2013年度の「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」を公募します!

http://www.actbeyondtrust.org/info/

[act beyond trust (アクト ビヨンド トラスト)サイトより転載]

abtは2012年度に続き、2013年度の「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」を公募します!
一般にはまだあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系化合物(フィプロニルを含む)――。有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残効性・神経毒性から、ミツバチの大量失踪が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。
欧米では研究や規制が進みつつあり、最近EU議会も有害性に踏み込んだ政策を発表したばかりですが、日本では野放しに近い状態です。予防原則を踏まえて、ネオニコチノイド系農薬の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけ、またネオニコチノイド系化合物の影響を市民の立場から検証する調査・研究、そしてすでに多くの環境化学物質と放射能に取り巻かれた私たちが、ネオニコチノイド系農薬にどう対処していくべきかを探る公共的な議論喚起など、問題解決に向けた効果的な取り組みを支援します。

1. 助成プログラム名称
ネオニコチノイド系農薬に関する企画

2. 応募資格
ネオニコチノイド系農薬(フィプロニルを含む)に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など。地域、法人格、活動実績は不問)

3. 助成金額
総額800万円
a) 調査・研究部門 (合計250万円)
b) 広報・社会訴求部門(合計 250万円)
c) 市場“緑化”部門 (合計 150万円)
d) 政策提言部門(合計 150万円)

4. 助成対象期間
2013年 4月1日~2014年 3月31日の間に実施される活動に助成

5. 応募受付期間
2012年12月20日(木)~2013年2月1日(金)消印有効

6. 問い合わせ先
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(公募担当:八木)
電話:070-6551-9266(10:00~19:00)
E-Mail:grant@actbeyondtrust.org
http://www.actbeyondtrust.org
詳しくは、公募概要、企画申請書など応募に必要な関連書類一式をご覧ください。 » 詳細はこちら
みなさまからの積極的なご応募をお待ちしています!

「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?」アーカイブサイト開設
2012年3月から8月にかけて、abtは認定NPO法人まちぽっとと国際環境NGO A SEED JAPANとの共催により、アドボカシーカフェ「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?」を開催しました(追加ワークショップを含めて全5回の連続企画)。その内容を各回のビデオ動画まですべて保存したアーカイブサイトを開設しました。
普通の市民が「ネオニコチノイドってなあに?」という疑問から出発して、ネオニコチノイド問題を扱ったマンガ『美味しんぼ』に登場する専門家たちの話を聞きながら、自分自身の問題として考えようというイベントです。モニター役となった3人の子育てママたちがどう反応したかにも注目!?
アーカイブサイトには、ネオニコチノイドに関する基礎知識や、さまざまな角度からのアプローチなど、だれもがわかりやすいコンテンツが満載されています。
http://neo.socialjustice.jp/

「浸透性農薬に関するIUCN東京フォーラム」映像記録公開!
2012年9月2日に国際自然保護連合(IUCN)浸透性農薬タスクフォースとabtが共催したフォーラムのビデオ記録、発表資料、プログラム&予稿集をご覧いただけます。

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最終更新:2012年12月22日 01:13
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