手嶋薫

手嶋薫


 キャラ説明

オーヴァード、人ならざるものの力。
かつては、この力があれば大切なものを守ることが出来ると思っていた。
もう、失わずにすむと思っていた。
力を扱うための血のにじむような訓練も重ねた、今や非力なだけの子供ではないのだ、と。
だが、実際はどうだ?

結局のところキミは、権力も無ければ金も無い、そして出会った人を不幸にするだけの非力な化け物に過ぎないのかもしれない。
事実、あの日以来のキミは、極力人との関わりを持とうとせずに過ごしてきている。
そうすれば、もう失うことはないはずだから。


 キャンぺーン1終了時

結局のところ誰かは傷つく。
俺が関わっても関わらなくても、悪意ある偶然で日常は崩壊していく。
だとすれば、俺のできることはなんなのだろう。
家にこもって、ただ耐えることだけなのか。

違う、強くなる。
俺は強くなってみせる。
これ以上俺の日常を失わないため、奪われないため。
幸いにも俺は薄情だ、死んでしまった誰かさんとは違って。
俺のエゴのために親友を殺すことになったって、それを受け入れている。
親が死んでも結局泣くことも無かった。
それに、大切だったつもりの貴女の記憶だって段々と薄れていく。

繰り返す、俺は薄情だ。
でも、薄情だからこそ強くなれる。
そうだろう?死んでしまった優しい誰かさん。


 キャンぺーン2終了時

ヒトがジャーム化してしまうのはオーバードの力のせいだけではないと思う。
狂わしいほどの想い、心。
守りたいものがあるから強くなれる。
同時に、守りたいものがあるから壊れていく。

でも、壊れてしまった人間ができることは壊すことだけ。
誰かの笑顔は消えたまま。
誰かを守ることはもうできない。
確かに俺は力を求めていたけど……
誰かを笑顔にすることもできない力なんていらないよ、意味ないよ。
お前はどう思っているのかな、遠くへ行ってしまった親友よ。


 キャンぺーン3終了時

UGNチルドレンとして半生を過ごしてきた。
訓練、そして実戦。
引き金を引くたびに、大切なものを少しずつ失っていくような気がした。
俺は怖くなって、あなたを何度も確かめた。

でも、そのたびにあなたは俺を見つめて、話をそっと聞いてくれた。
そして、小さく笑いかけてくれた。
だから、俺も信じたのだ。
壊すだけでなく、否定するだけでなく。
俺にだって守ることは出来るのだと。
……俺はまだ壊れていないのだと。

そんなあなたの笑顔に向けて、俺は引き金を引いた。
そこまでして、俺は何がしたかったというのだろう。
隣でそっと答えてくれたあなたは、もういない。



「……すべて、悪いのは俺だ……」キャンペーン1
「……というわけで理沙さん、はやく俺をUGNエージェントにしてくださいね」キャンペーン2

≪プロフィール≫

【性別】男性
【年齢】17歳
【国籍】日本
【身長】174cm
【体重】63kg
【星座】水瓶座
【血液型】O型
【シンドローム】エンジェルハィロゥピュア
【コードネーム】トンビ
【ワークス】高校生
【カヴァー】高校生
【ロイス】
 [借り]加納美鳥□尊敬/■嫉妬
 [理解者]土屋春香(UGNチルドレン) □純愛/■隔意
 [Dロイス/申し子]


【ライフパス】
  • [出自]:天涯孤独
  • [経験]:ニュース
  • [邂逅]:借り
  • [覚醒]:生誕
  • [衝動]:自傷

【能力値・技能】
肉体: 1 <回避>1
感覚: 7  <射撃>1  <知覚>1
精神: 2  <RC>2
社会: 2 <調達>8 <情報:噂話>1

【副能力値】
 基本侵食率:33
 HP:24
 IV:16

【エフェクト】
種別 名称 Lv 侵食 技能 タイミング 制限  備考
xxx ≪リザレクト≫ - x 宣言 オート
xxx ≪ワーディング≫ - - 宣言 オート  
≪コンセントレイト:ah≫ シンドローム   Cri値低下
ah 光芒の疾走  1 - マイナー -  シーンLv回 移動
ah マスヴィジョン シンドローム メジャー  100%   シナリオ3回 攻+Lv5
ah 鏡の盾 - オート 100%  シナリオ一回 ダメージ相手にも適応、上限あり
ah 小さな塵 射撃  メジャー -  攻+Lv2
リミットブレイク 特殊 メジャー -  シナリオLv回 組み合わせたエフェクトの侵食値制限をなくす
 ee ウサギの耳 - - - メジャー -  耳が凄く良くなる。ただしうさ耳は生えない。
ah 光の銃 -  セットアップ -  光を一点に集めて銃を作り出す。派手な見た目とは裏腹に性能はいまいち。

【コンボ】
省略

【アイテム】常備化P:14
名称 常備化 詳細
携帯電話
ボトルアクションライフル 10 攻+8 射程200mのライフル
ウエポンケース 言わずもがな、見た目はウエポンケースらしからぬ格好(2)
調達師 UGNにべったりだった時代の薫の教官。彼曰く「殺し合いに汚いもクソもない。十分に準備した上で、不意を付いて一撃で殺すのが俺達スナイパーの役目だ」
UGN幹部 保身に長けたUGNの幹部。

≪容姿・性格≫

容姿はそこそこ整っているんではないかと。

根暗で自傷癖のあるうじうじ君だが外面は良い子です。

キャンペーン1にあった事件の影響で、「自分が関わっていても関わらなくても結局誰かが不幸になる」ということに気付き、ふてくされるのをやめて、一生懸命権力を手に入れようと足掻くようになったよ。UGNに指示されて、それが自分と関係ない人間であれば、ジャームだろうがオーバードであろうが迷いなく処理するんだ、と日々自分に言い聞かせております。

そして、極度のへたれだということが判明。

≪設定≫

小中高と通っていますが、昔はUGNチルドレンに近い暮らしをしていました。
完全なUGNチルドレンにならなかったのは(学校を止めなかったのは)、ニュースで大々的に報道されてしまい、情報操作が面倒くさくなってしまったため。
今度、略歴みたいなのを作りたいと思っています。

略歴
エンジェルハイロウの能力者として生まれる。
まだ、それなりに平和な時代。
両親には、その能力のことを隠すようにも指示されるものの、十分に愛され満ち足りた幼少時代を送る。
相田とはその頃からの知り合い。

転機は7歳の時。
FH構成員の手により起こされたテロに巻き込まれ、家族(父、母、姉)を一気に失くす。
事件終了後すぐに、UGNの手により保護される。
その時に能力者だということが判明、UGN側としてはチルドレンにしてしまいたかったのだが、報道機関の報道対象になっていたため断念。
イリーガルとしての協力を要請される。
以後、イリーガル/学生の二重生活を送ることになる。

同じく事故に巻き込まれ、UGNチルドレンになった二歳年上の土谷春華(ピュアノイマン)と共に同じ寮でも生活、訓練を受けることを指示される。
薫は年、境遇、考え方の似ている春華と親交を深めていく。
それと同時進行で、戦うことを拒んでいた土谷春華の態度も徐々に軟化。訓練にも前向きに取り組むようになり、メキメキと頭角を顕すようになる。
なお補足として、「共に訓練」というのはオーヴァードのジャーム化を防ぐために、UGNがチルドレン同士にロイスを結ばせることを目的とした措置である。

薫十三歳の時、十分な実績を上げた土谷春華はチルドレンの仕事と同時にUGN上層部のとある部署に所属するように上層部から命令される。
それから薫は、土谷春華と別の寮になったこともあるのか(年齢の問題で)、段々と話をする機会も少なくなっていく。

そして、その二年後、薫十五才の時、不意に土谷春華の訃報がそのとある部署から伝えられるのであった。
任務中の不慮の事故だという。
以後、ショックを受けた薫はレネゲイド能力の扱いも不安定になっていく。
ここで、UGNチルドレンにならなかったことが幸いしてか、療養と称して、薫にはアパートの一室が貸し与えられイリーガルとしてのある程度の自由が与えられるようになる。
こうして、UGN中央部から隔離される代わりに戦闘任務を拒否できるようになった薫は、だらだらと最低限の任務だけをこなすようになり今に到る……。(以後キャンペーン1)


おまけ

―処理屋―土谷春華

昔から、キミのものでない知識があった。
昔から、表情や仕草から他人の考えていることが分かった。
困惑され、気味悪がられ、実の両親でさえもキミをもてあましていた。
仕方ない。
キミは思う。
だって、キミもまたキミ自身のことが気持ち悪くてしょうがないから。

そんなキミは、しかし、この人ならざる能力を嫌悪すると同時に感謝もしている。
キミには、人間が残酷さと同時に優しさを持っていることが分かる。
破壊衝動と同時に、守りたいものを持っていることが分かる。
立場が違うだけで、絶対の悪など一人として存在しない。
だから、この世界が滅びてしまって良いはずがない。
生まれてからずっと、そのことを見てきたキミには分かる。

今日もキミは引き金を引く。
泣き虫のキミはもういない。
この世界は、醜くも否定しきれない大切な存在だと知っているから。
キミの引き金が一人のジゃームの命を奪う。
キミは、彼もまた醜くも否定しきれない存在だと知っている。


「私達の手は小さいわ。だから、他は迷わず切り捨てて、助けられる人だけを守りなさい。……本当はもっと大きければ良いのだけどね……」


≪その他≫

wiki編集もTRPGも初心者だけど、力の限りを尽したい。

アイテム大好き人間だからさらに調達レベルを上げるかも。


日本語が上手くなりたい。

キャンぺーン2の成長を反映させてみました問題があったら言ってください。
そして、キャンぺーン毎に薫視点の一言を追加しようと思っていますが(キャラ紹介に)、これも問題あったら言ってください。
最終更新:2010年08月25日 23:02
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