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#center(){【今回予告】 第十五層:アドリアΧ――【塔亰】でも有数の歓楽区。 新たなる命さえ生み出す電子の&ruby(うみ){領域}は、数多の魔物を呑みこむ深淵。 多生の縁から、人を、謎を、命を求め海街を征く者たち。 その望みが果たされるかは、荒ぶ嵐の風向き次第。 聞け、黒き雨に謡う姫の名を―― BEAST BIND TRINITY:Nursery CRIME 『DECADANCE02/Electric Barbarella』 ――彼女は砂糖とスパイス、それから何で出来ている? } ---- **【Hand OUT】 ***PC1:東雲・菫 &bold(){絆:“野蛮なるもの”<Barbariccia> 関係:忘却/仇敵/懐旧} &bold(){SA:両親の手掛かりを得る} >卯守の監視の命を受け、数日。君は彼と共に第十五層:アドリアΧを訪れていた。 >この電子の海は歓楽区であると同時に、【塔亰】全階層の情報が集積されているデータバンクでもあるという。 >もしかしたら両親の記録も――という思いがよぎるのもやむないことだ。 >しかしその感傷は、無粋な男の哄笑で妨げられた。 ***PC2:真田・ゆかり/大光院殿月山傳心大居士 &bold(){絆:赫城・銃九郎<Akagi・GUN9law> 関係:友人などに類する感じで} &bold(){SA:カインと会い、話を聴く&今日を生き延びる。} >先日空木に用立ててもらった資金でもって、君は赫城と共にアドリアΧへとやってきた。 >目的は一橋が語った、“蒼褪めた死”を受けてなお生き延びた者――カインとの面会。 >少しでもこの呪印に関する情報が欲しいところだが、七人エレキ曰く彼はたいそうな引き籠りらしい。 >すんなり会えれば何よりだが、そう上首尾に終わることはなさそうだ。 ***PC3:佐敷・峠 &bold(){絆:バーバレラ<13arbarella> 関係:興味/疑念} &bold(){SA:バーバレラの探し物を手伝う。} >君は罪宿の旅籠で眠っていた。そのはずだった、 >――が、気が付けば見渡す限りの青い海。 >これはいったいどうしたことかと惑う君に、一人の少女が声をかけてきた。 >「ねえ、あなた。その、なにか、ええと、なに? それ、その、それ――私も欲しいわ」 >指示語しかない。何を言っているのかわからないが……ますは話を聞いてみよう。 ***PC4:卯守・周吾 &bold(){絆:ポントス<Πόντος> 関係:忘却} &bold(){SA:“卵”の声を聞く。} >罪宿でうだうだやっていた君の元に、ひょんなことからななめの手がかりが転がり込んできた。 >曰、その魔女ならばアドリアΧでバカンスしていたよ、とか何とか。 >正直信じがたい話だが、手がかりが他にあるでなし。 >入階料をなんやかやあって工面して、君はアドリアΧに向かうことにした。 >しかし手がかりを持ってきた男。あれは――誰だっただろうか?  
#center(){【今回予告】 第十五層:アドリアΧ――【塔亰】でも有数の歓楽区。 新たなる命さえ生み出す電子の&ruby(うみ){領域}は、数多の魔物を呑みこむ深淵。 多生の縁から、人を、謎を、命を求め海街を征く者たち。 その望みが果たされるかは、荒ぶ嵐の風向き次第。 聞け、黒き雨に謡う姫の名を―― BEAST BIND TRINITY:Nursery CRIME 『DECADANCE02/Electric Barbarella』 ――彼女は砂糖とスパイス、それから何で出来ている? } ---- **【Hand OUT】 ***PC1:東雲・菫 &bold(){絆:“野蛮なるもの”<Barbariccia> 関係:忘却/仇敵/懐旧} &bold(){SA:両親の手掛かりを得る} >卯守の監視の命を受け、数日。君は彼と共に第十五層:アドリアΧを訪れていた。 >この電子の海は歓楽区であると同時に、【塔亰】全階層の情報が集積されているデータバンクでもあるという。 >もしかしたら両親の記録も――という思いがよぎるのもやむないことだ。 >しかしその感傷は、無粋な男の哄笑で妨げられた。 ***PC2:真田・ゆかり/大光院殿月山傳心大居士 &bold(){絆:赫城・銃九郎<Akagi・GUN9law> 関係:友人などに類する感じで} &bold(){SA:カインと会い、話を聴く&今日を生き延びる。} >先日空木に用立ててもらった資金でもって、君は赫城と共にアドリアΧへとやってきた。 >目的は一橋が語った、“蒼褪めた死”を受けてなお生き延びた者――カインとの面会。 >少しでもこの呪印に関する情報が欲しいところだが、七人エレキ曰く彼はたいそうな引き籠りらしい。 >すんなり会えれば何よりだが、そう上首尾に終わることはなさそうだ。 ***PC3:佐敷・峠 &bold(){絆:バーバレラ<13arbarella> 関係:興味/疑念} &bold(){SA:バーバレラの探し物を手伝う。} >君は罪宿の旅籠で眠っていた。そのはずだった、 >――が、気が付けば見渡す限りの青い海。 >これはいったいどうしたことかと惑う君に、一人の少女が声をかけてきた。 >「ねえ、あなた。その、なにか、ええと、なに? それ、その、それ――私も欲しいわ」 >指示語しかない。何を言っているのかわからないが……ますは話を聞いてみよう。 ***PC4:卯守・周吾 &bold(){絆:ポントス<Πόντος> 関係:忘却} &bold(){SA:“卵”の声を聞く。} >罪宿でうだうだやっていた君の元に、ひょんなことからななめの手がかりが転がり込んできた。 >曰、その魔女ならばアドリアΧでバカンスしていたよ、とか何とか。 >正直信じがたい話だが、手がかりが他にあるでなし。 >入階料をなんやかやあって工面して、君はアドリアΧに向かうことにした。 >しかし手がかりを持ってきた男。あれは――誰だっただろうか? ---- **ざっくりTIPS -菫父、母の名は鷲羽と葵。バルバリシアの手により“ひとつ”の半魔として新生していた。 --バルバリシアによる精神刷新などはなく、単純に「親の愛」が肥大化し、道を踏み外した。 --バルバリシア撤退により、現在は菫と共に再び歩むことに。ややめでたし。 -カインは“蒼褪めた死”を乗り越えたわけではなかった。 --迷宮の奥へと引きこもり、「殺す対象がいない」状況に身を置くことで耐えていたらしい。 --もちろん殺さない事による呪い=自らの死の影響は受けていたが、始祖吸血鬼の力で死と再生を繰り返すことで何とか。 ---この衝動に耐えるためには、単に引きこもるだけでなく、呪いに抗するための強い“絆”が必要らしい。 -バルバリシアは電脳空間と実在空間の位相差から生まれたエネルギーを利用して、【塔亰】に害をなそうとしていたらしい。 --バーバレラはアドリアχを収める無人格型サーバー。 --峠と出会うことで初めて他者を認識=相対的な“自己”を認識し、欲と絆を知る事で半魔となった。 ---そのため、アドリアχを収める領域が圧迫され、位相差によるエネルギー量が増大し、それをバルバリシアが利用しようということだった…らしい。 ---しかし、峠をバーバレラと接触するように仕向けたのは、バルバリシアではない様子。では誰が? -なおキリエはそれらの事象をすべて認識していたようである。 --キリエ曰、彼女は邪神に類するものであり、バーバレラの自我の発露は「器の誕生、寿ぐべきこと」らしい。 ---また、マラクは第一層:高禍原で確認されたとか。何か“上”の方で用があるそうな。 -魔法堂から、ななめ、周吾に関する物的証拠がどんどんと消えているよう。怖いね。 --なお、周吾自身は何が消えているのかわからないが、何かが消えている、ということだけ認識できている状態。 -ハーキュリーは今も元気です。  

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