R水素ツバルのニュース

1月3日、産経新聞、R水素ネットワークのツバルプロジェクトを紹介する記事が
掲載されます。
予定見出しは、「沈みゆくツバル R水素で救え」ぜひぜひご覧下さい。

これに先立ちまして、皆様にはまだご報告していなかった
ツバルプロジェクトについて、少しお伝えしたいと思います。


つながりをつくってくれた
ピースボートの小野寺愛さん、
フォトグラファーマーでNPOツバル・オーバービュー代表の遠藤さん、
本当にありがとうございます。

ツバルでは現在、日本のODAでディーゼル燃料を燃やす発電インフラが稼働しており、
年間2億円の燃料費・ランニングコストがかかっています。
このツバル全体をR水素化することにより、2億円が節約できるだけでなく、
世界中のローカルに、力強く、気候変動に対する解決策、を発信できると考えています。

現在は、
以下のような経緯をへて、ツバルの小学校にソーラーパネル・水の電気分解装置・水素タンク・燃料電池を設置し、エネルギーのオフグリッド自給計画を進めています。

5月上旬 APGN台湾大会にてツバル首相にはじめて接触

5月中旬 台湾から帰国後、ピースボート共同代表 小野寺愛さんの紹介で

Tuvalu Overview代表 遠藤さんと対話開始

6月 ツバル・フィージビリティ調査開始

(ツバルxR水素で実現可能なプランの検討)

6月 フェーズ1として、小学校のR水素化が仮決定

6月 H2techのツバルプロジェクト参加が決まる

7月 遠藤さんがツバルの環境親善大使就任

8月 Powertechのツバルプロジェクトへの参加決まる

8月 R水素からツバル現地政府へR水素プロジェクトを申し入れレターを提出

9月 ツバル側より、本プロジェクトが正式に承認される


それではみなさま。

R水素ネットワークは、

「地域でつくる
水も空気も汚さない
無尽蔵のエネルギー」 

を、「いつかどこかで」ではなく、「今ここ」にあるものとし、
人類みんながニヤリとトクするように、
いい仕事をしていきたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


--
Walk&Warp to the dream!

浅倉彩
フリーランスエディター・ライター

 

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明日の産経新聞の記事を僕も楽しみにしています。
海面上昇で沈んでしまうかも?と言われているツバル国
で活動を初めて13年目になりますが、あの島国から世界を
見渡すと、今、僕たちに一番必要な安全保障はエネルギー
の問題であることが良く分かります。

太平洋エリアで最も高い人口過密地域と言われる同島では
国内の他の離島でできている自給自足をする余裕がありません。
ディーゼル発電、輸入食材、車にバイク、文明の利器に
頼る生活にシフトしています。

この状態で化石燃料が高騰した時に、特に首都の島「フナフチ環礁」
での人々の生活は困難を極めることになると思います。
これは、日本に生きる僕たちにもあてはまる問題です。

高温多湿で資源も技術者もいないツバルという島国の
首都の小学校に導入できる技術であれば、それは世界中
どこにでも導入し稼働できる技術であるはずです。将来
日本での導入を強く後押しできる重要な事業となると思います。
その点も踏まえて事業が進んでいくことを期待しながら、今後の
ツバル側との調整を進めていきたいと思います。
皆様の応援をぜひよろしくお願いします。

ツバルの情報は http://www.tuvalu-overview.tv/
また、今年2月にエコツアーを企画しています。
ご興味のある方はこちらもご覧ください
http://www.tuvalu-overview.tv/?p=966

現在僕は鹿児島県の財部町という山の中で、ツバルの
経験から学んだ「食の地産地消とエネルギーの自給自足」
を体現する研修施設「山のツバル」の施設整備を住み込みで
進めています。先日の大雪で凍えそうになりましたが
今日辺りから日差しが柔らかくなってきました。
ご興味のある方は下記もご覧ください。
http://www.yamano.tv/

それでは、今年一年が、ツバルの海のように輝かしい
年になりますように!!



遠藤 秀一
ツバル国環境親善大使
NPO法人 Tuvalu Overview 代表理事
〒110-0001 台東区谷中7-5-5-201
TEL 03-5834-1456 FAX 03-3821-7898
http://tuvalu-overview.tv/

 

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最終更新:2011年01月03日 04:59
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