りゅうたま 未だ名づけられざる物語_最終章

最終章: 「奇跡の花、暗闇の竜(doragonia)」


☆GMメモ

 今回のコンセプトは簡単。猛吹雪→魔法の薬について選択→戦闘。結果的には戦闘の方が先に来た。
 本当なら竜状態ボスと一回船戦闘の予定でしたが、省略して正解だった。
 そして実は最終戦闘は月夜だったため、計らずとも雪月花(猛吹雪、月、沙丘の花)が揃うと言う事態に。あとで気づいたけど。

 ただ、竜狂いがあそこまで大物になることは当初は全く考えていませんでした。ラスボスはオルガントゥスくらいのつもりでいたので。
 ちょっと演出過剰になりましたが、この世界の「退廃」「破壊」、そして「時代変革」(黒竜としての物語の乗っ取り)を表したボスになったのではないかと思います。



用語集

  • 猛吹雪の砂漠
 千年前、飛空挺が落ちた場所。魔力の暴走により気候が狂っている。
 なおその時積んでいたハーブは魔法の力によって命を得、蝶でもあり花でもある「沙丘の花」となった。
 オルガントゥスはこの中心で、世界中で暴走する魔力の調整を行っていた。
 裏設定では、「沙丘の花」がゆっくりと集めた魔力を50年ごとに回収していたという感じ。

 なお「砂漠に猛吹雪なんて存在しねーよ!」という方。だからあの空間は常に夜なのです。
 砂漠も夜は寒いでしょう?…という言い訳をたった今思いついた。


☆最終章流れ

魔女マオやサンディアの船大工たち、サンディーヌの協力により、猛吹雪の砂漠へ行く準備がなされる。
 ↓
翌日、魔法の虹の橋を渡り、浮かび上がる「ソラトロボ」号。猛吹雪に向かって滑空を始める。
 ↓
猛吹雪へ突入。傷つきながらも、猛吹雪→渦巻きという二つの難関を耐え抜く「ソラトロボ」号。
 ↓
途中、眼下に3体のマリス・ゴスペル。引きつけるため、ブラックキャッツ号は離脱。
 ↓
嵐の目に出る「ソラトロボ」号。驚くほど静かな空間、そして、夜空に浮かぶ月。
そして眼下に広がる虹のような沙丘の花。それを目指して、大きく螺旋を描き降下を開始する。
 ↓
月を背にする巨竜の影。もはや完全に黒竜になりつつあるスニピア接近。
 ↓
悪魔のような姿に変化し、船上に降り立つスニピア。
オスカーたちに、オルガントゥスを殺し、自分の旅人にならないかと呼びかけるも、拒否される。
恨みがましい顔を浮かべるスニピア。ゆっくりと降下する船上にて最終戦闘開始。
 ↓
スニピアは周囲に三体の妖魔メタ・ノールを召還する。
精神を限界まで削られながらも、これを排除する旅人たち。
 ↓
死闘の末、ソラの渾身の一撃により、スニピアは敗北する。
「自分のための物語が始まるはずだったのに」と少女の姿に戻り、泣きじゃくるスニピア。
望まれぬ存在の、排除されることへの怯え。
 ↓
泣きじゃくる彼女を慰めるデルデル。
そこで、スニピアのことを詩にして語り継ぐことを提案するソラ。快諾するオスカーとセルディーン。
驚くスニピア。
 ↓
そこにいるみんなが、スニピアの手の上に手を重ねていく。
孤独ではなくなったスニピアは泣きながら笑顔を浮かべ、やがて黒い光になって消えていく。
 ↓
スニピアが消滅した時、船は急に地上へ落下。虹のような沙丘の花畑が広がっている。
そこに横たわる、傷ついた黒竜-オルガントゥス。
 ↓
瀕死のオルガントゥスと言葉を交わす旅人たち。美しい詩と物を作り出せるオスカーとソラに、少し憧れるオルガントゥス。
そして彼は、最後にデルデルの意志を問う。全てを知った上で、なおも兄が魔法を使える方法を求めると宣言するデルデル。
それぞれの想いを確かめ、旅人たちを祝福して消えていくオルガントゥス。
 ↓
数日後のサンディア。
一応の任務が終わり、今後のことを訪ねるファルコン&ブラックキャッツ海賊団。
それに対し答える旅人たち。
また美しい景色を求め、スニピアのことも歌い継ぐと言うオスカー。
ピアニスを目覚めさせる方法や、兄のための方法を探すというデルデル。
姉のためではなく、自分の見たい景色を探すというソラ。
そして、そこにセルディーンが加わる。
 ↓
またしばらく、旅を続ける面々。これより先は未だ語られざる物語。
けれども、またそれは別の話(完)。


☆登場NPC紹介

  • 黒竜《スニピア》(snipia)
 初登場は5章。人々の負の想いの集積体が自我を得たもの。
 オルガントゥスが弱体化したことにより、本格的に黒竜の力を獲得。
 彼を廃して自分のための《破壊の》物語を始めようとするも、《オスカーと愉快な仲間たち》によって阻止される。
 最後は孤独でなくなったことによってわだかまりが消え、風へと散っていった。
 輪廻というものがあるのだとしたら、案外どこかで人間に生まれ変わっているかもしれない。

 モンスター的には〈竜狂い〉→〈ノラ竜〉→〈レッド・デーモン〉と進化を遂げた。


  • 黒竜オルガントゥス
 一連の物語を守護していた竜人。竜人としての力を使い果たし、PCたちに想いを託して死んでいった。
 だから彼がその後の物語を知ることも、守護することもない。
 人間もコネコゴブリンもコッペリアも犬も。それぞれが、自分だけの未だ語られざる物語を紡ぐことになるだろう。
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