ヘカトンケイル(キュマ/ソラ)
- オーガスタス一行に1話で倒された。
- 血気盛んだが知恵の働かない者であったらしい
- 本人曰く「白の聖女」を倒した人物だという
- 「白の王」であった聖女を倒し、
王であった経歴や名前といった彼女に関わる事柄を奪った。
- 5年前、キャタコールの故郷「猫の谷」を滅ぼした張本人。
村民と結託し「白の聖女」を倒したようだが…
ヨルムンガンド(キュマ/?)
- 妖精一派「湖の乙女」の作略によって捕らえられた蛮族
- 任務の必勝を祈願するニミュエが魔女に手段の一として渡されたものを運び出し、
蛮族の王をおびき寄せるための餌に使用した。
オーガスタス一行の補佐を買って出る。
- 蛮族なりのルールや矜持を持ちつつ柔軟な考えを持つと自負する。
事実、蛮族の王としても、息子を捕らえた者とであれば
自ら戦いたいという思想であり、子供だから助けに出向いたというわけではなかったようだ。
- 王位周りの経緯を知り、聖杯を隠し持っている。
- のちに海に放棄した。
- 百騎士の一人だが、騎士ではなく戦士になりたかった様子。
- ガウェインとの抗争に身を投じ生死不明。
湖の乙女
- マーリンによって使役される妖精たち
- 現代でいうジャームが中心の徒党であり意思疎通は困難。
ニミュエを介してコミニュケーションをとることができる。
- 人は妖精の力を使え、妖精は人と交わり欲を満たし優れた社会を勉強できる、というメカニズムらしい。
- 一行に協力するのはニミュエ(バロ/ウロ)、リャナン・シー(ブラム/?)の他に数名が名乗りをあげている。
- 魔女の化身モルガン・ル・フェイも所属するが、ニミュエはそれを認めていない。
- 真の使命はマーリンらに奪われた聖剣を取り返すこと。
ちなみにニミュエにはオーガスタスを王に据えるという別の目的もあったようだ。
「白の聖女」
その風貌はオーガスタスに面影があり、他人が見ても「よく似ている」という反応。
- 目撃時期はオーガスタスが騎士として拾われた頃から、現在から5年ほど前まで。
- 活動圏はもっぱらハドリアヌスの壁以北に限られたものの、
現在では目撃情報そのものがタブーであるかように話題にされない不思議な存在
- 魔女であるオーガスタス母とかかわりがあるらしい。
- 元「白の王」。ただ強いだけでなく、平和を愛し、蛮族の中でも異端とされた。
人間の文化に対しても深い尊敬の念を抱いていた。
- ヘカトンケイル存命時は死亡説がささやかれていたが、実は生きているらしい。
目撃情報も捻じ曲げられていた可能性がある
ドラゴンや「聖騎士」などの異端者さえ受け入れる人物である。
- 「白の王」時代、フェニックスら協力者を「聖騎士」から遠ざけるため
また、子供であるエンプーサを保護するためブラックキャメロット地下を拡張した。
- 吸血衝動を持ちながら人間の献血を固辞し、手の届く範囲の人々を救うべく戦い続けた。
時には自分を盾にし、時には憎悪の対象となり、時には耳を傾けてもらおうと言葉を尽くして。
- 結果「聖騎士」らに振り回され、剣で王座に縫い留められていた。
オーガスタスらの活躍によって、生還した。
- 元魔女の従者。王子直属の教官補佐知育部門として兄(姉)をサポートする一方、
浮世離れした雰囲気でキャメロットの注目を集めているが本人は無自覚。
自身を人形とする呪縛から解き放たれ、充実した日常を過ごす。
「聖騎士」
- 詳細不明。
- 「白の聖女」の懐刀。彼女の一番の理解者であり、
彼女の理想を体現する一助として、ドラゴンともども忠誠を誓う。
- 五感と能力の大半を奪われた聖女を旗印に自らの欲望を満たしていたが、
キャタコール卿らの活躍によって、死亡した。
トレント(ノイ)
- ブラックキャメロットに存在する物知りな樹人。
- 蛮族というよりは妖精に近い存在。
→本編に入る前に情報収集するフェイズを挟めるようになる。以下ルール
- PCがブラックキャメロットにいる
- もらえる情報は正しいが、追加で質問はできない
- PCはトレントから情報をもらう場合、代わりに自らの素性
またはそれに類する秘密を正直に話さなければならない。必ずしもロールする必要はない
- NPCも利用する可能性がある
- 他人や物事の情報を話すことで自らの素性の代わりにすることができる。
その場合、別のキャラクターがその内容を提供することはできなくなる
ドミニオン(モル/バロ)
- ルゴバリューム湾海沿いの村を支配していた百騎士の一。ヨルムンガンドの友人
- もとは温厚な唄詠みであったが、妻子を「聖騎士」に奪われ百騎士に志願。
- 生まれの地である村がもうないことを認められず村の跡地に死者を縛り付けていたが
キャタコール卿らの活躍によってその執念から解放され、死亡した。
ミリィ(ミリアムズ)(キュマ/エグザ/ブラム)
- ルゴバリューム湾にて元妖精ネレイスによって発見された赤毛の女の子。17歳
- 海賊騎士ディアボロスを詐称していたが、保護される。
- 安全が確保されるまで安全な場所で身を隠していた、大火の生き残り。
- 逃避行と恐怖衝動により魔法に覚醒したらしい。
- いまはPC一行と行動を共にしている
- マカフィ家に住む元気な一人娘だったが、5年前の火災により環境が一変した。
「大切な人間をおもてなしする」ために、村の離れに遠ざけられたことで
彼女だけが生き残ることができたらしい。
彼女自身が悪意を持って嘘をついている様子は見られない。
- 魔女の手によって洗脳されていたことが判明。
- ケヴィンと共に、世界中に張り巡らされた魔女の経略を阻止すべく旅たつ。
並行して一般的な常識を身につけるべく花嫁修業中。
「将来の夢はおっさんの娘になること」というあどけなさを持つが、はたして。
エンプーサ(ハヌ/バロ/ブラム)
- 仮面で顔を隠した夢魔の少女。
- 「白の聖女」は魔女の娘であるという点から、オーガスタスを叔父さんと呼ぶ。
- 【原初の恐怖】をはじめ、高い魔法能力を瞬間的に扱えることから、
理性的な側面とそうでない側面があることがうかがえる。所謂二重人格
- 人の消えたブラックキャメロットで栄養補給しようとPCたちに
近づいたところ、救出の約束を取り付け、代わりに協力を約束する。
- 人造人間。王子直属の教官補佐魔法部門として兄(姉)をサポートする一方、
二重人格の矯正に勤しんでいる。仮面を外すようになったのは衝動と向き合う決意の表れだとか。
フェニックス(サラ)
- 自傷衝動を持つ婦女。高い再生能力を持つ
- 百騎士ではないが、理性を失った今はこう名乗っている。
- 「白の聖女」の言葉を信じ、仲間と共にブラックキャメロット地下に逃げ込むも
ドラゴンが裏切ったため仲間ともども激しい暴行を受けていた。
- いまはPC一行と行動を共にしている
- 蛮族のはずだがキャメロットに溶け込み、生活を続けている。
生来の直向きで被虐的な思考が噛み合ったのか
代書人として職を得て生計を立てる。
ただザラに対しては未だに背徳的な情を隠しきれていないとか。
ドラゴン(キュマ/モル)
- ブラックキャメロット地下を守護していた「白の聖女」配下騎士。
- 「白の聖女」敗死後も忠誠を誓う一方、力ある者に傅く性格で
百騎士の称号を拝命。半ば黙認される形で居座っていた。
- 残りの生存者がエンプーサとフェニックスになるまで、
結界内の罠と武器を鍛えるために一方的に殺害していたが、
マールカらの活躍によって敗れ、死亡した。
- 蛮族、百騎士は人間とは根本的に種族が違い、独自のルールが存在する
蛮族のルール
- 善悪の概念、犯罪意識がない
- 唯一のルールは「強いことが正義、弱いことが悪」
→物事の白黒を決める際に勝負する、というのは
生まれついて多様な種族に分裂していた蛮族にとって唯一共通の理念であり、古くから定められていた
- 勝者は敗者から、0から100まで奪うことができる
- 弱者はより苦しい生活を強いられることが多く、ゆえに誰もが戦闘技術の研究に余念がない
→蛮族が人に比べて強いのは、それが蛮族の生きる意味であるため
- 余談だが、基本的にアントニウスの壁以北は不毛の地であり慢性的に困窮している
→近年では、戦闘の流儀が変わったことにより人口が増大し、
生産するよりも他人から奪う方が楽なので生産力が低下している
→王といっても統治能力、命令系統が存在するわけではない
→ゆえに人の王が、蛮族の王を倒して蛮族の侵攻を止めよ、という命令自体が誤りである。
そうでなくとも挑戦を受けないのはよほど能力に差がない限り侮辱に該当する
→蛮族の王がどこに行こうとも王・最強であることに変わりなく、所構わず攻撃に晒される可能性がある
ジャームと化した人間と、騎士という強い人間を真似た幻想生物の混成組織である。
- 裁判と称した決闘、賭け試合、弱い蛮族を売り買いする奴隷商、闇市が横行。
力ずくによる村や領地の統治も日常茶飯事。
エクスカリバー
ホーリーグレイル
- 聖杯。願いをひとつかなえる力を持つ人造の万能願望器。
- いまは願いをかなえる力を失っている。その力を回復する方法は以下の通り。
→ライルが犬鍋になる
→ライルが生まれるきっかけになったような願いと、同等の願いを込められ
生まれてきた人物を見つけ、殺害する。
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