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導入ステージ
導入シーン1:テュクバの友
シーンカード:
シーンプレイヤー:ローラント・ルートヴィング

GM:テュクバの何気ない日常を描くシーンだよ。ローラント・ルートヴィング、君が任されたテュクバ(旧オストブルク公爵領首都)の地では、最接近領が平定されて十年を祝う式典が執り行われようとしている。占領後十年という月日が経ったこと、そして一般市民の支持も得られたこともあり、治安はよくなっているだろうね。ガ・ゾゥム氏族領なら、民の暮らし向きもよくなっているだろうけど……アスケルハノフ氏族領はどうかな?

イェールゥサウル:完全な地方分権制であるから、領主次第だ。但し、能力の高い者――主に戦においてであるが――がいた場合は中央に送るように命じておる。それだけの自由を与える程、信を置く家臣を選んで封じているとも言うな。

ローラント:……ということは、私の前任者はあまり「良い」統治をしていなかったようですね。オストブルク解放戦線がここを拠点にしていたということは。

GM:いや、オストブルク解放戦線の本拠地はガ・ゾゥム氏族領内だよ。テュクバはアクアパッツァの故郷というだけだ。

ローラント:おや。それでは、過去の統治にとやかくいえないですね。

GM:で、ローラント卿はどんな統治をしてきたんだい。人々の暮らし向きは以前と比べて?

ローラント:良くしましたよ。とはいえ、暮らしぶりを良くした結果、民がつけあがって解放戦線の勢いが増すことも良くありますがね。いや、増すことのほうが多いか。

GM:まあ、そうだね。さて、そろそろ街の様子に目を移そうか。

GM/魚屋:「安いよ安いよっ!」威勢の良い声が騒がしい朝市の中で良く響く。「今朝、とれたばかりの新鮮な魚だよっ!」

ローラント:供の者と奥さんを連れて視察にでも行こうかな。「お、それは旨そうだね。一つもらおうか」

GM/魚屋:「おんや、領主様じゃないですか」普通な感じで魚屋は応対するよ。今のところ、あなたの統治はうまくいっているようだ。魚屋は奴隷階級の人間だよ。

ゲンナディ:ひぇええーりょ領主様じゃー、殺されるーみたいな感じではないのだな。

GM:そういうことです。

ローラント/八百屋:「この川魚はクセが強いですからね、この香草を加えてやると、うまい具合に仕上がるのですが……どうでしょうローラント様、こちらの魚とこちらの香草を併せて買っていただけるなら、少し勉強させていただきますよ」と八百屋が割って入ってくるとか。

GM:その八百屋の主人は奴隷階級のオークな感じで。

ローラント:了解。「これから偉い人が沢山来るからな……」買っておくのもいいかもしれない。ところで、とアクアパッツァの人相書きを二人に見せる。「時に主人、こういうような人相の人間を見た覚えはないかな?」

アクアパッツァ:まだ探してるの?!

ローラント:なぜ探していないのですか?

GM/魚屋:「どれ……この顔は……」ふぅむ……。「見ない顔だねぇ。どっかで見たような覚えはあるんだがなァ」うーん、と考え込んでから八百屋に話をふる。「どうだ、ヨハン、こんな顔みたことあるか?」

GM/八百屋:「いーやァ? 見たことも聞いたこともありませんな」

ローラント:「それはよかった」

GM/ミリエル:「そういえば、旦那様はこの方を良く探していらっしゃいますけれども、どんな方ですの?」ミリエルは前世のことを覚えていません。

ローラント:「まぁ……。オストブルク解放戦線という者たちがいるだろう?」

GM/ミリエル:「あの……おたずね者の?」

ローラント:「ああ。もうすぐここにはオークの重鎮たちが集まるから、何か事を起こすのではないかと、少々不安に思っていてね」

GM/ミリエル:「でも、お父様の加護を受けたあなたの街ですわ。ブレダの者たちが何人集まろうと……」

ローラント:「イェールゥサウル様に捧げる九回の勝利は出来るならなるべく出し惜しみしたいではないか。九度の勝利が五年で終わるよりは、十年二十年と続く事を願っているからね」

GM/魚屋:「それはそうでさァ、旦那様」

GM/八百屋:「旦那様がうちの街に来られてから、人も多く訪れるようになりましたし」

ゲンナディ:テュクバの友、か。

ローラント:意味は人間の魚屋とオークの八百屋が仲良くしている様子、か。

ゲンナディ:互いに互いを支えること……。

GM:ここが俺たちの理想郷だ!

ローラント:でも、壊されるの前提だからな。

GM:壊さないのなら理想郷にはしないよ。

ローラント:「さて、そろそろイェールゥサウル様たちが到着されるはずだ。イェールゥサウル様が気に入ったら、この魚はお前のところで、この香草はお前のところで買ったと宣伝してやろう」

GM/魚屋:「しっかり頼みますぜ、旦那ァ」

GM/八百屋:「族長様のお墨付きがつけば、うちらは商売繁盛間違いなしでさあ」

ローラント:「もしかしたら、都の方から買い付けに来られるかもしれんぞ」

GM/八百屋:「ひょっとしたら、そんなこともあるかもしれませんな」

GM/魚屋:「噂には聞いてるんでさ、族長様は美味しいモノに目がないって」

ローラント:「何せ、グリープゴルカをカアスのふぐり(トリュフ)の一大生産地に変えてしまうほどだからな」

GM/魚屋:「ちげぇねえ!」

GM/八百屋:「しかし、そんなにお偉い方々がいらっしゃるんなら、この街のにぎわいぶりをしっかり見ていだきやしょうや」

ローラント:「そうだな。ここが上手くいけば、同じような所がもっと増えていくに違いない」

GM/八百屋:「この土地に住むみんなが仲良くなって、暮らしも良くなる。良いことずくしですからな!」

ローラント/魚屋:「そう! お前と俺みたいに、『手をとりあって』な!」

GM:こんな所でシーンを切りまーす。


導入シーン2:
シーンカード:ファンタスマの逆位置/日常の喪失
シーンプレイヤー:ゲンナディ

GM:ゲンナディのシーンだよ。リュドミールと共にテュクバに向かっている途中での一コマだね。狼と供のものを連れているといった感じでしょうか。

GM/リュドミール:「後五、六リーグ……一日といったところか」ゾディ氏族の領内を進んでいるところでしょう。供のものは何人くらい連れている?

ゲンナディ:だいたい、三小隊くらいかな。

GM/リュドミール:了解。「明日にはテュクバにつくな」

ゲンナディ:「そうなりますな」

GM/リュドミール:「アスケルハノフの長とまみえるのは久方ぶりといった所か」

ゲンナディ:「そうなりますな」

イェールゥサウル:リュドミール殿は何歳くらいだったかな?

GM:イェールゥサウルと同じくらいかね。よし、五十四歳としておこう。

イェールゥサウル:二つ下か。了解。

GM/リュドミール:「なにやら、テュクバの街では、イェールゥサウル殿が試験的な試みをしていると聞く」

ゲンナディ:「何でも、人間にその治世を任せているとか」個人的な興味でめっちゃ下調べしてありましたといった顔で。

GM/リュドミール:「なかなか思い切ったことをするものだな」

ゲンナディ:「しかし、その治世を任せた人物というのも、話を聞けば納得というものでしょう」

GM/リュドミール:「アーグリフの加護を受けた人間、だったか」

ゲンナディ:「らしいですな」

ローラント:アスケルハノフ氏族における名誉白人のようなものか。一話からそうでしたが。

イェールゥサウル:ローラント殿は強いからな。

ゲンナディ:もう八度の勝利をもたらしたんだったか?

ローラント:それもうすぐ死んじゃうじゃないですか!

GM/リュドミール:「実際に訪れて得るものもそれなりにあるだろう」

ゲンナディ:「どのような街の賑わいになっているか、興味が尽きませんな」

GM:何か言うべきことがあったんだが……。何だったかな。

ローラント:暖か、だな?

ゲンナディ:展開早い! 道中死ぬのやめろ! 今から帰りますって文を打たなきゃいけなくなるだろ!

GM/リュドミール:「アスケルハノフのやり方というものを見せてもらおうとするか」何を言うのだったかな……。「……いや、今話すことではないな」とりあえず思わせぶりにしておこう。

ゲンナディ:少々不思議そうな顔をしておく。「さて、そろそろ陣を張りますか」

GM/リュドミール:「そうだな」

ゲンナディ:では、配下にてきぱきと指示を出す。

GM/リュドミール:「……このように直接おもむけるのだから、アスケルハノフの領地を式典の場に推したお前の判断も間違ってはいなかったようだな」

ゲンナディ:ちょっとキョトンとした後で「いえ、そのような意図は……」気恥ずかしいではあるが。

GM/リュドミール:「ふむ……。だから、ルートもこうして遠回りをしておるものかと思ったのだが」

ゲンナディ:そんな遠回りをしていたのか!

ローラント:全ての領地を通るように、か。

GM/リュドミール:「統治以外にも見る所は数多ある。怠るなよ?」

ゲンナディ:「はっ」慇懃に返事をして、終了かな。

GM:じゃあ、[鎖]をどうぞ。


導入シーン3:
シーンカード:クレアータの逆位置/放棄
シーンプレイヤー:イェールゥサウル

GM:副官に留守を頼むシーンを想定していますが、どうしますか?

イェールゥサウル:ではそうしよう。

GM:出立の身支度をしている所ですかね。

イェールゥサウル:そうだな。今回の式典にはイェニチェリを連れていくぞ。

GM/ルスラン:では、ルスランはイェニチェリの編成や物資のリストを確認している所ですね。

イェールゥサウル:「ルーシャ、留守はまた任せるぞ」

GM/ルスラン:「畏まりましてございます」

イェールゥサウル:最近の情勢はどうなっているのだ?

GM:最近だと、ブレダはようやく内憂が取り除けたようですね。ハイデルランドの方は三国並立状態で突破口がない状況が続いています。三王会戦以後も何度か大きな衝突がありました。エクセターは更に南の国の事があるのか、ハイデルランドに攻め込んでくる様子はないですね。

イェールゥサウル:なるほど。「さて、イェニチェリの準備はできているか?」

GM/ルスラン:「ええ。彼らにとっては初めての晴舞台となりますし」

イェールゥサウル:「用意させた衣装も十全かな?」

GM/ルスラン:「向こうでの受け取りの準備は出来ていると連絡がきております。衣装はこのようなものを用意したとか」とローラント卿から届いた羊皮紙を見せる。

ローラント:俺が用意したのか。

GM:そういったことはローラントに頼むのがいいと思って。

イェールゥサウル:「ふむ、これならば我が氏族の威光を示せるであろう」

GM/ルスラン:「イェールゥサウル様、ブレダは最近、落ち着いております。ですから、そろそろかもしれませんのでお気を付けを」

イェールゥサウル:「そうだな。テュクバはブレダにほど近い。それに、公爵領首都だった土地だ。あちらとしても取り戻したいであろう」そうだ、公爵領首都といえば……「しかし、あれだな、ルーシャ、お前が機略によって落としたテュクバがこういった式典の場に選ばれるというのは喜ばしいことであるな」

GM/ルスラン:「いえ、私の働きの結果は全てイェールゥサウル様の功績にございます」

イェールゥサウル:「そういってくれるか。お前という部下を持った私は幸せものだ。だが、それにお前を連れていけないというのは我ながら恥ずかしいことだ。私の留守を任せるにふさわしい人材をお前以外に見つけられないというのは」

GM/ルスラン:「私としても心残りではございますが、イェールゥサウル様の留守を任されることの方が寧ろ名誉でございます」

ローラント:留守ランか。

イェールゥサウル:「では、行って参る」マントを翻し、外に出て行こう。

GM/ルスラン:では、一歩前に出て「イェールゥサウル様、いざという時の為に、兵は用意してございます」

イェールゥサウル:「では、早馬にヴィーカの子を一人連れていこう」指笛で長男を呼んでこよう。

GM/ルスラン:「四大氏族の長が集まるのですから、何が起こるともしれません。お気をつけて」

イェールゥサウル:「ああ」ではヴィーカに跨って供の者たちに号令をかける。「これから、テュクバの地に向かう。式典に主催が遅れると格好が付かぬぞ、遅れるな!」こんな所でシーンを切ります。

GM:では、[鎖]を。


導入シーン4:
シーンカード:アクアの正位置/自己犠牲
シーンプレイヤー:アクアパッツァ

GM:アクアパッツァのシーンです。で、俺たち、今どこにいんの?

アクアパッツァ:あたし、どこにいんの?

ローラント:どこにいたい?

アクアパッツァ:この国に居たくない……。

GM/フェリックス:いっそのこと、壁向こうに……?

アクアパッツァ:やめて! 旧オストブルクのどこかに居ることにする。

GM:じゃあ、旧オストブルク……の近くの湖のほとりに居ることにしよう。

ローラント:いやー、釣り人を紹介してくれないか?

GM/魚屋:あいつはなかなか変わりモンでなァ。

ローラント:見たことあんじゃねーか、オヤジぃぃぃ!

GM:見たことがあるのはフェリックスの方ですよ。

ローラント:フェリックス……。そうか、お前だったか。

アクアパッツァ:……本当に釣ってんの!?

GM:いや、普段釣っているのはフェリックスだよ。

イェールゥサウル:しかし、ワイヤーで釣りやすそうだと思うが……。

アクアパッツァ:釣った魚を売っているのがフェリックスということで。

ローラント:お前ら、結婚しろ。

アクアパッツァ:いやよ、あんなクズ。「……おかえり」

GM/フェリックス:「ただいま。売れた売れた、見ての通り、籠は空っぽだ」

アクアパッツァ:「魚が売れたのはいいけど……、様子はどんなだった?」

GM/フェリックス:「みんな楽しそうにしてるよ」

アクアパッツァ:「いや、楽しそうにしてる分には、別に全く構わないんだけど」そうじゃなくって……。

GM/フェリックス:「ローラントは実にうまくやってるみたいだ」

ローラント:まあ、あくまで奴隷だがね。奴隷の待遇をあげただけだ。

アクアパッツァ:あれだけやらかした街をこれだけ統治してるんだから凄いんだろうな、とは思っているけど……。だけど!

GM/フェリックス:「あの商人、やっぱり本物だったみたいだな」籠を下ろして、「……ま、人買いはまだやめちゃいないみたいだけど」

アクアパッツァ:「あくまで私の目的は人間が奴隷でなくなることだからね。彼のやっていることを全て認めるという訳にはいかない」

ローラント:むしろ否定してほしい。

アクアパッツァ:あれー、どっからか電波が聞こえたー。

ローラント:認めてもいいんだよ。「手をとりあって」いこうじゃないか。

アクアパッツァ:ここぞとばかりにキャンペーンタイトルを使うのやめなさい!

ローラント:人格を否定された……。

GM/フェリックス:「にしても、ローラントの街は本当に不思議だよ。この魚を買ってくれたディルクって奴は隣の八百屋のヨハン――こいつはオークなんだけどな――とえらい仲が良いんだ」

ローラント:川魚なんて香草がないと食えたもんじゃないからな。

アクアパッツァ:え、結構イケるよ。もぐもぐ。

ゲンナディ:お前の口元に魚の骨をはやすぞ!

アクアパッツァ:やめて!

GM/フェリックス:「なんていうのかな、こういうの。凄く……」暫く言葉に迷ってから頭を振って「とはいえ、八百屋も魚屋もどっちも奴隷だ」

アクアパッツァ:「奴隷でさえなければ、理想的な場所ではあるんだけど」

ローラント:人を売ってるお金で税金を肩代わりしているだけデスヨ。本当なら税金がかかってもうちょっと大変なことになりますヨ。

アクアパッツァ:ちょ!「……式典っていつだっけ?」

GM/フェリックス:「式典は……もう明後日だな」

アクアパッツァ:「じゃあ、そろそろ出かける準備をしないと……」

GM/フェリックス:「お前も行くのか?」

アクアパッツァ:「行かない理由がない。あんただけ追い出してっても良いんだけど……。ま、大事を起こすつもりはないけど、見といて損はないでしょ」

GM/フェリックス:「見てるだけでいいのか?」

アクアパッツァ:「何をしようって?」

GM/フェリックス:「随分、集まるみたいだけど」

ローラント:それに十周年って、アクアパッツァが裏切って十周年記念ですよ、出なくていいんですか?

アクアパッツァ:裏切ったんじゃないのよ!

GM/フェリックス:「しかし、奴らやってくれるぜ。あの街でやるとか、当てつけかよ」

アクアパッツァ:お前、それを言うかっていう目でフェリックスを睨むわ。

GM/フェリックス:「ところで聞いてるか、アクア」

アクアパッツァ:「何よ」

GM/フェリックス:「壁向こうが随分、きな臭いって」

アクアパッツァ:「噂には聞いてるけど……、正直手が出せない。今、私の周りにいるのはあんたぐらいだし」

GM/フェリックス:「いっこ、聞いときたいんだけど」

アクアパッツァ:「何?」

GM/フェリックス:「まだ『アクアパッツァ』を続けるつもりだよな?」

アクアパッツァ:「じゃなかったら、五年前、あんたについていかなかったけど?」

GM/フェリックス:「ほんじゃ、これ」書状を渡す。「『アクアパッツァ』を止めねぇんなら、隠せねえよな」

アクアパッツァ:裏を見るわ。

GM:懐かしのブレダ印がついているよ。

アクアパッツァ:わあ、思い出したくもない。内容は?

GM:式典に合わせて、壁向こうから兵が出てくる旨が認められている。内部のまだ人の心を残している人間は呼応してほしい、ともね。差出人は“小覇王”リーズ。

アクアパッツァ:「このタイミングでこれが渡ってくるのね……」

GM/フェリックス:ここで今回、式典があるからチャンスだって言ったの俺だし。と、心の中で。

アクアパッツァ:書状を懐にしまって「……考えとく」ニコッと笑う。

GM/フェリックス:「とはいえ、決行の日は迫ってる。合流するなら、早めが良いぜ」式典の夜に街の郊外のこの辺りに集まるように、と書状には書かれている。

アクアパッツァ:「どうせ近くにいるんだから変わらないよ。タイミングさえ間違えなければ、判断はギリギリに越したことはないし」

GM/フェリックス:「そっか。じゃ、俺はもうちょっと調べたいことがあるから」隠れ家を出ていこうとする。

アクアパッツァ:「大丈夫? あんた最近、寝てないんじゃないの?」

GM/フェリックス:「そうでもねーって。むしろ、お前の方が寝すぎなんじゃねえのか?」

アクアパッツァ:「だって、暇なんだもん」

GM/フェリックス:「なーに、これから忙しくなるさ」

アクアパッツァ:「……やることあるなら行ってきたら? 私は一足先に向かっているから、適当に現地合流で」

GM/フェリックス:「もし、これをローラントに伝えたくなったら、いつでもやりに行くから、そん時は言ってくれ」

アクアパッツァ:「はいはい」

GM/フェリックス「それと、あんまり街には出すぎんなよ? 今でも探してっからさ」

アクアパッツァ:「あんまり張り込むつもりもないからだいじょーぶ」

ローラント:探しているのはアクアパッツァだけじゃなくて、フェリックスとエンキもだぞ。今回は、アクアパッツァがいるからそれをクローズアップしているだけで。

GM:オーケー。んじゃま、そんな所でシーンを切りますか。[鎖]を配るよ。


展開ステージ
展開シーン1:
シーンカード:マーテルの逆位置/裏切り

GM:アクアパッツァから色よい返事を得られなかったので、マスターシーンが入ります。場所は暗い天幕の中。女の声がする。

GM/???:「……では、公女殿下は立たれない、という事だな?」

GM/???:「まだ悩んでるみたいだから、当日になったらひょっこり出てくるかもしれねェ。だから、こいつは」アクアパッツァの髪飾りをちゃらちゃらとさせて「まだ渡せねえな」影が動いて、天幕の外をちらりと見る。「だ、が。まー、こんだけ集めるたぁブレダもようやるもんだ」

GM/???:「それだけこちらにも後がないということだ」天幕の外から差し込んだ篝火の光でリーズの顔が映し出されて、シーンが切れるよ。舞台裏の必要は……無いようだね。シーンカードを捨てるよ。



展開シーン2:
シーンカード:アングルスの逆位置/崩壊
シーンプレイヤー:ローラント・ルートヴィング

GM:会食のシーンだよ。式典の一日目だ。

ローラント/ミリエル:「前菜の川魚の蒸し焼きでございます」

ゲンナディ:「ん? あ……ああ、あり、がとう」

ローラント/ミリエル:「? どうかなさいましたか?」

GM/リュミドール:「どうした、ゲンナディ」

ゲンナディ:「いえ……少々、見知った顔に似ていたもので」

GM/ミリエル:「あら、不思議なことですね。ですが、世の中には似た顔が三人いるとよく申しますし、」

イェールゥサウル:鷹揚に笑って「おや、ゲンナディ殿は彼女に恋を?」

ローラント:「それは困りますな、ゲンナディ様。いくらゲンナディ様とはいえ、ミリエルは私の妻ですから」

ゲンナディ:それに合わせて<自我>を振ってみよう。……成功、意外と理性は保てている感じか。一緒になって笑うことができた。

GM/リュミドール:「しかしまあ、俺としても、そろそろゲンナディには身を固めてほしい所だな」

ゲンナディ:俺は女を呼んでもどうでもいいからピロートークしようぜ、とかそういうタイプだからなァ。

GM:こいつ、草食系だ!

ローラント:草食系オーク……ただの豚じゃないですか!

ゲンナディ:球根うまい! とはいえ、「お戯れを」と軽くかわす。

イェールゥサウル:バーヴェはどんな様子かな?

GM:バーヴェは離れた席でつまらなさそうに見ている。

ゲンナディ:ちらちらと様子を窺ってはいる。気になる存在ではあるからな。

イェールゥサウル:「そちらの方は五年前に反乱めいたものがあったそうだが」ドルトムントの砦でのことです。「それ以降はおさまっているのかな?」

ゲンナディ:「良くも悪くも、そういった分子は一網打尽にできたようでしてな」といいつつ、ミリエルの方に目をやってしまうのだが。

ローラント:「……ふむ、リュドミール様にゲンナディ様、この街の様子はどうでしたかな。楽しまれておりますか?」

GM/リュドミール:「ゲンナディ、お前はどう思った?」

ゲンナディ:「非常に興味深く拝見させて頂いております」「人とオークとが、これほど活発に交わっている場所というのも珍しい故」

ローラント:「とはいえ、綺麗なのは表だけ、という話もございまして」と軽く自嘲して「……まあ、そのように思っていただけたのならば、幸いですな」

イェールゥサウル:「この街に新しく取り入れたジンミーという制度は、実はローラント殿の発案によるものでしてな」

ローラント:ざわ……。発案者になると呪いを受けるかしら……。(*ローラントは人種等を理由に差別を行うとDPが減る特殊因果率を取得している)

イェールゥサウル:いやいや「人間をオークと平等な地位につけたいとのことでしてな。それによって、反乱分子も収まるのではないか、と」

ゲンナディ:「ほう」

イェールゥサウル:「人間の性質にも詳しいローラント殿の発案なれば、と試験的に導入したのだ。もし、このまま平穏に推移していくのであれば、他の地域にも適用していくつもりだ」

ローラント:「とはいえ、ヒトは緩めればつけあがる生き物でもございますからな、これから次第でございますな」

イェールゥサウル:「そうだな。とはいえ、この件に関しては、ハイ・オーク達からいささか反発もあってな。人間共に反乱を起こされれば、また逆戻りということにもならざるをえないだろうな」意味ありげに強調をする。

ゲンナディ:難し気な顔をしている。

ローラント:反乱分子の方々もこの場に潜ってるだろうからな。

GM:そうですね。実際、いますよ。

イェールゥサウル:「今回、この式典の場としてここを選んだのも、その試金石という訳だ」

ゲンナディ:「なるほど。確かに、先の戦における人間達の要衝ではございますからな」

ローラント:「時に、ルスラン殿はいらしていないのですか?」

イェールゥサウル:「ああ、留守を任せてある」

ローラント:「なるほど。この街を陥とした大功あるルスラン殿に締めの挨拶を、と考えていたのですが」意地悪そうににや、と笑って「イェールゥサウル様、何か演説でも行いますか?」

イェールゥサウル:「いや……。だが、乾杯をして締めとしよう」杯を掲げて「オークの繁栄に!」

ゲンナディ:では、乾杯後、ちびりちびりと飲む。

イェールゥサウル:こちらは一気に飲み干して「これはガ・ゾゥム氏族特産のメロ芋の酒と聞いたが……なるほど。なかなかに旨いな」

ゲンナディ:「こちらの自慢の一品ですからな」

GM:ああ、馬車で運んでいたのはこれか。

ゲンナディ:土産としては上等品だからな。

ローラント:「こちらの領内には酒を特産とする地はございませんしな」こちらは川魚とかトリュフとか、食材が主ですし。……結構、良いもん食ってるな。

ゲンナディ:これも南進のお陰ですな。

GM/リュドミール:「南の地を手に入れてから、食も豊かになったものだ」

ゲンナディ:「そうですな。伝来の地は川も凍りますからな」

イェールゥサウル:「食といえば、リュドミール殿、明日の会食には豚の香草焼きを用意しているぞ」

GM/リュドミール:「ほう、アスケルハノフの族長は食にはうるさいと聞き及んでいる。楽しみにしておるぞ」

イェールゥサウル:「それは手配をしたローラント殿に仰られるとよろしい。私も待つ側でしてな」

ローラント:「おや、それは恐ろしい。なんとしても、ご満足いただけるものを出すほかございませんな」

イェールゥサウル:「しかし、ローラント殿、この川魚は旨いな」

ローラント:「そうでございましょう。魚商人にデュルクという者がございましてな。これが旨い魚を仕入れてくるのです。それから、友人のヨハンという者が仕入れてくる香草がまた」

イェールゥサウル:「ふむふむ。気に入ったぞ」あ、後ろにはイェニチェリの面々が控えておる。隊員は全て人間だ。

ゲンナディ:こちら側は基本的にオークが控えておりますな。

ローラント:アスケルハノフ側もオークの重鎮は何人か来ているだろうが……。

イェールゥサウル:そうだな。

GM/リュドミール:「……そうだな、宴もたけなわになった所だ。一つ、確認しておきたいことがある。昔、ブレダが攻めてきた時に交わした約定の更新だが……」

イェールゥサウル:「ああ、そうであった。先日、切れておったな」

ローラント:攻めてきた側だから、心が痛いわァ。

GM/リュドミール:「我々としては、これを更新したい所だが……よろしいか?」

イェールゥサウル:「ああ、構わぬ。少なくとも、期限が次に切れるか、私が生きている限りはこれを守らせよう」

ローラント:立地的に、バーヴェに戦の負担をさせる為の盟約だな。僭越なので黙っておくが。

ゲンナディ:確かにな。バーヴェの方の様子を窺う。

GM:特に意に介した様子もなく、つまらなさそうにしているよ。

イェールゥサウル:バーヴェは以前、約定を交わした際にも族長だったか? 私は違うが。

GM:バーヴェが族長になったのは1060年頃だから、そうだね。

ローラント:イェールゥサウル様が一番、新参者ということか。

イェールゥサウル:いや、リュドミール殿も同じくらいの筈。ゲーマルク死後に継いだのであるから。ということは、以前から顔も見知っておろう。「しかし、そなたと盟約を交わすということは、そなたと矛を交えることが無くなるということ。それは些か寂しいものがあるな」

GM/リュドミール:「今はお互いに立場というものがあるからな。……だが、たまには全てを忘れてお互いにうちあってみるのも面白いかもしれんな」にやりと笑う。

ゲンナディ:兄上はやりすぎるから心配であるなあとそわそわしている。

ローラント:そわそわ……。

GM/バーヴェ:「――余興は良いが、いつまでこの『お友達ごっこ』を続けているつもりだ?」バーヴェが冷たい声で言い放つ。

イェールゥサウル:「おや、手厳しい。だが、ブレダが盛り返している以上、我々が個々で対応するのは合理的ではないのでな。このような『お友達ごっこ』とやらも必要であろう」

GM/バーヴェ:「なるほど。アスケルハノフの族長は、北の長になる気はないと見える」

ローラント/ゾディ氏族族長:ガタッと席を立つ!「そもそも、ブレダを恐れて南進に参加しなかったのはお前の方であろう!」

GM/バーヴェ:「それは、目がないことが見えていたからだ。得たものと失ったもの、どちらが多かったと考える?」と嘲いましょう。

ゲンナディ:父、ゲーマルクと……

イェールゥサウル:父、ゲンナディ、か。確かに失ったものは大きかった。

ローラント/ゾディ氏族族長:「だからこそ、このような盟約を交わしたのではないか! ヒト族の恐ろしさを最も知っているのはヒト族であるそなたであろう!」

GM/バーヴェ:「だからこそ、再接近領が出来て十年。我が領地も肥え、新しい領土の平定も済んだ。そろそろ、前に出る時ではないか?」約定の内容は、敵が攻め込んだ際に共同で防衛に当たろう、という消極的なものでした。バーヴェはそうではなく、共に攻めいろう、といっているのですね。

ローラント/ゾディ氏族族長:では、絶句してフォークをぽろりと落とす。

ローラント:興味深そうに成り行きを観察している。

ゲンナディ:やや不安げに「先程申された『目』が今ならあると?」

GM/バーヴェ:こくりと頷く。

ゲンナディ:そもそも、我らはガイリング二世復活の話を耳にしているのかな?

GM:うーん……。では、<事情通>で判定を一度許しましょう。ただし、壁向こうのことなので、判定値に-5をします。

ローラント:こちらは成功。まあ、壁向こうにも行くしな。

ゲンナディ:動物に聞くのは反則な気がするから、普通に振るか。……成功。知ってるなぁ。

イェールゥサウル:こちらは失敗。どうやら、知らない様子。

ローラント/ゾディ氏族族長:「なるほど……! ガイリングは亡き今ならば!」

イェールゥサウル:「……確かに、今はガイリングがおらぬ。攻め時かも知れぬ。しかし、南には三人の王がおる。そ奴らがまた以前のガイリングとアンセルのように結託を選べばどうなる?」

GM/バーヴェ:「南の者達は昨年も戦をしていたと聞き及んでおる。しかも、今は冬だ。我々とは違い、人間共は冬の戦を苦手とする。それに、我らには芋がある」

ゲンナディ:確かに、南の者達は芋を食わないということが最近わかったからな。兵糧も乏しいだろう。

GM/バーヴェ:「それに、今年はイナゴが出た。我々にはまだ芋が残っておるが、ブレダの者達は日々の食事もままならぬであろう」

ローラント:だからこそ、攻めてくるということもあろうが。と思いつつ、黙っていよう。

ゲンナディ:場の雰囲気はどうかな。

GM/リュドミール:では、ガイリングとは違う情報を握っているかどうかを判定しておこう。……なるほど、知っているようだ。

ゲンナディ:それをもって、何か立場を表明する訳では?

GM/リュドミール:ない。傍観している。

ローラント:では、ゾディ氏族の方は?

GM/ゾディ氏族族長:イェールゥサウルの答えを待っているようです。

ローラント:皆の目がイェールゥサウルに注がれるということか。

イェールゥサウル:「……そうだな。私は、まだ早いと考える。我々がこの地を手に入れてから、十年が経った。そして今、人間共を試す機会として今回の式典を執り行っている。彼らが我らと肩を並べ、『手をとりあう』存在なのか、な。その結論が、未だ出ていない以上、その決断をすることは出来ぬ。もし、『こちら側』の人間共が未だ反乱を夢見ているのであれば、先に内憂を駆逐するべきであろう」

ゲンナディ:五年前を思いだし、少し苦々しい顔をした後に、嫁さんの顔を見て

ローラント/ミリエル:「食後のワインでございます」

ゲンナディ:「す、すみません、どうもすみません……」

イェールゥサウル:「我々が打って出るというのは構わん。確かに、戦はオークにとって最も魂震える素晴らしいことだ。だが、背後からナイフを突き立てられると知っていながら突撃に向かうのは蛮勇であろう」

GM/リュドミール:「こちらとしても、再度の南進は出来かねるな。五年前の反乱以降、目立った反乱は起きていないとはいえ、未だおさまっておらぬ」

ローラント:そもそも、新しい土地を得ていないバーヴェだからこそ言えることか。

GM/バーヴェ:「だが、」ゾディ氏族の族長に目を向ける。「我が元には自由に動かせる兵が十分にある。南進の際に兵を通らせては下さらんか」

ローラント/ゾディ氏族族長:「しかし、そちらの軍勢は行儀が悪いと聞き及んでおるからの」

GM/バーヴェ:「行儀が悪い? 勇猛と言ってほしいな。人間と交わって、オークとしての勢いを削がれたのではないかな? ゾディ氏族は」

ローラント/ゾディ氏族族長:「何だと貴様ッ! 我々を愚弄するか! ならば、一人でシルトマウアーの城塞を陥としてもらおうではないかッ!」

GM:元々、バーヴェの目的はゾディ氏族領を通る了承を得ることだったので、その答えにご満悦であります。そして、リュドミールも敢えてそれを止めません。そんな所で、会食のシーンが終わります。

アクアパッツァ:《密偵》をとばします。クリティカル成功!

GM:しっかり、聞こえていたようだね。カードが正位置になるよ。

ローラント/ミリエル:デザートのスイートポテトはいかがですか?

GM/フェリックス:あ、うめえ。あ、ローラントさん、かわいい女の子紹介して。

ゲンナディ:とりあえず、ズボン履いてから言おうな。

GM/フェリックス:うるせえ、バカには見えねえんだよ! とりあえず、[鎖]を配るぞ。


展開シーン3:
シーンカード:ディアボルスの逆位置/誘惑をはねのける
シーンプレイヤー:イェールゥサウル

GM:先程の会食の後、バーヴェが話をしたいと言ってきます。

イェールゥサウル:「ほう。だが、そなたを信用することは出来ぬのでな、供の者を連れても構わぬか?」

GM/バーヴェ:「構わぬ」

イェールゥサウル:では、ルッツとグレーテを連れよう。それから、ローラント殿に部屋を手配してもらおう。

GM/バーヴェ:では、手配された部屋で。「先程はどうも」

イェールゥサウル:「どうもとは?」

GM/バーヴェ:「お陰でうまくゾディ氏族を乗せることができた。口出しされず助かった」

イェールゥサウル:「そなたの挑発にゾディ氏族が乗っただけであろう。私は何もしておらん」

GM/バーヴェ:「ならば、私もそれを借りに思わないでおこう」

イェールゥサウル:「氏族が一つ消えるということは、私にとっても敵が一つ減ると言うことだからな」

GM/バーヴェ:「おや、わかっているではないか。それならば話が早い。どうだ、共にゾディ氏族の領地を切りとらんか?」

イェールゥサウル:「まことにうまい話ではある。だが、私はそなたをそれほど信用しておらぬし、だまし討ちをしてちびちびと領地を手に入れるのは性に合わん。それよりは、そなたが奪い取ったその後に、そなたを倒した方がより簡単に、より多くの土地と栄光が得られるであろう」

GM/バーヴェ:「ほう」

イェールゥサウル:「そなたは会食の場で、オークの長になるつもりがないらしい、と言ったが、それは違う。私とて、オークの王になる野心は捨ててはいない。時を窺っているに過ぎぬ」

GM/バーヴェ:「ならば窺っているがよい」

イェールゥサウル:「……そうした相談事はガ・ゾゥムに持ちかけるべきだったな」

GM/バーヴェ:「貴様の方が目があると思ったのだが、とんだ見込み違いだったようだ」といって部屋を去っていこう。

イェールゥサウル:「おやおや、低く見られたものだ」その背を見送ろう。

ローラント/ルッツ:「いいんですか? 断っちゃって」

イェールゥサウル:「何、構わん。……それより、そなた、なかなか様になってきたな」大きくなったな、と頭を撫でよう。

GM/ルッツ:撫でられながら「でも、街道は欲しかったんじゃないですか?」バーヴェもその事を念頭にしていました。

イェールゥサウル:「戦となった時、奪い取れば良い」

GM/ルッツ:「戦! その時の一番槍は僕たちに任せて下さいよ!」

イェールゥサウル:「ああ、期待しておる。所で、グレーテ」

GM/グレーテ:「頼みですかっ?」

イェールゥサウル:「人間達の動向はどうだった?」<事情通>で調べる。ここでいう人間達、とは領内の人間達の事だ。今回の機会を狙って、何かしら反乱が起きるのではないか、と考えているからな。

GM:了解。判定してみて。

イェールゥサウル:《裏情報》を使用。結果は……失敗。

ローラント:登場します。登場判定は……成功。<事情通>を振って……失敗。

GM/グレーテ:「人間達も式典を楽しみにしておりますわ」と使えない情報を流す。

ローラント:「オストブルク解放戦線の主立った面々も来ていないようですし、このまま何事もなければいいですがね」と言いながら入ってくる。

イェールゥサウル:「何もなければよいのだ。何もなければ、な。それが人間にとってもオークにとっても良いことであろうからな」そんな所でシーンを切ろうか。

アクアパッツァ:《密偵》を使うよ。アクアパッツァはいたのだ! ……失敗、いなかったみたい。

GM:では[鎖]を配るよ。


展開シーン4:
シーンカード:アダマスの正位置/侵略
シーンプレイヤー:アクアパッツァ

アクアパッツァ:リーズと一度、話がしたいな。

GM/リーズ:では、テュクバ郊外にブレダが敷いた陣で席を設けよう。「塀の中の暮らしはどうですか、公女殿下」

アクアパッツァ:「さあ? ある意味、平和なんじゃないでしょうか。ある意味においてですけど」

GM/リーズ:「そうですか。しかし、嬉しいことにこうして、人として生きたい、という者はこちらに来てくれました。悲しいですが、中に居るもの達は心まで北狄に染まってしまったようです」

アクアパッツァ:「目の前に余計な障害が無ければ、人間というものは案外そっちに簡単に流れるものですよ」

GM/リーズ:「いざ、命が保障されれば誇りも神も忘れてしまう。そういったものもいるのですね」

アクアパッツァ:「そりゃあ、戦って勝ち取るよりも、そのまま支配されている方が楽ですからね」

GM/リーズ:「ですが、それでは家畜と変わりません、アクアパッツァ様」

アクアパッツァ:「ええ、私もそう思います。残念ながら、私はそこまでヒトというものに固執しませんから、もし生きるというだけなら、共に生きるというのでも構わないと思っています。但し、それは我々が人として生きぬなら、です。そうは思いませんか、リーズ様?」

GM/リーズ:フッと笑って「ここに八百の手勢を連れて参りました」これは、テュクバを陥落させて、暫く維持が出来る程度の軍勢だと思ってください。

イェールゥサウル:よくここまで気づかれずにこれたな。

GM:ゾディ氏族と密約があったのかもしれませんよ。

ローラント:……なるほど。小物ぶっているのは演技だった、ということか。

ゲンナディ:考えることは皆それぞれだな。

イェールゥサウル:実際の所、ゾディ氏族は一枚噛んでいるのかな? 私がそれを知っているかどうかは後で判定するとして、現実としてどうなのかを知りたい。

GM:はい、噛んでいます。<事情通>に成功すれば、それを知ることができます。

イェールゥサウル:了解した。

GM/リーズ:「家畜に身を堕とした裏切り者に、モノを見せてやりましょう。家畜の平和はこれで終わりです。この街にいる協力者は全てここに集まっております」

アクアパッツァ:「本当におやりになるおつもりですか?」

GM/リーズ:「兵は揃っております」

アクアパッツァ:さっきの会談の内容を知っているからなあ……。

GM/リーズ:「それに、あちら側には裏切り者もいます」

アクアパッツァ:「孤立無援の裏切り者が一人居たところでどうなりましょう」

GM/リーズ:「裏切り者は我々に街道の安全を保証した氏族でございます。ご安心下さいませ」

アクアパッツァ:会談の内容を知っているから、この手合には関わりたくないのよ……。さっきの会談の内容に触れてから、「これを見てしまっては、貴女の誘いに今すぐ乗ることは出来ませんよ」五年前の事をありますし!

GM:具体的に会談のどこを言いますか?

アクアパッツァ:ゾディ氏族の立ち位置や、それに対する周囲の思惑です。それを知っていて、突撃することはできないわ。

ローラント:大人になられたのですね、アクアパッツァ様。

アクアパッツァ:五分五分の戦いで手ひどく負けたら、賢くもなるわ。

GM/リーズ:「五年前の事をまだ引きずられていらっしゃるのですね」

アクアパッツァ:「引きずるとは失礼な。学習したと仰って下さい。という訳で今回、私は静観させていただきます」

GM/リーズ:「では、ここから先は我々でやらせていただきます」

アクアパッツァ:「ええ、止めは致しませんよ」

GM/リーズ:「アクアパッツァ様はごゆるりとお待ち下さい」

アクアパッツァ:ごゆるりと、ね。「ご武運を」

GM/リーズ:「アクアパッツァ様、何も求めなければ得る事など出来ない。それだけはお忘れなく」それでは、と退場する。

アクアパッツァ:「……何か思い違いをしていらっしゃるようですね。私が求めていることは元々、解放ではなく、護ることですよ」にこりと微笑んだ所でシーンを切ります。

GM:では、物忌みをどうぞ。


展開シーン5:
シーンカード:イグニスの逆位置/黄昏
シーンプレイヤー:アクアパッツァ

アクアパッツァ:ローラントの屋敷に忍び込みます。フェリックスも一緒に。

ローラント:では、夜中まで書き物をしていよう。商売の事とか。人頭税の肩代わりが大変だからね。

アクアパッツァ:「ローラント・ルートヴィング様とお見受けしますが?」

ローラント:書き物から目を上げて「おや、私も暗殺者が来るようなお偉い方にでもなったのかな?」

GM/フェリックス:「いやいや、別に誰も殺すなんて言ってねーよ」

アクアパッツァ:「暗殺者なんて物騒な」

ローラント:「おや。私は丁度、オストブルク公女アクアパッツァの賞金をあげる手配をしていた所だったが?」冗談めかして、肩をすくめる。

GM/フェリックス:のぞき込みながら「はー、偉くなったもんだなー、アクアパッツァ公女殿下?」

イェールゥサウル:いくらに上がったんだ?

ローラント:5クラウンかな。

GM:ちょっとした荘園が買えるな……。

アクアパッツァ:「貴方自身でお買い取りになりますか?」

ローラント:「おや、売ってくれるのかね? 私は人だって買ってしまう人間だよ?」

GM/フェリックス:「やめとけー。こいつに買われるとロクな目に会わないから」焼かれたり。

ローラント:「まるで見た事があるとでもいう口ぶりじゃないか」

GM/フェリックス:「……丸コゲにされるのはもう二度と御免だよ」

アクアパッツァ:「あんたが丸コゲにされたのってこの人だったの?」

ローラント:「おや、私は推薦しただけだったと思うが」

アクアパッツァ:軽蔑した目で見るわ。

ローラント:「君がズボンさえ履いていれば、焼こうなどとは考えなかったのだが」冗談めかして。

アクアパッツァ:凄く軽蔑した目でフェリックスを見るわ。うわぁ……。

GM/フェリックス:「全く、手厳しいぜ」

ローラント:「焼いた時はズボンを履いていたよ」とフォローを入れるよ。

ゲンナディ:ズボンは焼けました。

アクアパッツァ:「……殺しにきたのでも、捕らえられにきたのでもないとしたら、なぜ私はここまで来たでのでしょう?」

ローラント:「さあ、貴女が何を思っているのかはわかりませんね。私は丁度、貴女とお話をしたいと思っていましたが」

アクアパッツァ:「あら、何か聞きたいことでもございますか?」

ローラント:「ありますが……。なに、貴女から先にどうぞ」

アクアパッツァ:「そうですか。……ではこちらから。実は先程、壁向こうのとある人に出会いまして」

ローラント:「ほう?」興味深そうにアクアパッツァを見よう。

GM/フェリックス:「ま、ローラントさんも会ったことがあるんじゃねぇかな? おっと、今はローラント卿だったか」

ローラント:「好きなように呼んでくれて構わないよ。出来れば敬意を持って欲しいが」

GM/フェリックス:「こいつは失礼」ぽりぽりと頭をかく。

アクアパッツァ:「それで、ルートヴィング殿、彼らが来るとしたら、どうやらこちらのようですが、どうなさるおつもりで?」

ローラント:「それは内通を誘われているのですかな? それとも密告をしていただけているのですかな?」と言いながら席を立とう。

アクアパッツァ:「内通を申し込むのであれば、もう少し敬意を払った態度かと思われますが?」

ローラント:「いや、わかりません。私が知っているオストブルク解放戦線の皆さんは大体敬意が無かったもので」

アクアパッツァ:じーっとフェリックスを見つめるわ……。

GM/フェリックス:「や、結構、敬意あったぞ!?」

アクアパッツァ:「……まあ、」

GM/フェリックス:「こ、これ以上居ない奴の話をするのはやめようぜ!」

アクアパッツァ:「……。それは申し訳ありません、私の元部下が」

イェールゥサウル:今、切り捨てたぞ……。

アクアパッツァ:オストブルク解放戦線とか、夢だったのよ……。

ローラント:「ブレダの兵力はどれほどなのですか?」

アクアパッツァ:「彼女自身の言によれば、八百程という事ですが」

ローラント:「なかなか、ブレダもやる気なんですね」

アクアパッツァ:「しかし、わざわざオーク側に大義名分を与えてまで仕掛けるような戦争ではございません」

ローラント:思っていたよりも敬語を使うキャラだな。

アクアパッツァ:五年経ったので。

ローラント:なるほど。「貴女は静観するのですか? ……ああ、言い方がよくありませんでしたね。貴女は私にどうするか、と先程問われたと思いますが、私はこの街を護る為に戦うでしょう」

アクアパッツァ:「……」

ローラント:「……些か、遅すぎました。ブレダの侵攻は」アクアパッツァに目を向けて、「貴女の登場は、五年前は早すぎて、今は遅すぎる」

アクアパッツァ:ごもっとも、ね。「だからこそ……どうせ遅いのであれば、急くこともないかと」

ローラント:「ですが、何もせねば何も得られません。貴女は何を為すのですか?」

アクアパッツァ:「ですから、私はひとまずこの街の人間を護ることに力を注ごうかなと思ったのです」フッと嘲って「……といっても、今の私には味方といえるような人間もおりませんし、たかが一人の話ですが」

ローラント:「貴女に味方したいと思っている人間は大勢いると思いますが」

アクアパッツァ:「そういう人間は既に向こう側に行ってしまいましたから」

ローラント:そうなんですか?

GM:まあ、ある程度は。やる気のある人は結構抜けたね。

ローラント:「なるほど。では、この街を護ってくださる、ということは我々と共に戦ってくださるという事ですか?」にやりと笑います。

アクアパッツァ:「わざわざそういう言い方を避けた時点で察していただきたい」

ローラント:「おや、申し訳ない。私は正直と勇敢を美徳としておりますから」飄々と。

イェールゥサウル:割り込むようで申し訳ないが登場しても構わないかな?

ローラント:出ても良いんじゃないですかね。

GM/フェリックス:「すまねぇな、あんまり素直じゃなくて」GMは構わないよ。

イェールゥサウル:登場判定……成功。グレーテを連れて登場します。ノックをして「ローラント殿、少しよろしいか」

ローラント:「おや、少々客人がおりますがよろしいですか?」

イェールゥサウル:「ほう、客人とな。ローラント殿が構わぬなら。」

ローラント:では扉をお開けしましょう。

イェールゥサウル:入って、アクアパッツァに気がつく。……しかし、アクアパッツァの顔を見たことはなかったな。「おや、そちらの方は?」

ローラント:指名手配しているので知っているかと。

イェールゥサウル:人相書きが似ているとは限らんし、オークがヒトの顔を見分けられるとも限らぬだろう。だが、フェリックスの方には面識があるからな。そちらを見て、気まずい顔をしよう。「あ、ああ、そなたは……まだ生きておったのか」

GM/フェリックス:「残念ながらまだ生きてるよ」手をひらひらさせよう。

イェールゥサウル:「今宵は、何かな、ローラント殿の細君を寝取りに来たのかな?」

ローラント:「だとすれば、彼は息をしていないでしょう」

GM/フェリックス:「まさか。そんな気はねえよ」

ローラント:「で、そちらにおられるのは、オストブルク公女のアクアパッツァ殿ですよ」

イェールゥサウル:「ほう、そなたが」興味で目がらんらんと光る。「話には聞いているぞ」ドルトムントの砦のこととかだな。

アクアパッツァ:「ええ、アクアパッツァと申します」お辞儀をする。

イェールゥサウル:「オストブルク解放戦線の長が、一体何をしにこんな所に来たのかな?」後ろでグレーテが剣に手をかける。

アクアパッツァ:私はもう解放戦線の人間ではないのだけど。

ローラント:我々の最新情報はそこで止まっているので。

GM/フェリックス:「“元”の一文字を忘れてるぜ、族長さんよ」

イェールゥサウル:「……ということは、オストブルク解放戦線は壊滅したのかな?」

アクアパッツァ:「壊滅はしておりませんが、とうに抜けました」

イェールゥサウル:「なるほど。それはいかなる目的をもってのことかな?」

アクアパッツァ:目的……。

GM/フェリックス:が無くなって……。

ローラント:残酷やで。

アクアパッツァ:「一つ、部隊を失ってまで、いれるような器ではございません」

イェールゥサウル:「それを失ってでも、故郷を取り戻したいと思うが故の解放戦線だったと思っていたが」ローラント殿と酒を交わそうと思ってきたのだが、こうなるとは。

アクアパッツァ:「あれだけのことをやらかしたからこそ、護るという行為が一通りではないことを知りました」

ローラント:「戦い方を変えたということですか?」

アクアパッツァ:「そう取ってもらって構いませんよ」

ローラント:「別に、貴女の剣が折れてしまった、ということではないですか?」

イェールゥサウル:「どちらにせよ、ここ暫くは大人しくしておいて頂きたいものだな。こちらにも立場というものがある故」

ローラント:「そうそう。イェールゥサウル殿、戦ですよ」

イェールゥサウル:「ほう」

アクアパッツァ:「それを伝えに来たのです」

イェールゥサウル:「それは困ったなァ」

ローラント:「ブレダが攻めてくるようです」

イェールゥサウル:「いかようにして?」

ローラント:「街道を伝って」

イェールゥサウル:「時は?」

ローラント:「そこまでは教えて頂いていません。彼女にも仁義があるのかもしれないですし」

アクアパッツァ:「すぐに、とでもいいましょうか。地図は?」

ローラント:「こちらに」ここ(北天街道)まで欲しいな……。

アクアパッツァ:書いてあるの!?

イェールゥサウル:五カ年計画の目標みたいな。

アクアパッツァ:「先程私がリーズ殿と対顔した場所が」さっき居た場所を指す。「ここ。そこからお察しくださいな」

ローラント:「今夜、ですな」

イェールゥサウル:「しかし、この北天街道はゾディ氏族が守っているはずだが……」

ローラント:「さて、我々も一枚岩ではないのでしょう」

イェールゥサウル:「五カ年計画の件、うまくいくかもしれんな」

アクアパッツァ:ジト目で見る。

ローラント:「戦は民を苦しめますが、戦の収穫は民を豊かにする。勿論、我々に限った話ですが」

イェールゥサウル:「ふーむ……」参ったな。

ローラント:「しかし、面目丸潰れですな、イェールゥサウル様」

イェールゥサウル:「全くだ」

ローラント:困ってしまいますわー。

イェールゥサウル:私もだ。

ローラント:「これは一つ、ゾディ氏族を裏切り者として糾弾する演説でも考えておきますか」

イェールゥサウル:「そうだな。それで矛先を奴らに向けさせるか……」額に手を当ててため息をついてから「しかし、ルーシャの機略によって、人死にを少なく出来たこのテュクバがブレダの手によって血に染まるとはな」


ローラント:アクアパッツァは大ルスランがイェールゥサウルの副官であることを知っていますかな?

アクアパッツァ:副官が仇であることは知ってるけど、名前は知らない。だから、今のところ問題は無い。

ローラント:「そういえば、ルスラン殿の耳の傷はテュクバ攻略の時に?」

イェールゥサウル:「いや、それ以前からだ」

アクアパッツァ:良い情報を聞いたわ、とか心の中で思う。フェリックスに後で調べておいてねと視線を送る。「あなた方のことはよく知りませんが、あなた方の氏族の一部が引き入れているという、ただそれだけの話ですよ」

イェールゥサウル:「いや、私の氏族ではない」

アクアパッツァ:「あなた方、というのはオークという意味で」

イェールゥサウル:「我々と彼らを一緒にしないで欲しいな」

GM:これはブレダがエステルランドのことで文句を言われた時のような感じだと思うよ。うちじゃないし、みたいな。

アクアパッツァ:「申し訳ありません、言葉を選び損ねましたかな」

ローラント:「それで、アクアパッツァ殿」

アクアパッツァ:「何でしょうか」

ローラント:「戦い方を変えたということは、オストブルク公国を復興するつもりはないのですね?」

アクアパッツァ:「元々、それは三番目の目的に過ぎません」

イェールゥサウル:「では、一番目と二番目は何なのかな?」

アクアパッツァ:「それを貴方にお答えする義務はございません」

イェールゥサウル:「それは失礼」

アクアパッツァ:「少なくとも、現時点で私に出来る最善は、あなた方の側につくことです」

イェールゥサウル:「協力してくれるか」

アクアパッツァ:「少なくとも、この街を血で染めることは望むことではございませんので」

イェールゥサウル:「それでは一つ、テュクバの人間の指揮に立ってはくれぬか?」

アクアパッツァ:「なるほど。しかし、それは私が立場を明らかにすれば逆効果になると思いますが」

イェールゥサウル:「こちらとしては、欲しいものが二つあるのでな。一つは、テュクバの人間が我らの一員として、我らの土地を守ったという事実だ。それに……私はそなたが名を明かしたとて、逆効果になるとは思わん」オーク陣営に協力するオストブルク公女という図になるからな。

アクアパッツァ:「しかし、今回に限っては、私が身分を明かしてもそちらの得にしかならないでしょうから、隠しておきますよ」

ローラント:「おや、人相書きが出回っているのをお忘れで?」

アクアパッツァ:……それは忘れていた。

イェールゥサウル:「どちらにせよ、そなたが真にコロナの器であるならば、自ら名乗らずともその片鱗は見えるであろう。さすれば、民はついてくる」

アクアパッツァ:「彼らを指揮することに異存はございませんが、本当によろしいので?」

イェールゥサウル:「ああ、構わぬ」

アクアパッツァ:「わかりました、それでは、彼らを率いて戦うことには全力を尽くしましょう」

ローラント:「おや、私のすることがなくなりましたね」

イェールゥサウル:「何をいっておる、ローラント殿にはテュクバ軍がおるであろう」

GM:一応、言っておくけれど、勝つのは難しい戦いだからね?

ローラント:わかっていますよ。

GM:頑張ってくれ。

イェールゥサウル:では、ルーシャに向けてヴィーカの子を放つ。

ローラント:ルスランの援軍が来るまで耐えられるかどうか、という感じですかね。

イェールゥサウル:ルーシャはどこまで察しがいいだろうか。

GM:それは後でダイスで決めますよ。

ローラント:「ならば、今夜にも来る可能性はありますし、戦支度といきましょうか」

アクアパッツァ:「ええ」

イェールゥサウル:グレーテにイェニチェリをたたき起こしてくるように命じよう。

GM/グレーテ:「はい、只今!」嬉しそうにフライパンとお玉で起こしにいくよ。

イェールゥサウル:私も自分の戦支度をせねばな。部屋に戻ろう。

ローラント:一人になった所で呟く。「……待ち人は、来たような来ないような」

GM:では、ローラントの背後の窓がアップになっていって、表の篝火が映し出されたところでシーンを切ります。[鎖]をどうぞ。



対決ステージ
対決シーン1:
シーンカード:ディアボルスの正位置/悪事の露見
シーンプレイヤー:ゲンナディ

GM:戦闘の条件をお話します。クリンナップフェイズが終了するごとに、トループが逐次追加されていきます。2ラウンド耐えれば、撤退が可能になります。

ローラント:その場合、テュクバはどういう形になりますかな。

GM:明け渡したという形になります。2ラウンドで住民を安全に逃がすことができるという訳です。援軍が来るまで耐えることができれば、明け渡さなくてすむかもしれません。4+1D20÷7ラウンドで援軍が来ることにしましょう。……合わせて、5ラウンドですね。

ローラント:ルスラン、頑張ったな。

イェールゥサウル:最短だしな……。

アクアパッツァ:副官でこれか……。

ゲンナディ:副官だからこそだろう。

GM:ユニークが最後部に三体。エンゲージです。あとはアダマストループとアルドールトループです。かなりマクロな視点で考えてください。ですから、演出上は皆さん部隊を率いていることになります。ここに居ない部隊は他の所で戦っていると考えてください。フェリックスは民を誘導しています。

ゲンナディ:我々は顔を合わせて話を少ししても構わないかな?

GM:どうぞ。

ローラント:「いやー、これは面目ない」

ゲンナディ:「場が場であるし、時が時だ。それに、そちらの事だからわかると思うが、手伝うことでこちらに利とてある」

ローラント:「ゲンナディ殿の軍略は聞き及んでおりますよ。凄い引き足でござったとか」

ゲンナディ:そう言われると思いました、みたいな顔を。

アクアパッツァ:ではひょこっと登場して「実際、私も見たしね」

ゲンナディ:少しハッとなり、苦々しげな顔をした後に「つくづく貴女とは縁があるようだな」

アクアパッツァ:あー……言葉を返したくない。

ローラント:「何、今はともに戦う同志ですよ。多分」

ゲンナディ:「こちら側にいるのだから、そうでなければ困る」

アクアパッツァ:「少なくとも今は、ちゃんとこの街の為に戦うよ?」

ゲンナディ:「それが……今の貴女の戦い方だという訳か」

アクアパッツァ:「相変わらず察しが良くて助かる」

イェールゥサウル:「リュドミール殿にゲンナディ殿、この件に関しては非常に興味深い情報が入っている。これがひと段落した後、それをあなた方にもお教えしよう」

ゲンナディ:「そちらの族長からそのような申し出があるとなれば、是が非でも生き残らねばならんな」

イェールゥサウル:「ああ」裏切り者どもめ。

GM:奴らは帰りました。バーヴェもイェールゥサウルとの交渉が決裂した後、帰途につきました。

ローラント:「さて、誰が先陣をお切りになりますか?」ちらりと周囲を見る。「一番槍は私も望むところですが」

アクアパッツァ:「私が行くのが最善でございましょう」

イェールゥサウル:「では、この場は譲るとしよう」

アクアパッツァ:ちら、と見て「ゲンナディ、今回はひとまず貴方の指揮を仰ぐわ」これだけは言っておかないと。

ローラント:「イェールゥサウルはどうしますか?」細かいところは任せるとでも言ってしまえば、支援を得られると思いますが。

イェールゥサウル:「ローラント殿はゲンナディ殿の指揮下に入っていただきたい」

ローラント:「イェールゥサウル様はお一人で戦われるという事で?」

イェールゥサウル:「いかな危急の時とはいえ、人の指図を受けるのは好まん」

ゲンナディ:「仕方がないですな」

イェールゥサウル:「ゲンナディ殿、代わりに私のイェニチェリ達の指揮をお願いしても構わないだろうか?」

ゲンナディ:「構いませんよ」

イェールゥサウル:「お前達、名将と誉れ高いゲンナディ殿の指揮振りをとくと見、学ぶのだぞ」イェニチェリに言い渡そう。


GM:では、戦闘ラウンドに入ります。セットアップフェイズです。

ゲンナディ:《帝王学》を宣言。ダメージロールに1D10。対象は味方全体。

イェールゥサウル:《突撃陣形》を宣言。対象はイェニチェリ。ダメージを少し上げる代わりに、リアクションダイスが減る。

GM:セットアップフェイズが終了したところで、四面体のユニットが∵天の火∵を宣言。これに∵拡大∵を乗せます。「いざブレダの手にオストブルクを取りもどす時ぞ!」そんな口上と、兵の雄叫びと共に、弓部隊が一斉に火矢を放ちます。《運命の風》《幸運の一撃》《闇の目》《精密射撃》《長距離射撃》《必殺の矢》《長き手》を宣言。奇跡の効果でクリティカル成功。

ローラント:∵絶対防御∵を宣言。「盾を構えよ!」部隊にそう号令する。《八面六臂》《偏向》を宣言。奇跡でクリティカル成功。ずいっと前に出て、迫り来る火矢を防ぎきる。「……十年で、ブレダの軍も随分弱くなったものだ」

ゲンナディ:「聞きしに勝る使い手だな……」

GM:では束縛が発生します。ローラントには[鎖]を渡すよ。次はAP:17で四面体が動くけど、何か割り込みはあるかな?

イェールゥサウル:∵紋章∵を宣言。対象はブレダ側に与したテュクバの民。「そこで我らに剣を向けしテュクバの民よ! 我らはそなた達に平等な暮らしを与えてきた! それは過去、この地がオストブルクと呼ばれていた頃と比べ、さほども違うまい! 平和を自らの手でもって壊すその判断が真に賢明であるかを良く考えてみるが良い!」

GM:……いやー、思うんだけど、北狄に支配されてからの方が生活良くなっている気がするんだよな。……では、テュクバの民である5番のトループ二つが寝返ります。束縛と[鎖]をどうぞ。

イェールゥサウル:寝返ったトループの指揮はアクアパッツァ殿にお願いするか。元々、民の指揮を依頼してあるしな。

アクアパッツァ:了解。データの管理はGMにお願いするよ。

GM:オーケー。んじゃ、AP:17の弓使いが動きます。先ほどと同じで《運命の風》《幸運の一撃》《闇の目》《精密射撃》《長距離射撃》《必殺の矢》《長き手》を使用。対象は今、∵紋章∵を使ったイェールゥサウル。2でクリティカル! [鎖]が逆位置になるよ。「くっ、所詮家畜は家畜か!」

ローラント:カバーリングします。《風読みの一手》《偏向》《ファミリアガード》を使用……クリティカル。では、イェールゥサウルに向かってきた矢を盾で受け止め、ニッと笑って言う。「頼りになりますかな?」

イェールゥサウル:「全くだ。九回の内の一回、今日授けてもらおうとしよう」

ローラント:「勿論です。そういう約束ですからね」

ゲンナディ:悪魔の契約っぽい。

ローラント:こっちが悪魔っぽい。

GM:[鎖]を正位置に戻して、弓使いの手番終了。AP:13のゲンナディのメインフェイズに入ります。

ゲンナディ:これはやらざるをえない。マイナーアクションを使用して移動。左翼のエンゲージに移動する。「我に続けーっ!」《指揮》《王者の相》で<交渉>判定。対象はイェールゥサウル以外。……なんとか成功。《指揮》の対象となっている人間は自由に動くといい。メジャーアクション、リアクションにダイスボーナス1だ。

ローラント:イェールゥサウル様、このラウンドだけでも指揮下に入った方が……。

イェールゥサウル:良い。

ゲンナディ:管理を楽にする為に、AP順に動くといいだろう。

アクアパッツァ:じゃあ、私から。マイナーでゲンナディと同じ左翼に移動、オートアクションで触覚を準備。《怪力》《強化骨格》《魔技》《光の刃》を使用。対象は範囲(選択)。五個もダイス使って、8以下が出ないわけが……。

ゲンナディ:出てない。

アクアパッツァ:シーン効果使用。振り直し! 2で成功。

GM:回避は……無理だろうから、パリー。……両方とも成功はした。

アクアパッツァ:範囲に36のRダメージ。

GM:……R?

アクアパッツァ:R。

ローラント:オストブルク公女よりもやることあるだろ、あいつ……。

GM:仕事考えた方がいいよ。

イェールゥサウル:急に欲しくなったな。

GM:トループの残りHPは共に4でございます。

ローラント:<重武器>で攻撃。2Dで判定……<騎乗>にしてランスチャージするべきか? いや、まあ、出るだろう。……クリティカル。

GM:回避! ……失敗。

ローラント:Iの26ダメージ。

イェールゥサウル:イェニチェリを動かそう。移動力は……13か。左翼に移動。《修羅》《裏霞》《無風剣》を組み合わせ、<軽武器>で判定……値は3。

GM:回避。4、惜しい。失敗。

イェールゥサウル:ダメージはSの28。

GM:それは落ちるね。

アクアパッツァ:次はテュクバの民の手番だね。

GM:前のめりに組んだからこいつら強いんだよな……。《剛力》《集中》《爆砕剣》《剣圧》を使用するのが通常コンボだね。

アクアパッツァ:じゃあ、マイナーで右翼に移動させて、この範囲を攻撃。目標値は?

GM:40人いるから34。ファンブルしない限り当たるよ。ダイスは三つだ。

アクアパッツァ:4で成功。

GM:双方パリーを宣言。両方……通常成功。

アクアパッツァ:ダメージダイスは1Dで7。

GM:ダメージはSの22です。はい、入れました。

アクアパッツァ:もう一体も同じで。命中は……5で成功。

GM:パリーするよ! 両方通常成功。

アクアパッツァ:ダメージダイスは9!

GM:Sの24で……。ふーっ……。

アクアパッツァ:生きてる?

GM:生きてますよ、生きてます。《指揮》下の人はみんな終わったかな? じゃあ、マーテルのユニットが動くよー。ここまでトループがボロボロなら、バフってる場合じゃないな……。左翼エンゲージを対象にとります。魔法攻撃です。《魔力収束》《魔力増強》《魔力操作》《烈風》《運命の少女》を使って、判定……普通命中。

ローラント:《八面六臂》《ファミリアガード》《魔への嗅覚》……あ、クリティカル。

ゲンナディ:弾かれました。

アクアパッツァ:弾かれました。

GM:だろうね……。

ローラント:「どうした、その程度か? 流石に人間相手だと切れ味も鈍るのか?」

GM:「黙れ! 人の心を捨てた殺戮者め!」

イェールゥサウル:亡霊騎士は基本的に殺戮者だしな……。

GM:「本物のローラント・ルートヴィングはそのような真似はしなかった!」

ローラント:「……そうだろうな」

GM:かっこいい。じゃ、次の行動いきまーす。対象は左翼エンゲージ。《ファミリアアタック》《ファミリアショット》《ファミリアウェイブ》《謎掛け》《夜の風》《神の恩恵》《害悪特性:憎悪》を使用します。判定ダイスは3つ……2でクリティカル。白兵攻撃となります。

ローラント:《ファミリアガード》《八面六臂》《風読みの一手》……クリティカル。

GM:……対象の判定をファンブルさせる特技が必要だったのか。そうか。次はAP:4のイェールゥサウルのメインフェイズです。

イェールゥサウル:では、右翼に移動して《暴風演舞》《断罪の牙》を使用、ダイス4つ振って……失敗。すまない。

GM:トループの行動になります。後方のアダマストループは待機を宣言。前方のアルドールトループは二つともイェールゥサウルを対象に攻撃。《集中》《爆砕剣》《剣圧》使用……4で成功。

アクアパッツァ:テュクバトループはパリーするといくつ振れるの?

GM:パリーは三つで、防御修正と装甲値合わせて10点。回避は一つで装甲値で7点とまります。

アクアパッツァ:じゃあ、パリーかな。……成功。

ゲンナディ:こちらでも1トループ分、振ることにしよう。……お、クリティカルしてしまった。

イェールゥサウル:パリーするぞ。3で成功。

GM:ダメージダイスは2。17点。

アクアパッツァ:ってことは、こっちのトループは7点通った。

イェールゥサウル:私は4点通ったな。

GM:二つ目のトループの判定。組み合わせはさっきと一緒。……3で成功! クリティカル!

イェールゥサウル:パリー……何とか成功。

アクアパッツァ:パリーで……2。惜しい……。

ゲンナディ:パリー……うん、成功はする。

GM:ダメージダイスは12で、値は27!

ゲンナディ:トループ2号は17人減りました。

アクアパッツァ:こっちは合計で24人か……。結構きついわね。

イェールゥサウル:現状13点。

GM:クリンナップフェイズに入ります。特技の使用はないですね? ……シーンプレイヤーに[鎖]を配ります。


対決シーン2:
シーンカード:ウェントスの正位置/解放
シーンプレイヤー:アクアパッツァ

GM:では第二ラウンドに入ります。

ローラント:そうそう、皆さんにいうことを忘れていました。私がR代償を払えるときは《恩讐を越えて》という特技が使えます。ダイス目を-3する特技なので、必要なときは言ってくださいね。シーン1回です。

一同:了解。

GM:セットアップフェイズに入ります。まず、最後部と両翼の間5メートルにトループが2体ずつ増えます。テュクバ民のトループが寝返った為、増援が増えました。

ゲンナディ:《帝王学》を宣言。対象は味方全員。

GM:こちらも《帝王学》を宣言。対象はテュクバトループを除く味方全員。

イェールゥサウル:《突撃陣形》を宣言。


GM:イニシアチブフェイズに入ります。AP:17の弓使いの攻撃。対象は……アクアパッツァで。組み合わせは先ほどと同じ。

アクアパッツァ:《王者の風》を使用。<交渉>判定……クリティカル成功!

GM:<自我>で対抗……失敗。

ローラント/弓部隊:「た、隊長! で、出来ません! あっ、あれは、アクアパッツァ公女殿下なのですぞっ! 打てません!」

GM:「打て! 打てーっ!」くそっ、くそっ……! ……次はゲンナディ。

ゲンナディ:《指揮》《名将》《王者の相》《喜びの歌》宣言。HPが5点も減るな。……失敗したら気まずいな……出た! 成功!

GM:これは《夢か現か》を宣言。振り直してください。

ゲンナディ:……よし、成功。

GM:∵真名∵切るか……? いや、切らない。

ゲンナディ:《指揮》下に入っている人間は、戦闘中、ダイスボーナス1、加えて、このラウンド中、メジャーとリアクションにダイスボーナス1。戦太鼓をかきならして、オーク達のテンションは最高潮だ!

ローラント:オーク、あんまりいないけどな。

ゲンナディ:まあ、みんな行動するといい。

アクアパッツァ:じゃあ、移動して……先ほどと同じ組み合わせ。ダイスが増えて……危な、3で成功。

GM:パリー! 成功。両方とも!

アクアパッツァ:ダメージダイス低い! Rの23!

GM:ダメージ入れたよ。

ローラント:《風読みの一手》《突撃》……クリティカルは2じゃないと出な……クリティカル。

GM:……死んだな。ローラント、最低ダメージは?

ローラント:Iの20。

GM:回避回避! ……失敗。

ローラント:45のI。

GM:「う、裏切り者め……ッ!」

ローラント:「……裏切ったのはお前達の方だ。十年間、お前達は何をしていたのだ!」

GM:「に、逃げろーっ!」

アクアパッツァ:トループ一号、その場で範囲攻撃……1、クリティカル!

ゲンナディ:王者の風が吹いてんなー。

アクアパッツァ:吹いておりますぞ!

GM:パリーパリー! はい、両方普通成功。

アクアパッツァ:ダメージダイス13です。

GM:とすると……両方落ちる! ……というのは流石にダメだ! ∵再生∵に∵拡大∵宣言! その2トループを復活させる!

ゲンナディ:うーむ、∵天真∵を切るべきか……切らぬべきか……。

アクアパッツァ:通しちゃってもいいかと。

ゲンナディ:そうだな。では、通しで。

GM:では、2体のトループが復活しました。束縛を起こしてください。

ゲンナディ:1D10減るー。

ローラント:ローラント、そろそろやばいか?

アクアパッツァ:こっちも1D10減るー。

イェールゥサウル:2点回復だな。

アクアパッツァ:もう一体のトループが動きます。

GM:クリティカルはやめてくれよ? 一発は耐えてくれないと困る。

アクアパッツァ:さすがにそれはしない。6で成功。

GM:回避といいたくなるがパリー。……両方ともクリティカル無しの通常成功。

アクアパッツァ:ダメージダイスは14だよ。

GM:とすると……19点ずつ減りました。でかいなー。

ゲンナディ:次はイェニチェリかな。

イェールゥサウル:そうだな。《修羅》《裏霞》使用……2でクリティカル。

GM:回避を試みる。……無理。

イェールゥサウル:ダメージダイスは4Dで……Sの36、装甲値無視。

GM:とんだ。……次はこっちだな。マーテルは待機。次のセットアップを待つ。次はエルスの手番だ。組み合わせはさっきと同じ白兵攻撃だ。対象は……左翼エンゲージ。判定は……1、クリティカル。

ローラント:リアクションします。《八面六臂》《風読みの一手》宣言。……2、クリティカル。

GM:ダイス6個も振られたらなァ……ゲンナディ強すぎるだろ。

ローラント:だが、こちらも代償で結構ダメージがきてるからな……。

GM:むむ……。次はイェールゥサウルの手番だよ。

イェールゥサウル:マイナーアクションで免罪符を使用。メジャーでは《暴風演舞》《断罪の牙》で攻撃。対象は右翼トループ2体。今度は成功してもらいたいものだが……8で成功。

GM:8……なら回避できるか?

ローラント:二人の内、一人はできるだろうね。いいんじゃないかな。

GM:……パリー。

ローラント:おや?

GM:いや、パリーしても仕方ない! 回避! ……が、駄目!

イェールゥサウル:ダメージダイスは3D……29に……38のS。

GM:無理、両方落ちる。

ゲンナディ:異様なダメージダイス。

ローラント:これで前に出れるのか……? いや、トループが移動してくるか。

GM:さて、アルドールトループをどう動かすか……。

ローラント:「ブレダの騎士ならば、強きものに立ち向かいに来るはずだろう!」

GM:ならば、今、部隊を二つ壊滅させたオークの元に行って……落ち着いて二つに分けるわ。まずは右翼から、対象は範囲。値は3でクリティカル。

ゲンナディ:それは避け辛いな。

アクアパッツァ:それならパリーかしら。

イェールゥサウル:いや、それなら……∵呪縛∵宣言! 対象は<重武器>!

GM:<重武器>が使用できないんなら、両方とも攻撃が出来ない。手番を終了してクリンナップフェイズに入ります。


対決シーン3:
シーンカード:コロナの正位置/支配
シーンプレイヤー:ローラント

GM:ではセットアップフェイズに入ります。2ラウンド経過したので、戦闘を離脱して退却することが出来ます。最初にトループが左翼と右翼に2体ずつ増えて……こちらは《帝王学》を宣言。

ゲンナディ:こちらも《帝王学》。

イェールゥサウル:《突撃陣形》を宣言。

アクアパッツァ:《最終形態》宣言。

GM:弓部隊は誰を……そうだよ、お前だよ、ゲンナディ! 組み合わせはさっきまでと同じ。3でクリティカル!

ゲンナディ:射撃には回避しかできないな。11……シーン効果で振り尚して……9で失敗。

GM:ダメージロールは……。36のI。

ゲンナディ:それは落ちるな。昏倒する。

GM:次のイニシアチブはAP:11のマーテルだよ。

イェールゥサウル:それは∵模造∵で∵再生∵だな。「耐えろ、ゲンナディ殿! まだ倒れる時ではなかろう!」

ゲンナディ:崩れかけた膝をぐっと堪えて「敵の族長にそう言われては、な」

GM:では束縛がおきます。

アクアパッツァ:ウェントスがあるから、【希望】判定……成功! DPが6点回復したわ。

GM:イェールゥサウルにはレクスの正位置を[鎖]で渡すよ。

ゲンナディ:移動して、《指揮》《名将》《王者の相》……11で失敗。

GM:シーン効果は?

ゲンナディ:さっきの回避で使ったからな。仕方あるまい、∵紋章∵を逆位置で宣言!

GM:では、AP:11のマーテルが《輝ける祈り》《聖歌》《神聖学》使用。……成功。

アクアパッツァ:《怪力》《強化骨格》《光の刃》《魔技》……2で成功。対象はエンゲージしているトループ。

GM:パリーは普通に成功。

アクアパッツァ:ダメージは……Rの52。

GM:落ちた。

アクアパッツァ:∵戦鬼∵宣言。移動して……

GM:それは流石に∵天真∵!

ゲンナディ:∵天真∵を宣言。「彼女の攻撃を邪魔させはせん!」

GM:それは……通すしかないかな。

アクアパッツァ:じゃあ、いきまーす。移動して、《強化骨格》《光の刃》《魔技》……失敗。シーン効果使用! ……あら、クリティカル!

GM:うーん、仕方ない。∵真名∵! ファンブルにする!

アクアパッツァ:仕方ないね。代償を払って……もう一度! 7で成功!

GM:じゃあ、回避を……。

ゲンナディ:∵模造∵で∵呪縛∵を宣言。<回避>を指定する。

GM:じゃあ、アダマストループと?トループがそれぞれカバーリング宣言。パリーして……普通成功。

アクアパッツァ:ダメージは53のR。

GM:この2体は落ちた。こっちは……そっちも落ちてる。

アクアパッツァ:代償を払って……あーっ、大きい! あと一回が限度、かな! 代償を払って……と、さっきと同じ組み合わせで……2で成功! クリティカルはしない。

GM:<回避>……は出来ないから、パリー。弓部隊は<運動>で回避が出来るのでそれを使います。《幻惑》《霧散》を使用……2以下でクリティカル……1! クリティカル!

ゲンナディ:ここでそれが出るか……。

ローラント:《帝王学》を使っているコロナは誰かな? わかるよね?

GM:うん、それはこいつ……弓部隊だね。エルスが生体武器の<格闘>でパリー。成功。マーテルは《運命の少女》《加護》の効果で<自我>回避……失敗。

アクアパッツァ:50のR。

GM:50……後もう少し残ってる。

アクアパッツァ:代償……HP:-8、もう打ち止め!

ローラント:それは仕方ないな。次のイニシアチブは?

GM:ローラントだね。

ローラント:オーケィ……。前に出るべきか? そうすると範囲パリーが出来なくなるのが痛いが……。

イェールゥサウル:だが、アクアパッツァを放っておいては止めを刺されかねまい。

ローラント:それはそうだが……。

アクアパッツァ:いや、∵魔器∵があるから大丈夫。

GM:そうか! ∵不可知∵を宣言。エルスがアクアパッツァを殺しにかかる。

アクアパッツァ:それには∵魔器∵! 触覚が辛うじてそれを守るけど、もう使えない!

ローラント:∵心友∵を宣言。ファミリア……クレアータホースが動く。対象はマーテル。対抗奇跡は?

GM:……ない。∵不可知∵逆位置に取っておくべきだったか……。

ローラント:ダメージは33のC。

GM:対象はマーテルだったよね? ……落ちた!

ローラント:「いけっ、オルラント!」と叫ぶと騎馬がマーテルを踏みつぶす。その流れで弓部隊に攻撃する! 《風読みの一手》《突撃》……成立はしたがクリティカルはない。7が出目。

GM:《幻惑》《霧散》で<運動>回避! ……クリティカル!

ローラント:……《勝利の印》を宣言。対決に勝利する。代償はDP-3D10……あかん。

ゲンナディ:目が高いな……。

ローラント:……ダメージダイスはIの51。

GM:それだと……微妙に残ってる! 次のイニシアチブはAP:8のエルス。攻撃をする! 対象はローラント。アクアに止めを刺す余裕はない! 《ファミリアアタック》《ファミリアショット》《ファミリアウェイブ》《謎掛け》《夜の風》《神の恩恵》《害悪特性:憎悪》を使用! クリティカル値も相当上がってるから、クリティカルはするはず! ……あれ? ……。失敗。

イェールゥサウル:アーグリフの加護がついているな。

GM:……《現か夢か》使用! 振り直す! ……6で通常成功。

ローラント:……少し考えさせてくれ。

GM:《害悪特性:憎悪》を組み合わせているので、ダメージが通ると、こちらで対象を任意に指定できる憎悪が入ります。

ローラント:……《大逆転》を組み合わせ、パリー。成功だからクリティカル!

GM:ここでもう一度確認するけど、これはいつ撤退しても良い戦いです。メインフェイズで離脱さえ宣言すれば、この戦闘自体から離脱できます。

ローラント:……あー、∵神移∵忘れてた。

GM:あー……。あ、はい、代償の鎖。

ローラント:あぁぁぅぅぅぅうううう……。

ゲンナディ:ここで逆位置、か。

GM:次はイェールゥサウルのメインフェイズです。

イェールゥサウル:攻撃する。

GM:そろそろ離脱を考えた方がいいよ。

ローラント:イェールゥサウル様は離脱しても良いのでは?

イェールゥサウル:……ここは私の領土だ。

ローラント:ここはもう持たないでしょう。我々は今、住民を逃がすためにここにいるのですよ!

イェールゥサウル:わかっておる! ならば、その時をのばすまで! 《暴風演舞》《断罪の牙》《猟犬の目》を使用。判定は……失敗。シーン効果使用! 振り直して……クリティカル! 対象はエンゲージしているトループだ。

GM:<回避>は出来ないから……パリー! 普通成功。

イェールゥサウル:ダメージはSの38、装甲値無視。

アクアパッツァ:では、トループ一号が攻撃。

ローラント:……これは、テュクバの住民が熱い展開だな。一号が目の前のトループを倒して、二号が前に進めば、かなり戦線を支えられる。だが、彼らは散るだろう。

アクアパッツァ:……達成値は5。

GM:パリーして……成功。

アクアパッツァ:ダメージダイスは14。

GM:14+……死んだ。

ローラント:公女殿下、どうしますか?

ゲンナディ:どうしますか?

ローラント:前に進めば、彼らは死ぬ。だが、戦況はよくなる。彼らは撤退しても良いはず。

GM:どうしますか?

ローラント:右翼は諦めても仕方ない。行っても行かなくてもいい。

アクアパッツァ:トループ二号は人数があれだけ残ってるから……。

ローラント:……これは、アクアパッツァの王としての資質が試されているな。両方とも正解だ。さあ、どちらを選ぶ?

アクアパッツァ:「……やるべきことを、やりなさい」前に行く!

ローラント:「彼らは戦に行くことを選んだ戦士だからな……」

GM:∵紋章∵を宣言!「いつまで、そんな所でモタモタしているんだ! お前等の敵は我々ではなかろう! 今、お前等の隣にいるそのバケモノではないか! 今、首を掻かずしていつ掻くのだ! そこにいるのは、裏切り者とバケモノ共に過ぎぬのだぞ!」

アクアパッツァ:∵紋章∵! その言葉に即座に反応して、うつ伏せのまま、顔だけを上げ、叫ぶ!「共に戦っているものが誰かなど、何の関係がございましょう! あなたが今立っているこの場所はあなた方の大地でしょう! ならば、それを守らずして、なにが人間ですか!」

GM:束縛が発生! こちらの奇跡は打ち止めだ!

アクアパッツァ:さあ、前に進み、攻撃なさい! 2でクリティカル!

GM:振り直し……は残ってない。パリー! 普通成功。

アクアパッツァ:ダメージダイスは13!

GM:25点ずつ通って……と。よし、次はこちらのトループだ。エルストループが攻撃して……4で成功。

ゲンナディ:二号がパリー……クリティカル!

GM:二体目の攻撃……成功。

ゲンナディ:パリー……クリティカル!

ローラント:……私がすべきことはもう無いようだな。

GM:これ、王の判断は正しかったんじゃね。

ローラント:完璧だ!

ゲンナディ:次はイェニチェリだな! 頑張れ!

イェールゥサウル:《修羅》《裏霞》《無風剣》を使用、対象は弓部隊。判定は……1! クリティカル!

GM:パリーでクリティカルに夢を繋ぐか。

イェールゥサウル:リアクションのクリティカル値が下がっているから注意してくれ。

ローラント:完璧だ。

GM:判定……クリティカルはしない。HP:5だから、落ちたな。

イェールゥサウル:Sの27。

GM:落ちた!

ゲンナディ:後は全員に《指揮》を打って、帰るだけか。

GM:ではクリンナップフェイズを終了して……次のラウンドです。


対決シーン4:
シーンカード:エフェクトゥスの正位置/新しい始まり
シーンプレイヤー:イェールゥサウル

GM:4ラウンド目に入りました。

ローラント:……5ラウンド目の途中で死んだら駄目なんですよね?

GM:駄目だね。

ローラント:セットアップフェイズです。

ゲンナディ:《帝王学》……するか。した!

イェールゥサウル:このラウンドは全員で撤退かな?

ローラント:それで良いと思いますよ。……ローラント以外は。

ゲンナディ:良くはないんじゃないかな。

アクアパッツァ:ちなみに私、昏倒しております。だから、助けてもらわないと……。

ローラント:GM、マイナーアクションで抱えあげられる?

GM:認めましょう。

ローラント:マイナーで抱えあげて、死ぬ瞬間に∵神移∵使っても良いんだよな……。いや、全員退却で良いと思いますよ。俺はもう少し考える。

ゲンナディ:……ここは撤退か。……撤退だな。《指揮》を飛ばしている場合……ん? 待てよ? ドーベンが全力移動すれば60m位走れるな。……。また引き上手になってしまうが! 60m位後方へ走っていく中、《指揮》……《名将》はいらないな?

ローラント:ちょっと欲しい。

ゲンナディ:仕方ねぇなァ……《指揮》《名将》で……クリティカル! 特に意味がある訳ではないが。

ローラント:もう私の番か。マイナーでアクアパッツァを抱え上げる。離脱は奇跡を使うんだから、メジャーで攻撃しても良いだろう。エルスを攻撃する。《突撃》……クリティカル!

GM:対象はエルスか。回避を……いや、《現か夢か》宣言! 振り直して下さい。

ローラント:それだとクリティカルは……しない。4で成功。

GM:回避をする。……駄目。

ローラント:一撃では死なないだろうが……Iの38。

GM:うん、それは残る。

ローラント:「そろそろ、故郷に帰りたくなってきたんじゃないか?」

GM:「確かに見事な戦い振りだ。だが! これ以上、ローラント卿を愚弄するのは止めてもらおう!」

イェールゥサウル:次は私の手番だな。「くっ、引き際か……!」イェニチェリと一緒に退場する。「ルッツ! 引き際だ!」

GM:テュクバ民のトループは一緒に帰るでいいかな?

アクアパッツァ:勿論。

ゲンナディ:よく生きて帰ったな……。

ローラント:……ゲンナディ、<交渉>してくれるか?

ゲンナディ:《王者の相》《無垢》《戦術》使用。クリティカル値は5だ!

アクアパッツァ:凄い!

ゲンナディ:6! クリティカルはしない。「退けぇッ! ローラント! 貴殿ほどの男を失うのは惜しい!」イェールゥサウルが。

ローラント:……帰るか。「また……護れない、か……」∵神移∵を使用……。

GM:束縛が発生して、と。戦闘終了です。



終局ステージ
終局シーン:
シーンカード:オービスの正位置/停止
シーンプレイヤー:

GM:では聖痕の解放が行われます。まず束縛が起こります。

ローラント:1点回復した!

アクアパッツァ:1点回復、だけどもう安全圏。

ゲンナディ:1点回復してマイナス14点か。

イェールゥサウル:1点回復。

GM:では、DPの回復が行われます。6点回復して下さい。

ローラント:あと、36点か……。

アクアパッツァ:私は一個振りで十分なんで、お先に。……全快。

ゲンナディ:8点、か。……3個振れば確実だが……2個で!

イェールゥサウル:あと2点……えーい、1個だ! ……よし、帰ってこれた。

ゲンナディ:……はい、2個で済みました。

ローラント:うーん、10個振っておくか。

ゲンナディ:期待値だと4個で何とかなる数字なんだがなあ……。

ローラント:……あー、余裕でした。はい。



GM:では、エンディングに入ります。あなた方の撤退が済み、暫くすると「門が開いたぞ!」という声が聞こえてきます。それが見える丘にあなた方はいます。城内から大地が轟かんばかりの歓声があがっています。あなた方の……周りの兵はほとんど減っていないね。

ローラント:実は戦場に出た方が生き残れたんじゃないか。

アクアパッツァ:バカなっ……。

GM:確かに多少、数は減ったものの、多くは無事で、撤退は確かに成功したと考えて良いでしょうね。

ローラント:街の様子はどうかな? 火がついているかどうかは非常に重要だ。

GM:アクアパッツァの故郷に初めて火がつきます。空が赤く燃えています。

ローラント:火をつけちゃうか。

GM:つけますね。穢れは祓わねばならない、という感じで。

ローラント:……護れなかった、な……。「火は、つく、か……」小声で。

ゲンナディ:こちらは街の方を見ながら「再編成にかかる時間は……」と話していよう。

ローラント:ああ、アクアパッツァを回復しよう。

GM:みんなでやるのなら、問題なく起こせますよ。

アクアパッツァ:よかった、助かる。じゃあ、目を覚ます。

ローラント:「見なくてもいいんですよ」

アクアパッツァ:「いえ、現実を受け止めるべきでしょう」

ローラント:……受け止めたくない。

イェールゥサウル:「しかし、まあ、ここは民が残ったということで良しとする他なかろう」

ローラント:「そうですね」……嘆息して「いやはや、また負けてしまった」

イェールゥサウル:「悪いことばかりではない。今回のことで、人間もまた、我らが民の一員としてふさわしいことがわかった。我らと肩を並べ、共に街を守る為に戦ったからな。それは大きな収穫だ」

ローラント:強かった。

ゲンナディ:鬼のように強かったな。

ローラント:イェニチェリは100人位に増やしてもいいんじゃないでしょうかね。

ゲンナディ:ここもヒトを雇うのを考えるわ。

GM/リュドミール:「そうだな。ヒトも良いかもしれんな」これは言っていいと思う。

アクアパッツァ:「これでいよいよ、オークも人間も、大差ない気がしたけどね……」

ローラント:「人を支配するものが人であってほしいという気持ちは、理解ができないでもないが……人間同士でも、ああいうことはあるし、ね」

アクアパッツァ:「変わらないのであれば、共に生きるのが一番楽なのかもしれませんね……」

GM/リュドミール:「さて、ゲンナディ、我らはどう帰ろうかな」

ゲンナディ:戦闘移動5倍にかけるしかありませんな。

ローラント:「なに、戦働きをしたばかりですから、リュドミール様にゲンナディ様を本拠までお連れしてもいいですよ?」

イェールゥサウル:「それならば、寧ろ……」そこでルスランの軍と合流してもよろしいか?

GM/ルスラン:「申し訳ございません、間に合うことができず!」

イェールゥサウル:「いや、仕方なかった」

GM/ルスラン:街を見て「一手遅れましたか」

イェールゥサウル:「向こうの方が一枚上手だったな」

ゲンナディ:「持たせられなんだ、我々の責もある」

ローラント:「……私があそこで踏みとどまっていれば」と青い事を。

イェールゥサウル:「我が氏族はまだそなたを失う訳にはいかぬ。まだ八回の勝利が残っているからな」

ローラント:「いえ、今のは一度に数えるべきではないでしょう。勝利ではない」

イェールゥサウル:「……」ルスランと落ち合えたので、どうやってガ・ゾゥム氏族を帰すかといった事を相談しよう。

アクアパッツァ:そこでアクアパッツァはだんまりを決め込んでいるわけですが……。

ローラント:「で? どうされるのですか。彼らの元に行っても、私は咎めませんが」

GM:では、それに合わせるように「我々はオストブルクを取り戻したのだーッ!」という歓声が聞こえてきます。

ローラント:「歓迎されると思いますよ?」

アクアパッツァ:立ち上がって「仮にそうであったとしても、刃を一度でも交えた以上、それに賭けるだけの意志があったということですから、このまま何事も無かったかのように戻るというのは、好みません。申し訳ありませんが、私はここで……失礼させていただきます」

ローラント:「どこへ行くか、は聞いてもよろしいですかな?」

アクアパッツァ:「どこへ行くか、は私が聞きたいですね」

ゲンナディ:つくづく、因果の強い生き方よな……。

アクアパッツァ:そうですね……。

GM:大ルスランがいるよ。こちらから声をかけることはないね。

アクアパッツァ:ルスランさんは……フェリックスはいるよね? フェリックスに……。

GM:いないよ。

アクアパッツァ:えっ。

GM:住民をまとめて移動させる所まではやった。門のあたりで先導していた男がいたという声もある。けど、その後は行方不明。

アクアパッツァ:じゃあ、ルスランの顔を頭に叩き込んで、次までに調査しておく。「では、またどこかでお会いできましたら」

ローラント:「ええ」

アクアパッツァ:「できれば戦場で、向かい合うことだけはしたくないですが」

イェールゥサウル:おや、向かい合いたいではなく。

GM:それはオーク的発想!

アクアパッツァ:「では、失礼します」

ゲンナディ:では、今は彼女を同様に見送ることとしよう。「……また、我らの地が騒がしくなるな」

イェールゥサウル:達者でな……。「まずは、民衆をグリープゴルカに移住させねば……。そうそう、戦が始まる前に話していた件であるが」かくかくしかじか。

ゲンナディ:「なんと許せぬ……」な感じになるのだろうか。

ローラント:「まあ、つまり、オークも人も同じですな。倒す相手も『手をとりあって』……」言いかけて、真面目な顔つきになる。「イェールゥサウル殿、」

イェールゥサウル:「なんだ」

ローラント:「一つ、約束をして欲しいのですが」

イェールゥサウル:「ゆうて見よ」

ローラント:「九度の勝利の一つには、テュクバも含まれますな?」

イェールゥサウル:「であるから先ほど、残りの勝利は八度と言ったのだ」

ローラント:「……ならば良いのです」

イェールゥサウル:それにしてもと、ルーシャの方を見る。「すまぬ。そなたがもたらした土地を守りきれなかった」

ローラント:「私も護れなかった。済まない」

GM/ルスラン:「そんな事もあるものです。戦に勝敗はつきものですから」

イェールゥサウル:「その通りではあるが……」

GM/ルスラン:「悔しいですが、今は人間共に貸してやりましょう」

ゲンナディ:「一つの敗北は二つの勝利で返すのが流儀と言うもの」

イェールゥサウル:「確かに、それが流儀だ」武器のバルディッシュを抜き、丘の見晴らしが良いところにつきたてる。「次に来るときはこれを取り返す時だ」丘を後にする。

ゲンナディ:では、その歩みと共にオークと人間の集団が行軍していく姿を見せてシーンを切ればいいんじゃないかな。ローラントはオークと人間に囲まれて、肩を叩かれていそうだな。

アクアパッツァ:じゃあ、その様子を見たいから、《密偵》を飛ばす。フェリックスがいないから、自分でって事になるけど……失敗。潔く立ち去っていたみたい。

GM:では、そこで今日のセッションを終わります。お疲れさまでした。

一同:お疲れさまでした!
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