「始まりの二人」が何者だったのか。そこからなにが始まったのか。
タイトルにもなっている「始まりの二人」に複数の意味、解釈をもたせてあり、
誰に感情移入するかで印象が変わる味わいのあるシナリオになっていると思います。