※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

何とか立ち上がったあゆむ。ふらふらと2人の許へ。辛うじて意識を取り戻した2人の前に跪く。
あゆむ「…ゴメン…2人とも大丈夫?…じゃないよね…」消え入りそうな声。
「あ…ゆむ…っ!」怒りを込めたはるかの声。思わず目を閉じ、身体を硬くするあゆむ。
ふらふらと立ちあがりあゆむに近づくはるか…と。
割って入る紡。はるかを制止すると振り向きあゆむの頬を叩く。はっとするあゆむ。
紡「お願い…無茶しないで。あゆむちゃんが傷付いたら…」紡の涙。
あゆむ「…」あゆむ、踵を返すとふらふらと歩いていく 

タイマアーク居城。激昂した幹部がベルに詰め寄っているが意に介していないような無言のベル。
そこへクーが来て時魔龍の言葉を伝える。
今回の事は不問、ベルの行動は捨て置け、という命令に不承不承ながら従う幹部。
そのまま広間を出ていく。

夕方の加古川家。紡の部屋で話す紡とはるか。二人とも元気が無く、言葉少な。
はるか、ポツリと。「あの…紡、ありがとう」紡「?」
はるか「あの時、私カッとなって…そのまま殴ろうとしちゃってた。もし…」
詰まるはるか、黙っている紡…。
はるか、頭を下げて帰る。それを見送る紡

今上家。部屋の前に夕食の乗ったトレーを置く桜。「…何か有った?」返事は無い。
桜「お夕飯、此処に置いておくからね」無言。桜、立ち上がりながら
桜「お父さんもお兄ちゃんも待ってるからね」
そのまま階段を下りる桜

加古川家。話している紡と絹江。
紡「私…思わず…でも…」
絹江「正しいと思う事をした、でも心がすっきりしないのでしょう?」
紡「…はい」
絹江「その思いを皆にさせない…それが貴女の務めですよ」紡「…」一礼して席を立つ紡、縁側へ
麻子が声を掛けてくる。「紡はあゆむちゃんの事が大好きなのね」紡「…うん」
麻子「そんな子を叩いちゃったんだもんね…」
麻子、紡の頭を優しく抱きしめる

はるかの家。部屋の隅で膝を抱えているはるか
ラグ「はるか、どしたの?元気無いよ?」「…うっさい」はるか、頭を膝に沈める
はるか「何でよ…何でこんな気持ちになるのよ…」
ラグ「良いんじゃない?」「!?」「友達だもの、上手く行かないとそんな気持ちになるんじゃない?」「…」

ベッドにもぐりこんで膝を抱えたあゆむ。寄り添うように眠っているポコ。
あゆむ「あたし…馬鹿みたい」ポコ、目を覚ます「あゆむ?」
ポコを抱きしめて頭から布団にもぐりこむあゆむ…嗚咽が漏れる。

翌朝。居間に降りてきたあゆむ。家族は普通に迎えるが、元気が無い。
学校。
あゆむ達はグループ学習の発表に間に合いそうも無い状態。
そこへ。フーミン「あゆむ、グループ課題、どう?」あゆむ「…がくり」
オッキー、微笑んで「フーミンの言った通りだね。」
フーミン、にやりと笑うとクラスに通るように
「というわけで!皆、お願い!」
一斉にクラスメート達が手伝い始める。(事前にこうなる事を予想していたフーミン達が協力を呼び掛けていた)
驚き、戸惑いつつも課題を作っていく3人。少しづつ表情が明るくなっていく。
何とか間に合う課題。礼を言う3人。何かを考えているあゆむ。
別の授業中、紡の席にあゆむから手紙。そこには「ゴメン。それとはるかさんにも」の文字。紡、微笑むとそこに「いえ、良いんです」と加えて返す。
それを読んだあゆむ、微笑むと急いではるかさんに回して、と書かれた別の紙を送る。
紡、はるかに手渡す。はるか、それを読むとささっと何かを書き足し…かけてやめる。
それを丸めてしまうはるか。それを見てられなくて目をそらすあゆむ…と。
頭に消しゴムのかけらが当たる。投げたのははるか。顔を向けたあゆむに怒ったような
悪戯っぽいような顔。あゆむ、ちょっとムッとして消しゴムのかけらを投げる。ヒット。
思わずにしし、と笑ったあゆむの顔に命中するかけら。
おろおろしている紡の頭上を飛び交う消しゴムのかけら、或いは本体。
何度目かの応酬の後、突然立ち上がるはるか。びっくりする教室。
はるか「あゆむ!…ちゃんと口で言いなさいよ!」「だからゴメンって!!…あ」
反射的に立ち上がって言い返したあゆむ、我に返る。はるかも同様。
紡、思わず吹き出す。それに釣られて笑いだすあゆむとはるか、そしてクラスメイト…
ひとしきり笑った後、止めもせずに見守っていた真由子先生が3人に
「もういい?…じゃあ3人とも廊下に立ってなさいね~」
廊下に立っている3人
はるか「…ったく、どうして私が…」紡「お婆ちゃんに怒られそう…」
あゆむ「…ごめんね。…でもさっきはすごく楽し…ううん、嬉しかった」
紡「…良かった…」はるか「しょうが無いわね…許したげるわよ」
「…うん!」晴ればれとした表情のあゆむ、紡、はるか

放課後、帰宅中の3人の前に幹部出現、この前の戦いなんか認めない!と戦闘に。
あゆむ「あたし、分かったんだ!あたしは1人じゃない、つむぎんやはるかさん、皆が一緒にいるんだ!って!!
だから…あたし、プリキュアを頑張る!皆を守ってみせる!!」
戦闘中、激しく動きながらも笑顔を交わす3人。合体必殺技で敵を撃退!
爆炎の向こうに…ベルの姿。身構える3人。
ベルはしばしの後、踵を返して消えていく…。