第4話:「門の向こうのニホン」
銀座事件:7月下旬
特地派遣法可決/自衛隊特地へ:10月下旬
第一回深部情報偵察:11月上旬
リルガナ防衛:11月下旬
現在:12月中旬
リルガナ防衛から3週間。
避難民たちは竜鱗を元手に交易を開始していた。
リルガナで得た特地通貨を自衛隊に買い取ってもらい、得た円で日本の品物を購入し販売。
すると日本の品物の珍しさから、リルガナから商人がやってくる。売れる。仕入れ量が増える。また売れる。業務の規模が大きくなり、支店の人手が不足し始める。マクウィリアムズ家に口利きを頼み、店員を雇う。新規の労働者用の家を建てるため大工を雇う。隊商の護衛の為に傭兵も雇う。家を、食堂を、宿を、と施設は増え、そこで働く人も雇っていく。
こうして難民キャンプには次々に人と職が増えていき、あと数週間もすれば立派な町に成長するだろう。
コルリス駐屯地ではコンクリ製の防壁を含む建物が完成し、立派に基地としての外観が整った。また滑走路や格納庫も完成し、分解されて門を通った戦闘機や輸送機の組み立て作業が空自により開始されている。
君には国会への参考人招致がかかっていた。リルガナ防衛戦での、現地情勢への介入について政府でも可否が分かれていることによるらしい。
責任者である君と現地人も数名招き、特地で起きたことについて事情聴取を行おうというのである。
よって君は部下数名と特地人を連れて日本へと一時帰国することとなった。滞在は2泊3日。参考人招致は1日目で終わるが、残り2日は君たちの慰労とのことである。
駒田隊長の参考人招致に合わせる形で君にも召集がかかった。相手は警視庁。政治的な思惑を感じつつも君は一時日本へと帰る。
枠:1〜3人
警護と通訳を兼ねて、君たちは参考人招致に同行することとなった。
枠:1〜2(含むルーイン)
ニホンの元老院である"コッカイ"への報告が求められている駒田たちに同行し、色々と証言することになったらしい。リーナも同行するようである。
慰労(意味深)と言われたので追記
【参考人招致の予定】
1日目午前:東京入り(参考人招致の説明など)
1日目午後:国会にて参考人招致
1日目夜間:ホテルグランドヒル市ヶ谷(防衛省共済組合のホテル)宿泊
2日目:自由行動/東京観光など
2日目夜間:箱根/山懐楼閣(防衛省共済組合の温泉宿)宿泊
3日目午前:特地へ帰る。
あくまで予定。グランドヒル市ヶ谷は実在の防衛省共済組合直轄のホテル。山懐楼閣は架空の宿です。
- 慰労(意味深) -- ツネカズ (2015-12-30 22:49:30)
最終更新:2016年01月06日 14:33